A&Fメモリアル館

1973年11月吉祥寺に1件のジャズ喫茶が800枚の
レコードとマッキントシュのアンプ、トーレンスのプ
レーヤー、JBLとアルティックのスピーカーでオー
プンした。マスターの大西米寛は店をA&Fと名づけ
た。Aはアート、Fはフレンドという意味だ。この店
が東京で最後のお聴かせ専門のジャズ喫茶として
後に皆から愛される店になろうとこの時予想して
いたであろうか、、、ここは今はなきこの店を愛す
る人々がふと思い出した時に立ち寄って昔の思い
出に浸っていただければと思い立ち上げました。

このビルの2階
にA&Fはあった、
ちなみに大西さ
んの持ちビルら
しい。3階では現
在もあの水漏れ
事故で一躍有名
になった、パスタ
の店が営業中。
「女性アルバイト
募集中」の名物
看板も今はもう
見ることが出来
ない。たかがこ
んな看板にでさ
え伝説が残ると
は、まさに店の
個性の強さを感
じさせる。
1階のテナントの変化も
見逃せなかった。
この階段を昇る時が一番
ワクワクしました。

A&Fのあった住所

東京都武蔵野市吉祥寺
南町2-2-3
オリエンタルビル2階

そういえばこんな名前のビルだったんですね。

上は店内の壁に貼り出された「お話
お断り」の貼り紙、右は店の入口の
扉の横にあるもの。これらを見ても
この店の徹底したポリシーが感じ取
られる、ジャズ喫茶たるものやはり
このくらいの頑固さがなければいけ
ない!しかしだからと言って決して
お客に対して威張っていたわけでは
ない、いや逆にサービスなどは他の
喫茶店よりかなり良く良心的な経営を
していた。これらの貼り紙は本当に
じっくりとジャズを楽しめるための環境
を提供するための店側の配慮でも
あったのだろう。私などはこれを見る
たびに改めてジャズ喫茶に来たのだ
という実感が沸きワクワクしたものだ。
壁にはLPジャケットが飾ってあった。
新譜にはかなり力を入れて紹介して
いた、月の購入量も半端ではない。
1杯600円のコーヒーとジャズが
最高の時を醸し出した。
いつからか灰皿が代わり節煙に
協力をお願いするようになった
私にはとては良いことだった。

A&Fのリクエストカード

コーヒーが運ばれて来る時、会計伝票と一緒に配られたリクエス
トカード、結局私はこれを一度も使うことがなかった。

A&Fの会計伝票、なるべくおつりが出ないように払うのが通らしい。

 

パーテーションの上の造花も印象的。
右上は閉店を知らせる貼り紙。
何度も何度も読み返してしまった。
いつまでもあると思うな親と金とジャズ喫茶
こんな素晴らしいシステムで聴けるのが
当たり前だと思っていたあの頃。。。

A&Fのマッチ

オーディオシステム

アナログプレーヤー デンオン DP-3000
カートリッジ シュアー タイプ4
CD プレーヤー ソニー SCD-555ES
CD プレーヤー ソニー SCD-X89
プリメインアンプ サンスイ AU-α907XR
スピーカー ウエストレイクオーディオ BBSM-15
スピーカー JBL PRO4520

お客様へお詫び

誠に勝手な事で申し訳ございません。

H14年2月11日をもってA&F 30年の

幕を降ろさせて頂きます。

30年間皆様に守って頂いた事を心から感謝

しております。皆様お会い出来なくなる事

が一番心残りです。これからもJAZZ

愛し続けて下さい。

30年間本当に有難うございました。 大西米寛

店内に貼られたA&Fの閉店を知らせる案内全文。

(原文のまま)

大西さん30年間本当にお疲れさまでした、たとえ店はなくなっても
私たちの心の中でA&Fはいつまでもジャズを鳴らし続けるでしょう。
感謝を込めて!