El Salvador

さかた@エル・サルOBです.

質問,ご意見は直接エル・サルOBさかたまでお願い致します.
mailto:d-sakata@dp.u-netsurf.ne.jp

今回のハリケーンについてですが・
国によってその被害には大きく差があります。
今回のハリケーンで中米では死者6000人、行方不明者を含めると7000人以上といわれています。

エルサルでは不幸中の幸いですが、他国よりも被害は少ないほうのようです。ただ残念でならないのは、被害に遭った多くの人たちは貧しい地区の人であったという事です。サンサルバドルは標高も高く、また裕福な人達が住む地区は更に標高が高く、家もしっかりしているため殆ど被害には遭っていません。
裕福な人達から言わせれば映像の中でしか見れない他人の不幸といったところでしょうか。
サンサル市内での水害による死者は2名で土曜日の時点から変わっていません。
(犯罪による死者や交通事故による死者は相変わらずなんだろうと思うけど・・・)

(本文略)

エルサルバドル隊員としてはできる事にも限度があるし(今、水害で危ない地区に炊き出しにも行けないし、こんな事体でも救援物資を運んでる車でさえ強盗に会ったりしている) サンサル市内にいる限り仕事は普通どうりにあるしで、私たちが無理せず長期にわたってできる事:
協力隊員有志で救援物資・援助金を集めます。
事務所公用車を借りて週に一度もしくは10日に1度の割合で赤十字まで運んでもらいます。赤十字の中でも地方への援助を行っている部署に持っていく事にしました。援助金は基本的には食料の購入にあてる予定ですが赤十字のほうに何が一番足りないのかを聞いて当てていってもいいかなとも考えています。
この援助に関しては一度きりではなく長期戦で考えています。
地方からサンサルに非難してきている人達もいますが彼らへの援助はサンサル市民が結構やっているそうですし、地方への援助のほうが困難のようなので地方への援助を重視しました。

日本人からの援助金は特に考えていません。
なぜならば 
1−日本から今回の被害に対して約20億円の援助が約束されています。その他の国からも続々と援助金がきます。 途上国にありがちな政府が全部とってしまうという事も考えられますがそうでない事も期待したいと思います。先日、大統領が被災者に対して政府からの援助をするという発言がありました。

2−一般市民の動きはとっても速かったですよ。先日の日曜日にはもう救援物資がいたるところで集まり運搬も始まりました。赤十字の炊き出し隊も日曜日には始まっていました。 

3−ホンヂゥラス、ニカラグアの被害から比べればエルサルは少ないので、日本人からの援助金はそれらの国にまわしてあげたいような気がする。サルバドル人もその2国はとってもかわいそうだといってるくらいなんだから。

今後は衛生上の問題などからいろんな病気が発生するだろうと考えられます。(下痢・赤痢・デング熱・コレラ・破傷風・などなど)でも残念ながら私は医療隊員ではないので薬の事はどうしたらいいのか分かりません。

こちらの物価ですが野菜などの値上がりはスーパーではあまり感じない程度ですが市場では既に値上がりが始まったようです。新聞の情報によると 10月30日にトマト一箱73コロンだったものが 11月2日には300コロンになっていたらしいです。
今後どのような動きを政府がするのか、また他国からの援助についてなどを見て行きたいと思います、それによって必要であれば更に拡大した援助方法を考え隊員としてできる限りの事をやっていくつもりです。

以上

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