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これは、とある大手ゼネコンの子会社を不当解雇され、地位保全と未払賃金と残業代を求めて東京地方裁判所に提訴したある女性の闘いの物語です。
では、提訴までの1年半は何をやっていたのかというと。。。 私の場合は労働組合を通して団体交渉を申し入れたり、都労委に斡旋を申し立てたりしました。 あ、そうそう裁判の前に調停制度があるのにって思った方、労働組合員の場合は調停とよく似た 斡旋があるのです。だから通常調停はやりません。 で、カジマ・リノベイトの場合は、未払残業代を求めて団体交渉を申し入れた途端,即時解雇を 強行したので、不当解雇事件でいうのと同時に組合否認であり、不当労働行為事件でもありますし、 調停とよく似た斡旋も拒否してきたので、たぶん調停を申し立てても拒否してくる可能性の方が 高かったのです。調停を拒否されると不調ってことで裁判に切り替えざるを得なくなります。 いくら、調停でつかった印紙代(裁判の6割)が裁判の印紙代に繰り越しできても、そんな面倒な ことはしたくないし。。 私と同時期に東京労組内で複数の不当解雇事件が起きました。 しかし、それらの事件は、半年から長くても一年半の間に団体交渉か斡旋で解決しています。 だから、鹿島とカジマ・リノベイトがもう少し解決能力があったり、誠意があったなら、 その一年半で十分解決可能だったのです。 ちなみにそれらの会社は法務担当者も弁護士もいない、鹿島より小さい会社だけど、それでも 誠実な話合いで、不当解雇を撤回して職場に戻したり、あるいは金銭和解という形で事件を解決しているんです。 最後の団体交渉は燦々たるものでした。 それまでの団体交渉も 「会社ができたてで労基法や労組法を知らない人間でやっているから、 解雇は当然だ。」 あまりにも言動が無茶苦茶なので(どれくらい無茶苦茶なのか、裁判所に証拠物件としてMDを 提出したら、メルマガでテープ起こしを公開したいくらいです。)鹿島本社に行って、 カジマ・リノベイトの会長を兼務している鹿島の副社長に面会を求めて、 「カジマ・リノベイトにちゃんと労働基準法を指導して下さい。」 って言いに行ったこともあります。でも、副社長は面会を拒否、総務の警備担当の次長が出てきました。 最後の団体交渉の話に戻ります。その時の会社側の対応は 「女性は女性らしいのが一番だ。」 「Tさん(お局)のいじめが嫌だったらやめるのが当然だろ。」 その燦々たる会社側の言動が団体交渉打ち切りと裁判提訴を決意させました。 本当にもう少し鹿島とカジマ・リノベイトに誠意があったなら。。。 と今でも思いますが、花岡事件が戦後半世紀以上経っても、不誠実な対応をとり続け、 高等裁判所で職権和解という段階に至ったケースを考えると、ないものねだりしてもしょうがないん でしょうね。
鹿島の人から、「メルマガを読んで、びっくりというよりやっぱり同じ会社だった。」 というメールが届きました。 でも、現場とか他の子会社にいる友人から、 「また、近々会いたいですね。連絡下さい。」 というメールも来て、思わず涙ぐんでしまいました。