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毘沙門天 毘沙門天最新作

毘沙門天(仏像霊験記)

毘沙門天 瑞雲作

瑞雲作 毘沙門天像

毘沙門天霊験記1

二人の修行僧が但馬の国の山寺に泊まり、鬼に襲われたが、若い僧は法華経受持の功徳により、毘沙門さまに助けられた話。
   
今は昔、二人の修行僧が但馬の国の山寺に泊まったが、この山寺は廃寺で牛の頭をした鬼が住み着いていた。さて、真夜中になってひどい臭いのする何ものかが寝間に行って来て老いた僧を食ってしまった。若い僧は、恐れのあまり寺の本堂の仏像の中に隠れて一心に法華経を念じていた。 
 その時、何かかばったり倒れる音がしたが、夜が明けてみると、牛の頭をした鬼が三つに斬り殺されていた。その前に赤い血の付いた鉾を持っておられる毘沙門様が立っておられた。
 その後、多くの人々がこれを聞いて毘沙門さまに感激し、やがて国守の知るところとなり、この毘沙門天像を京にお迎えし供養し敬ったと伝えている。
(今昔物語巻17の42)

毘沙門天霊験記2

鞍馬寺で修行していた僧が毘沙門さまに祈願して羅刹鬼女の難を逃れた話。
  
今は昔、鞍馬寺で一人の僧が籠もって修行していた。ある夜、女に変身した羅刹鬼女が現れ僧を食おうと襲ったが、僧はこの寺の本尊、毘沙門さまを念じ奉り「どうぞお助けください」と祈ると、朽ち木がにわかに倒れ鬼女を押しつぶしてしまった。
 これを聞いた人々は、悪鬼降伏の霊験あらたかな毘沙門天をいっそう崇拝したと伝えている。
(今昔物語巻17の43)

毘沙門天霊験記3

鞍馬寺の毘沙門天が貧しい雲林院(うりんいん)の住僧に感応し、女人に化身して僧と契り黄金を生んで僧に福を施した話。
 
今は昔、貧しい雲林院(うりんいん)の住僧は鞍馬寺の毘沙門様に長年参詣していた。ある年の九月、参詣の帰路、年の頃16,7のかわいい童と道連れになり、そのまま一緒に住んだ。実は、この童は女人であったので、僧も凡夫の悲しさ、むつみあう仲となり、妊娠させてしまった。
 童は子を産むとどこへともなく消えてしまったが、生んだ赤子は黄金のかたまりであったので、僧は裕福になった。42,43など毘沙門天の悪鬼降伏の霊験もさることながら、金銭財福の霊験のあらたかなことはこの通りである、と伝えている。
(今昔物語巻17の44)
 
一口知識
阿弥陀如来
西方極楽浄土の主である阿弥陀如来さまは、アミタ(無量)アミターユス(無量寿如来)、アミターバ(無量光如来)と訳し、阿弥陀とは「計り知れない」という意味で極楽浄土に導いてくださる仏様。
弥勒菩薩
釈迦が入滅後56億7千万年経って、この弥勒菩薩様がこの世に下生(生まれる)されますが、現在、須弥山(しゅみせん)の頂上にある兜率天で修行中であり、天人に説法していらっしゃいます。
癒しの仏像かわいい仏様 こちらの作品群はお仏壇はもちろん、気軽にリビングルームや寝室に置いて、鑑賞と癒し、信仰が出来ますよう現代風にアレンジした瑞雲作オリジナルかわいい微笑仏集です。また、美術コレクションとしても注目度が高い創作芸術で、思わず微笑がこぼれるような愛らしさがあるお顔に自然と心が和み、殺伐とした現代にふさわしい癒し効果抜群の作品です。



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