ヘイコーポリ
2003/2/13

 毎日、家の中でキーボードと格闘してて、人に会ってないので、あまり話す事もないんですが、私は生きています、ありがとう。

 掲示板で「痛いのは嫌ではないですか?」と訊ねられたので、答えます。痛み、特に皮膚への小さな痛みは、与えつづけると、脳が麻痺します。その麻痺は、脳の他の部分にも影響を与え、怖いこと、悲しいこと、嫌なことを、一時的に忘れさせてくれます。性的欲求不満をスポーツで発散させよう!などと笑顔で体育教師が言うのも、この仕組みに拠っています。筋肉へ軽い痛みを与えつづけると、脳が麻痺して、性的欲求不満を一時的に忘れさせてくれるのです。仕組みは違いますが、単純なパズルゲームや、パチンコやスロットを何時間も続けるのも、脳を麻痺させる良い方法です。

 実は、脳を麻痺させないで生きている人を、私は知りません。趣味を持たず、インターネットもゲームもせず、ドラッグや自傷もせず、運動もせず、パチンコやスロットにハマらない人。そういう人が、知り合いにはいません。もちろん、知り合い自体、ごく少数なわけで、あ、今気付きました、恋愛です、上記以外に脳を麻痺させる方法で、多くの人が選んでいるのは、恋愛です。ああ、だから私の知り合いにはいないのか、そうか。

 今掲示板を見直したら「痛いのは嫌ではないですか?」とは訊ねられていませんでした、なので、答えも曖昧にしておきます。


2003/1/26

 あけましておめでとうございました。ヘイコーポリ的には正月です、まだ。

 お引越しをしました。まあなんというか、気分の問題で。ほんとうはその日、友達の引越しを手伝う予定だったのですけれども、私はすっかりとそれを忘れていたのです。それで、今日の朝、友達に「ごめん行けない」というメールを送ったら「気にしてないからいいよ」という返事をもらいました。気にされない対象、好きな約束はダブルブッキング、ビニール袋です。

 さて、書類を片付けていたら、昔もらった手紙が出てきました。それで、二度と戻らない風景や、自分の至らなさが思い出されて、あ、この話はここで終りです。書けない、これ以上は恥ずかしくて書けない。

 私は最近、お仕事で文章を書いています。まだ名前は出ませんが、とても楽しいです。ずうっと文章ばかりを書いていると、次第に頭がぼんやりとしてきて、たくさんの悲しい記憶が薄れて、少しだけ生きていけるのです。だから、たくさんの人が文章を書くようになったらいいと思います。


2002/12/6

 息をするのを忘れてた、ヘイコーポリは隔月刊です。ごめんなさい、うそです。最近は、ずうっと家にこもって文章を書いていて、書いても書いても終わらないので、いつまでも続く行為にほとほと呆れて、窓から見える月に悪態を吐いたり、新宿の夜景を眺めながら「突然爆発しないかなー」とつぶやき、その言葉の恐ろしさに少し反省をし、また再び文章を書いているのです。

 これから先も、私はこの場所を忘れはしないけど、息をするのも忘れはしないけど、それでもやっぱり離れてしまうんだなあ、と思って、少し何かが明確になった気がしました。

 これからもビニール袋の舞う様をご覧あれ。あれ?


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