十五少年

ジュウールスヴェルヌ 著

思  軒  居  士 譯

 例 言


 
是篇は佛國ジュウールスヴェルヌの著はす所『二個年間の學校休暇』を、英譯に由りて、重譯したるなり。
このへん;ふつこく;あら;ところ;,か,ねん,かん;がくかうきうか;えいやく;よ;ぢゆうやく

 
譯法は詞譯を舍てゝ、義譯を取れり、是れ特に達意を主として修辭を從としたるを以てなり。
やくはふ;し,やく;+す;ぎ,やく;と;こ;とく;たつい;しゆ;しうじ;じう;もつ

 
篇中の繍像は多く漣君の意匠を煩はせり。余が原書にある所を擇取して以て畫工の考に資せる者、亦一二はあり。
へんちう;+しうざう;おほ;+さゞなみ,-くん;い,しやう;わづら;よ;げんしよ;ところ;たくしゆ;もつ;ぐわこう;かう;し;もの;また,,

   明治廿九年十一月廿八日夜根岸の僑居に於て

思 軒 居 士 

 目 次

第一囘
大あらし ○太平洋心の一孤舟 ○只だ是等の童子のみ ○陸影 ○船首の叫聲
+oooo;たいへいやうしん;,こ,しう;た;これら;どうじ;りくえい;せんしゆ;けうせい
第二囘
ニウジランドの一黌舍 ○暑中休暇 ○十四名の生徒 ○解纜の前夜 ○漂蕩 ○沙嘴の上
,+くわう,しや;しよちうきうか;,よ,めい;せいと;+かいらん;ぜんや;へうたう;+さし;うへ
第三囘 NEW!!
四邊の觀察 ○船中の食糧器具 ○灣北の岬 ○海豹 ○ペンギン ○東方一條の淺碧色 ○新に派せられたる四名の遠征委員
,へん;くわんさつ;せんちう;しよく,りやう,き,ぐ;わんほく;みさき;かいへう;とう,はう,,でう;せん,ぺき,しよく;あらた;は;よ,めい;ゑん,せい,ゐ,ゐん
第四囘 Coming soon!!
東方一面の茂林 ○岩壁の背後 ○小川 ○徒矼 ○人の手もて作れる小舍 ○湖 ○第二の小川 ○繋舟所 ○舟材の斷片 ○樹皮の上に彫られたる數個の字 ○一大洞居 ○前住者の遺物 ○本島地圖
とう,はう,,めん;も,りん;がんぺき;はいご;を,がは;+かちばし;ひと;て;つく;せうしや;みづうみ;だい,;を,がは;けいしうしよ;しうざい;だんぺん;じゆひ;うへ;ほ;すうこ;じ;,だい,どう,きよ;ぜんぢうしや;ゐ,ぶつ;ほんたうちづ
第五囘
會議 ○移居の準備 ○船體の解きほどき ○筏の編成 ○貨物の裝載 ○解纜 ○佛人の洞 ○駝鳥 ○石中の怪しの聲 ○ファンの失踪 ○一變事
くわい,ぎ;い,きよ;じゆん,び;せんたい;と;いかだ;へんせい;くわぶつ;さうさい;+かいらん;ふつじん;ほら;だ,てう;せきちう;あや;こゑ;しつそう;,へん,じ
第六囘
新洞の發見 ○怪物の本體 ○新宅の經營 ○命名式 ○太守の選立 ○冬ごもり ○採薪 ○スロウ灣訪問 ○洞内の商議
しんどう;はつけん;くわいぶつ;ほんたい;しんたく;けいえい;めいめいしき;たいしゆ;せんりつ;ふゆ;さいしん;わんはうもん;どうない;しやう,ぎ
第七囘
烈風 ○車の製作 ○駝鳥の乘りならし ○探征隊の發程 ○第一夜 ○停宿川 ○家族湖の北端 ○さびしき夢 ○酒の木と茶の木 ○第三夜 ○野獸の來襲 ○未來の乳母と未來の良馬 ○歸着 ○兄の情
れつぷう;くるま;せいさく;だ,てう;の;たんせいたい;はつてい;だい,,や;+ooo;か,ぞく,こ;ほくたん;ゆめ;さけ;き;ちや;き;だい,,や;や,じう;らいしふ;み,らい;にうぼ;み,らい;りやう,ば;き,ちやく;あに;じやう
第八囘
厩舍の建作 ○砂糖の木 ○狐がり ○スロウ灣遠征 ○異樣なる馬車 ○海豹の油 ○基督誕辰祭 ○來冬の準備 ○東方探征論 ○探征艦の拔錨 ○東方川 ○兩岸の風光 ○欺騙灣 ○巨熊岩上の眺望 ○雲耶山耶 ○弱克の懺悔 ○無言の航行
うまや;けんさく;さ,たう;き;きつね;わんゑんせい;い,やう;ば,しや;かいへう;あぶら;キリストたんしんさい;らいとう;じゆん,び;とうはうたんせいろん;たんせいかん;ばつべう;+ooo;りやうがん;ふう,くわう;+ooo;+ooo;じやう;てうばう;+くも,か,やま,か;+ジャック;ざんげ;む,ごん;かうかう
第九囘
報告 ○南澤の一邊 ○珍禽異鳥 ○杜番の人望 ○環投げの戲 ○口論に次げる拳鬪 ○傳書燕 ○六月十日の選擧 ○陰氣なる冬 ○氷すべり ○霧中の人影
はうこく;+oo;,ぺん;ちん,きん,い,てう;+ドノバン;じんばう;わな;たはむれ;こうろん;つ;けんたう;でんしよえん;,ぐわつ,とを,か;せんきよ;いんき;ふゆ;こほり;む,ちう;ひとかげ
第十囘
二童子の歸來 ○弱克の迷路 ○恐ろしき道づれ ○杜番の義務 ○湖畔の露營 ○四子の分離 ○東方川畔の樹下の一夜 ○新宅の選擇 ○欺騙灣頭の新植民地 ○巨熊港 ○北部探征 ○北方川 ○貘 ○山毛欅林 ○大あらし ○破れたるボートと二個の人體
,どう,じ;き,らい;ジャック;めいろ;おそ;みち;+ドノバン;ぎむ;こ,はん;ろ,えい;,し;ぶんり;+ooo;はん;じゆか;,や;しんたく;せんたく;+ooo;とう;しん,しよく,みん,ち;+ooo;ほく,ぶ,たん,せい;+ooo;ばく;+oooo;おほ;やぶ;,こ;じんたい
第十一囘
闇中の討論 ○天明 ○死體の失踪 ○桑港の一商船 ○佛人洞の掛念 ○大紙鳶の製作 ○林中の一婦人 ○圭兒の物語 ○七個の殺人賊 ○夜中の航行 ○岸上の火光 ○亞米利加虎 ○親切の温と倨傲の氷 ○四童子の復歸
あんちう;たうろん;てんめい;し,たい;しつそう;+サンフランシスコ;,しやう,せん;ふつじんどう;け,ねん;+おほだこ;せいさく;りんちう;,ふ,じん;+ケート;もの,がたり;,こ;さつじんぞく;や,ちう;かうかう;がん,じやう;くわ,くわう;ア,メ,リ,カ,とら;しんせつ;をん;きよがう;こほり;,どう,じ;ふくき
第十二囘
洞中の情況 ○洞外の形勢 ○人心恟々 ○圭兒の發案 ○武安の沈吟 ○新式の空中飛行機 ○夜中の試驗 ○弱克の懺悔 ○漂流の原因 ○空中旅行 ○遠近二種の火光 ○紙鳶の線斷れたり
どうちう;じやうきやう;どう,ぐわい;けいせい;じん,しん,きよう,/\;+ケート;はつあん;+ブリアン;ちんぎん;しんしき;くう,ちう,ひ,かう,き;や,ちう;し,けん;+ジャック;ざんげ;へうりう;げんいん;くうちうりよかう;ゑん,きん,,しゆ;くわ,くわう;+たこ;+いとき
第十三囘
武安の復命 ○胡太の恙 ○傳書燕の歸來 ○人心の沮喪 ○ラマの死體 ○一個の煙管 ○無風無雨の大あらし ○戸外の叫聲 ○濡れくたれし一漢子 ○伊範の物語 ○大苦戰
+ブリアン;ふくめい;+コスター;+つゝが;でん,しよ,つばめ;き,らい;じんしん;そ,さう;し,たい;,こ;+きせる;む,ふう,む,う;おほ;こ,ぐわい;けうせい;ぬ;,かん,し;+イ,バンス;もの,がたり;だい,く,せん
第十四囘
セベルン號の傳馬船 ○ハノーバル島 ○説明と講釋 ○マゼラン海峽 ○將來の計畫 ○目下の防禦 ○力取乎智取乎 ○二個の漂流水夫 ○夜半の活劇 ○圭兒の慰解 ○福倍の糾問 ○偵察隊の出發 ○第一第二の銃聲 ○武安の失踪 ○杜番の負傷 ○洞邊の叫聲
がう;てん,ま,せん;たう;せつめい;かう,しやく;かいけふ;しやうらい;けい,くわく;もくか;ばうぎよ;りき,しゆ,か,ち,しゆ,か;,こ;へうりうすゐふ;や,はん;くわつげき;+ケート;ゐ,かい;+フォーベス;きうもん;ていさつたい;しゆつぱつ;だい,,だい,;じうせい;+ブリアン;しつそう;+ドノバン;ふ,しやう;どうへん;けうせい
第十五囘
二個の人質 ○危一髮 ○福倍の改心 ○轟然一聲 ○林中の探索 ○杜番の容體 ○傳馬船修覆工事 ○二月五日 ○三疊の讚呼 ○煙波渺々 ○マゼラン海峽の航行 ○グラフトン號 ○歸國 ○余輩が學び得たる訓言
,こ;ひとじち;き,,ぱつ;+フォーベス;かいしん;ぐわう,ぜん,,せい;りんちう;たんさく;+ドノバン;ようだい;てん,ま,せん,しう,ふく,こう,じ;,ぐわつ,いつ,か;,でふ;さんこ;えん,ぱ,べう,/\;かいけふ;かうかう;がう;き,こく;よ,はい;まな;え;くんげん
戸戶:説說:内內:繍繡:繋繫:温溫
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