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『謝辞』

「コーチをさせてくれてありがとう。」
そう思ったから、この手紙を書こうと思いました。

早稲田リーグは結局、何位になるんだろう。なったんだろう。
今この手紙を書いている時点では、1位から、5位の可能性があります。
混戦の早稲田リーグ。

理工戦から始まりました。
急なスタメンの欠場、ファールトラブル。
コーチに冷や汗をかかせるには十分すぎる内容。
頭も回らなかったし、タイムアウトをとっても何を言っていいのかわからなかった。
「自分だったらなんて言って欲しかったんだろう。
少なくとも、こんなコーチは信用できないだろうな。」
そんなことを試合後に考えて凹んでました。

* * * * *

僕はコーチなんて、生まれてこのかた経験したことがありません。
それどころか、試合中にゲームの流れとか考えてこともあまりなかったくらい。
「一生懸命頑張る」ことしかしらないプレイヤーでした。

「そう、僕が信じているのは精神論なんです。」

サークルレベルだったら、どんなチームだって気持ち次第。
本気でそう思ってるんです。

* * * * *

コーチ生活は約1ヶ月。
たったの1ヶ月。女子コーチを1年契約で遂行している龍彦なんかと比べたら、
「生活」なんて言葉は使えないな。

練習4回。
合宿2日。
試合5ゲーム。

僕が見ることになったのは、そんなもんです。
しかしながら、そんなもんのために一生懸命になりました。
現役にとっちゃ、そんなもんじゃないからね。
そして、僕にとってもそんなもんじゃ済みませんでした。

* * * * *

翌日、チームは優勝候補のJAWS戦を接戦で見事ものにしました。
チームの全員が活躍した、最高のゲームでした。
身体能力では全く及ばないであろう相手を下しました。
それもスタメン2人を欠いて。。。

灼熱の体育館の中、みんなが歯を食いしばっていました。

その後の交流戦で、僕もバスケットをしたわけですが、
すぐに呼吸困難になり、開始5分で意識が飛びそうになりました。
竹山が言いました。
「後半は歯を食いしばろう。」
僕は、
「こいつらは(現役は)ほんとにがんばったんだな」
そう思いました。

「がんばる」ってことは人それぞれだけど、
まさに、手、足、体全部と気持ちを使って「がんばる」ってこと、

普通の学生生活じゃ、あんまり体験できない気がします。

とにかく、JAWS戦は興奮しました。
コーチしてよかったと思いました。

* * * * *

コーチ生活を通じて、
僕が歯を食いしばって頑張ってきた、バスケットボール生活9年間が
本当に貴重なものに思えました。
間違っていなかったと思いました。

* * * * *

明日から、また歯を食いしばりに行って来ます。
3年間を一緒に過ごした仲間と共に。

現役のみんなも、
残りの2試合。
一生懸命頑張ってください。
9月6日。
最後の試合を一緒に、戦えることを楽しみにしています。

コーチ生活の1ヶ月。
後輩のチームのことで、
頭を悩ませたり、
凹んだり、
喜んだりできたことは、ものすごく新鮮なことでした。
それらは、自分の損得とは全く関係のないことでした。

自分以外の人のためにがんばること。
悪くないです。

コーチをしてみて、
いろいろ考えることができました。
楽しかったです。

ほんとうにありがとうございました。

* * * * *


ここからは、追伸です。
練習、試合を見て思ったことを書いてみます。
良かったら参考にしてください。
書き方も変えるね。

チームへ
練習と、ゲームの集中力にギャップがありすぎ。
練習も同じくらい集中しないと、これ以上強くなれない可能性がある。
練習では「掛け声」が絶対的に足りない。
声を出している人が「辛く」なるとおもう。
おそらくキャプテンは「声を出せ」とは言いにくいはず。
エイトリーグで勝つためにも、1度考えてみるべきだと思う。

練習のための練習じゃあないだろ?

新人戦チームへ。
層の厚い4,5番
・ 波に乗ったら止まらない、チームに勢いをもたらす平田。
(スクリーンプレイは一番上手い)
・私生活と試合のギャップが最もでかい男沖村。
(オフェンスリバウンドは彼が一番高い上手い、試合なれしてる感じする)
・ 今早稲田リーグはおとなしすぎた浜中。
(俺が見た練習中で一番伸びたと思ったのはお前。)
・ チームの盛り上げに最も貢献している男福島。
(ポジション取りは一番上手い、浜中参考にすべし)

そして2番、3番
・ 突破力、意外性では群を抜くジャンプマン宇野
忘れちゃあいけない 
・寒いギャグとは裏腹にシュートは裏切らない、シューター「神」。
そんなやつらをまとめ上げるガード
・ ハーフコートバスケットのチームにするなら馬場だろうな。
(いざとなったら自分でも攻められるし、バスケのセンスもある)
・俺らの代みたいな速攻中心のチームにするなら、絶対必要なのが中津川。
(2,3年両方入れても、もっともスピードのあるガードはお前)
そこに吉田、伊藤、萩尾だろ?

かなり強いチームになれるはず。
新人戦では、今の力を存分に試せるだろうね。
優勝してくれい。

最後にコーチとしてやろうとしたことと結果
1、 マンツーディフェンスを強化させるためのカバーディフェンス
・ 抜かせるのはウィークサイドという徹底
2、 より速攻中心のチームにすること
3、 1,2,3番を効果的に使うことによりバリエーションに幅を持たせること
4、スクリーンプレーの徹底
そんくらいです。

1は、やっぱ時間が足りなかったというのが率直な感想。
イーグル戦の最後のほうは、センターカバーのあとに誰もパスカットにいけてなかった。
何回かあったね。ただ、集中してる時間帯はみんなが、カバーを意識できてたきがする。

2は、練習では達成できたと思ってた。まあ大会では、速攻の要となる2人が欠場しちゃったから仕方ないといえば仕方なかった。それでも、ガード陣なしでは速攻が出せないということはわかったはず。これからだね。

3、 周知の事実。毎試合ぎりぎりだったね。仕方ない。
4、 チームのリズムが悪くなったとき、相手のディフェンスのプレッシャーが厳しかったとき、とにかく駄目だったね。みんなが1人でボールをもらおうとしてました。スクリーンもしっかりかかってなかった。

あー。こう並べて見ると反省が多いな。
でも、それなのに結果を残せたってことは、潜在能力があるってことなんだろうな。
いやいやなにより、今回、奥村、井合がいなかった、尻拭いを一人で任されたのは金井だったね。おつかれさん。よくがんばりました。

そんじゃ。

 



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