赤尾 敏(大日本愛国党)


 昭和天皇より1歳年長、笹川良一先生と同年だった赤尾敏先生の最後の立候補。
政見放送も、好例の数寄屋橋辻説法も、最後までお歳を感じさせぬ大変パワフルな
ものでした。(筆書を原文ママでリタイプ)

(資料提供、解説:北方1号さん)

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愛国党総裁
九十才
赤尾敏

 

  私はなぜ立候補したか?

今の選挙は公正選挙を偽装した不公正極まるインチキ
選挙だ。
権力や大政党や大組織や金力などのバックによる者は当選しやすく、
そうでない者は(たとえ優秀な者でも)極端に不利になっている。
その上、世論を作る新聞、マスコミ等が厳粛な選挙の最中に行き
すぎた予報記事等を流して有権者を誘導し、甚しく公正
選挙を毒している。
私の立場は、あらゆる面で不利であるにもかかわらず、敢えて立候補
するのは、次の理由による。

 (一)日の丸愛国維新推進のため−。

 現在革新陣営と言われている社、共、日教組、総評などの唱える革新は、
赤旗の非目的マルクス・レーニン主義による中・ソ一辺倒の共産革命勢
力であり、日本の国体、国威、国柱に反逆するものであるから、排撃すべ
きである。日本の革新は、明治維新を手本として、民族主義の立場
で、日の丸平成維新でなければならない。

 (二)道義建国の理想に基づき、君民一体の日本的民主主義を確
    立し、政治の倫理化を期す。

 (三)敗戦、屈辱の亡国憲法を改正し、平和と独立のため自衛
    軍備の強化。

 (四)参議院を廃止せよ
 衆議院と同質の参議院は屋上屋を作る無駄であるから行政改革の
手本として参議院を廃止せよ。

 (五)日米安保体制を強化して、共産帝国主義の侵略に備える。

 (六)北方領土、南樺太、全千島列島の反還要求(政府の言う四
    つの小島だけではない)。

 (七)赤色教育に反対し、歴史修身道徳などの復活を計り、日本
    的精神文化の昂揚を期す。

 (八)資本主義の欠点を修正して大資本の横暴を押え国民生活
    を国家で保障す。

 (九)政治ストやキリ無し賃上げ闘争を禁止し、物価の値上げを押える。

 (十)待合、高級料亭、キャバレー、競輪、競馬、競艇、ゴルフ等の粛正。

 

  選挙の革命

  ○腐ったごまかしのインチキ自民党にも投票するな!
  ○赤旗の社・共等にも一票も入れるな!
  ○あいまい、フラフラの日和見主義の民社、公明等も否定せよ!
  ○ふざけた保守、革新両方とも投票拒否でけっとばせ!

 それが政界是正の契機となるのだ。この侭では日本滅亡だ!
 全国民の目ざめで維新革命の大国民運動を捲き起し直接民主主義
の理念に基き、日の丸維新の烽火を上げよ!自衛隊も警察も学生
青年も、労働者農民も、サラリーマンも決起せよ!

 

 全愛国者は
  赤尾敏に投票せよ

 

 日の丸維新革命勝利万才
 赤旗共産革命絶対反対
 毎日正午より銀座スキヤ橋公園
にて
 赤尾敏の辻説法あり

 

 略歴

○大正十三年二月十一日建国祭を奉行す。同時に思想結社
 「建国会」を結成、会長となる。以降六十年間、終始一
 貫、反共、愛国運動に献身する。

○昭和十七年東京六区より衆議院議員に選出
 さる。対英米開戦に反対したため翼賛政治会
 より除名される。

○昭和二十六年八月「大日本愛国党」を結成。
 全日本反共連盟代表、国民生活擁護連
 盟会長、日米安保体制強化国民運動
 本部代表


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