
審友会
本件に関して、99年版「コートの友」の『アンパイアのつかない試合規則』(セルフジャッジのルール)p200が追加改訂されましたので、掲示板に回答した内容を再掲し、補足とします。・・・99年は、上記設問の場合、「ファーストサービスを要求できる」こととなりました。
「セルフジャッジのルールにおいて、「第1サービスがフォールトし、・・・第1サービスが与えられる」のように、サービスのモーション(正しくはレディーポジション以降)に入っていたかどうかに拘らずセカンドサービスを行うまでに、他コートからボールなどが侵入してきたらポイントレットとなって「サーバーが要求すれば、第1サービスが与えられる」との部分は、上記解答(「コートの友」p51,p88)の記述と矛盾するように思われますが、セルフジャッジの試合とアンパイアのついた試合という違いがあります。
規則1〜40に定められたテニス規則は、原則としてアンパイアがついている試合に適用される規則ですが、セルフジャッジの試合規則は、アンパイアがいない場合の、いわば例外規程を定めたものと言えます。セルフジャッジの試合では、「コートの友」p196〜p201が適用され、ここに書かれていない規則については「コートの友」前半のテニス規則が適用されることになります。
したがって、アンパイアがいない場合には、「いつサービスのモーションに入ったかどうか」つまり、ボールなどの侵入とサービスモーションの開始の、どちらが早かったか判断するアンパイアがいないので、一律に「セカンドサービスを行うまでに」「侵入」があったときは、ポイントレットにしよう、ということになったものと思われます。」
2000年版「コートの友」で上記の点について再度改訂があり、98年以前と同様、サービスのモーション(レディーポジション)以降の妨害でないとファーストサービスを要求できないこととなりました。
但し、サービスのモーションに入っていなくても、妨害の除去に時間がかかった(例えば、倒れたシングルススティックを立て直すなど)場合には、ファーストからになります。この点についても、従来からそのような取り扱いになっていましたが、敢えて規則25の「JTA説明」として明記されました。
シングルスでは、規則15により、
「間違いが発見され次第、当然サービスすべきプレーヤーがサービスをする。
間違いが発見される前になされたフォールトは計算にいれない。」と微妙に異なっています。
パートナーのフォールトは、自分たちの責任であり、それを引き継ぐことになるが、シングルスの相手のフォールトには責任がないので引き継ぐことはない、というものです。
したがって、ダブルスのタイブレークでも、間違いが発見されたフォールト以降、つまりセカンドサーブからあなたに替わるべきだったのです。次のポイントからというのも誤りです。
