
スイスの山岳地帯が源流となるライン河はスイスからオーストリアやリヒテンシュタインをまたがり
ながらスイスとドイツの国境を渡り、ドイツの「黒い森」シュバルツバルトを通り、北上してオランダへ流れ
北の北海にまで流れて行く。「父なる河、ファーターライン」とも呼ばれ、ヨーロッパ南東の黒海に流れる
「母なる河、ムッタードナウ」ことドナウ河と対になぞられて呼ばれています。
全長およそ1320キロのこの河は昔から食料や資材を運ぶ重要な生命線として、
又他国へ侵略する際の侵入ルートとして人々に使用されてきました。
ライン下りで特に古城が見られるのはマインツ〜ケルンの間である。
立地的にもそのあたりは航路も狭まり、河を渡航する商人たちから通行税を徴収するのが適しているため
監視のために城を多く建てたのだともいわれる。(当時、盗賊などの追い剥ぎもあった時代なので、
安全確保の保証料としての名目があったらしい)
わずかな距離で何回も通行税を支払わなければならなかったとは、さぞ中世の商人達はバカバカしく
思っていたことであろう。(日本の高速道路みたいだな)
またラインといえば、数々の伝説の場所としても有名である。
フランスの作家、ビクトル・ユゴーはラインに伝わる伝承を元に「ライン幻想紀行」を作り上げ、
はるか昔ラインに住んでいた妖精や神々、実在したドイツ皇帝たちを登場させた物語としている。
又、ドイツオペラを世界的に一躍有名にした、リヒャルト・ワグナーもラインの伝説をもとに
長編オペラ「ニーベルグの指輪」を完成させている。
数々の伝承や伝説が残るライン河の古城!ご覧ください。
ドイツ観光でライン河くだりといえば、一般にはマインツの街から北へ下ってケルンの街まで
のルートが観光化されてるが、ほとんどのツアーはこの区間内の内、もっとも古城がよく密集している
リューデスハイムの街からザンクトゴアハウゼンあたりを遊覧船で観光されると思う。
(日本人みんなどーと乗りこんで、どーと降りていったので、おそらくそうなのであろ〜)