ルーシェルの謝罪



 神様からルーシェルヘの願い

 悲しみと恨の歴史の中で新天地が展開され、今、神様が人間の前に真の父母の位置で座られる時代が到来した。始まりと終わりは、既に結論が下された。既に万天地のすべての子女たちは、お前が誰なのか知っているのだ。

 ルーシェルよ、お前の本然の姿を振り返ってみなさい。エデンの園での最初の出会いのとき、神様に無条件に服従して喜んでいた位置、その位置に戻りなさい。お前が蒔いた罪悪歴史の締めくくりは、お前には処理する資格はない。お前の本然の姿は、使いとしてつくられた姿であって、神様の子女の前に父母の役割をするためにつくられたのではない。多くの説明は必要ない。判決は既に下されたのだから、最後だけでも謙虚な姿を見せることが、すべての人類の前に卑怯者ではない姿になるのだ。

 お前にはもう他の公判の日はない。最後の判決は下されたのだから、そのまま静かに自分の位置に帰りなさい。それが神様の最後の願いだ。一秒でも早いほど良く、一秒でも遅れれば、お前はすべての歴史の前に永遠に卑怯者として残され、お前の処刑の惨状は悲惨に展開されるであろう。

 早く自らの位置に帰りなさい。そうすれば神様は、お前が汚らしく広げた罪悪の病魔を早く収拾できるのだ。戻りなさい、自らの位置に戻りなさい。万軍のエホバの名において言う、ルーシェルよ! 自らの位置に帰りなさい! それが万軍のエホバが最後に願うことである。

                                       (一九九九年三月二十一日)

 ルーシェルから神様へ

 神様にお捧げいたします。

 神様、申し訳ございません。

 お許しくださいという言葉を、おそれ多くて差し上げることができません。いつかは終結する歴史であることを知っていましたが、私が行くべき方向の前に、私の本然の位置が私の目には見えず、誰も正式に判決を強く下してくださらなかったので、いつも不安に思って過ごしていました。行けという位置に、どうして私が大胆に行くことができるでしょうか。

 神様が下された罰を、甘んじて受けて帰ってまいります。

 神様の長いため息を見ていながらもすべて知らないふりをし、罪を犯した数多くの日々に対して、私は言うべき言葉がありません。

 神様! 神様! 申し訳ございません。

                                              ルーシェルより

                                       (一九九九年三月二十一日)

 ルーシェルから真のご父母様へ

 真のご父母様にお捧げいたします。

 すべての人類がそう呼んでいるので、私も真のご父母様と呼びました。

 私が犯した数多くの罪悪の歴史を整理されるのに、あまりにも大きな困難を被らせてしまい、申し訳ございません。

 私には申し上げる言葉がありません。

 いつかは不相応にも祝福を受けるという欲心までもってしまい、真に申し訳ございません。

 もしできることでしたら、人類の真の父母として、私を寛大に処分してくださることをお願いいたします。

 数多くの罪悪の道、蕩減の道、私の目から見ても、帰っていく道は血のにじむ道だけであると思います。しかし、その道が神様と真のご父母様の所に行くことのできる最後の苦行の道であるならば、従順に従ってまいります。

 真のご父母様、人類のご父母様、

 私ルーシェルは申し訳ないことをしました。

 本当に申し訳ございませんでした。

                                              ルーシェルより

                                       (一九九九年三月二十一日)

 ルーシェルから人類へ

 すべての人類の前に捧げます。

 人類の犯罪者ルーシェルです。

 神様でない存在が神様のような行いをし、人類に原罪の血統を繁殖させた悪魔ルーシェルは、すべての人類の前に犯罪者として一言もありません。

 今からは貧困と苦難と病魔が退き、神様の新天地が開かれれば、貧困と病魔よりも、愛と踊りの世界で、すべての人類に平和が来ることでしょう。

 私ゆえに病苦に苦しむようになった苦難と戦争の歴史の前に、一言の弁明すらすることのできる機会も、今ではもうないと思います。

 無条件に申し訳ありませんでした。

 数限りない人類たち、宗教人に対して誤ったことも弁明いたしません。すべての人類が神様の子女として幸福であることを願いながら、(本然の)ルーシェルに帰ってまいります。

                                         人類の犯罪者ルーシェル

                                         (一九九九年三月二十一日)

          出典:「李相軒先生が霊界から送ったメッセージ(2) 人類の犯罪者ルーシェル」(成和出版社)より


 人類の犯罪者ルーシェルの動態

 長い歳月の間、苦痛と罪悪によって人類に打撃を与え、病の苦しみを与えてきた人類の犯罪者ルーシェルは、今では神様の願っておられた本来の立場で贖罪の姿勢を取っている。言い換えればルーシェルは、毎日、毎日神様に敬拝を捧げて許しを請いながら、自分を救ってほしいという祈りを捧げている。ルーシェルは本来の立場で神様に敬拝を捧げて、謝罪を切に願っているが、その周囲にいるルーシェルの系統の残党たちは、自分たちの主人が、もう自分たちとは全く関係のない存在に落ちぶれて、嘲笑の的になっていると言いながらあざ笑っている。

 霊界においては、肉体を持った人間にはとうてい理解しえないことがあまりにもたくさんある。このようなルーシェルの事情も、その中の一つであろう。ルーシェルは、神様が命令された本来の立場に戻った。それにもかかわらず、ルーシェルの残党たちは彼の主人の意向に従うことなく、その主人にこのような苛酷な行為をしている。地上の皆さんにどうしてこのことが理解できよう…。しかし、ルーシェルは過ぎし日に自分の血族たちに愛と慈悲を施さなかったため、今彼らの中でルーシェルの側に立ってくれる者はいないのである。では、このような問題をいかにして解決すべきであろうか。地上でも天上でも一番の悩みの種が、ルーシェルの血統問題である。

 地上の皆さんもこのような現実の中で生きていることであろう。皆さんはこのような現実を理解して、この問題を一日も早く解決しなければならない。ルーシェルが神様の前に敬拝するとき、大部分の彼の残党たちはその傍らで彼の真似をしては「我らが主人のあのざまを見ろ!」と言いながらあざ笑っている。皆さんがここではっきりと知っておくべきことがある。それは神様が愛であり、人間の親であるという事実である。このような現実をご覧になる神様は、どうされるであろう…。「ルーシェルよ、おまえは誰に敬拝し、誰に許しを請うというのか。私に敬拝する前に、まず、おまえの血族を振りかえってみるがよい。過ぎし日のおまえが何を誤ったのかを、彼らに知らせるがよい。それから私に敬拝するのだ。おまえの血族たちを限りない精誠をもって世話してほしい。そして、彼らといっしょに私の所に来るのだ。お前の現実があまりにも哀れでならない…」

 神様は、このようにルーシェルに諭(さと)しておられるのである。

 私たちはこのような現実をどのように考え、どのように処理すべきであろうか。これが霊界のことでなく、地上のことであると考えれば、地上の現実的問題をいかに処理すべきであろうか。皆さんがいっしょになって深くじっくりと考えてほしい。

 肉界と霊界、地上と天上というように区分して呼べなくなる日が、私たちに一つの現実として迫ってきている。肉界と霊界は、本来一つの世界である。しかし、一方の世界は私たちに見えても、もう一方の世界が見えないために、あたかも私たちから遠い所にあるように感じられるのである。

 しかし、二つの世界が一つの世界であり、私たちが皆でいっしょに暮らすべき生活舞台であるとするならば、私たちはいかに生きるべきであろうか。

 ルーシェルが神様に切に許しを求めて、自分の問題を解決しようと尽力しているが、それによって私たちの周囲の環境に何か変化がもたらされたであろうか。ルーシェルのこのような尽力が、皆さんにはむなしく感じられるかもしれないが、肉身を持った皆さんは忍耐心をもって、このような挑戦と試練に応戦して克服していかなければならない。これが私のはっきりとした結論である。

 皆さんは皆さんの現実をいかに解決すべきであろうか。農夫がまいた種は、秋になると当然として収穫される。ところで秋には、良い種であろうが悪い種であろうが、苦労と努力の結果というものが決定されるのである。皆さんは、人類歴史の出発がどのように始まったのか、その終着地がどこであるかも知らずに生きてきながら、原理のみ言に出会い、そのことを知ったはずである。今や皆さんは、人類歴史の始発と目的地、その曲折と事情などについて悟ったわけであるから、地上生活で皆さんの前に置かれた責任を完遂しなければならない! そしてそれを早く解決しなければならない! じっと座ったままで神様の前にまっすぐ来られる権限は、私たちには下されてはいない。堕落の血統、その末裔(まつえい)の痛みと苦痛をきれいに洗い流し、その血統を浄化して、堕落のくびきから完全に抜け出してこそ初めて、神様の前にまっすぐに来ることができるのである。この問題に関する根本的解決を真の御父母様がしてくださったがゆえに、皆さんは両手と両足を遊ばせておかず、こぶしを固く握り締めて、神の国の建設のために先駆けて進んでいかなければならない。それが神様の子女としてなすべき皆さんの責任である。

                                 −1999.9.27.−

出典:「李相軒先生が霊界から送ったメッセージ(3) 人生の果てにゆく道」(成和出版社)より


 罪人ルーシェルから天地父母様へ

 真の御父母様! 天地父母様! 罪人の中の罪人ルーシェルです。

 罪人の私がどんな面目をもって報告をし、安否をお伺いすることができましょうか。私は歴史の前にあまりにもとてつもない罪を犯し、その何ひとつ自ら収拾できないことを知って、この場で静かに謹慎しつつ過ごしております。私のこの歴史的犯罪が収拾されて初めて、神様と天地父母様が平安な立場に安着なさることができるという事実を、私は他の誰よりもよく知っています。

 ところが私の残党は、私の歴史的な犯罪を贖罪して罪人の姿で生きていかんとする私の意図を完全に軽視し、無視しています。彼らは私に「私たちの方が数は多いのに、あなたはなぜ対決せずに後悔しているのか」と言いながら暴れまわっています。

 お父様、私は彼らに心より告白しました。率直に告白しました。私は「過去、私は神様を敵対視し、私の本来の位置を離脱して、神様の前に偽りの主人として振舞っていた歴史的な罪人である。」と、彼らに私の罪目を一つ一つ告白しました。それにもかかわらず彼らは、自分達の勢力が強大であり、数的に優勢なので自分達が勝つと固執しています。私は彼らに、誤った道を進んではならない、真実と真理は永遠であるが、偽りはいつか必ず滅びるという天理原則も説明しました。そして最終的な方法として、私が自ら犯した罪の根本の根を彼らに詳細に明かし、堕落原理の講義も聴講させました。

 これから私は彼らのところを頻繁に訪ねて、過ぎし日の私の過ちを率直に告白しながら、創造原理、堕落論、復帰原理などの内容を聞かせるつもりです。この事が遅れれば遅れるほど神様と天地父母様の胸が一層痛むことを私は知っています。神様、天地父母様、本当に申し訳ございません。私の罪と過ちを事実そのまま公開し原理講義を聞かせることが、私の残党を悔い改めさせる最も良い方法だと私は考えます。最近、李相軒先生の限りない精誠と愛と涙によって、原理講義の聴講者数が少しずつ増えております。

 いまだ「真の御父母様、私の御父母様、私を許してください」と申し上げる段階ではないことを私は知っています。しかし、私は真のお父様の摂理的計画にしたがって最善の方法を動員し、ルーシェルの末裔を全滅させる掃討作戦のために、努力し続けるつもりです。

 真の御父母様が私に、私の罪と与えた傷を蕩減するための名目を下さるならば、喜んで受けます。私はその蕩減が終わる日までいかなる苦痛も甘受します。ルーシェルは原理を通して蕩減復帰摂理の事実を知っています。私が蕩減することにより蕩減復帰摂理が短縮され、神様と真の御父母様の摂理的計画が成就されるならば、私は今後それを甘受し、人類が受けるべき蕩減のすべてをこのルーシェルが代わりに受けます。真の御父母様、私に蕩減の名目を下してください。

 真の御父母様、お父様の愛と哀れみの御手の前に、千拝万拝して慶賀をお捧げし、地上で千寿万寿を享受されますようお祈り申し上げます。今後ルーシェルの血族と残った残党すべてを未練なく掃討して下さり、八十生涯におかれるすべての苦難の道を清算なさり、歓喜と恍惚と平坦の大道に立たれ、万民の前に救世主、王の宝位にお着き下さい。

 罪人ルーシェルが敬礼を捧げてお祝い申し上げます。真の御父母様、万万歳!

                           人類の犯罪者ルーシェル 拝(1999年12月28日)

        出典:「李相軒先生が霊界から送ったメッセージ(4) 天上天下の救世主 真の父母」(成和出版社)より