はじめに


最初に坊主にしたときは・・・

中学に入ってからだったかな
どうしてなのか坊主頭にしたくってしかたが無かった。
しかし、理由無く突然にするのも変だなと気後れしていた。
似合わず、格好悪いのではないかと余計な心配もした。
部活や校則で、または自主的に坊主にしている人がうらやましく思えた。

大学に入り、一人暮らしが始まったことをきっかけに
一発度胸を決めて、床屋に行った。
はじめて行く床屋で五厘刈りにしてもらった。(今とくらべれば十分長め

結構長い髪(10cmちょっとはあった)だったためか
店主に何回も「本当にいいんですか?」と聞かれた。
ほっぺが紅潮しているのがわかるくらい身体が熱くなった。
「やってください!」

背中のあたりでバリカンを小さな箒かブラシで毛?を払う音がした。
なんとなく恐くなったので目をつぶった。
コンセントが差し込まれる音がしてすぐに、モーター音がした。
前から頭に沿ってバリカンが走る。
時々微風とともにさらっと髪が落ちるのがわかる。
あっというまに刈り終わったか、ブラシで毛が払われる。
恐る恐る目を開けると、
青々というか白く光り輝く頭が鏡に映った。
頭が長細く見えて無気味だった。
自分で見てもなんとなく自分ではないような気がして変だった。
でも時間がたつにつれて達成感のようなものがおきてきた。
その日のうちに自分で剃髪した。

かれこれ17年が過ぎた。

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風呂上り、身体を拭くタオルが頭に引っ掛かったり、
枕に撒いたタオルに引っかかり目が覚めることもあった。
今でも、バイクのヘルメットをかぶったり脱いだりするとき、
あまり短いと中のスポンジが引っかかり痛い思いをすることがある。
ただ、年数を経るごとに経験から知らず知らずに回避策を覚えこんでいる。

いろいろと利点もある。
バイクで温泉に行ったときなど頭がぬれてもあっという間に乾く。
汗をかいても簡単に洗い流せる。寝癖の心配がない。
相手にすぐに覚えてもらえる。

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坊主頭が特別似合っているとは思えないが、
自分では気に入っている。
似合ってなくても普段自分の姿は見ないからね。(笑)
一度やってしまえばもう伸ばせない?そんな魅力を秘めた髪型なのだ。
上坊にて
ツナギを着て。

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