留学体験記 22  A.O.さん

  アメリカならどう見るだろうか、そんな考え方が最大の収穫。

                     制作:留学ネットワーク

行った期間 2年半
主に住んだ場所 米国ミネソタ州
主に通った学校 ミネソタ州立大学マンケイト校
主に学んだ内容 地理学、都市学
行く前の身分 大学生
留学後の身分 米国の旅行会社勤務


 ミネソタ州立大学秋田校。A.O.さんはその第一期生だという。
だから大学に入った時点で、留学することはほぼ決定していた。
 「浪人して別の大学を受けることも考えたんですが、高校の時から
ホームステイに興味があったし、英語も話したかったので、結局ここ
に決めました。親ですか?反対どころか、喜んで留学資金を出してく
れましたね」。

 当然日本にいる時から、教科書は英語だし先生も外国人。
 「ただ、それでも秋田で2年間過ごしたのは長すぎたかな、という
気がします。相手が教授では俗語に触れる機会もあまりないし(笑)。
6年間の中等英語教育だけでは足りないのは確かですが、やはり行く
なら早い方がいいでしょうね」。

 ミネソタでの2年半は、前半が寮で後半がルームメイトと。
 「寮で暮らしていたときに、ボランティアで近くの小学校に行った
ら、やっていたのが〈日本の文化を知ろう週間〉。そこで知り合った
教師と仲良くなり、一緒に住むことになった。アメリカ中部の田舎町
だったんですが、だからこそ、典型的なアメリカ生活を経験すること
ができました」。
 そういった、色々な人に出会い、親切にされ、新しい経験をする。
これこそがA.O.さんが一番楽しんだことだったという。
 「あと、やはりアメリカは広いんだ(笑)ということにもビックリ。
友人と車でグランド・キャニオンまで行ったんですが、南に行けば行
くほどスペインの影響が強い、そんなことも始めて知りました。苦労
したことですか?やはり宿題の量の多さかなあ。それにネイティブの
人たちが何人も話している中に飛び込むのは、やはり難しいですね」。

 アメリカでは、ある条件を満たせば卒業後一年間は学生ビザで働く
ことができる。それを活かしてシカゴの旅行会社に現地採用で入り、
帰国後は輸入業者に就職したA.O.さん。
 「日本だけにしか住んでいないと、どうしても日本からだけの見方
になってしまう。アメリカならどう見るだろうか。そんな考え方がで
きるようになったのが、最大の収穫でしたね。これから留学する方に
は、できればある程度の田舎町に行くことを勧めます。だって大都市
と違って英語をしゃべらざるをえないでしょ(笑)。それに、そこに
こそ典型的なアメリカン・ライフがあるんだということを分かってい
ただきたいですね」。



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