『ラインアンパイア』(LU)ハンディーマニュアル

審友会  

最近では、「都道府県大会の決勝などにラインアンパイアを付けている」ということも聞きます。国際大会や全日本選手権など主要大会には、たいていラインアンパイアがつきます。将来、チェアアンパイア(CU)を目指す方もラインアンパイアの知識や経験は必須です。ラインアンパイアの任務を箇条書きにまとめてみましたので参考にしていただければ幸いです。「私たちは、こんなふうにやっている」などご意見もお寄せください。

(1)試合前
・審判デスクに出席を届け、すみやかに着替える。
・当日のクルー(チーム)およびクルーリーダーを全体ミーティング前に確認しておく。
・配置(何人制か)、担当ライン(ムービングがあるのかどうか)、担当コート、任務時間などを確認しておく。
・ウォームアップ中にボールを追って、目を慣らしておく。
・CUの "タイム"のアナウンスでサイドライン担当のLUは配置につく。

(2)試合中
・"アウト" "フォールト"のコールは、”アウッ!” ”フォッ!”と、語頭にアクセント、一呼吸おいてハンドシグナル。
・ハンドシグナルを出すときは、CUとアイコンタクト。
・セーフシグナルは、エースのときは大きく、ラリーが続いているときは小さく控えめに出す。
・担当外のラインで"アウト" "フォールト"のコールがあったとき、自分が出したセーフシグナルは直ちに解除。
・判定をCUにオーバールールされたら、ハンドシグナルを直ちに解除し、それに従う(不服そうにしたりせず、プレーヤーから判定についてコメントを求められてもCUに従うことを示す)
・グッドボールを間違えて"アウト"とコールしたときは、直ちに"コレクション"とコールし、CUに向かって同じ手を垂直に上げ、次いでセーフシグナルを出す。
・アウトボールに対してセーフシグナルを出したときは、直ちに"アウト"とコールし、アウトのハンドシグナルを出す。
・プレーヤーにさえぎられ、ボールの落下地点が見えなかったときは、両手で目の下(頬)を覆ってCUに知らせる(unsight signal)。
・エンドチェンジ時にはCUからのアイ・コンタクトに応える。

(3)各LUの姿勢と動き
サービスライン担当LU
・椅子に座ったまま前傾姿勢で構え、サーバーがトスを上げるのを確認して、目をサービスラインに移す。
・プレーヤーがエンドチェンジをしないゲーム間で速やかに反対エンドの椅子に移動する。
 ゲームの進行に支障がないよう、早目早目に行動する。
・セット終了ごとに(セットが終了した最初のエンドチェンジ時に)ネットの高さをチェアアンパイアに代わって確認。
 CUの指示があればボールチェンジの補助も行う。

ベースライン担当LU
・反対コートのプレーヤーがインパクトしたら目をベースラインに移す。ボールを目で追いながら(トラッキング)ラインジャッジをしないこと。
・フットフォールトのジャッジも忘れずに。

サイドライン(センターライン)担当LU
・9人制で担当ラインの後ろに椅子が準備されているとき、CUの"ゲーム" のアナウンスで椅子に座り、プレーヤーがコートに向かうか、CUの "タイム"のアナウンスで立つ。
・サイドラインLUの椅子がコート後ろの隅に準備されているとき、CUの "ゲーム" のアナウンスで椅子に戻り、選手がコートに向かうか、CUの "タイム" のアナウンスで所定の位置に向かう。
・選手がサービスの構えに入ったら腰をかがめてやや前傾し、手を軽く結び膝においてスタンバイ。
 ポイントが決まるまでその姿勢を保つ(ファーストサービスがフォールトの場合でも、すぐ立ち上がらない(構えの姿勢はそのまま))
・6人制以下では、スルー(ネット越し)での判定になるので、特に、神経を集中する。
・7人制以下ではムービングとなるので動き方をよく理解しておく。
 センターサービスラインは、レシーブサイドのLUがジャッジすると、心得ておく。
・スコアボードのスコア交換も任せられることがあるので、プレーヤーの顔と名前を記憶すると共に試合進行状況も把握しておく。




審友会では、ムービング図をつけた『審判マニュアル』を用意しています。これからラインアンパイアの勉強をしてみたいという方は、90円切手を貼った返送用封筒を同封の上、審友会事務局(〒300-1243 茨城県稲敷郡茎崎町大井1733ー15)までお申し込みください。折り返し、『審判マニュアル』をお送りします。
今年中には、数年来、念願であった写真を取り入れた審判マニュアルを掲載の予定です。ご期待ください。




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