
VAL's Favourite Books!
「読書家」として名高いヴァル。
ファンなら「どんな本を読んでいるのかしら?」と気になるはずですね。
そこで、過去のインタビューでヴァルが言及した本を ご紹介いたします。

キリスト最後の試み/ニコス・カザンザキス著:恒文社
「バットマン・フォーエヴァー」の宣伝でインタビューを受けたヴァルが「もしも今までに作られた映画の続編に出るとしたら?」と聞かれ、
スコセッシ監督が映画化したこの問題作の名前をあげました。「何の役で出演したいのですか?」と重ねて聞かれたヴァルは、
「勿論、キリストの役さ」と答えたとか。ということは読んでるよね、この本。
Nature 自然論/エマーソン著:
アメリカの思想家・詩人のエマーソンを愛読しているのですね。新居の机の上に置いてあるのをアメリカのファンは見逃しませんでしたよ。
Reflexions ou Sentences ラ・ロシュフコー 箴言集 /ラ・ロシュフコー著:岩波文庫
「セイント」撮影中に受けたアメリカ版・プレミア誌のインタビューの際、この中の一節を引用。
気になるその内容は 「恋をすると、人は最も信じているものまで しばしば疑う」(348)でした。
Common Sense コモン・センス /トーマス・ペイン著:岩波文庫
アメリカの独立戦争に影響を及ぼしたと言われている名著。
ヴァルは「セイント」撮影時、ロンドンのホテルにこの本の作者、トーマス・ペインの名を使って泊まっていたと、雑誌のインタビューで答えています。
Lightning Bird アフリカの白い呪術師 /ライアル・ワトソン著:河出文庫
ヴァルが愛してやまない地、アフリカを舞台にしたドキュメント。
16歳の時にアフリカに来て 白人でありながら呪術師の修行を受けた英国人エイドリアン・ボーシャの冒険談。
この本を下敷きに、ヴァルは「アフリカ・アンボトルド」というドキュメンタリーを制作・出演しました。
なお、この本にも登場し、ヴァルも部族の長に勧められたという「マルーラジュース」についての記述は
こちら!
The Killer Inside Me 内なる殺人者 /ジム・トンプソン著:河出文庫
ヴァルが映画化したがっていた作品。テキサスの田舎で「現実味のある異常者」が起こす事件を淡々と描いています。
The Last Lion : Biography of Winston Churchill, 1932-40 /William Manchester 著:
1992年の「E! Extreme Close-up」のインタビューを受けた時、以下の2冊とともにこの本の名前を挙げました。
「丁度読んだばかりだ」と言っています。
Ulysses ユリシーズ /ジェームス・ジョイス著:
「とても興味深い」と答えています。
Maharabata マハーラバータ
この本のタイトルをなかなか言えず苦労していました。
How it all Began(WIE ALLES ANFING)/Bommi Baumann著:Pulp Press
ヴァルがジュリアード学院に在籍していた頃、仲間と一緒に書いた戯曲の原作本の英訳版。西ドイツの都市ゲリラの内幕を描いています。
「ドアーズ」の時に、コンサート会場のシャワールームにガールフレンドと一緒に居たジムが
「まるでニュールンベルグのようだ」と言った後、ぼそぼそと呟くのがこの本のドイツ語原題でした。
TVニュース 七つの大罪 /ニール・ポストマン著:クレスト社
ある雑誌のインタビューで「ニール・ポストマンを読む数少ない俳優の一人、ヴァル・キルマーは〜」と紹介されていました。
マスコミがいかに「自分たちの都合の良いように報道しているか」について書かれています。
そういえばヴァルは「テレビは見ないけど、ビデオを見るときだけ使うよ。」とあるテレビ番組に出演した時に語っていました。
「ニュースは見ないの?」と聞かれ「ニュースは読むけどね。」と言っていました。もっぱら新聞党なんでしょうか。
ここからはヴァルが出演した映画の原作本またはノベライゼーションです。「原作」は映画の基になっている本、
そして「ノベライゼーション」は映画の脚本(これも変更になる場合がありますが)を基にして書かれた本です。
火星の人類学者−脳神経科医と七人の奇妙な患者/オリヴァ-・サックス著:ハヤカワ文庫
「あなたが見えなくても」の基になったお話です。実話だというから興味深いですね。この本を読んで、ヴァージルを演じたヴァルが
あれほど受動的な主人公だったのかが、よくわかりました。
この本については
こちらをご覧下さい!
Top Gun トップガン/マイク・コーガン著:角川文庫
言うまでも無く、ヴァルがブレークした作品。アメリカ海軍のパイロットの中のトップエリートたちの物語。ちょこっとヴァルの写真も入ってます。
Willow ウィロー/ウェイランド・ドル-著:ハヤカワ文庫
黒髪の勇者マッド・マーディガンが大活躍の冒険物語。冒頭にはカラー写真もあります!
Thunderheart サンダーハート /Lowell Charters著:Avon Books
ほぼ映画の内容に沿ったノベライゼーションです。映画より、レイの過去について詳しく書いてあります。
直接この映画とは関係ありませんが、関連書として「インディアン魂」(河出文庫 上下2巻)という小説もご紹介しておきましょう。
スー族最後のメディスンマン、レイム・ディアーが語る知恵と洞察の物語です。
HEAT ヒート /マイケル・マン著:集英社文庫
よく「映画と原作がまったく違う」ということがありますが、この本に関してはそういうことは当てはまりません。
この本を忠実に映画化している、というよりも本がしっかりしていたから、変える必要がなかったのだろうと思わせてくれます。
The Island of Doctor Moreau ドクターモローの島 /H.G.ウェルズ著:岩波文庫
「D.N.A.」の原作。他にも9編が納められています。今から約100年ほど前に書かれたこの小説ですが
遺伝子操作による人間のクローン化が現実のものとなった今、この小説の先見性に驚かされます。
The GHOST AND The DARKNESS ゴースト&ダークネス/デューイ・グラム著:徳間文庫
信じられないような実話をベースにしたノベライゼーション。このお話も上の「ドクターモロー〜」と同じ頃が舞台なんですね。
SAINT セイント/B.ベアラー著:徳間文庫
映画と少し内容が違うノベライゼーションですね。冒頭に映画の一部がカラー写真で紹介されています。うれし〜!
RED PLANET レッド プラネット/ピーター・テラップ著:新潮文庫
映画よりも具体的な説明があり、「ああ、なるほどねえ」と内容を把握できます。特に最初の方にヴァル演じるギャラガーについて
「とても40歳に見えないため、ガールフレンドたちからは、その少年のような魅力にだまされたと一度ならず非難されたものだ」という記述があります。
それってヴァル本人にも言えるんじゃないかな。ね、ヴァルのガールフレンドたち?