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今井雅之パート6
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しこう - 2001年07月01日 08時37分23秒
 もういい加減、終わらせにかかる。

 * *つづき* * 

 Winds of God(神風)だ。今井雅之だ。

 わぁーと言いながら二人して出てきて、漫才を始める。お決まりの漫才の「出」だ。すんなりしたたかに客を惹き付けていく。

 彼らはプロである。この芝居始めてもう12年目くらいの筈である。場の空気を読むことにも長けてるし、間もまあまあつかんでいる。(偉そうに聞こえる?)

 でも空気って?間って?

 日本語で言う「間」と、こちらで言う「間」は全然違う。敢えて英語で訳すならむしろ「テンポ」じゃないかな。でも、日本の「間」ってのはテンポでもなければただの静けさや、演劇的な休止(ポーズ)でもない。そんな日本的な「間」を海外の舞台に持ち込もうとしてるんだから、完全に間をつかむことはできっこないのだ。語弊があるかな。多分できる。でも今はまだ駄目。若い世代が共通の「間」という感覚を共有するようになって初めて可能になるんじゃないかなぁと思う。そこまで待たなくても客を制限すれば可能なんだけどね。それじゃイマイチ意味ないやな。

 理論的に言って、日英両者が納得する間を保ち続けるというのは単調さを無視しない限り不可能なのだけど、そういう、空気の読みと間の置き方は、中々って感じでした。だけど「漫才」自体は本職の方がやっぱり面白い。それどころか、他の小劇場のお笑い系役者の方が面白いんじゃないかと思った。客が優しかったし、日本に飢えてたから(だって生関西弁すら珍しいみたいだったし)笑って貰ってたけど、「オモロない」と、はっきり言っときたいな。それなり面白いけどね。それなりだよ。

 役者は七人。漫才コンビ二人、鬼教官一人、ぺーぺー二人に先輩格一人。この内、前の三人は昔からの固定メンバーじゃないかな。演技も安定している。プロ的である。うんまい。おいしいと言い換えてもいい。その分、面白味にかける。後の三人は若くてぴちぴちしていた。オイラより若いくらい(普通そう?がーん)。

 その内一人、超心理オタクが印象に残ってる。掛け合いはまだまだな感じなのだけど、何て言うかな、死ぬ瞬間の顔がね、良かった。敢えて言うなら、何処か「リング」的な死顔。

 特攻する直前、スポットを顔に当てて、反射光半目潰し状態にするのだけど、その瞬間の顔が、ある意味、生き生きしてた。ぐわーっともがいてる感じ。勿論、照明のせいもあるんだけど、それを差し引いても良かった。印象に残った。ビデオで見たときは、まだ今井さん達が若いというのもあって、漫才コンビの二人の顔が印象的だったんだけど、今回は、こいつの顔の勝ち。というかこの死顔で採用されたんじゃなかろか。

 まだまだ下手なのに俺はできてるぞみたいな感じがあって、このまま行くとすぐに天井見そうだけど、期待したいなぁ。


(次回、堂々の完結!)

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今井雅之 完結編
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