「手づくりゼロハンカー」の存在を知り、じっさいにこの目で見てからというもの、この手で作ってみたくて仕方がなく、とりあえずは士気を鼓舞するためにと「俺達もゼロハンカーを作ろう会」をウェブサイト上に開くことにしました。
活動はもっぱら東京近郊です。
また、自分たちもゼロハンカーを作ってみたいと思う方のために。広島周辺ならともかく、普通はなかなか実車を見る機会もないので、ここで情報提供をしたいと思います。

手づくりゼロハンカーとは?

広島県甲山町で「全日本手づくりゼロハンカーレース」が開催されている。そもそもは町おこしのために始めたという。
初回は1988年で、今年(97年)8月24日の大会で第10回目。
(ただし今年から本大会以外にも開催)

エンジンは50ccバイクのエンジンを使い、フレームは自作、それ以外のパーツはもっぱらクルマやバイクのものを流用・加工して作られている。
エンジンは4スト(とくにCB50)が基本。去年まで2スト(つまり原チャリスクーターのエンジン)は別クラス扱いされてきたが、今年から総合決勝にも出られるようになった。(2ストだと早すぎて危険、というのがあったらしい)

ゼロハンカーレース、見てきました!

Photo Gallery

今年(97年)は8月24日開催。
道中、いろいろハプニングもあり、中国自動車道の庄原ICを降りたのは午後1時。すでにレースは始まっています。
下手すると着いた頃には終わってるかもしれないと、山中の道を飛ばしまくって会場に着きました。
道の向こうがなんだか騒がしい。警備のじいさんに聞くと、「ゴーカートだよ」という。「ゼロハンカーレース?」「そうそう」てなわけで、ここが会場だ!
駐車場はぐるっと回らなければ着けないという。
道沿いにある会場はすりばち状の砂地の広場。たくさんの人。スピーカーのアナウンス。「リポビタンD」のでっかいオブジェ!予想以上の盛況。
私はすっかり興奮して、友人の運転するクルマからカメラを片手に降りた。
コース脇でレースを見た。男子決勝レースを見たあとで、はたと冷静になった。
迷子になったかもしれない。
あわててクルマの去っていった方向にうろうろしていると、友人が遠くから歩いてきた。やれやれ。
駐車場に一台の軽トラ、その上にゼロハンカーが積まれてるではないか。私と友人はビデオとスチールそれぞれのカメラでその全体像から細部まで撮影。
そして会場。
あっちにもこっちにもゼロハンカー。
なんでも以前はパドックパスがないと入れてくれなかったらしいが、今ではそんなことはない。片っ端から写真にとる。
そして総合決勝。ビデオにとる。
その後、ネット上で知り合いになった小林さんと会い、いろいろと教えてもらった。
こんなエキサイティングなイベントが広島でだけ行われているのはもったいない、というのが私の正直な感想です。

ゼロハンカーの構造はこうなっている

「俺たちもゼロハンカーを作ろう会」第1号会員・古賀君が作成。「ゼロハンカーとは一体全体どんな作りになっているのか?」・・・実車を見ればわかるハズ、 と僕らは97年夏にはじめて広島に行き、そこでゼロハンカーの数々をじかに観察することができました。 同じ思いを抱いている方にも、ゼロハンカーの構造の概要が理解していただける解説になっていると思います。

ゼロハンカーの構造/小林さんの解説

小林さんはじっさいにゼロハンカーを設計・製作し、レースにも参加している。 97年大会直前にネット上で知り合いました。いわば僕らの「師匠」。 これは僕が最初にゼロハンカーについて質問した時にいただいたメールで、 小林さんのご了解を得て公開しています。 なお小林さんのゼロハンサイトは http://www.fuchu.or.jp/~coba-woy/zerohan/zerohanindex.htm 、製作ノウハウは zerohan に詳しい。

「俺達もゼロハンカーを作ろう会」の活動予定

ぼちぼちやります。
製作過程をその都度、掲載していきます。
見事に完成の暁には、このサイトは「俺達もゼロハンカーを作ったぞ会」に、そしてレース出走の暁には「俺達もゼロハンカーレースに出たぞ会」に、見事優勝しちゃったら「俺たちはゼロハンカーレースで優勝しちゃったぞ会」に、名前を変えて進化していくつもりでいます(そんなにうまいこと、いくかなあ…)。
皆様からのはげましのメールを心からお待ちしています。

 E-Mail:frat@nifty.com


素人にゼロハンカーが作れるか!?

専門的な知識や技術、具体的には溶接などの金属加工の機械と技術を持ち、クルマやバイクのパーツを流用できる知識さえあれば、ゼロハンカーの製作はそんなに難しくないハズ。
ですが、私のような「多少のクルマいじり」ができる程度の人間にとっては、とっても険しいエベレスト山の登頂のようなものだ。でも、がんばればなんとなくできるような気がする。そして、ゼロハンカーを作るのはすごく楽しいハズだし、完成すればとてもうれしいハズ。
そしてゼロハンカーが作れれば、その知識と技術を使って、アイデア次第で他にもオモシロいものが作れるハズ。
私のような「ズブの素人」がゼロハンカーを作る、それが面白い。

なぜ手作りゼロハンカーは素晴らしい?

それは手作り=アンチ・ブラックボックス!
なんでもかんでもブラックボックスに囲まれた僕等の生活。
テクノロジーをこの掌の上に!

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