★☆★ 0000017973 不当解雇と闘う女性の裁判日記 ★☆★

これは、とある大手ゼネコンの子会社を不当解雇され、地位保全と未払賃金と残業代を求めて
東京地方裁判所に提訴したある女性の闘いの物語です。


   共に闘う人々(その1)  <<<花岡裁判支援連絡会議>>>
                                       1999/9/25 vol.6                
                                      (前回配信数850部)
 創刊10日目で、早くも登録者数1000人まで秒読み開始となりました。
予想外に反響が大きくすこしビックリしています。
やはり、それだけ不当解雇問題が高いことの現れでしょうか。

 本日、リストラされた中高年の人の弱みにつけ込んで、出資金を集めていた会社(?)の家宅捜査が
行われたというニュースを聞きながら、このメルマガを作りました。
 リストラされたあげく詐欺に引っかかるよりは不当解雇と戦えるだけましかな。。と思っています。
 「戦えなくなったら転落の人生しかない。」
という私の近所に住んでいる日本エタニットパイプ分会のMさんの言葉が真実を得ていることをこの
ニュースを聞いて強く感じました。

 というわけで、今日は少しというよりかなり長いんだけど注意して、でも最後まで読んで下さったら
ゆーこちゃん嬉しい〜もんねぇ。(←ぶりっこしてどーする)


◆◇◆ お便り紹介コーナー ◆◇◆
 >本当にもう少し鹿島とカジマ・リノベイトに誠意があったなら。。。 
> と今でも思いますが、花岡事件が戦後半世紀以上経っても、不誠実な 
> 対応をとり続け、高等裁判所で職権和解という段階に至ったケースを 
> 考えると、ないものねだりしてもしょうがないんでしょうね。

今日は。いつもドキドキしながらMM読ませて頂いています。 ところで、上記の『花岡事件』なんですが、
すごく有名な事件なのかもしれないのですけれど、 実は全然予備知識がなくて、そこでできれば、 どの
ような事件なのか、MMで解説して頂けるとうれしいのですが・・・。 宜しくお願い致します。 ゆき  という
お便りが届きました。花岡事件については、HPで花岡裁判を支援していらっしゃる都職労の方のお知り
合いの方のお便りにて詳しく述べていますが、「忙しくてHPなんて見る暇がない!」とおっしゃる方の為に。。。  

戦争中、鹿島の花岡という現場に1000名近くの中国人が強制連行され、アメリカの黒人奴隷やシベリア
強制収容所顔負けの過酷な労働を強いられていました。 食事も衣服もろくに与えられず、次々に労働者
が倒れて死んでいきました。生き残った原告の方のお話によると、労働者に配給されるはずの物資は鹿島
の人間が横領し、横流しして不正な利益を得ていたというのです。(戦前から悪いことをしていたのね。) 
そのような労働条件の中、労働者はたまりかねて抗議の声を挙げ蜂起しました。しかし、鹿島はそうした労
働者を軍隊や警察を使って殺したのです。 戦争が終わってアメリカ軍が生き残った中国人労働者を発見し
たとき、彼らの大多数は餓死寸前だったといいます。花岡事件で出た死者は418名強制連行された人の約
半数です。  もちろん鹿島は戦犯の判決を受けました。ところが、その後鹿島は共同声明を覆し不誠実な対
応をとり続けた為、生存者数名が損害賠償と謝罪を求め東京地裁に提訴しました。
今から約5年前のことでした。

 しかし、東京地裁の判決は戦後50年経っているので、損害賠償の請求権は時効であるから、原告の訴えを
退けるというものでした。 その後東京高裁に控訴され、東京総行動やけんり総行動で共に闘い、支援者の方
もジュネーブのILO本部にも足を運んだりして、やっと職権和解に入るという段階に至ったのです。 戦後50年
以上の歳月が経ち、原告も既に80歳を過ぎています。せめて、彼らが生きている間に強制連行された1000名全
員のまたはその遺族の戦後補償を勝ち取ろう!という思いで、10月14日の東京総行動に挑みます。  
もちろん、カジマ・リノベイト不当解雇事件の解決も求めて。  国境を越え、50年以上もの歳月を越えて 
鹿島の不法行為事件が相次ぐ限り、共に闘う仲間はいるのです。  それも不思議な巡り合わせなのかも知れません。

http://www2s.biglobe.ne.jp/~tosodan/216.htm
(権利総行動の風景はこちらをご参照下さい。)  

私が頂いた名刺にはこう記されています。    「歴史に正義と公道を」