養護盲老人ホーム五色園

経営主体 「社会福祉法人 壺阪寺聚徳会」

郵便番号 : 656−1344
住 所 : 兵庫県津名郡五色町鳥飼浦2277番地
電 話 : 07993−4−0550

 西国六番の観音霊場として、また浄瑠璃「壺坂霊験記」のお里沢市の物語で名高い壺阪寺は昔から盲人の故郷として厚く信仰せられ、参詣者の絶え間がありません。 寺では去る昭和33年ニューヨーク・ブルックリン植物園についで、我が国で初めての盲人のための植物園「匂いの花園」を造園し次いで昭和34年には境内地に盲人を 対象とする老人ホーム建設計画を進め、壺阪寺福祉事業後援会を組織して、広く一般の浄財の喜捨を願い、その善意の結晶として、昭和36年にこれまた全国最初の盲老 人ホーム慈母園の竣工を見たのであります。  昭和46年1月には盲老人ホーム以外の福祉事業を行う目的をもって、法人名を社会福祉法人壺阪寺聚徳会と変更、同年4月には、重度精神薄弱者更生施設奈良県立都 園の経営を受託し、その更生に必要な指導訓練を行っております。  昭和48年4月、兵庫県津名郡五色町に慈母園の分園として、五色園を建設し、更に昭和56年5月には環境明媚な高取町清水谷に、特別養護老人ホーム光明園を設立、 次いで昭和59年3月慈母園を3階建の和風を基調としたホームに全面改築し、年々高齢化される老人の幸せのための園として経営いたしております。また、寺境内の高 台には、天竺渡来の大観音石像(身の丈20m)が建立され、世界に向かって思いやりの心が放光されています。


主なる年表
 昭和 36年 3月 9日 法人設置(厚生大臣認可)
 〃  36年 3月27日 慈母園事業開始(奈良県知事認可)
 〃  36年10月 6日  〃 落成披露式挙行(収容定員80名)
 〃  39年 3月31日  〃 収容棟第2増築工事竣工(収容定員100名)
 〃  40年 2月28日 音の図書館工事竣工
 〃  41年 3月31日 音楽公園工事竣工
 〃  46年 4月12日 重度精神薄弱者更正施設奈良県立祁園の経営受託
 〃  48年 4月 1日 五色園事業開始(兵庫県知事認可)
 〃  48年 6月22日  〃 落成披露式挙行(収容定員50名)
 〃  49年 4月 1日 都祁園収容棟増築工事竣工(収容定員30名を50名に増員)
 〃  50年 3月31日 五色園別館工事竣工(音の図書室、機能回復訓練室9
 〃  56年 5月 1日 特別養護老人ホーム光明園事業開始(奈良県知事認可)
 〃  56年 5月 1日 慈母園収容定員100名を50名に減員
 〃  56年 6月17日 特別養護老人ホーム光明園落成披露式挙行(収容定員50名)
 〃  56年 6月17日 慈母園20周年記念式典挙行
 〃  59年 3月31日 新慈母園改築工事竣工(収容定員50名)
 〃  59年 6月 5日 新慈母園落成披露式挙行

五色園の環境と設備
 五色園は淡路島西海岸、船瀬の高台に位置しており、周囲は海の青さ、松の緑も美しく、小鳥や
虫の声も聞かれます。
 建物は、創設以来全部平屋建てで、盲老人が廊下の手すりや点字タイルに導かれて、どの部屋にも
安全に歩いて行くことが出来るようになっておりましたが、昭和60年度に居室2人部屋を全部個室
にするため、3階建て1棟を増築し、特に設備面におきまして、各階に通じる盲人専用音声エレベータ
、ラウンジ、談話室、ゆったりとした居室など設けるほか、既設居室も拡張して増築部分と同じく
安らぎのある居室に整備するなど、盲老人の生活の場にふさわしいホームとして生活環境をより快適
にいたしております。
 また、太陽熱を利用、居室、浴室、調理室などへ給湯を行い省エネ対策としてソーラー設備を採用
しています。
  
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