文興進様「真のご父母様に捧げる霊界の報告書」


 このメッセージは、霊界の興進様が天宙清平修練苑の訓母様を通して、去る二〇〇二年一月一日、第三十五回真の神の日を迎えて、真のご父母様に捧げられた霊界の報告書として、七千名余りの食口が参加した記念式で、訓読されたみ言です。

 興進様は、今まで真のご父母様が宣布された様々な摂理的な内容が、霊界にもたらした変化について、そして先祖を善霊に創る過程、霊界の修練所の紹介、修練会の過程、神様王権即位式以降の霊界の変化について、詳しく報告を捧げられました。

 興進様の霊界の便りの報告を受けられた真のご父母様は、「まるで霊界の変化を絵に書いたように、詳しくしっかりと紹介されている」とおっしゃられ、これらの事を全ての食口たちが、良く知って実践できるようにするために、小冊子にしなさいと語られました。

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 真の愛で天一国の新時代を開かれ、神様と真のご父母様と共に生きることのできる時代を創って下さり、本当にうれしく感謝申し上げます。

 二〇〇一年七月八日、天も望み、地も望み、人間も望み、万物も望んだ本殿聖地起工式を通して下さった 「真の愛の天運を相続して天地解放圏を完成されますように」という祝福のみ言を具体的に実践する者となるように、更に頑張ります。

 また二〇〇一年十月未から十二月まで、韓国・日本・アメリカを巡回されながら、天宙平和統一国大会を勝利されて、天一国の新時代を開いて下さったことを本当に感謝申し上げます。真のご父母様の地上摂理に足並みを揃えて、霊界で進行されている収況をしばしばご報告申し上げなければならなかったにも拘らず、そのようにできなかったことをお許し下さい。

 これまで真のご父母様の祝福とお導きによって、地上で展開されてきた摂理に足並みを揃え、霊界でも修錬所を運営して、地上に再臨協助できる基台を創ってきました。地上の天宙清平修錬苑を通して分立された霊人たちを、ここ霊界の修錬所に呼んで教育し、罪を磨かせ、地上に下ろして祝福を受けさせて、絶対善霊にする役事をしてきました。そして再び彼らを霊界に呼んで、四十日間の祝福家庭として行くべき真の家庭の教育をして、地上での真のご父母様の摂理に足並み
を揃え、子孫たちに再臨協助することができるように導いてきました。

 特に、真のご父母様の八十余年の生涯の勝利的結実である「神様王権即位式」は、霊界にあまりにも大きな変化をもたらしました。真のご父母様が、自ら歩んで来られたこ苦労の蕩減路程の勝利的な実績を足場として、神様の血統を回復し、さらに失われた子女と国を探し出して立てられた神様王権即位式は、堕落以降に生じた神様の恨みを解怨してさしあげる歴史的な日でした。この日は、あまりにもうれしくて神様も泣かれ、絶対善霊界も泣きました。神様に対する真のご父母
様の孝誠は、全ての天地を感動させました。

 このように真のご父母様が、自ら見せて下さった教訓を胸深く刻んで、私たちも真のご父母様を喜ばすことのできる物心のついた子女となるように努力致します。

 真のご父母様の大きな愛と関心の中で、ここ霊界でも多くの仕事をしてきました。これまでに推進されてきた霊界の修錬所と地上の天宙清平修錬苑で行なわれてきた先祖解怨式、入籍祝福式、そして霊界の修錬所で絶対善霊にしていく修練会の過程などの諸般事項と、特に神様王権即位式以降の霊界の変化について、詳しくご報告を申し上げます。


 真のご父母様の宣布による霊界の変化

 真のご父母様は、最も大きな願いは、神様王権即位式を奉献することだとおっしゃいました。このような歴史的な神様王権即位式のために、八十余年の歳月を血と汗と涙で、全体蕩減の生涯路程を歩んで来られた真のご父母様であられました。

 神様王権即位式を挙行するために、真のご父母様は、まず霊界の閉ざされている障壁を崩そうと地上の誰も知らない、ただ神様のみが知っておられる数多くの精誠と蕩減の条件を立てられました。このような勝利的特権を足場として、霊界と地上を完全に神様主権の世界へと変える摂理的な宣布式をされました。そしてその宣布された内容を、大会を通して地上世界に具体的に開いて下さいました。

 このように真のご父母様が、神様王権即位式のために準備してこられた宣布式の意義を心に刻みながら、霊界に現れた変化についてご報告させていいただきます。

 実際、私が霊界に来た初期には、真のご父母様のみ旨をお支えして仕事をするのに、困難なことが非常にたくさんありました。真のご父母様は、歳の幼い私を霊界の総司令官という立場に祝福して下さいましたけれども、初めは堂々と仕事をすることのできる雰囲気ではありませんでした。

 霊人たちの間では、地上で信じてきた宗教が違うので、唯一自分の知っている宗教的な意識と基準だけですべてのものを判断しようとするし、自分の宗教の内容のみに関心を持っていました。非宗教圏でも同様で、地上で生きてきた自分の考え方と習慣に執着して、他のものに対する関心を持ちませんでした。

 本来は、真のご父母様を中心として、各宗教を信じてきた霊人たちが再臨復活して、地上で自分の子孫たちや信徒たちに役事し、再臨主を証すことにより、宗教統一の道をなしていかなければなりませんでした。しかしその当時は、まだ実質的に、このような役事を成すことのできる霊界の環境が造成されていない状態だったので、とても大変でした。

 特に、私が霊界に来た初期には、絶対善霊界が形成されておらず、むしろ悪霊界が強い状況にありました。悪霊界は、自分を中心とした堕落性があまりにも強くて、誰かが新しく来たとしても知ろうともしない雰囲気でした。ただ自分が地上で生きていたときに受けたその苦痛と恨みを晴らそうという執着しかありませんでした。また、深い心情的な繋がりが弱かったので、イエス様や他の聖人たちとの関係の中で私がどのようにしなければならないか躊躇していました。

 真のご父母様は、キリスト教の基盤の上に再臨主として来られたので、他のどんな宗教よりもキリスト教をアベル的な宗教として立てられて、天の側に導こうとされました。「単純に、私とイエス様が一つになることを越えて、統一教会とキリスト教が一つになるためには、霊界でまず一つになり、地上もそのように統一的な道を行くことができるようにしなければならない」と真のご父母様は、おっしゃいました。

 ところで当初は、各宗教ごとに固有の意識と文化を持っていたので、宗教圏を越えて、一つの求心点を見つけ出すことがとても難しかったのです。更には、他宗教圏の中心である聖賢たちとの関係はもつと大変でした。

 このような宗教的統一圏を形成するために、真のご父母様は、一九九六年十二月に四大聖賢たちとイエス様の十二弟子、そして各宗教団体の教祖たちを皆、清平に呼ばれて、地上にいる韓国と日本の牧会者たちと共に、四十日の教育を受けるようにして下さいました。四大聖賢たちが、霊界の修練所で百日間の教育を受けながら、原理と霊界の全体的な事実を知るようになり、祝福を受けたので、ずっと関係を結びやすくなりました。修練会の過程を通して、四大聖賢たちも真のご父母様がどんな方であるかを知るようになり、心情的な共感帯ができるようになり、ようやくお互いに簡単に通じられるようになりました。このように真のご父母様が、四大聖賢たちを祝福して下さり導いて下さることによって初めて、宗教を越えて、お互いに通じることのできる道が開かれたのです。

 一方、真のご父母様が、四大聖賢たちとその弟子たちを祝福して下さり、宗教圏を統合することのできる道を開いて下さり、宗教を越えて一つになる契機を作って下さることによって、私自身が初期に経験した様々な困難なことを一つずつ克服していくことができ、霊界の総司令官として、堂々と責任を持った立場で仕事をすることができるようになりました。このようなすべてのことが、真のご父母様の大きな愛と祝福のゆえであったのです。

 まず真のご父母様は、一九九五年八月二十五日に、大母様、大兄様、忠母様に霊人祝福式をして下さり、一九九七年十二月一日の夜には、霊人祝福をすることができる権限を相続させて下さる「霊界祝福開門宣布」をして下さいました。さらに霊人を祝福することのできる権限を、私と大母様に相続させてくださり、霊界で絶対的な権限を持って、霊人祝福をして来ることができました。これは、三九六〇万双の祝福の勝利により、サタンの血統を断絶して切ってしまい、真のご父母様の血族と直接連結することのできる時代において、真のご父母様の勝利を霊界に連結させるための恵みとなりました。

 万民の地上解放と共に、天上解放を完成して、神様がどこでもはばかることなく、本然の愛の心情を広げられるようにするために、天上の開門宣布を許して下さったご父母様の恵みの前に感謝致します。一九九八年四月十七日のイースターには、「長子圏、父母圏、王権開門宣布式」をして下さり、天上世界において、私(興進) とイエス様がこれまで家庭を中心として連結することのできなかったものを、三億六千万双祝福の勝利によって世界的なサタン血統断切を宣布することができるようになりました。これにより父の国、母の国、長子圏の国を代表して、この三つの国を神様の前に新しく立てて、宇宙の中心である天上世界と地上世界を代表することのできる国として、真のご父母様を中心として、絶対に一つとなった統一的な基盤が立てられました。

 霊界での統一圏と地上での統一圏が一つに結ばれ、これからは解放的祝福圏を地上と天上世界に開門することができるようになりました。

 このような基盤の上に、三万双、三六万双、三六〇万双により世界化された祝福が、一九九八年に入り、祝福の天宙化へと拡大され、地上のみならず、霊界の霊人たちまでも祝福する恵みの時を迎えました。

 一九九九年に入って「真の祝福の天宙化とサタンの血統完成解放宣布式」を通して、すべての天上世界と地上世界の先祖たちを代表し、地上解放と統一の道へ出て行くことができるようになりました。

 更に、ブラジルのパンタナールでの「天宙解放」の祝祷とベルベデイア聖地で宣布された「東西洋勝利祝賀」は、多くの変化をもたらしました。これを通して、サタン世界で偽りの父母の血統を踏んで、その上に立った真の父母様の勝利的基台の上に、神様がすべてのものを直接主管され処理されて、天上世界と地上世界のすべての地域を解放して、神様の主権的愛の天国を成されて統治することのできる新しい世界へと前進していくことができるようになりました。

 更にまた、すべての天上にいる祝福を受けた群れが、地上にいるアダム家庭を代表として祝福を受けた家庭を兄として侍り、弟の立場に立って神様に侍り、カインとアベル関係の祝福家庭になって天上世界と地上世界を編成することによって、解放圏を備え、新しい勝利の父母圏を持つようになりました。これを基整として「真の父母様の天宙勝利祝賀宣布式」が挙行されました。

 そしてこれを起点として、サタンが強制的に地獄に引っ張って行った時代とは反対に、霊界で祝福を受けた家庭が自分の子孫たちに再臨して、強制的にでも天国に連れて行くことのできる自由解放圏時代を迎えることができるようになりました。

 真のご父母様が七十九歳になられた年の一九九九年九月九日午前九時九分九秒(九・九節)に、水沢里の中央修錬院で、五千余名の食口たちが参加する中で「天地父母天宙統一解放圏宣布」をされました。霊界でも、この時刻に合わせて、真のご父母様の勝利に同参しました。まことに美しく雄大なお姿でした。

 この日を通して、基準がサタン主権時代から天の王権時代へと変わることによって、国家、氏族、家庭、個人の版図において、サタンも神様の命令を受けなければならない世界的な版図が訪れたとおっしゃいました。天宙的な真のご父母様の名を中心として、失われた九数を撤廃し、サタン的な歴史の根絶を天宙に宣布すると共に、天の最後の勝利圏を迎えられる時代を宣布されました。

 それにより、サタンが天側の境界線圏内に入ることができなくなり、天の前に屈服することによって、天上世界の子女たちとこの地上の子女たちが、縦横・前後の全体を中心として、統一的な愛の王権主義を宣布できるようにして下さいました。

 この日を期して、不足な私を「家庭救済のための聖子の立場」に立ててくださったことを心より感謝致します。真のご父母様は、天上世界と地上世界の家庭を連結されて、地上で成された家庭と天上世界の祝福を受けた先祖の家庭を一体化するために、さらに一層、先頭に立つことを期待されるその願いの中で、家庭救済のための聖子の立場に立ててくださったことをよく知っています。

 これを通して、イエス様の時代に失敗したものを連結させて、霊界と肉界で同時に行なわれている家庭理想の拡張運動が、すなわち清平運動であるという祝福のみ言と、イエス様の時代の霊的な父母の基準のみならず、霊肉を中心とした基準に十分に値するので、祝福を代行しているというみ言にとても感謝致しました。私の行なうすべてのことは、真のご父母様のみ言のままに行っているだけでこざいます。すべての栄光は、真のご父母様が受けられますようにお願い申し上げます。

 「九・九節」の宣布の上に成された「三・十節」は、神様を中心として天地父母がすべての項上の立場において、全ての宇宙を抱えられるようになった歴史的な日でした。

 二〇〇〇年に入ってからは、霊界でも神様の祖国創建のための急激な変化が起こり始めました。八月に真のご父母様は「国境線撤廃と真の愛の実現」というみ言を通して、全世界のすべての国境線を撤廃することを宣言され、秋夕(チュソク‥旧暦のお盆)にイースト・ガーデンで真の子女達と教会指導者一二二名の参加する中で「総解怨秋夕記念式」をされました。

 この日、アベル圏とカイン圏を代表した八名が、各々二名ずつの東西南北に向かって立ち、聖洒を撒くことによって宇宙を聖別したのですが、これは統一教会全体を代表し、霊界にいる全体の祝福家庭を代表した立場でした。「総解怨秋夕記念式」を通して、自由自在に東西南北、中央、縦的世界、どこでも次元の違ったすべてのものを主管できる愛の統一天国に向かって、すべての全体が同じ生命力を持った一つの方向と目的に向かって、天の前に忠孝の道理を果すことのでき
る道を開いて下さったことを本当に感謝申し上げます。

 秋夕(チュソク)を過ごされて、天城旺臨宮殿に来られて第一回入籍のための祝福家庭婦人修練生四千余名が参加した中で、天上にいる私に真のご父母様の祝福権を譲って下さる 「祝福移譲宣布式」を挙行して下さいました。不足な私を信じて下さり、真のご父母様が勝利されたすべてのものを、私に引継ぎをして下さいました。

 真のご父母様のみ名で勝利したすべてのものを、天上世界で神様の創造理想と一体となった解放的な祝福権を、真のご父母様が直接に、私に引継がせてくださったのでした。このような基台の上で「三時代大転換四位基台入籍統一祝福式」の恵みをくださったのでした。

 十月十四日に、霊界の私と栄進、恵進、喜進、四大聖人と哲人、賢人たちを始めとした霊界代表と第四回入籍修練生四千令名の食口たちが参加した中で、真のご父母様は「以北出監五十周年記念及び霊界解放式」を挙行して下さいました。

 この式は、神様を中心として天上世界と地上世界が、真のご父母様を通して一つの新しい心情文化世界を創建する地上天上天国の文化圏の出発を祝福したものでした。

 天使長であったサタンまでも、人類の最後の道に従って、天国に行くことのできる道を開放して下さいました。私を立てて下さり、キリスト教を中心として宗教圏の四大聖人、良心圏、すべての哲人圏の全体が方向を同じくして、天に向かった一つの方向に直行することができるように祝福して下さった真のご父母様の愛でした。

 真のご父母様が死線を越える苦痛の中でも、神様を慰められ、人類を救済しようとされるみ心を胸に抱いて、興南監獄から出監されて五十周年になるこの日を、霊界と肉界の解放に連結させてくださり、統一的な天宙解放を持つことができるように祝福してくださった真のご父母様の無限なる愛を感じさせていただきました。

 二千年の秋夕(チュソク)を期して、真のご父母様が「総解怨式」をしてくださることによって霊界の壁が崩れていき、霊人たちが互いに往来することのできる道を開いてくださり、霊界解放式を宣布してくださることによって霊界の宗教圏にとても大きな変化をもたらしてくださいました。

 実際に、霊界は地上と違って、あるところから別のところに簡単に行くことができないので、真のご父母様のそのような宣布と愛がなかったら、霊界で私が仕事をするのに本当にたいへんであったことでしよう。

 霊界は、心の世界と同じなので、ある考えや意識で一度固まってしまうと簡単に変わりません。ですからある宗教を信じている霊人が集まって暮しているところから他の宗教を信じているところに行くということは、非常に難しいことなのです。霊界は、心に決めたことが実際の現実的環境にそのまま現れるので、高い塀があったり、お互いに渡り合うことのできない広く隔たれた絶壁があったりし、数えられないほどの石や岩が落ちてきて渡ることのできない環境も現れたりします。ですからこのように断絶された霊界の多様な階層圏内で境界線を越えて、お互いに往来するということはたいへん難しい状況でした。

 このような霊界の状況をご存知の真のご父母様は、蕩減の路程を歩まれながら勝利されて、その基台の上に総解怨式をされ、霊界の数多くの階層と数多くの障壁を崩してくださいました。

 ところで霊界の璧が崩されたからと言って、すべての対立的な構造がなくなり、簡単に、互いに関係を結ぶことができるのではありません。真のご父母様が、総解怨式を通して璧を崩される前には、到底、自分が属している環境から他の宗教や場所に行くことができませんでした。しかし総解怨式をしてくださってからは、やっとまだ自由とは言えませんが、互いに往来することができる道が開かれたのです。霊界圏内でも、お互いに努力して、宗教を越えて、往来できるようになりました。

 神様王権即位式を四十日前にした十二月三日に、ウルグアイのプンタ・デル・エステから六十六名の教会指導者と食口の参加する中で宣言された「楽園、地獄撤廃と天国入籍宣布」は、とても重要な意味を持っていました。神様の悲しみの基盤であった天上、地上世界にあるすべての地獄と楽園を解放し、撤廃してくださいました。神様の主管圏内で、愛と心情の紐について来て、すべての峠を越え、国境を越えて、解放圏をもたらしてくださいました。神様の王権を立てることのできる時代を宣布された恵みでした。

 二〇〇一年一月十三日、天城旺臨宮殿で挙行された「神様王権即位式」は、天と地すべてがもっとも喜ぶ日となり、真のご父母様の生涯の願いをかなえられた日でした。そのように喜ばしい日に、真のご父母様は私を初めとした霊界の四人の子女、地上の子女、五大聖人家庭、韓国と日本、アメリカの中心食口など一万二千余名の食口を呼んでくださり、本当に感謝でした。

 この日神様は、祝福家庭の先祖の中から先に祝福を受けて絶対善霊になった霊人たちを介添え人(トゥルロリ)に立たせ、数多くの天使と美しい香りと明るい光彩の中で、実体として、天城旺臨宮殿に旺臨され、王権即位の喜びを真のご父母様と共にされました。神様王権即位式は、神様の王権を真のご父母様が蕩減復帰を通して回復され、神様を本然の立場に奉献した式でした。

 この日を期して、真のご父母様が約束され、宣言されたすべての基準の上に、神様がおいでになることのできる自主的で解放的な天下を、神様の愛の圏内に連結してくださる式典でした。真のご父母様!今一度、慶賀申し上げます。

 真のご父母様は、今日まで、ただ神様の王権の権威を回復してさしあげ、本然の立場を取り戻して差し上げるために、一生涯、蕩減の路程を歩まれ、苦労して来られました。これまで成された勝利的基準と宣布された内容は、神様王権即位式に焦点を合わせたものでした。

 神様に対する 「真のご父母様の精誠と孝心は、言葉に表すことができないほどに大きい」と神様がおっしゃいました。霊界でも、そのような事実をみなよく知っています。この不足な息子も、真のご父母様に似て、神様を喜ばせ、真のご父母様を楽にしてさしあげるためにより努力いたします。

 
 霊界の状況と変化

 尊き真のご父母様!食口たちも、ここ霊界の状況を深く知ることができるように、全霊界の状況と変化について詳しくお話ししたいと思います。

 まず地上から霊界に行くには、楽園と中間霊界の間にある霊界の門を通過することになります。霊界に入るとちょうど地上で高い山を登りながら現れる光景のように、山の中間まで霧に包まれているようで、更に高い頂上に向かって登って行くと足下に霧が立ち込めているような状況が広がってきます。低級な霊界に行くほど、霧が濃く立ち込めているような場面が現れます。

 しかし天国に行くと、明るく広々とした世界が現れて来ます。天国は、広い草原地帯が広がっており、そこでは烏が歌い、美しい花が満開で、動物が楽しく遊んでいます。周りの空気は、ライラックの香りのような匂いに満たされています。また宝石よりも明るい光彩を放ち、水晶のような透明な世界が現れ、立っているだけでも心がすがすがしくなります。天国は深い愛の感動を感じるようになり、自由と幸福と喜びが自然に感じられる世界です。地上とは違って、心の中に感じる深い感動と感覚がそのまま続きます。

 天国には、悩みや心配や辛いことがなく、表情がとても明るく平和な姿です。お互いに話す必要もありません。お互いに感じて、為に生き、愛するところです。闘いもなく、憎しみや妬み、嫉妬、傲慢のような堕落性もありません。為に生きる真の愛のみのある世界です。

 天国は、真のご父母様を通して祝福を受けてこそ、そこに行って暮らすことのできるところです。いくら地上で善なる生活をしても、祝福を受けていなければ天国に行くことができません。天国は、適当に暮らして死んだら行くところではありません。天国に行くためには、地上できれいに美しく生きなければなりません。だれが見ても白い玉のように、傷の一つもない水晶のように清くあってこそ
行くことができます。天国で生活するためには、表情が明るく、常に微笑みがあふれて、宝石のように輝かなければなりません。従って、祝福を受けた人たちは、毎時間、自分の生活の姿を省みながら、自分が天国人になっているかを確認しなければなりません。そして天国人として少しでもはずかしくない姿になるように地上生活を徹底しなければいけません。

 天国からすぐ下に少し下がると、多様な霊界の階層が広がってきます。霊界は、はっきりとしていながらも、多様に階層化されているところです。地上人間たちが考えるときには、霊界は天国と地獄の二つの階層のみを考えるのですが、実際は、数多くの階層で構成されています。善なるところからより悪なるところに階層化されています。

 霊界がこのように多様に階層化されていても、天国以外のところでは、心安らかにいられるところはありません。ここでは生活するのがとても大変で、お互いに悪を中心に自分が正しいと主張し、喧嘩しています。霊界の各階層では、同じ性禀を持った霊人たちだけが集まって暮らしているので、おもしろくありません。

 例えば、地上でドロボウをたくさんした霊人たちが生きている世界は、いつも周辺の霊人たちが何かを盗んでいくように感じて、お互いに疑いながら生活をするようになるので、いつも不安なのです。また地上で喧嘩ばかりしてきた霊人たちが生きているところは、いつも喧嘩ばかりしています。

 今まで地上で暮らしてきた霊人たちは、大部分中間霊界と地獄に来ています。霊界では、地上で生きてきた通りに霊人体が形成されるので、地獄や苦痛を受けるような霊界に留まらないためには、原理的な生き方から外れないで、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の道を行かなければなりません。唯一、神様の性禀は、善であり、愛なので、神様の性禀に似ようと努力をしてこそ、天国に行くことができるのです。

 中間級の霊界を通り過ぎて、もつと下に降りて行くと、四方が暗くどんよりかすんで、息の詰まるような地獄が現れます。ゾクゾクと寒気がして、汚い臭いが強く漂っています。凶悪な姿をした霊人も現れます。お互いに噛みつき合い、血気を起こし、憎しみ合っています。ある霊人が一言いうと喧嘩が始り、怒鳴って殴り合い大騒ぎになります。死体の腐った臭いよりももっといやな臭いもします。またあるところでは、火の釜のようになっているのですが、よく怒る霊人がここに住んでいます。そして、もっとも恐ろしい地獄の底には、自殺した霊人や地上で淫乱な生活をした霊人たちが住んでいるのですが、蛇がうごめいていて、恐ろしくおぞましい姿をしており、とても目を開けて見ることのできない光景です。

 一般的に地上に住んでいる人たちは、地獄がどんなに怖いかよく知りません。しかし地獄のこのような場面を見たらたったの一分一秒たりとも留まっていたくないはずです。幸いにも祝福家庭は、真のご父母様が祝福を通して原罪を清算してくださり、遺伝罪と連帯的な罪、自犯罪、堕落性を脱ぐことのできる機会があるのですが、この価値がどれほど重要であるのか、知っているといっても良くわかっていない面があるようです。

 原理にも出ているように、霊界は誰かが送ってくれるのではなく、自分の霊人体の成長程度によって自ら訪ねていくので、このような基準で地上の生活を振り返ってみれば、これからどのように生きていかなければならないかがわかるでしょう。

 霊界は、天国から地獄まで、色で各霊界圏の違いを表現することができます。天国は、透明で白く明るい色です。汚れのついているまだらなものがなく、白玉のように傷が一つもありません。ところが低い霊界に行くほどに、色がだんだんと濁っていきます。薄暗い薄い色か、暗い濁った紫色系か中間色程度に現れます。もっと低い段階に行くと薄い栗色が現れ、ネズミ色系が現れます。続いて灰色系、黒、濃い黒色の順に現れます。天国は、明るく天国の近くに行くほど明るい色の系統が現れ、地獄に行くほど暗く薄暗い色が表れます。地上で罪を多く犯して霊界に来た霊人たちであるほど、その色を見れば暗く薄いのです。犯した罪によって霊人体の各部位に色で表示されて現れます。

 祝福を受けて堕落性を完全に脱げば天国で暮らすことができ、また善なる心を持つほどに天国の近くで生きることができ、堕落性が多く罪が大きいほど自分の色が濃く暗くなり、低い霊界に行って生きるようになります。ですから地上で祝福を受けた後、悪霊を分立して堕落性を脱ぐことがとても重要です。それは霊界での自分が生きる環境の変化を左右するからです。地上では、お金があり権力を持っていれば良いところに住むことができ、自由だと感じることができるかも知れないけれど、霊界の状況は全く違います。地上で生きていたとき、お金を正しく使うことができず、権力を振り回し、罪を犯せば犯すほど、低い段階の悪の霊界に行って生きるようになっています。

 罪というものを原理講論では、サタンと相対基準を造成して天法に違反することと言っています。罪には、原罪、自犯罪、遺伝罪、連帯罪があります。ところが普通、地上人たちは罪と言うと、自犯罪のみ考えがちです。しかし原罪はもちろん、先祖から受け継いだ遺伝罪があり、自分が直接に罪を犯したのではないけれども連帯的な責任を持った罪もあります。

 堕落人間は一言でいうと、六千年の人類歴史の全ての善悪の結実体ということができます。先祖から子孫は善なる性禀も悪なる性禀も受けついだのですが、善よりは悪が多い世界の中で生きてみると、より多くの悪性禀とその罪が子孫たちに受け継がれて、悪循環をしています。

 地上人たちの体の中に多くの悪霊がついているということは、自分が犯した自犯罪と先祖の罪が遺伝して現れたことを意味しています。罪はサタンや堕落性を通して相対的基準を結んだ結果なので、罪には必ず事情があり、関連した者がいるようになっているのです。それで、もし先祖が過去、地上に生きていたときに、間違ったことをして相手に恨みを持たせたとすると、恨みを持った霊人たちはその恨みを持たせた霊人の子孫について復讐をしようとして、その子孫たちを不幸
のどん底に落とし入れようとするのです。このような罪によって現れる代表的な結果が、病気とそれによる苦痛なのです。

 現代の地上人が持っている病気の九十パーセント以上はこのような先祖の罪と関連していると言っても過言ではありません。子孫に現われた疾病と苦痛の内容をみると、過去にその先祖の生き方がどんなだったかを知ることができます。先祖が公金を流用したり、他人の財産を盗んだ場合や被害を与えた場合には、その子孫が胃腸系の病気になり易いのです。淫乱罪を犯した場合には、その子孫が脱線したり、離婚する家庭が多いのです。また生殖器と関連した病気や不妊症も現れ易いです。自分が相手を見間違えたり、ほかの人を通してその人のことを聞き間違えて言い間違いをしたら、心情を蹂躙した罪になり、その子孫の中に盲人、聾(ツンボ)、唖(オシ)が出る場合もあります。相手に被害を与え、痛みを与えたちょうどその肉身の該当部位に、病気を発生させたりすることが多いのです。その罪の代価が重いほど不治の病として現れます。

 このような先祖からの遺伝罪を、現在地上に生きている人間が蕩減条件を積んで清算できなければ、その罪は、また子孫に遺伝します。後で地上人が霊界に来て、子孫たちが苦しんでいるのを見て、自分がその罪を清算してあげていたなら、子孫たちがあの苦痛を受けずに済んだのにと後悔する場合も多いのです。

 従って、地上で自分に相続された先祖たちの全ての罪と自犯罪を清算することができなければ、病気と苦痛から脱出するとはできません。このような罪があまりにも多く多様なので、ちょうどアリの卵が全身についているように、犯した罪と関連のある悪霊がついているのです。

 実際、霊人たちは、自分の霊人体の大きさを自由自在に調節することができます。それで、アリの卵のようについているということは、霊人たちが自分の姿をとても小さく縮小して表現したことを意味します。また霊人たちの現れた姿を見ると、死ぬ時の姿や現在おかれている状態の姿として現れることもあります。一方では、性格によって様々な獣や虫の姿をしたりもします。よく怒ると虎の形相で現れるかと思うと、人をよく騙すと狐の姿で、淫乱ごとをすると蛇の姿などで現れることもあります。

 尊き真のご父母様!

 ここ霊界の修錬所は、天国のすぐ横にあります。天国は、真のご父母様が霊界に来られるとき、共に入るとができるところなので、まだ空いていて、天国のすぐ横で修練所を運営しています。

 霊人たちを絶対的な善霊にするためには、修錬所がなければなりません。悪霊人たちを絶対善霊にすることのできる霊界の修錬所を運営するということは、どんなに幸いで感謝なことかわかりません。この不足な息子は、真のご父母様に限りなく感謝を捧げても足りない思いです。

 そして絶対善霊に変えることができるようになったということは、サタンが侵入できない領域が形成されたことを意味します。絶対善霊が多くなるほど、霊界や地上で、神様、真のご父母様がご臨在できる領域が拡がります。また地上人たちに対するサタンの悪霊の役事が少なくなり、地上にも新しい天国環境の希望が開かれるのです。

 ところで、現在行なわれている悪霊分立の役事の過程を見ると「地上にいる悪霊たちを一瞬に整理して、絶対善霊にしたら簡単ではないか」という疑問を持つこともあると思います。しかし、これは原理的にみると不可能です。堕落によって中間位置に陥った堕落人間には、神様が一方的に権能を行使することができない状態です。サタンも一方的に干渉することができません。しかし堕落人間が条件物を通して、相対的基準をどのくらい造成するかによって、干渉の権限が付与されるのです。天の側で蕩減条件を積むときにのみ、その条件を基盤として、神様が人間を主管することができます。ですから私の体の中にいる悪霊たちを分立するためには、その罪を具体的に知っていても知らなくても、それなりの条件を立てなければならないのです。そうでなければ悪霊分立はもちろん、解怨することも簡単ではありません。先祖解怨式をするとき、地上人が一定の条件を立てるのも、すなわちこのような条件を土台として、悪霊を分立して霊界の修錬所に送り、絶対善霊として神様が臨在できるようにするためなのです。

 今まで真のご父母様が、天宙的な勝利的基盤を築かれ、霊界を解放して下さり、霊界と宗教の境界線や宗教の境界線を撤廃して下さり、地上での国境線を撤廃して地上天国の環境にして下さることによって、霊界の修錬所において、悪霊たちを絶対善霊にして地上に再臨協助することができるようにして下さいました。

 特に、真のご父母様が推進して来られた、一九九〇年代後半から神様王権即位式に至る宣布式を適しての勝利的特権によって、絶対善霊による再臨の役事が可能になりました。実際に、再臨主でなければ、このような摂理を進めるのは不可能であったでしょう。永遠であられる真のご父母様でなければ、到底することができないからです。

 これまでの霊界の動きについてお話しすれば、人間の堕落以降、だんだん発展してきた悪霊の役事は、一九八〇年代に入って霊界が急激に変化し、地上で悪霊の活動が大きく現れるようになりました。

 そうなった理由は、それまで天のみ旨を探し求めてきた中心人物たちが、サタンの正体を具体的に、正確に把握することができず、罪の根である原罪を明らかにすることができなかったので、サタンも余裕を持って自分中心の世界をしっかりと作ることができたのです。

 しかし、真のご父母様が地上に来られてからは、状況が変わってきました。真のご父母様は、サタンの正体と罪の根である原罪が淫乱罪であることを明らかにされ、更にはサタンの性格まで正確に把握されました。そして神様が直接啓示しない内容まで、即ち真のご父母様はサタンの性向を把握し、これからはサタンが地上での足場を失うしかないように、蕩減条件を立てていかれながら、復帰摂理歴史を勝利されました。

 このようになったので、サタンも当惑するようになりました。それでサタンは、霊界の悪霊たちを動員し、地上人の体の中にいる恨霊人たちと合勢して、過去の恨みに対する刺激を与えて、地上人たちを苦しめる悪霊役事を強化しました。サタンは、彼らを呼んで刺激を与え、恩讐への恨みを返させ、彼らが苦しめられたほどに、またそれ以上の恨みを、子孫たちを通して返すようにさせているのです。

 特にサタンは、祝福家庭に侵入する機会を常に狙っていて、条件に引っ掛るような生活をすると、悪霊たちを入れて、祝福家庭が神様中心に生活できないようにさせてきたのです。

 本来、祝福家庭は、真のご父母様と心情一体をなし、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で生活すれば、サタンが侵入するはずがないようになっていました。しかし非原理的なことをして、サタンが讒訴できるように条件を奪われると侵入できるようになります。

 実際に、地上の祝福家庭は、真のご父母様の勝利的基台のみに頼ったまま、自分の体と行ないを、深く振り返ることを疎かにしていました。「もしかしたら自分にサタンが侵入できる条件を立てるようなことをしていないだろうか?」、「そのような堕落性を持っていないだろうか?」と深く振り返ることができませんでした。ですから今からでも、自分を更に悪から浄化させ、創造本然の真の子
女の姿に生まれ変わる努力を傾けなければなりません。

 また祝福家庭の体の中にも、恨霊と悪なる霊が多くいるという事実と、このような悪なる霊たちをどのようにしたら分立することができるかを知って、ちりほども残さずに悪霊を分立する役事を地上でしなければならないのです。悪霊たちがたくさん入っているということは、サタンが讒訴できる堕落性とそのような行動が多いという証拠となります。

 このような立場から見るときに、真のご父母様が私を中心として霊界の修練所と地上の清平役事を開いてくださることによって、失われたエデンの園を復帰することのできる契機を作ってくださったことを心より感謝せずにはいられません。

 清平の役事は、よれてからまった血統を中心とした複雑な問題を、先祖解怨式を通して整理整頓し、神様と真のご父母様を中心とした本然の血統に復帰されるようにする役事です。先祖たちが犯した罪と堕落性が、子孫たちに遺伝しており、自分も知らずに悪を犯して苦痛を受けている食口たちに、救済の手を差し伸べてくださり、内面世界を整理整頓して、サタンに幻惑されずに、本心と良心を中心として自分を浄化することのできる契機を作ってあげています。

 時が流れると共に、悪霊を分立した人とそうでない人の人生は、確実に違っていくことでしょう。悪霊が多いほど病気も多く、苦痛の多い環境が現れるでしょうし、悪霊が分立されて善なる姿を備えるほどに、安楽で幸福な生活を送ることができるでしょう。

 ですから天国理想に合せた基準、すなわち絶対的な善の基準を捜し立てなければなりません。堕落性を脱いで、神様が認めることのできる真の子女の道を行くことが何よりも重要です。

 従って、祝福家庭が清平で行っている悪霊分立の役事を、他人を見物するようにするのではなく、自分の内面に潜在している悪なる性禀と堕落性を少しも残さないで取り除こうという思いで、清平役事に参加しなければなりません。霊人たちが霊界で絶対善霊に変わるように、地上でも霊界と同様に、自分の霊人体を見ることはできなせんが、良心の声に耳を傾けて、本心の発露を探し求めて、神様に似た個性完成の道を探し求めていかなくてはなりません。

 絶対善霊には、悪霊たちがつくことができません。悪霊は、絶対善霊の明るい光に対することができませんが、それに対して絶対善霊は、悪霊を具体的に見ることができるので、彼らを取り出すことができるのです。このように悪霊が接することのできない絶対的な善霊が地上に臨在するようになったということは、サタンが地上に恨みの多い霊人たちを発動して、自分勝手に支配してきた役事の限界線が引かれたことを意味するのです。

 神様王権即位式と三時代大転換四位基台入籍統一祝福式、そして先祖解怨式と先祖祝福式を通した善の役事を拡大することのできる時代が、開かれるようになりました。これから地上人たちは、自分の内面にある堕落性を全て脱いで、本然の堕落以前の姿に自分を生まれ変わらせなければなりません。また霊界と地上が同時に変化して発展するので、真のご父母様を誇り、原理を誇らなければなりません。地上にいる全ての人間が祝福を受けて天国に行くことができるようにするためには、絶対善霊たちが多くならなければならないので、全ての祝福家庭が復帰摂理の主人としての意識を持っていくべきことが何よりも重要です。

 ところで絶対善霊には、悪霊がつくことができません。悪霊は絶対善霊の明るい光に対することができない反面、絶対善霊は悪霊を具体的に見ることができるので、彼らを抜き取ることができます。このように悪霊が接することのできない絶対的な善霊が地上に臨在するようになったのは、サタンが地上で恨みのつのった霊人たちを動かして、自分の勝手に支配した役事をこれ以上することができなくなったことを意味します。

 またさらに、悪霊を整理して絶対善霊に変えなければ、「あなたは主である」という啓示を受けた霊通人たちが、自分の環境と位置、特性、知能、心霊の程度を分別できないまま、偽りの役事をする悪霊に騙されて、多くの混乱を招く可能性があります。霊眼が開かれたと言っても、霊界を全部知っているのではありません。霊を見たことが、全体ではなく、その霊が善霊か悪霊かを正確に鑑別することができて初めて危険でなくなるからです。悪霊がときには、善霊のふりをして仮面をかぶって現れるので、鑑別できる五感が開かれなければなりません。

 そうなっていたら、キリスト教が一人の方であるイエス様を信じながらも、お互いに違った見解を持って、教派が分かれて、敵対関係となってしまうような混乱を招いたとしても防止することができるのです。そうして真の父母様を中心として、天宙大家族を形成するためには、霊界と地上において同時に役事ができて主管できるように、偽りや真似をする可能性のある要素を皆除去しなければならない責任が私たちにあるのです。

 真のご父母様は「全祝福家庭は、霊的五感が開かれなければならない」と語られました。霊的五感が開かれるためには、単純に霊眼のみ開かれればいいのではなく、堕落性を捨てて、神様の創造の心情世界に入ってこそ可能です。自分の内面に堕落性がなくなり、透明になるまで、一生懸命に罪を拭い、生まれ変わる道を行くためには、神様と真のご父母様の心情圏と一体とならなければなりません。

 真のご父母様は、地上にもいらっしゃりますが、霊界にもいらっしゃります。天国に行った霊人たちは、神様の宝座の横にいらっしゃる真のご父母様のお姿を見ると再臨主が誰なのかすぐに分かり、疑う余地がなくなります。しかし地上の人間たちは、霊界をよく知らないので、真のご父母様の価値を知ることができず、人間的に対し易いのです。

 霊界の修練所に参加した霊人たちが天国に行ってみると、そこにいらっしゃる真のご父母様の姿に多情さを感じます。挨拶をすると微笑みと共に大きな愛を感じます。真のご父母様は永遠な方であり、地上と霊界を自由に往来することのできる方です。地上人たちが霊的に無知で、真のご父母様の価値をよく知らないでいる現実が残念です。

 このように永遠であられる真のご父母様に侍って生きるということが、どんなに幸福で感謝なことか分かりません。しかし食口たちは、忙しい生活に縛られていると、真のご父母様の価値を失って生活する場合もあります。いくら忙しく、現実が大変であったとしても、真のご父母様の永遠な価値を絶対に忘れてはいけません。


 先祖解怨式と霊界の修練所

 先祖解怨式をするために受付をすると、そのリストを見て、大母様が天使たちと絶対善霊たちを動員して、該当する先祖たちが霊界のどこにいるかを探します。先祖たちを探してみると、甚だしくは地上にいる人間たちの体の中に留まっていたり、霊界に行っていたり、幽霊として歩きまわっている先祖たちもいます。先祖たちを探すのは、まるで望遠鏡を通して遠くにいる物体を見るように探すのです。また遺伝子を検査するように、血統的に関連している先祖を追跡したりもします。

 以前には、解怨をするときに、霊人たちを呼んで解怨していた時代もありましたが、今は悪霊界が強くなったので、直接に行って連れて来ければ、正確に該当している先祖を連れてくることができません。

 先祖解怨式の時間に先祖たちは、地上にいる子孫たちと出会う時間を持ちます。その後、天から光の筋が先祖たちに照らされ、この光の筋と共に天使に案内されて、先祖たちが霊界に行くのです。修練会を通して分立した悪霊たちと先祖解怨式をした先祖たちは、一緒に修錬所に行くようになります。

 霊界に近づくと、中間霊界と楽園の間にある霊界の門を通って、修錬所に入所します。修錬所に入ると受付けをして、教育を受けるようになります。

 まず私が挨拶をして、それから百日修練会の進行過程、および意義を説明します。そして講義の中で、各自の霊人体がどんな姿かを具体的に説明してあげて、霊人たちに自分の体を見るようにさせます。ところで霊人たちは、今まで自分の霊人体を深く見る機会もなく、関心もなかったので、目で見ることのできる環境ではありませんでした。それでこのような修練会を通して、自分の体を見ると皆びっくりするのです。自分の体が変な風に見えると、声を上げる場合もあります。自分の体を見ると地上での自分の生活の実情を事実そのままに見ることになり、自分が行くべき霊界の家と環境を具体的に知るようになるのです。

 このように自分の霊人体を見せた後で、私が先祖たちを連れて、天国から地獄の底まで霊界全体を見せてあげるのです。その次に、各自の霊人体の状態のまま、自分の家を探させるのです。ところが自分の家を探すのに、天国とは違って、悪なる霊界に行けば行くほど、また地獄に近づけば近づくほど、霊界には平地がなく険しく、高い塀と璧があり、更に暗いので、悪なる霊人たちは、近くに自分の家があっても苦労してやっと辿り着くのです。

 これまでの私たちの先祖も他界してから霊界の自分の家に行って住む場合がほとんどありませんでした。死んだ後に、悪霊につかまってしまって、自分の家に行くことができずにいて、やっと初めて行けたという場合が大部分です。

 その次に、自分のいるところがどんなに苦痛かを感じるようにさせます。そして到底暮らすことができないと悔い改めて、心に誓うまでそのままにしておくのです。自分がこれまで地上でどれほど間違った暮らしをして釆たかを深く感じさせるのです。そして霊界の修錬所に、もう一度呼ぶのです。

 そのような過程を経た後に、皆集めて本格的な原理講義をします。原理講義は地上とは違って、霊界では講義内容の場面がそのまま再現され、生々しく当時の状況を事実そのままに知ることができるので、地上よりも遥かに深く実感することができます。

 最初の講義は、「創造原理」と「堕落諭」の講義で、私がします。「神様が人間と自然万物を創造されるとき、とても喜びに満ちた希望を持って創造されました。神様は、人間が自然万物を愛で主管しながら喜ぶ姿を見て、ご自身もお喜びになるために被造世界を創造されました。このように一つ一つの自然万物を、人間を思って創られたのが、エデンの園でした」。このように、創造の過程についての講義をすると、横にある画面に、神様が天地を創造された当時の過程が、生々しくそのまま再現されて現れます。霊人の修練生たちは、このような光景を見ながら、神様がどんなに大きな愛で、人間と自然万物を創造されたかを深く感じることができます。このように講義をした後で、霊人たちに神様の創造の心情を感じたかと聞きます。すると皆「はい」と答えます。そして地上で神様が創造された愛の心情を知らずに生活した罪が、どんなに大きな罪になるか知っているかと聞くと、皆がうなずきながら、深い悔い改めの祈祷をするのです。

 そして続けて「堕落諭」に関する講義をすると、当時堕落した場面が状況別に現れるのです。まずルーシェルがより多くの愛を受けたいという過分なる欲望から誘発された愛の減少感を持つ場面、ルーシェルがエバを誘惑して堕落させる場面、またエバがアダムを誘惑して堕落させた場面、このようにアダムとエバが堕落して、天地がだんだん暗くなり、罪悪の世界が現れたことを見るのです。

 アダムとエバが堕落した後、その子孫たちがサタンの堕落性を受け継いで、罪を犯し、血統的にだんだんと悪くなり、罪悪性を持つようになった場面を見るのです。このようにアダムとエバが堕落した後、偽りの父母から受け継いだ悪の血統が、子々孫々血統的に継承されて犯した罪が、その子孫たちに遺伝して、子孫自身が犯した自犯罪が加わって、それがまたその子孫たちに遺伝されながら、罪の悪循環の過程を経て、現在の自身の姿にと引き継がれる過程を見るのです。これを通して、自分の罪悪性を確認し、そのような悪の実体が自分であることを感じることにすすり泣くようになり、霊人体がピカピカと光りを放つときまで、罪悪の部分から始まり、全体を一生懸命に磨くようになります。

 また続いて講義される内容には、神様を中心とした世界から外れて地獄が作られる場面などが現れます。このように地獄が作られる過程において、修練生たちは自分が地上生活をどのようにしたかを振り返るようになります。このように創造原理と堕落論講義を続けて聞いたので、自分を振り返りながら約八十パーセントほどは思い出すのです。ここで講師が雰囲気を造ってあげると、百パーセント全部思い出します。その記憶の中では、自分が過ちを犯したことにより、自分の子孫がその堕落性を受け縦いで、さらに罪悪世界で苦痛を受けている姿も現れるのですが、皆悔い改めながら泣くようになります。

 このように講義を通して、自分の罪を洗い流した後に、もう一度、今の自分の状態に合わせて暮らせる家を見させます。すると、そのもう一度行ってみた家は、過去とは違い、天国に近いもっと良いところに移っていることを確認し、自分達も絶対善霊になり、天国に行くことができるという新しい希望と望みを持つようになります。

 続いて「善と悪」に関する講義がありますが、これは李起錫(イー・ギーソク)会長が、受け持って進行します。この講義は、「絶対的な善とは何であり、悪とは何か」を正確に説明します。時間が過ぎるにつれて悪がどんな過程を経て、更に強くなったかを聞きます。

 原理的に見ると、創造本然の世界には、悪というものは、全くその痕跡を探そうとしても探すことができませんでした。悪は、アダムとエバの堕落以降に派生したものです。しかし悪自体は、絶対的なはずがないのです。結局、絶対的な善の世界に行くしかないのです。しかしアダムとエバの堕落以降に、悪が形成され、子孫たちに悪なる性禀とその罪が遺伝されることによって、時間と共に悪はどんどん大きくなりました。そして善より悪の支配力が段々と強くなったのです。

 しかし、真のご父母様が地上に再編のメシアとして顕現されることにより、状況が変わりました。真のご父母様は、悪がこれ以上支配することができないように、蕩減条件を立てられ、神様を中心とした絶対善が中心となって、地上と霊界が動くことのできる地上天国の環境の基礎を築かれたからです。

 このような内容の講義をするときに、やはり壇上の横の画面に、善の世界は何であり、悪の世界がどんなであり、どうやって子孫たちに罪が相続されるかという過程が、事実として現れるのです。このような過程を修練生たちが見ると、自分を通してどのような罪が子孫たちに引き継がれ、苦痛を与えるようになったかを振り返るようになり、悔い改めるようになります。そして絶対的な善の姿に変化しなければ、天国に入ることができないということを深く悟るようになります。小さな罪悪相であれ、自分に残っている限り、神様の前に行くことができないことを実感して、一生懸命に自分の罪悪相を探し出して磨くようになります。そしてもう一度、自分が暮らすところを訪ねて行かせます。変わった家に行ってみると、更に一生懸命に悪霊を分立して、堕落性を脱ぎ絶対善霊になろうと努力するようになります。これと共にこのような恵みを下さった神様と真のご父母様に、深い感謝を捧げるようになるのです。

 次は「復帰原理」に関する講義が続きます。この講義は、劉孝元(ユー・ヒョーウォン)会長がされます。アダム家庭を中心とした復帰摂理、ノア家庭を中心とした復帰摂理、アブラハム家庭を中心とした復帰摂理、モーセを中心とした復帰摂理、イエス様を中心とし復帰摂理路程などについての講義を聞きます。

 復帰摂理の各中心人物たちが、どのような失敗によって責任を完遂することができずに、摂理が延長されてきたかを、講義を通して深く理解するようになり、このような状況が事実として壇上の横の画面に現われ、霊人たち自身も過去の生活の中で、このような失敗や過ちを犯さなかったかを振り返り、反省と悔い改めをしながら、自分の罪を拭い取るようになります。

 修練会が進行するほどに、自分の罪を磨くほどに、天国に行くことができるという希望を持つようになるので、更に一生懸命に、修練会に参加するようになります。霊人たちは、原理のみ言を聞きながら、その時その時ごとに、このようにものすごい真理のみ言を明らかにされた真のご父母様の限りない恵みの前に、栄光を捧げ、真のご父母様の偉大性に感服したりするのです。

 続けて「真のご父母様の路程」に関して、朴鐘九(パク・ジョングー)会長が講義をされます。真のご父母様がこの地に来られたけれども、キリスト教圏が背信することによって苦痛とわびしさを経験され、さらに興南監獄では死の真っ只中へと引き摺り落とされましたが、却って神様を慰労され、出監後に神様が下さる祝福に感謝して堂々と進まれる姿、数多くの迫害と困難を克服されて、むしろ彼らに対する赦しを求められながら、一つ一つ蕩減条件を立てていかれる姿、夜昼なく祈祷と涙で天の秘密とサタンの正体を明らかにされ、原理を探される場面、神様の国をこの地に建設されようと自ら弟子たちを探され、み言を伝えられる場面、歴史的な成婚式の場面、現在の成約時代摂理役事を進行される段階的な場面が現われます。

 これを通して霊人修練生たちは、神様が地上に真のご父母様を送って下さり、地上天国を作られようとされている深い恵みと愛の前に感謝するとともに、このような神様の心情を知らなかったことを深く悔い改めるようになります。

 続いて終末諭、復活諭、予定諭、キリスト諭に関する原理講義が続きます。これらの講義は、地上で牧会をしたり、原理講師として活動してから霊界に来た方たちを呼んで、特別に講師のための教育をしてから講義をしてもらいます。

 このような原理講義を聞いて、画面を通して生々しい当時の状況を直接見ることによって感じるようになり、これを契機として自分の罪悪相を振り返って悔い改めながら罪を洗い流すようになり、自分がどんなに変わったかを確認しながら、絶対的な善の基準を探し出して天国に行くことのできる希望を得られるような教育課程を反復するようになります。霊人たちに対するこのような教育は、かなり効果的で良いものです。

 霊人たちは、このように霊界修錬所で百日間の修練会の過程を終えて、天宙清平修練苑に祝福を受けに来るときは、原罪以外の他の全ての罪を清算した状態で来ることになります。百日の修練会を終えた霊人たちは、その後、挙行される祝福式に参加して聖酒式をすることによって、原罪が清算され、絶対的な善霊に変わります。先祖解怨式を経て、霊界の修錬所で教育を受け、祝福を受けて絶対善霊になったということは、神様と真のご父母様を中心とした善の血統に復帰され
たことを意味します。

 このような絶対善霊たちは、ちりほども罪のない状態です。それでサタンと悪霊人たちが接近することができず、サタンが自分の主管圏内にもう一度連れていくこともできません。そのような絶対善霊たちを見ると、本当に光っていて美しいのです。香りが濃く漂い、愛くるしいのです。それで絶対善霊たちは、これから真のご父母様が天国の門を開かれるときに、お供をしながらついて入っていくのです。

 絶対善霊たちは、地上で祝福を受けてから、もう一度、霊界の修錬所で・四十日の間、「真の家庭教育」を受けます。この時、祝福家庭に関する講義は、申浩哲(シン・ホーチョル)講師がします。

 修練生たちは、真のご父母様を通して、祝福を受けた価値が、どんなに重要なものかを理解して、今からは祝福家庭として、神様、真の御父母様に侍り、どのように生活しなければならないかを聞きます。また、自分たちの子孫たちが地上でどのような生活をしており、どのような問題点を持っていて、どのような苦痛のなかにいるかを一つ一つ知らせます。霊界の修錬所で、真の家庭教育を受けている間に、地上にいる子孫たちの状況と罪悪性について、一つ一つ調べることの
できる機会を与えます。子孫たちの体の中に入っている悪霊たちの性格がどんなであり、これを主管するためにはどのようにしなければならないかなどについて、具体的な内容を教育されるのです。子孫たちの状況を具体的に見れば見るほど、さらに深刻な気持になります。なぜならば、大変な立場にいた自分たちを解怨して祝福してくれた子孫たちが、むしろ悪霊たちの主管を受けており、苦痛を受けている姿を見ながら、子孫たちがどうにかなるのではないかと心配するからです。

 また、真の家庭四十日修練会を受ける間に、先祖たちは真のご父母様が人類の罪を蕩減するために、どんなに困難で大変な苦労の路程を歩んで来られたかを、生々しく知るようになります。そして真のご父母様を中心として、摂理の時に合わせて責任を果すことが、どんなに重要かを学ぶようになります。そして「統班撃破」 や「宗族的メシア」の使命完遂と、神様の祖国定着の為に何をして、天一国安着の為に何をしなければならないかという、具体的な絶対善霊たちの責任についての教育を受けます。そして地上天国を建設するために、子孫たちの罪をどのように洗い、どのようにこの世を変化させていくかということを教育されます。

 このように再臨した絶対善霊たちは、子孫たちが悪霊に体と心が主管されている状態から抜け出して、地上生活を天運と共にみ旨に合わせるようにして、理想家庭になるように協助しています。更には、統一家全体と人類と神様の前に頁献する子孫として導いています。また創造理想を中心とした神様と真のご父母様のみ旨を引き継いだ神様の四大心情圏と三大王権の伝統を確立し、神様と真のご父母様を中心として、地上、天上天国建設の基本となる永遠なる真の愛の夫婦として、真の家庭を成していっています。

 絶対善霊たちは、天使たちと共に悪霊から苦痛を与えられた状況から抜け出して、祝福家庭たちが悪霊を分立することができるように協助してくれています。

 先祖たちは、子孫たちに再臨した後に、霊界の修錬所から見た状況そのままに生活していることを、より深刻に思い、子孫たちの罪と堕落性を脱がせてあげようと努力し、サタンと悪霊たちが最後の発悪をする今の時代においては、子孫たちがもしかしたら間違いを犯すのではないかと必死に助けてくれているのです。

 先祖たちから引き継いで来た罪悪を清算することと、子孫たちの一代で解決しなければならないことに対する責任の完遂のために、先祖たちは霊界の修錬所で学んだことを地上の子孫たちと共に成そうとする思いがとても切実なのです。しかし、先祖たちには実質的な体がないので、地上の祝福家庭たちが先祖たちの体になって、実践生活をすることによって地上天国を成すことができるようにしなければなりません。

 真のご父母様は、大きな恵みと愛で新しい時代を開いて下さり、これからは地上の祝福家庭が絶対的な善霊と共に、絶対信仰、絶対愛、絶対服従で、真のご父母様と一つになっていきさえすればよい時代になったのです。


 神様王権即位式以降の変化

 真のご父母様はこの地に来られて、今まで蕩減の路程を越え、勝利的基準を備えて、神様を解放して差し上げ、神様王権即位式を通して神様に侍る至極的な孝心を見せてくださいました。

 サタンは、アダムとエバが堕落した以降に、全ての世界を自分の世界にしようと霊界に多くの障壁を作っておきました。それでお互いに往来することができないように封鎖しておいたのです。しかし真のご父母様が蕩減条件を立てられて、勝利されて、宣布式と大会を通して、このような障壁を崩し開いて下さいました。

 真のご父母様は、神様の心情をお知りになり、罪悪の世界がどれほど苦痛な世界であるのかをよくご存じなので、悪の世界を清算されて、神様に侍ることのできる天国環境を立てる路程を歩んで来られました。

 これまで堕落世界では、悪が発展する世界でした。したがって悪なる人がより良い暮らしをして、何においても強い人がより良い暮らしをする時代だったのです。しかし神様王権即位式と共に、絶対的な善霊が役事する時代に入った以降には、絶対的な善が発展する時代になったので、これからは絶対的な善を中心として、原理的な生き方をするものが良い暮らしをするときです。神様は子女である私たちが、病気、苦痛、不幸、そして罪悪から解放されるように、直接役事されるとおっしゃいました。

 これまで霊的に見たときには、地上の全ての罪悪となった世界により、(この世の中は)暗黒の世界に見えました。ところが、神様王権即位式をした後には、神様は完全に解放された本体であられるので、これからは霊界と地上全体を縦横に照らして下さりながら、直接的な役事をして下さるようになったのです。

 アダムとエバが堕落して以降、神様が創って下さった子供としての人間たちが、罪悪の中で苦痛を受け、拘束され、霊界の各階層は高い障壁に囲まれており、神様との関係を結ぶことができないように断絶されていました。このような全ての塀が真のご父母様の勝利された特権によって、段階的に崩されていったのです。これによって霊人たちや地上人の胸の中に、神様と相対基準を造成することのできる本心が再び芽生え、自ら自身を悔い改め、罪を拭う役事が起こり始めました。
神様王権即位式は、即ち、神様の愛の光の筋が全宇宙を直接的に照らし始めたことを意味するのです。

 真のご父母様は、この清平で、「神様王権即位式と共に、入籍祝福式と解放的天上天下に統一的家庭安着地上再臨から兄弟の因縁を中心として、千年万年、不変な孝子の家庭として、天地に勝利を定着させて、永遠なる天上世界に直行することのできる祝福の時代として進んでいくようになる」と語られました。ですからこれからは、世界的な兄弟時代になるのです。国境を越え、人類全体が一つの兄弟姉妹として進んでいくことのできる平和の時代です。

 また祝福を受けた中心家庭は、神様の王権と神様の国と神様の家庭を守らなければならない責任があり、天一国を安着して差し上げるという覚悟と決意をしなければならないときです。

 真のご父母様は、この全てのことが成就されるように、私を中心とした聖人、賢哲の一切全部が一つの教派を中心として、分別的な立場で組織を編成し、地上天上でこの一つの方向に進んで、真のご父母様の教えに家庭的理想を合わせて、一つに前進することを望まれました。

 神様王権即位式を挙行された後に、神様は、全体、全般、全権、全能の実体的な力を発揮することができるようになられました。この世の組織や、様々な国の全体組織が、神様の主管下で平定される時代になりました。これは、サタン世界は完全に天の権限の前に、跪くようになり、神様の全権時代、全能時代が実質的に開かれたことを意味します。

 神様王権即位式によって、これからは地上や霊界に宗教圏や国家基準がなくなりました。神様の王権の中では、この世のどんな主権も存在せず、特定宗教のみを主張することもできません。ただ神様の王権の絶対的な対象であられる真の父母様によってのみ、その権限と意味を見つけることができるのです。そうでないこの世の主権や宗教圏が、真のご父母様を通して神様の前に出ることができないときには、漸次的に崩れたり弱くなるのです。

 これからは今までの蕩減時代が過ぎて、直接的な法的管理時代に入っていくのです。これからは、間違えたら許されないのです。法に引っ掛かれば、即決、処分するときが来ているのです。このように天法に引っ掛からずに、天国人になるためには、純潔血統を守り、心情を蹂躙せず、公金を略取しないで過ごさなければなりません。

 神様と真のご父母様の前に、絶対的な対象として立つためには、自分の霊人体の中にいる悪霊たちを全て分立して、絶対的な善なる人間として生まれ変わると同時に、地上で真のご父母様に侍ることのできる絶対的な対象として立たなければなりません。

 悪の世界を創造本然の善の世界にするためには、神様の全知全能であられることと生きていらっしやることを現さなければならないのですが、これから真のご父母様が王権即位式をして下さったことによって、神様が直接現われることができる時を迎えました。このような日が来ることを、神様はどんなにお待ちになったか分かりません。このようなときに私たち皆が、神様が生きて役事していらっしゃることを悟って、全知全能であられるその能権を受けられる生き方をしなければなりません。絶対信仰、絶対愛、絶対服従の姿で、平和と幸福の満ちる天一国を安着させられる役軍になるように努力していくつもりです。

 尊き真のご父母様!

 真に感謝致します。霊人たちの秩序を正しく立ててくださり、絶対善霊として下さり、絶対善の血統を創って下さる驚くべき立場を備えて下さいました。

 地上で天一国会員証を作って、会員に加入する恵みをくださったように、霊界の祝福家庭、即ち、絶対善霊たちにも天一国の会員に加入することのできる恵みを分けてくださったら感謝でございます。

 今までのこの全ての実績は、真のご父母様が下さった祝福とご加護の中で成されたものです。真のご父母様が、神様王権即位式を通して神様を慰められるお姿を拝見しながら、深い感動が押し寄せてきました。私たちも真のご父母様の神様に対する孝心と霊界と肉界全体を愛される心に似るように努力いたします。

 これまで真のご父母様の血と汗と涙の結実を深く感じることのできるように、私たちがどんな姿勢でこの道を行かなければならないかを知りました。真のご父母様の勝利された基台の上で、霊界の悪霊を整理して、善なる天国の世界圏を拡大するために、更に努力いたします。

 霊界の絶対的な善霊と地上の祝福家庭が、平和と喜びの満ちる天一国を安着させるために、責任を果し、清平に真のご父母様をお迎えする王宮を建て、その基盤の上に、「真のご父母様の解放と、真のご父母様の王権即位式」をして差し上げたく思います。これまで蕩減の路程のみ歩んで来られながら苦労された真のご父母様に、心地よく休んでいただけるようにして差し上げたいのです。

 地上の全ての祝福家庭と霊界の祝福家庭が、一つの心、一つのみ旨となって、そのような全ての御心が成就することができるように最善を尽くします。

 霊界にいる栄進と喜進、それから恵進の私たち直系子女と、大母様、忠母様、大兄様の直系家族、それから四大聖賢と賢哲たち、絶対善霊祝福家庭全てが力を合わせて、与えられた責任を更にまめに果たしていきます。

 真のご父母様! 私たちを信じて下さい。そしてこれからは楽に休んで下さい。どうぞご身体をお大事になさって下さい。
       
                                                      2002年1月1日

 天宙清平修錬苑から、息子、興進がお捧げ申し上げました。