◆長編・大阪道中日記 ◆

2003年8月21日〜24日

4日目(前編)大阪出発
★8月24日

いよいよ今日は帰宅の日。さて、無事に何事もなく帰り着けるだろうか?

今日の予定は、、、「松戸の自宅へ帰る」、、だけではない。
途中で寄り道の予定があるのだ。それはアウトレット。

初日の日記には触れていないが、来る途中の御殿場に
巨大アウトレットモール「プレミアアウトレット」というのがあったのだ。
そこはまさに巨大テーマパークのようで(なぜか観覧車まである)
若者からアダルトまでいろんなブランドのアウトレットが集まっており
こちら関東の方では結構有名な名所になっているらしい。
(東名高速の御殿場インターわきにあり、高速道路の上からも見える。)

ゴルフでよく御殿場まで行く旦那さんは
大阪からの帰路について、午後三時までに御殿場を通過できないと
東京方面は渋滞になるという事を知っており
「たぶん、その時刻までに御殿場を通るのは無理だろうから
 アウトレットに寄って夕飯食べて時間を潰そう。7時頃東名に乗れば、
 もう空いていて9時くらいには家に帰り着けると思う。」とのこと。

これを聞いて、義母も娘達も乗り気。みんなアウトレットが好き。
多少帰りが遅くなろうとも、文句なく同意。(私は財布の中身が心配。わはは)

********** 大阪出発・義姉2宅を後にして **********

昨日の約束どおり、朝8時に旦那さんが子供とホテルで朝食を済ませて義姉2宅に迎えに来た。
それまでに義姉2はこちらの朝食(茶がゆ、焼塩サケ、炒り玉子、お新香)と
「途中小腹が空いたときのために」とおむすびを10個ばかり作ってくれていた。
なるべく早く出発したい旦那さんの希望でみんなあわただしく車に乗り込む。

表まで義姉2夫婦が見送りに出て来てくれたが、義姉2を見るとベソをかいている。
涙ぐむなんてもんじゃなく、ホントに顔をくちゃくちゃにして泣いているのである。
窓ガラス越しに娘達に「またきてね。今度は飛行機でおいで。すぐだから。」と言っている。
やっぱり淋しいんだろうなあ。こっちには知り合いもほとんどいない。(神戸に同級生がひとりだけ)
社宅時代はいろいろ近所付き合いもあっただろうが、今はあまり人と接する機会も少ないだろうし、
たまに会う人間は近くに住む義姉夫の母親と姉妹(上に姉2人下に妹1人←全員独身)ぐらいである。

同居よりはマシだが何かと気苦労が多いだろうことは想像がつく。
彼女はうちの旦那さんを女にしたような典型B型タイプの女性でかなり強烈なキャラの持ち主だが、
裏表がなくシンプルで前向き、あまり人の悪口を言わないので旦那さん一族の中で
私は一番好きだった。(結婚してからちょっと変わったけどね←常識人になった)
その彼女がベソをかいているのを見ると胸がつまる。

義姉宅を後にした車の中で旦那さんがボソッと言った。(耳がやや遠い義母には聞こえない)
「姉2ちゃんはああいうけど、オレはもうノーサンキューだな。疲れる。
 あの夫婦とは価値観が違い過ぎるよ。2度と行かない。今度行く時は、ヒデ達だけで行ってくれ。」

義姉夫婦と旦那さん、どっちの価値観がいいか悪いかは別問題として
義姉夫婦とウマが会わないだろう事は最初から予想できたことである。
義姉2はともかく、彼は義兄のようなタイプがとても苦手なのだ。(というより嫌い)
体裁(カッコつけ)を気にする典型A型、真面目几帳面神経質タイプ。プライドも高い。
(私も義姉夫タイプは苦手であるが、私自身A型なので、義姉夫の感覚は理解できる。)

だから今回旦那さんが「大阪へ行こう!」と言い出した時は耳を疑ったもんだ。
「本気?平気なの?」と思わず言いそうになったくらいだ。
彼にしてみれば夏休み家族サービスのボランティアの気持ちだったのだろう。
でも今の彼の様子で(義姉2宅へはホントに2度と行かないだろうなあ。)と思った。
そんな事をぼんやり考えているうちに車はすんなり名神高速道路へ入る。8時半。
もちろんナビはついていたが、さすがに旦那さんも迷わなかったようだ。(笑)

********** 高速ドライブ **********

日曜日の朝8半時とあって道路は順調に流れている。天気は薄曇り。
行きに通った道を辿って一路東へ。不思議なもので一度通った道だと近く感じる。
次は多賀、次は彦根、関ヶ原と先の情景が想像できるからだろうか。
(実際、旦那さんは130〜140キロで飛ばしていたので時間的にも早かったのだが、、わはは)

高速順行速度を保ったところで、初めてこの車に装備されているDVDプレーヤーの出番となる。
大阪で買ったDVD5作の中から子供達が「エイリアン2」をリクエストした。
DVD画面は運転席と助手席のまん中すぐ後ろの天井から(折り畳みで)吊り下がっており
後部座席(5席)の人たちが楽しめる様になっている。

運転席でもナビの画面をDVDに切り替えることができるが
運転手が見るのは危険なので、カーナビのままにしておいた。
(私は「エイリアン2」は過去に2回みている)
画面は小さいが音響はよく、子供達は手で顔を覆いながら指のすきまから見ていたので
結構臨場感があったようだ。(笑)
そのあと後ろの面々が観たのは「リロ&スティッチ」というディズニーアニメ。

その間にも車は休む事なく走り続け、名古屋を通り東名に入る。
交代しようにも旦那さんは一向に休む気配がない。
(まあ、私が昨晩ほとんど寝てない事を彼に伝えたので、彼は自宅まで
ずっと運転するつもりになっている。)
浜名湖あたりで休憩するかと思いきや通り過ぎ、浜松も通り過ぎた。

やっと休憩に入ったのは掛川も通り過ぎた「牧ノ原サービスエリア」。
自宅までの距離半分を切った。時刻は1時近く。
そこで山菜ソバの長女以外はみんなラーメン。私はなにも頼まず、
義姉2の作ってくれたおにぎりを頬張る。気持ちがこもっているので美味しい。(義母も食べた)

なるべく早くいけるとこまで距離を稼ぎたい旦那さんの希望で食事が終わるとすぐに出発。
サービスエリアの広い駐車場の中、建物の出口から北西5列目に車を止めたのだが
旦那さんは北に向かって歩き出す。そしてキョロキョロ。
(やっぱりわかんなくなったんだな。)と私は旦那さんを追いこしてスタスタ車へ向かった。
もちろん旦那さんが迷った事には気付かないふりをして。

私達が車を止めた時、となりにはホロをかけた2トントラックが止まっていた。
旦那さんはどうやらそれを目印に探していたらしい。
ところが私達が戻る時にはそのトラックはなく、別の車が駐車していたので
旦那さんはとっさに自分の車がわからなくなってしまったのだ。

走り出した車はどんどん距離を稼ぎ、静岡も通り過ぎる。
子供達は別のDVDを観たがったが、御殿場まで映画一本分の時間もないのでやめさせる。
途中富士山の横を通ったがまた曇り。雲にかくれて姿はみえない。がっかり。
そのうちに御殿場アウトレットの観覧車が見えて来た。
時刻は2時少し前。御殿場出口を降りて、アウトレットへ向かう。

2003年8月24日




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