其角座傳燈十二世 瑶窓

(1929年5月28日〜2014年5月2日、「末黒野」同人、連句協會顧問。「都心連句会」主宰。抱虚庵八世、其角座十二世)「煮凝や五十年忌の祖母の声」「整理とは捨つること哉年惜しむ」

※湖十(其角座一世)→(略)→顧十(其角座傳燈十一世)→(空位)→瑶窓(其角座傳燈十二世)
※永機→莵好(文合庵)→莵丈(奥の細道『曽良随行日記』の発見者・山本六丁子) →鶯曙(浅羽戔水) →土屋実郎

誓詞
 本日ここ伊勢原上行寺に於いて 晋其角翁と老鼠堂永機翁の墓前に額づき 謹んで其角座十二世の襲名を致しましたことを御報告申し上げます
 抑も 其角座は 晋翁の跡を継ぐ江戸座俳諧の主流にして 一世湖十翁に始まり 幕末 明治の御一新に永機翁が其角堂を建てて中興し 顧十翁が其角座傳燈十一世を守り 昭和半ばまで継承されて參りました名跡であります
 この其角座の名跡の受け継がれざることを惜しんで其角三百回忌を機として設立されました其角座繼承會より 此の度其角座再興十二世を継承し 平成の御代の俳諧に精進せよとのご推擧を賜りました 
不肖実郎 永機翁より數へて 莵好 莵丈 鶯曙の系譜をたどり俳諧の道を歩んで參りましたが 願わくば江湖諸賢のご鞭撻を戴きながら其角座を今日に甦らせて 俳諧四百年余の傳燈の一石と成らんことを誓います
   平成十八年十二月十七日        瑶窓土屋実郎