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ビッグ・マグナム77 |
1976年 イタリア映画
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監督は『077/地獄の挑戦状』や『アッパー・セブン/神出鬼没』、『ドクター・コネリー/キッドブラザー作戦』(ショーン・コネリーの実弟主演(爆笑))等のパチもんスパイ映画や『荒野の10万ドル』『復讐のジャンゴ/岩山の決闘』等のマカロニ・ウェスタン、はては『シシリアン・マフィア』や『続シンジケート』と、パチもんゴッドファーザーまで、ジャンルを選ばない姿勢にイタ公魂炸裂しまくりのマーチン・ハーバード。 アメリカ人か?と思ってしまう名前だが、本名はアルベルト・デ・マルチーノ。偽名を使うのはイタリアーノパチもん映画ではよくある事です。 出演は、アンソニー・M・ドーソン先生の『地獄の謝肉祭』でお馴染のジョン・サクソン。『燃えよ!ドラゴン』で一発当てた後、イタリアーノパチもん映画に出まくった客寄せピエロ、、、いやいや、大スターだ。 ミア・ファローの妹ティサ・ファロー。この人、ルチオ・フルチの『サンゲリア』にも出てる出稼ぎ女優。 ちなみに、ビートルズの『Dear Prudence』という曲はこの人に送られた曲です。映画とはなんの関係もないけど。 音楽はイタリアーノモンドミュージックの大御所アルマンド・トロヴァヨーリ。この映画ではモンドミュージックではありませんが、さすがはジャズ畑出身。シブいシネジャズを聴かせてくれていてファンとしてはCD化してくれって気分です。 冒頭、追跡するパトカーをクラッシュさせて逃亡する銀行強盗を追い詰め、スミス&ウェッソンM29、44マグナムで射殺しまくり、タフガイぶりをアピールするスチュアート・ホイットマン。 観客を“ああ、この映画は『ダーティ・ハリー』のパクり映画なんだな”って気分にさせてくれる。 しかし、これ以降、刑事アクションから妹の死の謎を追う刑事映画にかわる。制作方針がかわったのでしょうか? さて、話を戻しましょう。 妹の死に疑問を抱いたスチュアート・ホイットマンは、同僚のジョン・サクソンに頼んで死体を司法解剖に回してもらう。結果は毒殺であった。 妹の遺品を元に捜査を始め、容疑者を割りだし、ルームメイトのメクラ女から事情を聴き、コビトを脅して情報を得て、オカマと死闘を繰り返し、カタワを追い、かなりハードで骨太なカーチェイスをし、犯人を追い詰める。 そして、事件の裏側に隠された醜悪な事実に突き当たるのであった。 と、無常観に満ちたストーリーと、マーチン・ハーバードの様々なジャンルで鍛え上げてきた演出で、かなり出来のいい刑事サスペンス映画に仕上がっている。 ついでに言うと、メクラにカタワ、コビトまで出てきて密かにフリークムービーとしても楽しめる映画に仕上がっている(いねーよ。) |
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