
<<< 「覚書」の提出で大騒ぎの会社側 >>>
1999/10/10 vol.10
(前回配信数966部+8部)
とも会社側にとって「解雇が正当だ。」という証拠にもならないのです。
(その位会社側の弁護士もわかっていると思いますが、まさか!!解雇が正当
だということを主張する証拠のつもりで出したのかしらん。)
「こちらは、フェアにやっているから、役員リストを提出したのであって、そ
ういうものをFAXされては困る。」
と会社側弁護士。しかし、人を解雇しといて、しかも意味不明な理由で、何が
「フェアにやっている。」でしょうか。日本語を間違えているんじゃないかし
ら。
さてさて、裁判所に提出する文書を指定するのに、付箋をぺたぺたつけてい
ました。これは、結構時間がかかりました。提出させる書類は私が在職中やっ
ていた業務の内容を立証するためもあり、業務が膨大であれば、書類の数も膨
大になってくる。集中力全開にして作業を続けていると、工務部長が
「輪ゴムで止めていることは見るな!」
って言うのです。私が在職中インデックスなどを付けて整理したものなのに。
ぺたぺたと提出文書を指定していると、会社側が大騒ぎ。その文書はいくつ
かあるけど、まず一番騒いでいたのは、スポウンサーメリット割り戻しの「覚
書」でした。都発注の両国ポンプ、溜池幹線、中防沈埋トンネルの現場がある
のですが、それは鹿島JVからリノベイトが請け負っていました。で、年度毎
に発注される為、最初は経理が勝手に1、2と名前を作って、判子を作ってい
たらしく、請求書を回す度に、お局さんが、
「一回一回、1とか2って言ってくれないとわからない。」
「一覧表に書いていないから、書いて。」
と言ってくるのです。これは鹿島から来た、スポウンサーメリットの請求書に
ついても同じでした。で、「スポウンサーメリットは、上の人間が鹿島とつる
んでやっていることであって、私のとこを通らないことが多いし、そういうも
のを一覧表に書けと言っても困る。それに1とか2とかそっちが勝手に名前を
変えているんだから中身を見て判断できないのですか?」
と答えると、
「控除票で処理する時も一覧表に書いているんだし、経理に書類を渡すときは、
責任の所在をはっきりさせるために、一覧表に全部書くってきまったのだから、
その通りにするのが当然じゃない。それに、一回一回1とか2とか言ってくれ
るのが親切っていうものでしょう。」
最後には、
「私の方が先に入って年齢も上だから、あなたが私の言うとおりにするのが、
当然でしょう。」
と言いだすお局さん。
一覧表というのは、請求書紛失事件をきっかけに作るようになったものですが、
この話は後日機会があったら、いじめ編の続編でということで。
スポウンサーメリットって何なのか、例えば仕切価格っていうとご存知だと
思います。材料費なんかが多いのですが、例えば、業者とJVの仕切価格が10
円とすると、鹿島の仕切価格が5円。すると、材料費10円で予算書を役所に出し
て承認もらい、一端10円で業者に支払いをする。すると今度は業者が10円鹿島
に払い戻しをする。JVでは、表向き10円ということになっているから、差額
5円は丸々鹿島の懐に入っている。というシステムなのです。総計金額にすると、
都発注の工事だけで、億は超えてんじゃないのかなぁ。都の財政は破綻寸前で
都職員の給与引き下げという非常事態にねぇ。
それで、お局がわけが分からず、上記のやりとりになったのですが、それだ
って、手間と時間がかかるんだし、その請求書や覚書がお局のところで見あた
らなくなる度に、私のところに来て、「一覧表に載っていない。」とか「堀さ
んがなくした。」と罪をなすりつけられそうになったことは、未だに忘れては
いません。
それらのことを証明するために、覚書とそれに付随するSPメリットの請求
書を指定したのですが、
リノベイトの役員は、大騒ぎして会社側の弁護士に、
「こういものが社外に漏れる心配はないのか。」
「こんなものが表に出たら、大変なことになる。」
「何で、こういうものが必要なんだ。」
と大騒ぎ。
そして、今度は注文書に付箋を貼ると、工務部長が
「なんで、こういうものが必要なのかな。さっきの覚書とか必要ないでしょう。」
と唇を振るわせながら、言いだすのです。
「これは、請求書に付随しているものですから。」
と答えましたが、さらっと、
「何か、まずいことでもあるのですか?」
と言ってやればよかった。
2時間位で作業を終えると、
「会社側が必要と思わないものは、出しませんから。」
と啖呵切った会社側の弁護士。必要のないものじゃなくて、出したらまずいも
のの間違いじゃないのぉ。
叩けば埃の出る会社だから、単純に私の業務量や内容を証明するものが実は
親会社も含めた不正行為が表に出る可能性はありますよね。
だけど、不当解雇で裁判という公式の場に出せば、そういったものが表沙汰
になる可能性は山のようにあるんです。
そういう意味では裁判沙汰になれば、会社側だってリスクを負うわけで、そ
の覚悟だできてないんだったら、不当解雇なんて真似は2度としないこと。表
沙汰になる前に自分達の非を認めて、解雇を撤回し原職に戻すことだね。
と心の中で叫んだYUでした。
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