土竜板 「風狂亭」 連句講座

 

なんとなく 投稿者:工藤猛  投稿日: 1月11日(日)04時10分21秒

送り出し
けわしいわが子
迎え撃つ

母は隠れて
ののしりを聞く


謹んで詠み初め 投稿者:仙台四郎  投稿日: 1月 6日(火)11時28分28秒

  毎度品がなくて恐縮です。屁というものはいい匂いではありませんから品性高潔な方は部屋の外でこきますし、品性並ですとまあ、皆様の迷惑にならないように何食わぬ顔をして静かにコタツの中に放ったりします。ひどい人になると握りっ屁をしたり、あるいは人の臭い屁をみんなにかげかげと勧めて歩いたりするわけですが、こういうのは言語道断であります。
 さて先日私、年始の挨拶に訪れたお宅で酒を頂きなぜか腹の突っ張りを覚えました。ええままよとばかりコタツに放屁してほくそ笑んでいたところ伏兵がおりました。中で丸まっていた寒がりの飼い猫が苦り切った顔で出てきたのですね。「あら、太郎(仮名)どうしたの?」とコタツ布団をまくり上げた愛猫家の奥様が息を止めたのをしおに、小生長居をわび辞去しました。

 帰途にて、酔いをさましながらの一句
    
    コタツの屁 飼い猫だけが 知っている


あけましておめでとうございます。 投稿者:地質屋  投稿日: 1月 3日(土)18時02分47秒

昨日、散歩の途中で白木蓮の木を見つけました。
葉の一枚もない枯れ木のような姿ですが、よく見ると、全ての小枝のさきっぽがふくらんでいました。
柔毛に包まれた花芽の中には、少女のような白い花びらが育まれていることでしょう。

ということで、

ふくらみは羞じらうように春を待ち


皆様よいお年を 投稿者:仙台四郎  投稿日:12月29日(月)11時42分33秒

 酒磨りて 書いてみたいな 年賀状(いい香りをお届けできそうですが、もったいなくてできません)


無題 投稿者:工藤猛  投稿日:12月28日(日)20時02分14秒

やさしさに
甘えていても
考える

だらしないのは
あほなおとこさ


メリー☆クリスマス!! 投稿者:優香鈴♪  投稿日:12月24日(水)18時35分10秒

クリスマスバージョンで詠んでみました。

キリストの
聖誕祭に
何思う
時代は移り喧騒に消え

サンタブーツ
上げ底にして
お菓子見せ
消費社会の絡繰りチラリ

トナカイで
世界中を
廻るなら
飢えた子らからお先にどうぞ

プレゼント
そっと置いたよ
ママサンタ
信じる力生きる力へ


無題 投稿者:工藤猛  投稿日:12月24日(水)09時42分46秒

あしたみる
おさなごしおれ
ははいきん


無題 投稿者:工藤猛  投稿日:12月22日(月)13時10分21秒

しかりとばされ
ふりむきあまえ

**********
君居ます
高き敷居と
横睨み

ほっぺふくらし
十年待つ


おひさです 投稿者:まーさん@はらぺこ中  投稿日:12月21日(日)23時26分21秒

『新雪の上 ためらいの跡』・・・・つもった雪の上に足跡をつけるのがもったいなくて


忘れないうちに投句 投稿者:仙台四郎  投稿日:12月16日(火)21時59分26秒

 君想う ジャニスイアンの 十七歳


16句 投稿者:工藤猛  投稿日:12月16日(火)11時35分50秒

まるみえだ
尾ほこらしげに
美尻犬

**********
16句
たうたうこころ
妹にみる


とりとめもなく 投稿者:工藤猛  投稿日:12月16日(火)10時11分37秒


輝ける
明日を見据えて
母怒る

生んだからには
なんとか生かす


お久しぶりです('-^)/ 投稿者:優香鈴♪  投稿日:12月 8日(月)13時30分36秒

冬木着る
イルミネーション
点滅し
平和の歩み行きつ戻りつ


 

なんだかなぁ 投稿者:まーさん@はらぺこ中  投稿日:12月 7日(日)00時02分53秒

季節柄、テレビで各地の風景なんてのを見て・・・・
「波や雪 はなは咲けども ときめかず」

イラクの事件をきいて、私の好きなラグビーの選手でもあったと知り・・・・
「ノーサイド 異国の空で 笛を聞く」
「ノーサイド 笛を吹けるか 我が国は」


いい人ほど早く死ぬ 投稿者:工藤猛  投稿日:12月 2日(火)08時46分19秒

イラクで死んだ
屋根まで届け

***********
困ったもんだのう
有能な官僚が死んだ
嫌になるのう

現場に行かない外務大臣は絶対しなない
実務を取り仕切る末端にも尊敬されるトップがほしいな。


投稿者:仙台四郎  投稿日:11月26日(水)12時56分51秒

 
 左翼とは 路傍の糞踏む 物好きか

 忠犬も 自覚があれば りりしけれ(誰の発言に寄せての句かはわかりますね) 


風狂 上げときます。  投稿者:地質屋  投稿日:11月21日(金)17時10分08秒


で、現在進行中の風狂を上げておきます。

************************
発句    異国歌祖母の想いを打ち返す       工藤
脇     あまたある忌の一つとて原爆忌      一草
三     むなもと紅く線香花火         地質屋
四     獣坂迷いまぐあい夢朧          工藤
五     季忘れてや生きるおかしみ        一草(季;とき)
六     爽やかな風が頬をかすめた       そよか

七     やんわりと猫抱いている柿時雨      工藤(執筆)
八     オフ会の声未だかからず        地質屋
九     オキュートはぺろりと皿に滑り込み    一草
十     月や星がにじんで見えた       まーさん
十一    おさなごにたたかいし母ちぶさ豊     工藤(豊;ゆた)
十二    ふるえる携帯いそいで隠す       地質屋

十三    明日来てというどことなく魔都      工藤
十四    砕かれし反射ガラスの虚実像       一草
十五    やわらかく種子かためて雪ふぶく     工藤


第十六募集;短句。季自由。恋いは・・・好きにして(笑)。

*****************************


十六  寝顔の天使見てつく吐息

説明をいたしますと、十三で、しどけない姿のおネエさんが明日来てネと誘う都会は、地面に砕け散った鏡のひとかけらひとかけらに違った人生が映し出されていて、そこにある生活すら現実なのか夢の中なのか曖昧としているのに冷たく鋭利です。
気がつくと、外は吹雪いていて、暗鬱で寒々しい空気に閉ざされているのですが、人はそれぞれの思いや、希望の小さな種を、心の中に柔らかくやさしく抱いて、少しだけ明日を見て今日を生きています。
そんな夜、都会の雑踏に近い部屋の中に、若い母親が子供と二人横になっています。傍らに寝ている幼子は、天使のような愛らしい顔でちいさな寝息をたてています。いとおしく少し悲しいような思いで、その額にかかる後れ毛を掻き上げると、先の見通しが暗い、もしかすると戦場に送られるかもしれない社会に、この子の行く末が案じられるのでしょうか、思わず吐息をついてしまったようです。
それとも、この子の父親と諍いがあり、別れを考えたのだけれど、顔を見て思いとどまった自分の弱さにでしょうか。
それとも、この子に似ている、夫とは異なる男の顔を思い出したのでしょうか。
さっき着信にふるえていた携帯を、慌てて隠したのは、..........
都会の夜は、不可思議で、怪しく、哀しく、更けていくようです。

というような、自分の投句の説明・言い訳・自己弁護的書き込みも”歓迎”となっております。
特に、難しい言葉や分かりにくい心情の場合など、ヨロシクとのことです。(お師匠さま代理)


それはそうと、どこで採られるか判りませんが、強力な長句が出現しております。
仙台四郎さんのこれです。

狂犬と 知りて構ひて 噛みつかれ

展開が楽しみです。


頓首


こんにちは! 投稿者:優香鈴♪  投稿日:11月11日(火)13時21分50秒

迷彩服
 存在意義に
   秋吹かせ

雨やさめ
 犬に引かれて
   船出する

ベランダで
 喘鳴を背に
   天を仰ぎ

試行錯誤の結果です。間違いがあるのかもわからない無知振りを披露いたしましたm(__)m


どこにゆくのか あしたはくるのか 投稿者:工藤猛  投稿日:11月11日(火)10時38分09秒


小さき扉
閉じられ迷う

朝起きて
猫催促し
雀ら騒ぐ

**************

君がいて
たちすくむのは
秋の精

いえいえそれは
まどろみのあす


お師匠さま へ 投稿者:そよか  投稿日:11月 6日(木)13時47分00秒


 こんにちは、お仕事に忙殺されていらっしゃることでしょう。

先日の私の投句に祝鶏翁さまが後を受けてくださいましたのでご紹介致します。

○ コスモスに ふとなみだして < そよか

● メール打つ 宙(そら)に飛び立つ 瞼の記憶 < 祝鶏翁さま


そよか様につなげて 投稿者:工藤猛  投稿日:10月31日(金)11時04分35秒

活きたいものは
あなたの願い

どこに行くとも
いずこかで会う  (くもの巣城か。真紀子の発言、好きだな。
          右翼仲間では中国べったりで嫌われている。)

うごきまわって
離れて集う

秋が来たから
想い出しても

さびしくもあり
照れて喧嘩し


連句というよりツブヤキ というような... 投稿者:そよか  投稿日:10月31日(金)01時26分59秒


 義務だ権利よ 幸せさがし


季の戻りはだめなのですよね? 投稿者:そよか  投稿日:10月23日(木)10時13分50秒


 コスモスに ふとなみだして

一五に「雪」ですから季が戻ってしまいました。


平和な権力闘争(選挙)にちなんで 投稿者:工藤猛  投稿日:10月23日(木)10時08分30秒

棍棒で 切なく家族 原始女と
           (め)
**************
(ギャオーース。本能にも多分叡智はある。
 自然にある人工的になにかを注入しないでも
 ふくよかな乳房には自然の長い歩みの中での
 たくまざる「策」もある。ころっとだまされる男心も
 たくみな自然のさがさ。ぶいぶいせまろう。)


17句・・・行き先しれず、了解無し 投稿者:工藤猛  投稿日:10月17日(金)11時18分33秒

紛れに暮らし くらやみ徘徊
**********
(裏17句)
朝が来たとて 未来もくずれ


 

第十五によせて3 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月13日(月)19時04分11秒

で、最初の工藤さんの句に戻りますと

  やわらかく種子かためて / 雪ふぶく

と見ることができます。だからこれを字足らずでない発句にするのは簡単です。
 
  やわらかく種子かためてや雪ふぶく

として見たらどうでせう?俳句の習慣としては落ちついて見えるのではないでしょうか。
もしかしたら工藤さんは実は一度こう作られたのかもしれません。そして平句では「や」などの切字は禁なので省いて出句されたのかも。(事実は分りませんが)

また「やわらかく」「種子」「かためて」も実はそれぞれに切れている、とも見えます。つまりこの句は

  やわらかく / 種子 / かためて / 雪ふぶく

の四つの要素がそれぞれに平行して関係しあっている状況を出現させたかったのかもしれない、と見ることが可能な気がします。(作者の意図=作意がどうだったかは勿論わかりません)んで試しに

  やわらかく
  種子
  かためて
  雪ふぶく

と現代詩風に分ち書きしてみると、どうでせうか?
どれもが他の三つの要素とそれぞれ独自に関係付けて読まれてよいものの集合体になっていませんでしょうか?
なにか工藤さんの言葉の秘密の一端にちょっと触れてしまった(いけないものに?笑)ような気が・・・以下略(失礼;笑)
(今日は仕事しようと思ってPCに向ってつい此処を覗いたら工藤さんの句があって妙に関心してしまい、ついついまたサボってしまった。嗚呼;笑+汗)
下は工藤さんの留書の再掲です。

*********
一粒の種が地に落ちて春には芽生える。
寒風にさらされている種だって芽吹く春が近いのを
地響きのごとき雪嵐にも感じたいのだと思う。
異常気象や天変地異がないかぎりちぃーーと耐えれば
たぶんおだやかな日々がくるはずだ。
ひょっとして来ないかもという雰囲気は出せませんでした。
雪国育ちなので雪のふる暖かい感じや鼻の先や耳が凍える
晴れ渡った日や湿った雪に付きまとわれるこころぼそさ等々、
雪は多様すぎて花鳥風月にはならん。月と来れば団子だ。
関東に来て長くなったので雪のない生活に慣れた。
感覚を喪失しつつある。子供の頃の風土から切り離されるのはつらい。
ものたりない。帰省しても旅行者であり雪と生活するわけではない。
自分で選んだ道だけれども。
*********

何方でも「想い」は様々に越えがたい矛盾に満ち満ちてもありましょう。その想いをより誠実に言葉にしてみようとするとき、どうしても日常語のルールには納らないものが溢れてくる時がある、と私は想います。


第十五によせて2 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月13日(月)18時59分02秒

平句(発句ではない連句の付句)においては通常「切れ」は不要のものとされます。発句の場合はその一句の中に「切れ」を持つことでそこにある空間(関係性=意味の暗示)を生じさせようとします。

  秋深き / 隣は何をする人ぞ    芭蕉
  この秋は何で年寄る / 雲に鳥   芭蕉

と言う具合。コラージュですね。それから

  生きながら一つに氷る海鼠かな /  芭蕉

と言う具合にある「見なし・見極め」を通常の常識的慣習的認識に対置して(距離をおいて)見せる為に「かな」という切字を用いて額縁に入れて見せる。
もっともそこには「生きながら / 一つに氷る」「一つに氷る / 海鼠」という「切れ」とも言ってよいような「飛躍」を内包した「関係付け=見極め」がなされてる訳で、それら諸々の空間(意味を暗示する関係性の距離)を纏めてフレームアップ(提示)してるのが最後の「かな」だ、と私は思います。
以前この句をパクって「臓腑みな吐いてなおある海鼠かな」なんてのを作ったことがあります。ま要するにコノワタを喰いたかったんですね。蛇足でした。

で連句においては、その「切れ」を前句と付句の距離に求めます。したがって一句の中に「切れ」は不要としている訳です。そして以前に書いた「寺山の和歌は連句的だ」の話(これは私のオリジナルではありません)ですが、

 マッチ擦るつかのまの海に霧深し
 身捨つるほどの祖国はありや

575と77を別々の一句として見た時に「マッチ擦るつかのまの / 海に霧深し」とそこに必ず「切れ」を見る必要は実はなく、それはあくまでも読む側の解釈の在り方に関わる話ですね。と言うよりボクが作者だったら「マッチ擦る」「つかのま」「海」「霧深し」の何処にも「切れ」など意識させないでスーっと読ませたい、と思います。それらの繋がりに違和感を持ってほしくないからです。

しかしボクのやうなひねくれた奴はそこに「切れ」を見いだしたりしちゃいます。しかも発句のように作られている、とかって勝手な理屈付けて「マッチ擦るつかのまの」と「海に霧深し」とは「作者の意図以外に必然な関係性は無い」などとイチャモン付けたくてネ(笑)
で、その伝でいけば勿論「身捨つる」と「祖国」の関係においても、ダイレクトに関係付けられなければならない「必然性は無い」とも、ヒネクレた私は愚考してしまう訳です。

と言う話で要するに何を言いたいのかというと、様々な事物事象をある関係性の基にあるのだとして見せる働き(意味付け作用)を「言葉」は持っている、もしくは、私達は「言葉を使うことでそうしたこと(関係付け=意味付け)をしている」と言うことです。(善し悪しとは一切関係ない話です。念為)


第十五によせて1 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月13日(月)18時56分00秒

十三    明日来てというどことなく魔都      工藤
十四    砕かれし反射ガラスの虚実像       一草
十五    やわらかく種子かためて雪ふぶく     工藤

都市風景を虚像とすれば実像の在処は、殻硬くして吹雪に耐えつつ芽吹きの時を待つ種子のやわらかさに、という展開(応答)。

農村とかと場所を明示すると、場所(魔都)の打越になる所。また吹雪いている場所は農村が直ちに連想され、展開としては場所の転移ですので打越気味とする解もあり得るでしょう。が、この句はあくまでも吹雪と種子の関係だけを言っていて、場所は(屋外であることだけは確かですが)何処を想定しても成立ちますので、私はこのようなものを打越(後戻り)とは見て居ません。燕語亭さんのようなうるさ方(←真実は何処?^^)向けの話ですが(笑)

  やわらかく種子かためて雪ふぶく

通常の言葉の使い方だと「やわらかく種子かためて」はちょっと意味不明な感、種子は普通硬い殻で身を守っているとボクなどはイメージしてしまうので、やわらかいのか硬いのかどっちだと言いたいんじゃい、とつい言いたくなったりするんですが(ボクだけかもしんないですけどね^^)、ここではそうした通常とは違う使い方が面白い効果を上げているような気がしました。

詩文ですので通常の実用語とは異なってて構わない訳です。が勿論、あまりにもかけ離れてると全く訳ワカラにもなりますね。でも、その境目は分りません。実用語だと目的が限定されますのでそれ(目的の達成度)を発語側と受手双方の共通の判断基準にできます。
しかし詩の場合、それ(目的)は予め限定されてなければならない、と言う前提などまだ何も無い所から出発しようとしている、と私は考えています。
詩(芸術)という行為を「伝達」ではなく「表現」と呼ぶ由縁です。

「伝達」を旨とする日常語では言葉の繋げ方に慣習的お約束があり、できるだけそれを統一する方向に力を働かそうとしますよね。正しいてにをはの使い方をするとか、主語述語を明確にするとか。それで事物相互の関係を正しく伝えようとする訳ですね。

一方詩ではそのような約束を無視してもよいことになってます。と言うか、それでは表現できそうにないことをも表現したい、という欲求が有ったりする場合、どうしようか?となるんだと思います。また、慣習的関係性(意味)に対する異議もあったりするかもしれません。

でそこで生れたのが「切れ」という「繋ぎ方」なんじゃないか?と私は考えるのデス。


第十六募集 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月13日(月)15時24分11秒

発句    異国歌祖母の想いを打ち返す       工藤
脇     あまたある忌の一つとて原爆忌      一草
三     むなもと紅く線香花火         地質屋
四     獣坂迷いまぐあい夢朧          工藤
五     季忘れてや生きるおかしみ        一草(季;とき)
六     爽やかな風が頬をかすめた       そよか

七     やんわりと猫抱いている柿時雨      工藤(執筆)
八     オフ会の声未だかからず        地質屋
九     オキュートはぺろりと皿に滑り込み    一草
十     月や星がにじんで見えた       まーさん
十一    おさなごにたたかいし母ちぶさ豊     工藤(豊;ゆた)
十二    ふるえる携帯いそいで隠す       地質屋

十三    明日来てというどことなく魔都      工藤
十四    砕かれし反射ガラスの虚実像       一草
十五    やわらかく種子かためて雪ふぶく     工藤


第十六募集;短句。季自由。恋いは・・・好きにして(笑)。
第十四句に付ける積りでお作りになってらした句も是非投句してください。
その場合打越になりがちですが、ヨシ、という進行です。但し、全く気にしないのではありませんが、それは句次第での判断(恣意的ネ)です。

尚、進行の仕方は、一句づつ付け進むのが原則ですが、この座は顔を付合わせてではありませんので、皆様の理解思いタイミングなどを一定条件に保ちながら、というのができません。
また出句頂いた方の句は出来るだけ生かしたいと思いますので、預り句、と言ってその場所では採れなかった句でも、どこか活かせる場面が見いだせたら(上手く操作できたら、という説もあり)出句タイミングとは関係なく治定し、進行させています。
(この進行は実際の座でもやります。その時出席できなかった方の句を予め預っておき、その句を活かせるように進行を計ることもします。その句が次ぎに付けられるものを出句の条件にしたりする訳ですね。手練でないと難しいので、ここではそのような要求はいたしません)

と言う次第ですので、応募句ではなくとも、何か浮ばれましたらお気軽に投句なさって見てくださると嬉しいです。で、お約束はできませんが、できるだけ感想などコメントしたりします。が、それはあくまでも私の感想で、採点ではあり得ませんのでその点だけは誤解なさらないで頂きたく存じます。

また、治定句に採用するか否かを付け進行具合という判断基準による採点である、と言うことはできます。が、それはあくまでこの一巻における捌き(主宰編集責任者)の感想(恣意的判断)の域を出るものではありません。
「表現の相互性の自覚」が風狂の根本原理である、と私は考えております。その相互性を明らかにする為の「恣意の表明」として「判断の提示」を行います。そしてその為のルール設定(形式や条件の指定)です。

蛇足ですが、昨日は仕事エスケープして久々燕語亭さん捌きの座へ。彼は伝統を重んじる方なので散々虐められてきました。辛かった・・(←マジ信じる人居て欲しい^^でも彼は、ボクじゃなくもっとうるさ方に虐められたと言うかもしれない;爆>内輪話失礼)
燕語亭さん麦生さん、タイミング構わずご参加ください。皆様も


第十五に応募します。 投稿者:工藤猛  投稿日:10月12日(日)13時15分41秒

やわらかく種子かためて雪ふぶく

*********
一粒の種が地に落ちて春には芽生える。
寒風にさらされている種だって芽吹く春が近いのを
地響きのごとき雪嵐にも感じたいのだと思う。
異常気象や天変地異がないかぎりちぃーーと耐えれば
たぶんおだやかな日々がくるはずだ。
ひょっとして来ないかもという雰囲気は出せませんでした。
雪国育ちなので雪のふる暖かい感じや鼻の先や耳が凍える
晴れ渡った日や湿った雪に付きまとわれるこころぼそさ等々、
雪は多様すぎて花鳥風月にはならん。月と来れば団子だ。
関東に来て長くなったので雪のない生活に慣れた。
感覚を喪失しつつある。子供の頃の風土から切り離されるのはつらい。
ものたりない。帰省しても旅行者であり雪と生活するわけではない。
自分で選んだ道だけれども。


第十五募集 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月10日(金)18時39分17秒

発句    異国歌祖母の想いを打ち返す       工藤
脇     あまたある忌の一つとて原爆忌      一草
三     むなもと紅く線香花火         地質屋
四     獣坂迷いまぐあい夢朧          工藤
五     季忘れてや生きるおかしみ        一草(季;とき)
六     爽やかな風が頬をかすめた       そよか

七     やんわりと猫抱いている柿時雨      工藤(執筆)
八     オフ会の声未だかからず        地質屋
九     オキュートはぺろりと皿に滑り込み    一草
十     月や星がにじんで見えた       まーさん
十一    おさなごにたたかいし母ちぶさ豊     工藤(豊;ゆた)
十二    ふるえる携帯いそいで隠す       地質屋

十三    明日来てというどことなく魔都      工藤
十四    砕かれし反射ガラスの虚実像       一草

第十五募集;短句長句何れも可。季自由。できれば冬(夏と秋は出たけど冬と春がまだ。ところでオキュートって季あるかな?年中あったみたいだけど・・)
恋いはしてもしなくても。「砕かれし・・」を恋い離れにしてもよし「虚実」で泥沼の恋いに陥ってもよし好きにして(笑)

十二;なんの最中に携帯鳴ったのか?はそれぞれお任せ。俗人のボクなんかだと接客中にママお腹空いたよ〜ってのが前句からの連想ですが、緊急呼出しの携帯隠しちゃうってのはどういう場面でしょうかね?そうとう切迫してるんでしょうね地質屋さん(笑)
十三;十二の短句に再度短句の付け。発句に長句の脇を付けたり、第五第六と短句短句としたのと同じ手口。風絮ならではのシンコペーションです。(これらの進行ならびに命名はあくまで恣意です。念為^^)
工藤さん。「どことなく」は「さりげなく」「なんとなく」とか「まったりと」とか「低音で」なんてのとか、色々あり得そうですが・・まいずれも善し悪し不明ですから取合えず元句で進行します。つまり、どうしても「どことなく」でなければならない、という感が乏しいように想えます。もしなにか別案浮ばれましたら何時でも差替えOKですので、できましたらで結構なんですが、よろしくです。
蛇足ですが「魔都さん」が言ってる、というコイ(故意か恋か?)のズラシ読みも可です。ちと強引ではありますが。      
十四;砕かれているのはガラスも虚実像も両方に掛けてる積りですが、いずれに着目するかは自由。そこらじゅうガラスに囲われた都市風景なんて説明は不要ですよね。

ところで昨夜すごい変な夢を見てしまいました。旅行帰りの電車から降りて、ポケットの紙屑を捨てようと回りを見回すと、そこは道路端のバス停らしくバスが留ってたんですが(全然駅の風景じゃない)バスの中は無人でゴミがいっぱい詰ってる鉄クズやらミカンの皮やら。そのバスは窓ガラスも無ければドアもない廃車状態。でもバス停にあって、生ゴミの匂いが漂ってる。そこにポケットの紙屑捨てたもんかどうか悩んだりして、アホやねえ。しかし
エッ?と思って街を見回すとあちこちの建物があちこち壊れて鉄骨やら電線やらがごちゃごちゃとはみ出してる。
ウワッこりゃ地震でやられとるやないかい(ってなんでそれでバスにゴミ満載なんじゃ?)と悟った次ぎの瞬間に、あ、そういえばこの近くにあるはずの某さんの家(ボクが昔設計した)大丈夫だったろうか?と心配になってそこへ行くルートを考えながら携帯で電話。(そのバス停が何処なのかサッパリ分ってない。一緒に電車を降りたはずの家族もどっかへ飛んでる)
程なく某さんの奥さんが出てきて大丈夫だと言うのか大変とは言ってなかったんだけど、なんだか要領を得ないでどうすりゃええやろか・・と悩んでいる内に別のシーンに飛んでしまった。
因みにその某さんは昨年定年退職し故郷に戻ってこの夏無事新居(これは遠いのであれこれ相談に乗っただけで設計実務はパス)に。だから目覚めてから、何焦ったのかと損した気分(一種の職業病?)でも、携帯の表示パネルはずっと使ってるやつて違ってた。なんだろあれ?


ほんとにめんどっちい、くじけず。 投稿者:工藤猛  投稿日:10月10日(金)10時31分24秒

畳見入る灯残り香迷う
   (ひ)

明日来てというどことなく魔都
           (まと)

やわらかきもの味覚にのこり

ちゅうちょしてまがまが豊か
       (禍々)

***********


がじかあたんととぼとぼあゆむ


(菌は不適切だ。言葉にどんかんだなー。党派性でもあるまいし。
 殺したるという戦闘ではないんだから、なんらかの礼儀は不可欠だ。)

(思想のいかんに関わらず、おかあたんを貶めるものは嫌いだ。好きじゃない。)


 

すみません。もう一回 投稿者:地質屋  投稿日:10月 9日(木)20時42分00秒

打越ばかりに気を取られていました。
すみません。
だって、恋句だというのに、月・星・にじむ・見るですから、困ってしまうじゃないですか。
でも、そこを悩むのが楽しいのですが。

ということで、再度、挑戦。

ふるえる携帯いそいで隠す

あの日あの部屋においてきた恋

絞れませんでした。
よろしく。


P.S. くちあけたアケビに思わず頬を染め


ウムムムム 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月 9日(木)18時09分30秒

金木犀ちいさき粒を拾いけり

偽物を喰わえて紅き山女魚かな

帯紐は勝手に解けたとジムグリが

ぱっくりと口あいて見るアケビかな

地質屋さん
「想いはいまもあの部屋のなか」
発句に「想い」がありますので、ご検討のほど。

工藤さん
前句に「母」発句には「祖母」、もう母はなしにしてくだされ。「子」も同様に。
りりしき歩みほこらかに尻;付き過ぎ。前句と一体な感がちと不満。採れなくもなし
まいつどう空はじけきれなん;弾けるのが何なのかが?が、もどかしい。
    (くう)
やさしき君にあくたれ甘え;甘えてるのは子供と読め、前句の延長(説明)が不満。君と言っている者が悪たれて甘えてるにしても。
やわらかきものからみもだえる;分るようでわからないから捌きもみもだえてしまう(笑)。
てろりすとらはやさしさに餓え;付けられそうですが、ちと保留。
肩越しにある微笑みはるか;微笑み遥か、ってのが想わせぶりなのが不満。何を遥かと言ってるのかが見えてこずなんか悶えそう。やっぱ子供のことなのはよいとしても。

と言うあたりでしばし検討中。別案あれば何方でも。


 

第十二 応募  投稿者:地質屋  投稿日:10月 9日(木)14時53分10秒

第十二です。

想いはいまもあの部屋のなか

よろしく。


めんどくさいと言っていたら、世の中どんどん悪くなる 投稿者:工藤猛  投稿日:10月 9日(木)08時35分37秒

かたごしに笑み重し子抱く
        (いだ) 


小さき母におぶさりて泣く

りりしき歩みほこらかに尻

まいつどう空はじけきれなん
    (くう)

やさしき君にあくたれ甘え

やわらかきものからみもだえる

てろりすとらはやさしさに餓え

肩越しにある微笑みはるか


打越とは言わないのですが 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月 8日(水)17時46分05秒

 時いたらないまやかしも舞う  >工藤さん

第五に「季忘れてや・・」まったく同じく「とき」で始る句がありますので、もしどうしても「時いたらない」ことを言わねばならないとしたら下にもっていくなど、変化させてくださいませんか?
例えば「まやかしも舞う時いたらぬに」とか・・できれば「時」の代りのもの例えば「潮満ち足りずまやかしも舞う」とかと。後者だと恋いの匂いもしてきませんか?

例えば歌仙(36句で一巻の連句。どこでどの季にするかなどのキメ=式目が定められてる蕉風形式)でも複数回使ってよいものは月と花の二回ずつです。あとは同じ名詞は基本的に避けます。短い一巻の中にできるだけ多くの事象を取込もうというのと、後に戻らない繰返さない為です。
打越の場合は同類語とか密接な関係を連想させるもの全てが禁止対象になります。それとは違ってこの場合は、同語でなければ同類語も構わないのですが、読み方も同じなので避けます。
また、句の着目している所が違えばよいのですが「とき至らない」と「とき忘れて」では着目点が近すぎますよね。

ところで、やさしさゆえに戦闘的になることってあるものでしょうか?どうでせう。


 

第十二(77)募集 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月 8日(水)00時35分56秒

発句    異国歌祖母の想いを打ち返す       工藤
脇     あまたある忌の一つとて原爆忌      一草
三     むなもと紅く線香花火         地質屋
四     獣坂迷いまぐあい夢朧          工藤
五     季忘れてや生きるおかしみ        一草(季;とき)
六     爽やかな風が頬をかすめた       そよか

七     やんわりと猫抱いている柿時雨      工藤(執筆)
八     オフ会の声未だかからず        地質屋
九     オキュートはぺろりと皿に滑り込み    一草
十     月や星がにじんで見えた       まーさん
十一    おさなごにたたかいし母ちぶさ豊     工藤(豊;ゆた)

第十二;短句(77)季自由。できれば恋句を。

八;縁側でヒマを持て余してるのか?なんとなく人恋しいけど恋いじゃない(たぶん;笑)
九;元句「オキュートがぺろりと落ちて秋の空」打越が秋の時雨(降りもの)なので「落ちて秋の空」を改訂。
で、オフ会と言えばもうオキュートに決ってる(なんでかは過去ログに・・あるかなあ?)訳じゃなくってえ、なんだか取留めなくはかなくちょいとひょうきんな、しょうがないやって様を付けてみました。
尚オキュートがどんなものか分らない方はこれはもう地質屋さんにメールでもして聞いてください。ボクは教えてあげない。フン(内輪ネタ失礼;泣)
十;元句は特に付け句として出句されたものではなかったのですが、しょうがないやるせない気分で涙が滲んでるのか、皿絵の月や星がオキュートに透けて見えてるのか。。
十一;いややっぱり「母ちぶさ」の健気さに瞳が潤んでいるんですね。
幼子の為に闘っている母の乳房はブラサイズになど関係なく豊かに決ってるでしょう。で、何と闘っているか?どのように?あたりは次句にお任せです。
おさなごと格闘してる可能性もありますが、まあたいていは・・・と言うことで恋いの呼出しと見て好し、としたものです。


 

工藤さん。短句に 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月 7日(火)13時10分25秒

挑戦してみてください。
要領は先に私が工藤さんの句に77を付けた様な具合です。

寺山修司の和歌は基本的に連句の長句(575)に短句(77)をつける作り方をしてますね。例えば

前句  マッチ擦る つかの間海の 霧深し
付句  見すつるほどの 祖国はありや

つまり、575部分と77部分とは、それぞれ独立した事を言ってますよね。
その飛躍を「切れ」と言いますが、や、かな、などを「切字」と言うのと同じです。
俳句の場合はそれを575の中に持とうとします。で切字を用いたり。

 静けさや 岩に滲みいる 蝉の声

でこの場合は「や」があるのですぐ分るですね。また拙句の場合ですと

オキュートがぺろりと落ちて / 秋の空  (/;切れの位置)てな具合。

んで寺山に戻ると

 マッチ擦るつかの間 / 海の霧深し

と実は上の575部分の中に「切れ」を持っているんですね。
マッチ擦るのと霧が深いのとは、実際、因果関係は何もないですよね。
その因果関係の無さを繋いで見せるてるのが、作者(寺山)の「意」ですね。
で、そこに何らかの因果が表出されて来る、という次第です。
二物衝撃(と言ったのは誰だったか忘れましたが)ですが、因果の創出もしくは発見とも言ってよかろうと思います。

つまり寺山は和歌という形で、その二物衝撃(因果の創出)を重層化してる見せる訳です。祖国がなんたらは、マッチとも霧とも元々は無関係ですからね。
しかし今や僕らはマッチすると何故か祖国を思いだしてしまいます。




切なきものと 投稿者:一草  投稿日:10月 7日(火)12時40分59秒

 オキュートがぺろりと落ちて秋の空


なんとしたものか。 投稿者:工藤猛  投稿日:10月 7日(火)09時49分51秒

はじけくる潮流とわれなじむ

帆掛け舟風呂屋に鎮座垢ひとつ

さね一つまもりぬくわれ歴史捨て

ミミズさりコンクリートに燃え来る

やわらかにごつごつ指が愛ひさし

ねじけくる異空間燃えわかち愛

人になる人を食いつつ人であれ

おさなごはとおくにかすみにぎやかだ


 

あふれかうる何ものかに抗議してみじめたらしく・・・ 投稿者:工藤猛  投稿日:10月 2日(木)11時31分29秒


 おさなごにたたかいし母ちぶさ豊
              (ゆた)
  荒れし子供等まやかしに惑う


 

物事は複雑に決まっているし、単純でもある。 投稿者:工藤猛  投稿日:10月 2日(木)09時30分20秒


 ふくよかに祖母微笑みて乳房揺る

 父しょげ祖母ふくよかにお盆来た

 りりしき姿仏間にありて甥騒ぐ
    (し)

 父と祖母墓前に座りしかられて

 眠る時ふくよかなちち祖母にあり


 

あ、良い忘れた 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月 1日(水)23時49分57秒

恋いは死ぬまで


何故こうも 投稿者:一草@風狂堂  投稿日:10月 1日(水)23時48分21秒

  消したはずの記憶と金木犀と
  一息ごとに踏込んでくる

地質屋さんおひさ。ずるいというかお得意というか、闇に充満する金木犀といっしょかあ?たまらんです〜。
ま、引用もありありだからしょうがない、つうかよかさんす。んでも
進行は明後日以降になります。よろしくです。
(そのあいだに自前のも、次ぎのか次ぎの次ぎのか、なんかキボンヌ)


 

(無題) 投稿者:一草  投稿日:10月 1日(水)13時35分37秒

あまたるく金木犀と二のうでと


 

様へ/第七募集継続です・その3 投稿者:一草@風狂堂  投稿日: 9月28日(日)09時48分00秒

座は風狂を試みようとする人々から成るものです。言葉によって成立する作品内部の世界とは別のものです。

また言葉を発する者が、もし自ら発する言葉に誠実でなかったとしたら、そこに何が写されているのかいないのか、まるで判別が付かなくなります。つまり言葉の使用そのものが無意味になるでしょう。これは厄介です。そうかどうかの判別は簡単にはつきませんし。
音声や文字としてしか他者には見えない言葉は、至る所に転がっており、ただコピペ(マネ)するだけで、あたかもそのコピペした者自身が発した言葉のようにも見えてますからね。

という次第で、風狂の座においての連衆の最低限の条件として、言葉に対する誠実さ、ということはとりもなおさず、言葉を受取ろうとする他者にたいする誠意、を持とうとする意欲を持っている者、と限定いたします。
その意欲を持ち合せてらっしゃらない方が居ると、座が混乱いたします。これは実際に面と向っての座においての経験的判断でもありあます。
捌きと連衆とは常に会話をしながらでなければ、実のある進行(対話の継続深化)ができません。

以上のことは、もとより私(が捌く連句)の座に限定しての話です。また私は神(絶対存在)ではありませんので、承伏できない方がいらっしゃって当り前でしょう。
座に参集くださるか否かは皆様の恣意判断(自由)によるしかない話で、それはbbsとまったく同じことですね。で同様に、捌きはその中においての絶対権限を保持します。
その条件無しでやるのは今の所、経験的に不可能だからだ、としか言えません。非常に限定された(互いに良く理解しあった)連衆で構成された座においては、相当に絶対権限を行使することなく捌くことも可能だという経験もまたありますが、しかしやはりゼロにはなりません。

と言ったような訳で、結論に飛びますが、gajiさんを風狂の座から破門にしましたが、勿論、あくまで風狂内のこと。それ以外の例えばその風狂を外から見ての論評なども含め、土竜の砂場において彼女がどう行動しようとなんら関係しません。
それは席亭である土竜さんの専権事項です。皆様の誤解無きようお申しそえておきます。

それから、一座するに当って、言葉の使用に長けているいるかどうかとか句の巧拙など一切関係しません。ただ言葉(他者)への誠意のあるなしだけです。

と、まあなんか堅い話が長引いてしまいましたが、ようするに、普通に言葉遊びをして頂ければよいので、何方様もお気軽にご参加ください。
また日本語限定でもありません(但し翻訳も付けてくださいね。捌きが解りませんので)
前句に刺激されて出てきた言葉をリズムに乗せてみて、自分流に簡潔に研ぎ上げる作業を楽しんでみてください。

以下、今までのところを再掲いたします。     風狂堂店主敬白



発句    異国歌祖母の想いを打ち返す       工藤
脇     あまたある忌の一つとて原爆忌      一草
三     むなもと紅く線香花火         地質屋
四     獣坂迷いまぐあい夢朧          工藤
五     季忘れてや生きるおかしみ        一草 (季;とき)
六     爽やかな風が頬をかすめた       そよか

第七;募集
ここで面(連)変りとします。短句が二句続いたので、ここは長句(575)。発句気分で。
や、かな、などの切字使用も可とします。


 

続・第七候補あれこれ 投稿者:一草@風狂堂  投稿日: 9月26日(金)00時07分31秒

工藤さん

;はるかなる時の戒め鮫肌に舞う
「鮫肌に舞う」は誰(何)の肌?舞うのは誰(何)?

;秋味にテロリスト舞う瞳明き
鮭の産卵に銀鱗が散乱してるんでしょうか?で、この場合のテロリストってひょっとして羆?「瞳明き」って、寝てたんですか?ってな具合に、解りませんです。前句との関連も。

;たうたう姿突き咲く言葉舞い集う
「たうたう」滔々?とうとうおっ死んだのとうとう?「突き咲く」突き裂く?
極力、分り易い言葉でお願いします。
gaji さんに書いたことと同じ話ですが「韜晦難解しっちゃかめっちゃか訳ワカラ」の具体例を「狙って」のギャグ句ってのは有りなんですが、でもそういうのは一発ネタ、狙い澄まして、の一回限りです。何度もやると効果無しですんで。

;とき廃れ泉枯れたる瞬持つ
「とき」「瞬」は打越(前々句の繰返し)。ましてや「忘れてや」ですので「持つ」のは行為として同類ですね。繰言になってしまいます。

;むつごろうのから揚げ食いたくなった
子供のように素直な実感を平易に述べられた句(??)で大変好ましいのですが、ムツゴロウは春。一応ここでは季なしか秋の指定でしたのでちょと困ってますです(笑)。ボクも食いたい・・


皆様さん

と、言うような具合で、もう暫くご精進ください。前句は特に難しい句でもなんでもありませんから、実感を素直に詠んでいただければ大抵のものは「付く」はずなんですが・・・

治定のポイントは、前句の意に如何に応答しているか、です。
捌きの「読取り」不足や見当ハズレのご指摘ご解説ご意見はどしどしくだされませ。


言葉の定着は難儀だ 投稿者:工藤猛  投稿日: 9月25日(木)11時39分06秒

はるかなる時の戒め鮫肌に舞う

秋味にテロリスト舞う瞳明き

たうたう姿突き咲く言葉舞い集う
   (し)

*************

とき廃れ泉枯れたる瞬持つ


 

いくさの星 投稿者:まーさん@はらぺこ中  投稿日: 9月23日(火)23時30分15秒

まいど!まーさんです。

みなさん、こんばんは。
一草宗匠、添削ありがとうございます。
よく考えれば「火の星」「赤い星」は「ガイシュツ」にひっかかりそうですね(ぜんぜん見えていない^^)。
で、
『月の陰 小さな星が にじんでる』
・・・にじんでみえるのは、今や昔のいくさに対してか、単に老眼が進んでいるからかも。

そよかさん、こんばんは。亀レスですみません。
伝えたい想いが伝わらないもどかしさってありますよね。どんなに意を尽くしても言葉をさがしても伝わらない。最後にはハラが立ってきたり、あきらめたりの繰り返しも多いです。
でも私はいつも『ひょっとしたら相手もそう思っているかも』って考えるようにしています。
そして『もう一度最初からやってみよう』と思うのですね(だから亀トンチンが多いのかもね、うふふ)。
失礼しました。


Re意思を込めて 投稿者:一草@風狂堂  投稿日: 9月22日(月)17時26分14秒

先週木曜のヨッパで書いたの大分変換ミスがありますが寛恕寛恕でひとつ・・しかしどうも体調不良でご無沙汰しました。と言うことで(?笑)

腹減ったあなたも死ぬる離れ家>工藤さん
さかり来る困惑兆す会い苦し>工藤さん

「死ぬる」「苦し」は第一連で、具体的な事象として述べられてありますんで、展開して欲しいのですが。で同じように

亡骸に思いをのせて蝉時雨>帽子屋 さん

「亡骸」は没です。空蝉ならまだよろしいのですが。また蝉時雨は夏、原爆忌花火と夏で始ってますんで暫くは夏から離れたし。前句が「爽やか」で秋ですんで、ここは一つ月を出して頂くとか、何やら秋の風情でお願いします。(季なしでも構いませんが入れるなら秋で)
そして何より発句に「想いを」がありますんで。。

火の星もうさぎのついたきびだんご>まいど、まーさん

火星が月を掠めたのはツケ筋としては有りなんで、もう一ひねり(じゃなくて解きほぐしてかな?)して頂けるとよろしいのですが・・ちょいと意味(情景)不明なんで。。

と言ったような所で皆様の句に目立つのが「想い、美、哀、苦し、思い」などの「或る感情がありますよ」の単語。ではその感情の具体的な姿は、その言葉からは伝わってきません。また前にも書きましたが「自愛、困惑、健気、・・・」などは「価値判断の元に或る感情がありますよ」としているのですが、その判断が適切かどうか、つまり共感し得る価値観や感情かどうかをその言葉だけからでは読みとれません。

哀しい、嬉しい、苦しい、などの総括されてしまった抽象的結論言葉を幾ら聞かされても、はいはいはい、で??となっちゃいますでしょ。どうせ他人事なのです、そうした結論は。
何故哀しいのか?どんな風に哀しいのか?哀しい自分がどうだと言うのか?
それらが分らないと(伝わらないと)我事としては感じないでしょう?

短い言葉なのですから多くは言えません。が、短い言葉だからこそ逆に、核心部分を抽出する努力がひかります。その結晶はより普遍的に成り得ます。

うしろすがたの時雨て行くか  山頭火

ってな具合に。よけいな説明は入らないのです。

友逝きし土の匂いや蝉時雨   一草

などと帽子屋さんのを少し頂いてみました。なにがしかの哀しみが伝わるかどうか?チャレンジだけが人生さ〜〜っ、と、言うことで、第七、募集、継続です。


結局 投稿者:帽子屋  投稿日: 9月19日(金)18時57分19秒

第七句目募集中なんすか?

んなら

亡骸に 思いをのせて 蝉時雨 

というのはいかがでしょう。>宗匠


意思を込めて 投稿者:工藤猛  投稿日: 9月19日(金)10時34分30秒


 さかり来る困惑兆す会い苦し


なんとなく 投稿者:工藤猛  投稿日: 9月19日(金)09時35分03秒


 腹減ったあなたも死ぬる離れ家


 

もっとが続く 投稿者:一草@風狂堂  投稿日: 9月19日(金)01時59分17秒

そよかさん

タンキング(長句を短句に)しましたが、ご了承ありがとう御座います。「意」が違う時はご遠慮なく仰ってくださいね。bbsと同じですから。
拙さ、は問題ではないですので、もっとドンドンご応募ください。私の役目はbbsの管理者と同様なんだと思ってます。「捌き」と「管理」は同義かもしれません。
何れも、何らかの論理(普遍性)がなければ「裁断」できませんよね。その裁断の是非はともかくウウウ〜〜〜って訳でね。ま、面白くなきゃ誰も飽いてにしてくんない、ってのもいっしょでしょ。。。
そのうちそよかさんも風狂捌いてね

まいど、まーさんこんばんは。

火の星もうさぎのついたきびだんご
伝わらぬ想いを込めてうたにする

ん〜〜どちらも取れなくもないんですが・・・
「想いを込めてうたにする」は人情としては弱いんですね。発句以下が人情が濃い(つうか諄い)ので、それに薄い人情では展開として「弱い」。つまり前に引きずられ気味。
いっそ人情から離れたほうが、発句以下の人情を批評(相対化)できると思うです。
「うさぎのついたきびだんご」は事実を述べているようで、実は「判断」を述べている、ということに関してはご了解頂けるだろうおもうです。その事自体の「是非」は別問題だってことも。

月のつや黒子をながめつつ、ちあきなおみの唇に・・・・アア(笑)


もっともっとアアもっと〜っと 投稿者:一草@風狂堂  投稿日: 9月19日(金)01時57分42秒

発句がなにんとも思いの強い句ですので、次ぎまた重い句がくるのは辛くないですか?
思いが強く重いのはそれはそれでいいのですが、それだけで人生終りたいですか?って言いたくなっちゃうですね〜〜〜・・・
ってことで、人生苦有れば楽ありってなもんで、生きてあるのが花でゲス。怨みつらみもハナの内。
ハナを外れた怨みつらみは暗黒。その暗黒をハナにできるかどうかが風狂道。世俗のハナとはハナから違う。
世俗に生きるもよし。暗黒に生きるもよし。
風狂に生なんと欲すれば、その何れもをも洒落のべすべし。
粋なるをもって真理となす。聖徳太子伝(余らす大身の神って変換せんわい)は言う訳ないねん。(ゴメン。よっぱギャグ不発)

異国縊死施餓鬼に群れし幼人
世迷言けがれ練りこみ地神食う

縊死、施餓鬼、世迷言、けがれ、練りこみ、地神食う

工藤さん、何れも工藤さんの価値判断の「後」の言葉だと言うこと、お分りですか?
価値判断の結果的当否ではなく、ここで言う価値判断とは、自分の感性でななく、「他者の行い」に対する「工藤さんの価値判断」です。

工藤さんがもし「神」であれば工藤さんの価値判断は直ちに「人々」の判断の基準になってよいのですが、そうでない場合、他者の判断と工藤さんの判断は等価に石ころになります。
「石ころ」というのは「無意味」とは全く違います。「石ころ」は事実そこに存在するのですからね。意味があるなしを判断されるような対象ではありませんよね。存在するものは存在しますから。

という話を前提においといて「判断」した結果を言われても、概ねそれは「分ってしまっている」というのが「つまらない」話なのですね。

見解認識の相違、意見の相違、立場の相違、経験の相違、色々ありますね。何れも「判断」の相違でしょう?

ところで、そういうものが「違っていた」として、で、「人であること」に違いがあったでしょうか?

で、風狂の「見つめたい」ものは「人であること」の違いです。「人であること」の共感です。それも「言葉」において出来ることの「限り」においてです。

言葉において「判断された結果」は概ね、過去の何かに依拠せざるをえません。それは言葉の宿命でしょう。しかし、その宿命を越えようとすろ意欲もまた「言葉を使う火と」の避けがたい欲望だろうと思います。

つまり風狂は、その越えがたい欲望の解放を目指すのです。

記述しえる客観としての結果は、歴史でしか知ることはできないでしょう。が、結果(判断の正しさ)とは全く別の事として、今ここで行為するボク達の判断として、成し得ることは、結果とわ別にあるはずです。

そうでなければ、僕らは行為できません。いかなる行為も、他者と関わらない訳がないですから。正しくあるかどうかに関わらず、行為しなけらば「人」の世は存続しませんよね。(早い話がやらなきゃ出きんですばい。神がなんたら関係なかよ。国家がなんたら同様ばい)

ショコデ、風狂においてな〜にが言えるのか?な〜んば言うとか?ですばい。

世俗の「判断」はつまらんです。風狂でやる必要はなか。
風狂でしかできん事。そらは何か?世俗の判断がこぼしてこぼしてしまっていること。

拉致被害者は「悲」しかないのか?殺人者には「悪」しかないのか?己には是しかないのか?否しかないのか?自然は否定できないのか?神は全善なのか?神がどうだろうと私は居るだろう?・・・という今の私(の世界)はなんじゃらほい?

世俗を離れる、ということは聖人になることではないです。徹底的に俗(他者)から離れて世間(世界=自己)を眺めること以外にないです。その為には徹底的に自己に拘る、もありです。がしかし、自己が世俗そのものでしかなければ、風狂には至れません。

いかし一方、風狂が出来るのは、俗に染まっているものでなければできない、とボクは思うです。悪人なおもて往生す、とはつまりそう言うことではないかと。ハナから「聖人」なんてのに世界(俗)が分る訳がない。世界は俗人のものなんだから。

発句の「打返す」は、工藤さんの判断ではなく「工藤さんから見たらそのようにしか見えなかった」という事実の提示だった、とボクは感じたのです。その当否は問題ではありません。

「縊死、施餓鬼、世迷言、けがれ、練りこみ、地神食う」には、そのような真情とは別の、ある「判断」が込められていると感じます。そこが不満です。

「実のある句」というのは、そうした「判断」から離れた真実=実情、を捉えた言葉でできた句です。稚拙は問いません。幼い言葉だからこそ「生きる」ことも有るのですから。


こんにちは 投稿者:そよか  投稿日: 9月18日(木)15時50分25秒


 一草宗匠さま、拙いウタを添削採用ありがとうございました。

季節感(生活感、花鳥風月)は地域によって微妙にその実感は違うでしょうね。
こちらではこの2日間くらいは涼しくなったなと感じたのですが、昨日は又残暑で日中の数時間や
就寝時もクーラーが必要でしたが、今日はそれなりの日差しながら爽やかな風が吹いて遠くから秋が確実に近づいているのを感じます。

 ☆まーさん@はらぺこ中 さん;
こんにちは。
『伝わらぬ 想いを込めて うたにする』私なんかはますます伝わらなくなったりして...、アハハ。
昔の人の「教養」が偲ばれます。


応募します 投稿者:まーさん@はらぺこ中  投稿日: 9月15日(月)21時53分13秒

まいど!まーさんです。

一草宗匠、こんばんは。混ぜてもらいまっせ。

発句気分で、とのことなので。
『火の星も うさぎのついた きびだんご』
『伝わらぬ 想いを込めて うたにする』

失礼しました。


 

第七募集 投稿者:一草@風狂堂  投稿日: 9月15日(月)01時06分40秒

発句    異国歌祖母の想いを打ち返す       工藤
脇     あまたある忌の一つとて原爆忌      一草
三     むなもと紅く線香花火         地質屋
四     獣坂迷いまぐあい夢朧          工藤
五     季忘れてや生きるおかしみ        一草 (季;とき)
六     爽やかな風が頬をかすめた       そよか

第七;募集
ここで面(連)変りとします。短句が二句続いたので、ここは長句(575)。発句気分で。
や、かな、などの切字使用も可とします。

六;元句「いちじんの爽やかな風頬かすめ」
脇に「一つ」があるので「いちじん」は避けたく。また「一陣の風」と言わなくとも「かすめ」た風なら一瞬の出来事でしょうから。例えば「頬打つ風が吹すさぶ」とかとの違いですね。それに「一陣」だと突風っぽい。びゅうーっとふいたら爽やかとは言わないでしょ。
で前句(第五)の調子が堅いので、ここは口語調で「軽やか」にしました。


ウ〜〜ム、恥ずかしながら2度目の挑戦 投稿者:そよか  投稿日: 9月14日(日)20時03分11秒


 いちじんの 爽やかな風 頬かすめ

「軽やかな風」とも思ったのですが...


第六募集 投稿者:一草@風狂堂  投稿日: 9月14日(日)17時39分20秒

発句    異国歌祖母の想いを打ち返す       工藤
脇     あまたある忌の一つとて原爆忌      一草
三     むなもと紅く線香花火         地質屋
四     獣坂迷いまぐあい夢朧          工藤
五     季忘れてや生きるおかしみ        一草 (季;とき)

第六;募集。前句を受けているならば、長句(575)短句(77)何れでも可。
      季も、どうせ忘れ(無視せ)られちゃうんだから、もう勝手にして(笑)
      観念的な句が続いてますので、実のある、生活感のある句が欲しい。

四;元句「獣坂だれとまぐあう夢朧」発句に「祖母の」がありますので「だれと」を変更。もう少し離れている(間があいている)と構わないのですが、近いととどうしても「誰?」は「祖母」に引きずられますので。
んで「朧」は春の季語。もうしょうがないなあ〜ってんで
五;「季(とき)忘れてや」の「や」は切字なんですが「忘れてよ」の訛でもあり。工藤さんの「生きるおかしみ」を頂いてしまいました。

連句の表(初めの六句)は穏やかに、というのが伝統の教えですが、今回はハナから不穏な雲行き、さて、どういうことになりますやら・・


なんとなく 投稿者:工藤猛  投稿日: 9月13日(土)13時54分08秒

シベリヤに下草燃ゆる空の影

まほろばの生きるおかしみほのか尻

ふっくらと迷い込む坂獣道

*************

獣坂だれとまぐあう夢朧

てろりすと己は壊れ人になる

衰微する天邪鬼と諍いし


逆にしても変ですたので。。 投稿者:一草@風狂堂  投稿日: 9月13日(土)02時40分38秒

  線香は喘息持ちと黄砂かな

前句が線香花火。「線香」の繰返しは芸(変化)なしで没です。イメージ(世界)を広げてください。それと「黄砂」は春の季語。ここは「無季」指定ですのでなにとぞ。
なお、連句の付け句では切字(や・かな)の使用は禁です。(我が「風絮」なる形式の連句では捌きの気まぐれで、可とする場合もありますが原則禁)

  ふっくらと沈み込む重美尻哀

「重美尻哀」は、どのように詠めばよろしいでしょうか?(漢字のお陰で意味は解りますが)

  シベリアで下草燃ゆる秋の際

「無季」指定違反です(あくまで捌きに逆らおうって魂胆ですな;笑)。ところで野焼ですか?

  いとおしかしなびたる尻まほろばの

「いとおしか」九州弁?それとも「しなびたる尻まほろばのいとおしく」?
ただここでは、発句に「祖母」があって「しなびたる尻」では繰返しになりますので採用できません。「まほろば」「いとおしく」共に「(異)国歌」「祖母(祖国)」の延長=イメージの繰返し、になりますので没です。
もっと離れて(イメージを飛躍・転換・発展させて)ください。
前句からの連想、前句の批評(非難ではなく)など、何れにしろ前句に触発されたイメージの豊かさが命ですが、この場合の豊かさは、一句の中にあれこれ盛りだくさんにではなく、その詠み手にしか表現できない切実さリアルさなどを鮮明に、です。


あれ。 投稿者:工藤猛  投稿日: 9月12日(金)10時05分34秒

下草燃ゆるです。「く」は打ち間違い。


「もしかしたら」逆です。 投稿者:工藤猛  投稿日: 9月12日(金)10時01分53秒

線香は喘息持ちと黄砂かな

ふっくらと沈み込む重美尻哀

シベリアで下草く燃ゆる秋の際

いとおしかしなびたる尻まほろばの


えーーい伝統なんかくそくらえ 投稿者:一草@風狂堂  投稿日: 9月11日(木)22時30分02秒

とか言いつつ頂くものは頂いてっと
工藤さん、たくさんのご出句ありがとう御座います。

  稀ツバメ晩夏に一人走り来る
  灼熱残夏いとおし彼岸花

「夏」はもう線香花火と共に終りませう。第四;募集<無季>にご注意。

  幼子は群れて切れなん暖巣あり

「群れて切れなん」の情景は、バラバラになることがない、の意でしょうか?それともとぎれることなく何時も幼子が群れている、の意?古語の使い方ボクはよく知りません。もしかしたら逆ですか?
また「暖巣」は、暖かく懐かしい感じの巣をイメージはするのですが、造語ですか?できれば造語は避ける努力をお願いいたします。禁ではありませんが。

  赤銅地響き似たる彼の血潮

「地響き」は原爆に繋がって打越と見ます。(打越;前々句のイメージの繰返し。禁です)
また「彼の血潮」も忌の追悼の意に打越すかと。

  沸き起こる奔放自愛暮れなずむ

頂けなくもないのですが「沸き起こる」がキノコ雲を彷彿として打越の観。
「奔放自愛」の言葉の強さに対して、その自愛の様は模糊として不明です。
「沸き起こる」のか「暮れなずむ」のか?はたまたその「狭間にある」何かを言おうとしているのか?もし狭間だとするとそれが「何か」をご提示願いたいです。

  美尻故健気に甘露血反吐はむ

難解な句ですね。「美尻故健気に甘露」は奥様で「血反吐はむ」は工藤様?(笑)ぎくしゃくし過ぎてて、ここ(第四)ではちょいと敬遠です。
でもし、工藤様のことは取合えずさておいて「美尻故健気に甘露」の方だけにスポットを当てて見て頂けると、より奥様への恋心が際だつのでは?と。(決めつけちゃってますが;笑)

と、言うことでご推敲お待ちしております。
ところで地質屋さんから「鬼面亭さま」との綽名のご提案がありますが、なかなかなものかと。いかがでせう?俳号となされては。

皆さん
他の方々もご出句ください