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若き勇者たち |
1984年 アメリカ映画
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ソ連軍がついにアメリカ本土に侵攻してきた! ってな訳で80年代レーガノミクスの悪夢を映画化した本作品ですが、作成されたのがレーガン時代真っ只中(つまりアメリカ中が思いっ切り右に傾いていた時代)なだけに内容も極めて右寄りです。 ソ連の侵攻で占領された町から逃げ出した少年少女たちが銃を手にしてパルチザンとなる。 ちなみにパルチザンとは元もとは槍の名前で、ヨーロッパの農民たちが一揆などに使った事からレジスタンスの呼び名となりました。また、第二次大戦時にナチへの抵抗組織もパルチザンと呼ばれています。 と、そんな一口メモはほっといて話を戻しましょう。 パルチザンとしてアカどもに抵抗を続ける若者たちはゲリラ戦を展開し、アカどもをブタのようにブチ殺す。 ちなみにゲリラとはスペイン語で小規模な戦争を意味するゲリリヤを語源とする言葉で、十九世紀初頭にナポレオン一世がスペインを制圧しようとした時に武装した市民が山に篭って抵抗した故事にならって命名されました。 また話がそれたので戻しましょう。 そのうちに、アカのパルチザン狩りも激しくなり、仲間を失ったり、裏切者がでたりとありがちにストーリーは展開し、『コンバット』の頃からぜんぜん進歩してないような戦闘シーンをガンガン突っ込んで眠気を誘う。 さて、右寄りな映画なだけに、映画の中には反共メッセージ(というよりプロパガンタ)が一杯詰まってます。 裏切った友人を雪原で処刑するシーンは“アカに味方する奴は親友でも殺せ!”というメッセージでしょう。 キューバとエル・サルバドルだかニカラグアだかも攻めてきたという設定は“アカの国はソビエトだけじゃないぞ!だからピッグス湾を攻めてカストロ追い出せ!中米にはコントラを送り込め!”というメッセージでしょう。 仕舞いにゃ、自分達の名前を落書きした岩が反共の記念碑になっちゃって、もう、ビバ!アメリカ!(爆笑) しかし、この数年後にゴルバチョフのペレストロイカ政策によってデタントの時代がやってくるのです。事実は小説より奇なりとはよく言ったもんじゃありませんか。 言い忘れてましたが、この映画にはパトリック・スウェイジやC・トーマス・ハウエル、リー・トンプソン、チャーリー・シーンといった若手スターが総出で豪華ですが、パトリック・スウェイジとC・トーマス・ハウエルが出てるのを見てもわかるように『アウトサイダー』の二番煎じでしょう。 |
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