The JOLLY ROGERS decales part1

for 1/72 plastic models

F-14 TOMCAT

VF-84 & VF-103

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 Grumman F-14 に機種変換になってからの VF-84、VF-103 JOLLYROGERS:ジョリーロジャースのプラモデル用デカールを筆者が集めた膨大な写真より捜し出した資料をもとに解説します。そのため今までの通説とは異なる点もあります。 F-4 以前につきましては筆者が現時点で興味を持っていないので省きます。 デカールの解説は今までモデルアート別冊、モデルグラフィックス別冊、レプリカで取り上げられていますが、かなり古くなってしまっているので 98年 12月(だったと思う)に発売されたハセガワの最新限定版 1/72, F-14B/VF-103 まで徐々に解説していきます。この限定版は 99/6月に再版されています。そして 2000年になって 3/8、ハセガワ 1/48 F-14B TOMCAT `VF-103 JOLLY ROGERS' が発売になりました。

 その中で1/72スケールをこのページで、1/48、1/100と1/1441/32をそれぞれのページに分けて紹介しています。


 HASEGAWA 1/72 K12
 F-14ATOMCAT
 AJ200/160393

 1982年頃発売されたハセガワの 1/72の限定版。モデル自体は最初期のタイプ。時期的に映画「ファイナルカウントダウン」の影響で VF-84 の人気が一気に上がったせいと思われる。もちろん「マクロス」はその後。

 AJ200 の CAG(航空団指令)機。さすがにハセガワ製、ドクロマークも問題無し。バックが黒なのは時期的に仕方がないので切り抜いて使用すると良い。しかし、現在は入手不可能。この時期はハセガワもデカールだけを出したりもしていたが......。 

 ただし、このマーキングに関しては時期が非常に限定される。1975年 8月から機種転換訓練を開始し 1977年 4月に転換終了し、1978年 5月の USS NIMITZ の第 1回航海時には既に側頭部の亀裂が眉間にまで達し、歯がやたら増えクロスボーンも切れ込みが少ないタイプになっている。そのためこのマーキングは USSニミッツに展開する前の短期間の可能性が高い。ただ基本的には良く似ているためアップの写真がないと分かりにくい。アップの写真は AJ202 や AJ203 があるが撮影日が未記載のため分からない。撮影日が確認できるのは AJ201/160380 の 1977/4、1977/5/30 ぐらい。「Colour & Markings of the F-14 Tomcat Atlantic Coast Markings The First Ten Years 1974-1984 」のP35 のAJ201/160380のカラー写真では、まだ USS NIMITZ は記入されていない。この写真はまだ機首左側のピトー管がありノーズギアのドアの文字も異なるが、その後で比較的近い時期の AJ201/160380 の写真が「世界の傑作機」の表紙にある。また、「Colour & Markings 」の中に AJ203 がこのマーキングで載っている。これは USSニミッツ上で Fort Lauderdale に停泊中の写真。しかし同時期の AJ200 はすでに新マーキング。空母上で塗り替えることが多いため混じっていたと思われる。1978/8/5 に NASミラマーで撮影されている AJ/200/160393 はすでに新マーキング。「F-14 TOMCAT in action 」にある AJ203/160384 は機首のナンバーも USS NIMITZ も未記入。その他、調査中。

 References:
 
AJ200, 201/160380, 203:
 (1984) Colour & Markings of the F-14 Tomcat Atlantic Coast Markings The First Ten Years 1974-1984, Aerospace Art: 35 & 42 (AJ201 1977/4 Ray Leader, 1977/5/30 Candid Aero-Files via George Cockle, AJ200, 203 Warren Munkasy)
 AJ201:
 (1977)
Famous Airplane of the World/GRUMMAN F-14 TOMCAT PART No.89, Bunrin-do: front cover & 31.
 
AJ200:
 (1978)
Pictorial History Grumman F-14 Tomcat, Koku Fan, Bunrindo, Dec (27)14 : 29 & 30 (1978/8/5) & 107 (1978/9/3)
 AJ203/160384:
 Jim Sullivan (1977)
F-14 TOMCAT in action AIRCRAFT NO.32, squadron/signal publications: 45.
 AJ202:
 
D. Spering (1982) Functional air wing & carrier air wing, GRUMMAN F-14 TOMCAT KOKU-FAN ILLUSTRATED NO.11, Bunrindo: 15
 AJ203:
 R. L. Lawson (19
81) F-14 TOMCAT, US AF/NAVY JET FIGHTER, KOKU-FAN ILLUSTRATED NO.6, Bunrindo: 13


 HASEGAWA 1/72 K38
 F-14A ATLANTIC FLEET SQUADRONS
 AJ200/160902, AJ207/160406

 ハセガワの 1/72用、大西洋艦隊空母航空団。新金型スジ彫になりフラップやスラットの別パーツ化等により組みにくくなり良くなったのか、悪くなったのか.....。太平洋艦隊の部隊と大西洋艦隊の部隊が出ている。更に初期型の大型ビーバーテイルのVF-1というのもある。更にスペシャルデカール限定版も多数ある。

 まだ USSニミッツに配属されていた時期の AJ200/160902 に関しては 1988年。黒のドクロマークの方(above right:No.2)。この時期ロービジが徹底されていたが、各部隊 2機だけハイビジが許可されたらしく少数復活している。2機となると必然的に指令官(CAG)機(X00)と隊長(CO)機(X01)になっている。しかし、AJ201 の写真は見たことがない。この機体もブラックテールではないものもハイビジとなっている。この機体に関しては非常に情報が少ない。私が唯一知っているのは 1冊、写真 3枚だけ。これとは別の機体で AJ/200/162688 というのがほとんど同じマーキングで登場している。違いは垂直尾翼付け根に VF-84 ではなく、CVW-8 と E が記入されている点です。1988年にバトル E を受賞している。このマーキングのデカールはハセガワ 1/48 大西洋空母航空団の中に入っている。流石!つまり、 AJ200/160902 は1987〜88年前半にかけてのマーキングと考えられる。
HP 上の写真は、
http://www.topedge.com/alley/images/f14a/f14a84i.jpg

 AJ207/160406 は 1986年のものabove left:No.1 色調を変えて見やすくしてある)。これもたった 2冊しか知らない。そのうち 1冊は非常に小さな写真。どちらも 1985年11/16〜17 に行われたフロリダ、NASペンサコーラ航空ショーで展示された機体。この当時はロービジになったものの士気が上がらないということで全機一時的にハイビジ機に仕立てたらしい。この時のドクロマークはそれ以前のハイビジより若干小さめで、しかもシャレコウベに斜めに走る亀裂が短いのが特徴。参考写真はパースがかなりきつくハッキリとサイズは確認しずらい。しかし、デカールは少し大きめの様。写真は画質を上げるため多少大きめにしてある。ただし、他の機体の写真は確認していない。 2000年 1月になんと 15年前の、おそらく同じ時に撮られた 1985年撮影の AJ207/160406 の写真が出た。この写真は唯一、パースがほとんどない写真でマーキングが良く分かる。最近頑張っている「JWing 」に載っている。この号に はVF-103 の1999年のオシアナエアーショウで撮影したと思われる機体が2機載っている。グレイテイルに黒枠で眼球部もダークグレーに塗ってある白いドクロマークの112とVF-103では隊長機扱いのブラックテイルの 103。両機とも所属空母航空団のマーク CVW-17 の AA は未記入。またこの「JWing」 で VF-84 の説明に「ファイナルカウントダウン」の VF-84 飛行隊長はリチャード オーウェン中佐と書いてあるが、吹き替え版では確かに飛行長(CO)と言っているが、英語版では CAG(キャグ:空母航空団指令)と言っている。少し書くとCAGは飛行隊の所属ではないので、操縦はしても VF-84 のパッチを付けているのはおかしい。CO だとすると CAG とは呼ばないし、CVW-8 のパッチを付けていることがおかしくなる。彼は左胸にCVW-8、右肩にVF-84のパッチを付けている。しかし、映画「TOPGUN」ほど架空のマーキングや撮影した空母や飛行隊や時期が無茶苦茶と言うことはなく、ちゃんと USSニミッツだけで撮影を行っており現実との問題は少ない。VF-84 ファンなら何度でも楽しめる(内容があんまり無いので簡単に見れる)映画。1941年当時のレシプロ機しか知らない零戦パイロットや民間人が 、大型のジェット機であるF-14 を見た時どんなに驚いたことかと想像するととても楽しい。特にチャップマン上院議員の乗ったボートの上を低空でパスする F-14A 2機はどんなに驚きだったであろうか。「アメリカのマークを付けていた!」とか「ロケットの飛行機」などと表現している。零戦の前を横切る”超大型ロケット戦闘機”F-14A!

 これらマーキングはどちらも非常に短期間だったため資料がほとんどないが、良くフィーチャーしたもの。さすがハセガワ。

 References:
 AJ200/160902:
 George Hall (1988) Super Base 2 Miramar The Home of 'Top Gun', Osprey: 84-85
 AJ200/162688:
 R. E. Kiling (1989)
Koku Fan, Feb:
 Jon Lake (1998)
Grumman F-14 TOMCAT Shipborne superfighter, 160.
 
AJ207:
 Katsuhiko Tokunaga(1986),
Koku Fan, Jun. : 22 (1985/11/16-17)
 Katsuhiko Tokunaga (1986), Koku Fan, Mar. :
 Katsuhiko Tokunaga (2000), Grumman F-14 Tomcat,
JWing, Ikaros Publications, Ltd. Mar. : 37 (1985)


 HASEGAWA 1/72 K12
 TOMCAT Low Vis
 AJ201/160393

 ハセガワの 1/72用 ロービジ機。スジ彫になる前の往年の中身のデカール替え。

 この機体そのものの(AJ201/160393)写真は見たことは無いが、1982〜85年頃のマーキング。海軍全体がロービジになった時期で味気なさからかこの頃の写真は少ない。1982年頃はまだハイビジ機も混在していた。資料から判断すると AJ200 には機首のストライプが確認できるが、AJ204, 206 には無い。ドクロマークはかなり小形となり単に縮小したのではなく、形も以前とは変わっている。見ようによってはヒョウタンツギの様。これもよくフィーチャーしたもの。さすが、流石!

 1999年の厚木 WINGS'99 でエジプトのピラミッド上空を飛行する AJ214 のレターサイズ大の写真を入手した。この機体には機首ストライプが入っている。

 スーパースケールはこのマーキングを早合点して、第一期ロービジ時代と同じデザインのドクロマークにしたものと思われる。

 References:
 AJ200, 204, 206:
 (1984) Colour & Markings of the F-14 Tomcat Atlantic Coast Markings The First Ten Years 1974-1984, Aerospace Art: 35 & 40 (AJ204 Mike Campbell, AJ200 Ray Leader, AJ206 1982/10/29 Van Winkle)
 AJ204:
 Koku Fan, 1985, Aug. (1985/4/20, 160405)
 Air World, 1988, Jun. : 109
 Otassuke Benrityou. Hasegawa (1982/10/)
 Aviation Graphix:1 F-14 Tomcat : 72 (illustration)


 HASEGAWA 1/72 K12X
 TOMCAT High Vis
 AJ210/160391

 ハセガワの 1/72用 ハイビジ機。これも上と同じくスジ彫になる前の往年の中身のデカール替え。

 この機体は一見第一回目のロービジ時と何ら変わらないと思っていたのだが、デカールそのもの(above right:色調を変えて見やすくしてある)や当時の広告を良く見ると、シャレコウベ向かって右側の亀裂が眼球部に入り込んでいる。この時期のシャレコウベは顎の骨などもかなり細くなったタイプが主流で、その中でもこの AJ210/160391 は特殊なマーク。この写真はたったの一枚のみ確認している。さすがハセガワ。真横の写真が無いので正確には分からないが、あごなどはもう少し細い一般的なものと思われる。そのため、この機体を作るためには頭部だけしか使えず、アゴとクロスボーンは手描きする。 しかし、こんなマイナーなマークをフィーチャーせずに一般的なマークを出して欲しいもの。今だこの時期の完全版のデカールは見たことがない。このデカールもアゴの骨はつながっているのでもう少しシェイプアップすれば使える。フジミもロービジ機にハイビジ時代のドクロマークを入れている。ただマーク的には Super scale 1/72 No.72-558 のマークが一般的なロービジ機の形。もちろんもっと大型で色は白だが.......。 AJ210/160391 のこれ以前(1982/3/22)に撮られた一般的なマークの写真はモデルアート別冊に出ている。

 References:
 Koku Fan, 1985, Aug. : 8 (1985/4/20)
 Model Art, F-14 Tomcat, 226: 14 (1982/3/22)


 HASEGAWA 1/72 K136
 F-14B TOMCAT VF-103 JOLLYROGERS
 AA103/162913 AA201/163224

 ハセガワの 1/72用 F-14B TOMCAT VF-103 JOLLY ROGERS の限定版。新金型スジ彫になってからの 1995年の珍しいレッドテイルの VF-101 GRIM REAPERS(NAS OCEANA)のデカール替え。1998/12月発売。1999/6月再販。

 この機体は VF-103 になってから初めてのデカール。1995年 9月末で VF-84/JOLLY ROGERS は解散し、そのままマークとニックネームを VF-103/SLUGGERS が引き継いだ。引き継いだ直後はダークグレーのドクロだったが、このデカールはブラックテイルになってから。機種はエンジンを換装した F-14B。

 AA201/163224above right:No.27 色調を変えて見やすくしてある)は CVN-65エンタープライズが地中海航海から 12/19 に帰投した際のクリスマスマーキング。良く見ると分かるが、この27番のマーキングはシャレコウベが裏焼きになっている。これは間違いで、左右共に16番と同じ向きを向いている。サンタハットとステッキはもちろん左右で逆を向くので、通常塗装のシャレコウベをうまくはめ込むと良い。しかし、ハセガワが間違うのは珍しい。 この時は隊長機(AA201)のみでこの塗装が確認できる。この航海で VF-103 は F-14 において初の LANTIRN 装備部隊となった。空母展開中の写真ではまだ AA のマークが小型であるが帰還したときには大型に変わっているので空母上で塗り替えを行っており、しかも全機ブラックテイルになったと思われる。1996/6/28 から CVW-17 は USSエンタープライズで地中海/ペルシャ湾航海に参加し、12/19 に NASオシアナに帰還している。クルーズ出航前に米東海岸沿岸部で行われた米英連合軍統合機動部隊演習(CJTFX)パープルスター'96 の時点ではブラックテイルは AA204, 221、グレイテイルは AA201, 203, 205, 210 が確認でき、AA212 は同じグレイテイルだがマーキングがグレイでなくブラックで、しかも垂直尾翼端まで同じライトグレイで、機首のシェブロンがホワイトとブラックで描かれ、国籍マークも小さいながらカラーになっている。しかも、垂直尾翼内側のAAマークはすでに大型になっている。この時VF-103の14機中9機がLANTIRN装備機に改造されていた。残り 5機がTARPS運用機。2000年のクリスマスにもよく似たマーキングがAA103に施された。

 AA103/162913above left:No.16 色調を変えて見やすくしてある)。プラモデルの箱の写真は既に 100番台になっている。もともと CVW-17 の第 1飛行隊は VF-74 であったが 1994年 9月で解散している。その後、第2飛行隊の VF-103 が唯一の戦闘飛行隊となっていたが、ずっと200番台を付けていた。1997年3月上旬にNASキーウエストにおいて 20mm バルカン砲の実弾射撃訓練を実施している、この時にはモデックスは 100番台に代わっている。この訓練の後 CVW-17 は母艦を USSエンタープライズ(Big E)から CVN-69 USSドアウトD.アイゼンハワー(IKE)に変更となっている。200番台には VFA-34 が編入された模様。その後 5月下旬から 3週間、VF-103 はじめ CVW-17 がプエルトリコの NSルーズベルトローズにおいて実弾演習を行った。この時も全機同じ塗装であった。
 デカールでは垂直尾翼に
MUTHAの文字が確認できるが上記の 1997年 3月及び 5月でも MUTHA の記入はない。しかし、1997年9/19-20 に行われた NASオシアナエアーショウの時にはMUTHAの文字が入っている。VF-21 解散後 VF-103 が譲り受けたらしい。

 AA201, 103 共に尾翼内部の AA は大型。

 References:
 
AA201:
 Takashi Hashimoto (1997)
F-14 TOMCAT HANDBOOK, Hara Shobou, : 12 &47 (1996/12/19)
 Takashi Hashimoto (1997)
, Koku Fan, Apr: 12, (AA211/AA210) 13 (1996/12/19).
 
AA203, 204, 210, 212, 221:
 David F. Brown, Yves Debay, Alan Warner (1996)
VF-103 JOLLY ROGERS with LANTIRN, Koku Fan, Nov: 26-29.
 
AA201, 203, 204, 205, 210, 212, 221:
 Yves Debay (1998)
CVW-17, AIR WORLD, Jul: front cover, 9-13.
 
AA101, 103, 104, 106:
 Takashi Hashimoto (1997)
VF-103 "JOLLY ROGERS" IN NAS KEY WEST, Koku Fan, Jun: 1-5.
 
AA102, 105, 107, 112, 114:
 Takashi Hashimoto (1997)
JOLLY ROGERS in the Caribean, Koku Fan, Sep: 4-9.
 Takashi Hashimoto (1997)
NAS OCEANA AIR SHOW Yahoo!!, Koku Fan, Dec: 16.



 HASEGAWA 1/72 00364
 F-14A TOMCAT VF-84 JOLLY ROGERS
 AJ200/162688

 ハセガワの 1/72用 F-14A TOMCAT VF-84 JOLLY ROGERS の限定版。新金型スジ彫になってからのデカール替え。デカールはカルトグラフ製。2002/2月発売。

 AJ200/162688のこの時期のマーキングは始めて。No.2とNo.17-18の「VF-84」はこのAJ200/162688には不要。No.17-18はUSS NIMITZ当時のマーキング。No.2はAJ201/162692の垂直尾翼に使用出来るかも知れない。「CVW-8」よりは小さくて良いのだが、ここまで小さいとどうだろうか?この様なマーキングを入れるようなら、201-162692もどうして入れないのだろうか?

 この機体は1990年のマーキングでHELLER 1/72 No.80335」Aero Master 1/48 No.48-522」のマーキングの翌年の塗装で、垂直尾翼前縁もブラックに塗られている。この時期の写真は実に少ないが、実は真横から鮮明に写っている写真がある。しかも、AJ200とAJ201が並んで飛んでいるもの。筆者はこの写真を見つけた時の感動は今でも覚えている。この写真はDATE BOOKいわゆるカレンダーブックで、1週間分が1ページになっており、左ページに旅客機も含めた飛行機の写真が載っているもの。パラパラと見ていて良く気が付いたものだ。しかし、当時まだ学生でお金がなかったので、たった1枚の写真のために$15もするものを買う勇気はなかった。しかし、クリスマスの在庫全品10%だったか20%引きでやっと買う勇気が湧いて入手したもの。アメリカのどこかの砂漠の上空を飛んでいる写真。しかし、この写真の直後のカットの写真が大判のポスターとして売られていた。筆者は1995年のNASミラマーAir Showで、たまたまポスターを探していて見つけた。普段はパッチとTシャツやトレーナーを買うが、ポスターのようなかさばるものは物色しないのだが、なぜか探して偶然見つけた。この時は一緒にBlue AngelsのDiamond 360のポスターも購入している。ボール紙が背面に入っているとはいえ、つぶさないように持ち帰るのは大変だった。このポスターはAJ200が左にブレイクを開始して機体下面を見せている。なぜフルカラーのCAG機とCO機が並んでいる方をポスターにせず、下面を見せているものを大きく引き延ばしたのか、理解に苦しむ。主翼を後退させていて、デルタ翼機に見える形を見せたかったのだろうか? この後、VF-84を含むCVW-8はUSSセオドア・ルーズベルトと共にペルシャ湾に入り、湾岸戦争に突入している。湾岸戦争期間中は少なくとも、AJ201はロービジ塗装となり、機種にはノーズアートが描かれていた(SUPER DECALS 1/72 No.72-650参照)。その後、Operation Provide Comfortに参加し、6/26/1991にNASオシアナに戻った時にはAJ200はブルーグレーの塗装にブラックテイルで、デカールの様にイエローで塗られていた部分は、ホワイトという珍しい塗装でHome-comingしている。そして、AJ201はフルカラーでテイルにはVF-84のスコードロンマークにある、海賊旗に縁取られた"FIGHTING 84"と書かれたドクロマークになっていた。このドクロマークも基本的にはデカールのマークと同じものと推察出来るが、少し傾いてはいるよう。ただしこのAJ201は機首部の写真がないため、国籍マークが大きいのか小さいのか全く不明。少なくとも機種のストライプは確認出来る。これらの機体にもこのデカールは利用出来る。もちろん、1989年のマーキングとしても流用できる。垂直尾翼前縁は銀塗装だが後は1990年と変わらない。また、ミズーリ州のKalamazoo Aviation History MuseumにGrummanのCATシリーズの最終版として、VF-84のCAG機塗装のF-14A 200/160395が1995年の5月に到着している。これでKalamazooにはGrummanのCATシリーズが揃ったことになる。この機体はフルカラーのグロス塗装になっており、1994年の8月から実際にVF-84に所属していたが、このフルカラーの塗装は博物館用に特別に塗ったもので、この時期にはロービジのCAG(200/161852)機もまだ存在している。これまでの塗装よりも機種のストライプが細い様であるが、ドクロマークは使える。

 VF-41のCAG機の方は FUJIMI 1/72 F-14A TOMCAT JOLLY ROGERSSUPER DECALS 1/72 No.72-191にも同じ機体がある。もっともSUPER DECALS 1/72 No.72-191はAJ101となっているのでマーキングはCAG機専用なので変更が必要。USS NIMITZ配属前には1時期このスペードのマーキングをCAG機以外が使っていたこともある。ただし、赤いストライプの縁の黒線は無いよう。

 References:
 
AJ200/162688/AJ201/162692:
 
Robert Lawson (1992) F-14A Tomcats of VF-84 "Jolly Rogers", AIR POWER 1992 DATE BOOK.
 
AJ201:
 Ken Nemoto (1991)
Holiday of the Fighter-Town, AIR WORLD, Jan, 11. (AJ201 1990/9)
 
AJ200/AJ201:
 
Bob Lawson (1992) FIGHTER COUNTRY The F-14 Tomcats of NAS Oceana, 129. 
 
AJ201/162692:
 
David F. Brown (1993) BIRDS OF PREY: Aircraft, Nose Art & Mission Markings of Operation Desert Shield/Desert Storm, 96 and100.
 
AJ200/162688/AJ201/162692:
 David F. Brown (1991) HOME-COMING CVW-8 at NAS Oceana,
Koku-Fan, Dec, 4〜7.
 
AJ200/162688/AJ201/162692:
 David F. Brown (1998)
TOMCAT ALLEY: A Photographic Roll Call of the Grumman F-14 Tomcat, 198-199.
 
AJ200/162688:
 Takashi Hashimoto (1994)
GRUMMAN F-14 TOMCAT, SUPER FIGHTERS, KOKU-FAN Illustrated No. 75, 11.
 
AJ200/162688/AJ201/162692:
 S. Bullet, Don Spering/A.I.R. (1992)
GRUMMAN F-14A TOMCAT, KOKU-FAN Illustrated No. 64, 94. (AJ/200 1992/4, AJ/201 1990/10)
 
200/160395:
 Gerard Pahl (1995)
Museum Report, NAVAL History, October,129. Dave's Tomcat Alley (A tribute to the F14)


 HASEGAWA 1/72 00613
 F-14B TOMCAT VF-103 JOLLY ROGERS
 AA103/161435 AA100/162918

 ハセガワの 1/72用 F-14B TOMCAT VF-103 JOLLY ROGERS の限定版。新金型スジ彫になってからの 1995年のレッドテイルの VF-101 GRIM REAPERS(NAS OCEANA)のデカール替え。2002/12月発売。デカールはカルトグラフ製。

 AA103/161435の2002年版のフルカラーマーキング。VF-103はこのAA103をCO機としてあてている。2002年版の何が珍しいかは、垂直尾翼のラダー部に書かれた一見黄色いVの字形に見える「SECDFF PHOENIN」マーキング。これについては調査中。ただし、意味からして「SECDFF PHOENIN」ではなく「SECDFF PHOENIX」が正しいであろう。Yellowhammer Models1/48 No.YHD48023では「SECDFF PHOENIX」となっている。また、Bu. No.の字体もYellowhammer Models1/48 No.YHD48023の方が近い。よりTIMEっぽい字体のようだ。だが1/72なので心配はないであろう。後は燃料タンクがグロスブラックに塗られていて、機種と同じカラーのストライプが入っているぐらい。ただ写真で比べると、デカールのドクロマークよりは少し幅が広いシャレコウベとなっている。気になる場合は多少白で修正すれば済む。この時期フルカラー機は本機だけとされている。

 同時期のAA100/162918はロービジのグレー塗装になっている。CAG機ではあるが、ドクロマークも内部が白ではなく、濃いグレーの縁取りだけとなっている。こちらの「SECDFF PHOENIN」はマークも含めてグレー。なぜか本機にはテイルチィップに「Clifton」アワードが記載されている。時期が多少違うのかも知れないが航空ファン10月号(2002)は5月末のNAS OCEANAでの航空団での訓練時に撮影されたことになっている。本機は珍しく機種にパーソナルマーキングが入っている。それが「SAN ANTONIO ROSE」の文字と白いバラ一輪。これはカントリーソングのタイトルらしいが、CAGのDana R. Potts大佐の出身がテキサス州サンアントニオだからとされている。文字の周囲が赤かどうかは写真からは分かりにくいが、デカールでは小さいためか、ほとんど赤文字に見えるのは残念だが、1/72では気にならないだろう。パッケージの写真は何と撮影はCapt. Dana R. Pottsとなっており、CAG自身の撮影となっている。

 ここで塗装について。パッケージとインストではAA103に関しては機種上面のアンチグレアから続く、いわゆるモヒカン塗装が後部まで伸びている点。これはAA100も同じ。しかし、航空ファン10月号(2002)のNAS OCEANAでの写真ではキャノピー直後で切れ、フレーム部だけが若干伸びている程度と異なる。AA100の写真でははっきりとは分からないが、やはり切れているように見える。航空ファンでも空撮でCAG撮影のAA103もあるが、バンクしており背面は分からない。もしかしたら同時期の写真かも知れない。

 2002年11月には湾岸に派遣されていたUSS George Washingtonがナポリまで戻っており、航空ファン2月号(2003)には特集されているが、AA103のテイルは変更がないように見える。しかし、AA110はロービジながらブラックテイル(濃いグレー)が復活しており、白のドクロも復活している。もしかしたらAA100以外はずっとブラックテイルに白ドクロだった可能性もある。縁取り付き白ドクロの元絵にもなるので使い道はありそうなデカール。ベントラルフィンの黒塗装はデカールでなく塗装で表現したいところ。

 References:
 
AA103/161435, AA100/162918:
 David F. Brown (2002) WORKS UP!! CVW-17,
Koku-Fan, Dec, 22〜23.
 
AA103/161435:
 (2003)
J-Wing, Jan, 31.



 FUJIMI 1/72
 F-14A TOMCAT JOLLY ROGERS
 AJ200/16414   AJ200/160386

 フジミの 1/72用。161414 160386 も共に初期のロービジ機なのですが、インストでは 160414 の方は垂直尾翼端の 00 のナンバーは黄色の帯に中に入れるように指示されている。これはハイビジ時代の塗装でロービジになってからは黒の部分に黄文字で入る。現時点では間違いと思われる。もしかしたら転換期にそういう機体があったのかも知れない。

 しかも、ドクロ自体もハイビジ期の骨が太くあごの骨も 3つに分断された状態になっている(above right:色調を変えて見やすくしてある)。そして、クロスボーンの交差が左寄りになっていて使い物にならない。交差点は右寄りで、形も裏焼き状態。これは 1/48 でも同じ間違いをしている。

 160386 に関しては CAG 機仕様。といってもこの時期は CAG 機特別仕様の部隊が多かったのに対して VF-84 はスペシャルバージョンはない。しかし、この時マーク自体は同じですが CVW-8 のマークを小さく垂直尾翼後下端に入れていた。そのマーク(No.41)だけは使える。しかし、1/72 では塗りつぶしてもいいかも知れない。

 References:
 AJ200/160386:
 
(1984) Colour & Markings of the F-14 Tomcat Atlantic Coast Markings The First Ten Years 1974-1984, Aerospace Art: 43 & back cover (AJ/200 1982/4 Don Spering - A.I.R. & via AIRLANT)
 AJ200/160386:
 
(1988) Colour & Markings of U.S. NAVY AND USMC CAG AIRCRAFT PART 1-FIGHTERS! F-8 CRUSADER, F-4 PHANTOM, F-14 TOMCAT, Detail & Scale: 71 (AJ/200 1981/5 Flightleader)


 FUJIMI 1/72
 F-14 BOMCAT
 AJ201/162692

 フジミの 1/72用。湾岸戦争後に従来の戦闘機の任務が変化してきたため対地攻撃用に爆装できるように爆弾ラックを装備できるように改造して F/A-14, BOMCAT 化した時をフィーチャー。とはいえマークに変化があったわけではない。基本的には Super scale 1/72 No.72-650 AJ201/162692 と同じ機体で時期が異なる。ただし印刷の色はフジミは少しグレーが薄い。資料となる写真の印刷ではどちらが正しいとは言い難い。機体、時期によりどちらもあるかもしれない。

 僚友 VF-41 の隊長機とセット。

 References:



 SUPER DECALS 1/72 No.72-191
 TOMCAT OCEANA VF-84, VF-41, VF-14
 AJ201/160380

 デカールの老舗スーパースケール(旧マイクロスケール)の 1/72用。1/72用としては最も早く世に出たデカールかも知れない。1/48用を修正した様な感じ。しかし、左側(above right:)は使えても右側(above left:)のドクロはクロスボーンが逆(左側同様、向かって右側が短くクロスするし、形も完全に裏焼き状態)。ただし、この AJ201/160380 に関しては 1/48 参照。他の機体を作る場合は 2枚買って左側用を使って完成させよう。そして、この機首の 201 は一般的な機体よりは大きめの為注意。他の機体には流用できないので、手描きする。これもハセガワと同様 USSニミッツ展開前の一時期のマーキングと思われる。

 僚友 VF-41 の隊長機とセット。ただし、こちらのマーキングは CAG 機用(スペードの形も AJ の字体も他の機体とは異なる)なので AJ101 ではなく AJ100 にする。  

 References:
 
AJ201:
 (1984) Colour & Markings of the F-14 Tomcat Atlantic Coast Markings The First Ten Years 1974-1984, Aerospace Art: 35 & 42 (AJ201 1977/4 Ray Leader, 1977/5/30 Candid Aero-Files via George Cockle)
 AJ200:
 (1978)
Pictorial History Grumman F-14 Tomcat, Koku Fan ,Bunrindo, Dec (27)14 : 29 & 30 (1978/8/5) & 107 (1978/9/3)
 AJ203/160384:
 
Jim Sullivan (1977) F-14 TOMCAT in action AIRCRAFT NO.32, squadron/signal publications: 45.
 AJ202:
 
D. Spering (1982) Functional air wing & carrier air wing, GRUMMAN F-14 TOMCAT KOKU-FAN ILLUSTRATED NO.11, Bunrindo: 15
 AJ203:
 R. L. Lawson (19
81) F-14 TOMCAT, US AF/NAVY JET FIGHTER, KOKU-FAN ILLUSTRATED NO.6, Bunrindo: 13
 


 SUPER DECALS 1/72 No.72-558
 F-14A'S LOW VIS VF-1, VF-84 & VX-4
 AJ200/168419

 スーパースケールの 1/72用。このマーキングに関して筆者は全く情報が無い。もし情報をお持ちの方は連絡をください。E-mail: DrGrumman@hotmail.com までお願いします。

 おそらくハセガワのデカールにあるマーキングを早合点して作ったものと思われる。

I have never seen this VF-84 marking on F-14. If anyone have any imformation about this marking. Please email me. E-mail: DrGrumman@hotmail.com

 References:
 None
 


 SUPER DECALS 1/72 No.72-650
 F-14 TOMCAT with NOSE ART VF-84 & VF-41
 AJ201/162692

 スーパースケールの 1/72用。湾岸戦争に参加したセオドアルーズベルト航空団 CVW-8 の全隊長機にノーズアートが施されたと言われる時期をデカール化。僚友 VF-41 の隊長機とセット。監修は当時USSセオドアルーズベルトに乗艦していた Rick Morgan 少佐のため、かなり正確にフィーチャーしているものと思われる。この AJ201/162692 CAT SNATCH FEVER の写真は筆者は数枚しか知らない。このドクロマークはこの時期の他の機体に流用できるので、多量に持っていても持て余さない。またこの AJ201 は作戦終了後に NAS オシアナに戻った時にはブラックテイルに部隊マークの海賊旗をホワイトで描いていた。こちらのマーキングはまだ出ていない。 一方、AJ200/162688 はブルーグレイの塗装にブラックテイルにホワイトだけの塗装だった。

 ちなみに CVW-8 は Bill 'Fox' Fallon 大佐に率いられ、USSセオドアルーズベルト(CVN-71)と共に 1990/12/28 に母港ノーフォークを出港し、1991/1/19 にペルシャ湾到着している。湾岸戦争(Desert Storm)において VF-84 は E. M. "Streak" Chanik 中佐に率いられ、450ソーティー以上、1500戦闘時間を数え、2月だけで 950時間に達した。この間 VF-84 は3基の TARPS ポッドによりイラク、クウェートを偵察飛行(Operation Provide Comfort)を実施、90,000フィート以上のフイルムを撮影、クルーズ全体で 162,000フィートも撮影している。

 References:
 Rick Morgan (1993) Birds of Prey. Aircraft Nose art & Misson Markings of Operation Desert Shield/Desert Storm. Schiffer Military History : 95-100
 Richard J. Morgan, Phil Meade, E. S. Holmberg (1991) The hook. Summer: 91-96
 Rick Morgan (1991) CVW-8 Desert Storm Nose Art, The hook. Fall: 64
 David F. Brown (1991) Birds of Prey. Aircraft Nose art & Misson Markings of Operation Desert Shield/Desert Storm, Schiffer Military History : 96
 David F. Brown (1991) CVW-8 at NAS OCEANA, Koku-Fan, Dec: 4-6.
 David F. Brown (1998) TOMCAT ALLEY, 199 and 235 (1991/6/26).
 AJ200:
 
David F. Brown (1991) CVW-8 at NAS OCEANA, Koku-Fan, Dec: 6.
 AJ200:
 
Takashi Hashimoto (1994) Super Fighters Koku-Fan Illustrated No.75: 11.
 AJ200:
 
S. Bullet (1992) Grumman F-14A TOMCAT Koku-Fan Illustrated No.64: 94 (1992/4).
 AJ200:
 Takashi Hashimoto (1997)
F-14A TOMCAT Handbook, Hara-shobo: 86-87 (1992/4/1).
 AJ200:
 David F. Brown (1998)
TOMCAT ALLEY, 198 (1991/6/26).


 SUPER DECALS 1/72 No.72-707
 F-14A/B TOMCATS F-14A: VF-84 CO's A/C & Commemorative A/C
 F-14B: VF-102 DIAMONDBACKS
 AJ201/160408 207/160655

 スーパースケールの 1/72 用。VF-84 最終バージョン。少なくとも 1994年以降はこのマーキングになっている。

 AJ201/160408ただし、1994年 3月USSセオドアルーズベルトに展開直後は AJ201 の機首ナンバーはシャドー付き。

 207/160655 の Commemorative バージョン。この機体に関しては資料がほとんどない。VF-17, VF-58, VF-61, VF-84 までの年号が入っていて、最後の年号が入っていないので解隊が決まってからのマーキングではないことは確かなよう。1994年 8月のナポリ寄港時にはまだセイフティー S は受賞していなかったようで、 9月以降の機体に入っている。ただしこのあたりで VF-84 は CVW-8 を離れており、この 207 には AJ の記入はない。この機体の写真だけは HP 上にある。
http://www.topedge.com/alley/images/f14a/f14a84u.jpg

 ちなみにこの機体は1995年秋に公開された「Executive Decision」と言う映画にAJ200として参加している。さらにもう1機AJ200が出てくるらしい。

 このデカールを見た時点で筆者はまだ VF-84 は解隊しないと予想をたてたのだが、1995年 9月で解隊してしまった。1995年の春頃に見た 「The Hook 」に 、VF-84 が USSセオドアルーズベルトのクルーズに参加していないことが載っていたので、NAS OCEANA に残っていると予想して、初めて 1995/9/23-24 の NAS OCEANA Air Show に向かったが、まさかそれが見納めになるとはラッキーだったのか何なのか良く分からない。まさかこれほど人気の高い部隊を解散させるとは思いもしなかった。しかし、解体された戦闘飛行隊(VF)の中で唯一、他のVF にマーキングとニックネームが継承された部隊でもある。The JOLLY ROGERS at NAS OCEANA」にNASオシアナでの最後のVF-84の写真を載せてある。

 References:
 Joe Cupido (1994), MAGTF, Koku Fan: 25
 Joe Cupido (1994), BOMCAT TARPS VF-84, Koku Fan: 1-5
 Jim Tunney (1995), NAS OCEANA COLOR ALBUM, Koku Fan, Jan: 16
 David F. Brown (1998) TOMCAT ALLEY, 109 and 235.
 



 HELLER 1/72 No.80335
 F-14A TOMCAT
 AJ200/162688

 エレールの 1/72用。プラモデルの出来は不明だがこの時期(ブラックテイル)のデカールは、珍しい。ドクロの白が多少黄色みをおびているが大体良い。インストによると垂直尾翼前縁が銀色になっているので1988年から1989年前半と推察できる。この時期の USSセオドアルーズベルトの地中海クルーズでの写真がある。この後バトル E 連続受賞の / とセイフティー S を受賞、そして、1990年 9月の NAS オシアナエアーショウでは前縁の銀塗装は無くなり E, S も無くなっているのでこの頃だと思われる。このプラモデルは入手に難がある。

 この塗装は SUPER DECALS 1/72 No.72-707 があれば何とかなるのでこちらを大量に揃えるのが良い。

 References:
 



 HASEGAWA 1/72
 VF-1S

 番外編。 ハセガワが満を持して発売したキャラクターもの。もちろん「超時空要塞マクロス」に登場した連邦宇宙軍の革命的なロボット変形戦闘機。それを”飛行機のハセガワ”が現実の飛行機のようにバルキリーを造ったらこうなるということを示したものである。過去にもマツダ.コスモスポーツを「帰ってきたウルトラマン」のMATビハイクルのデカールを付けてキャラクターものとしたことはあったが、現物が存在しない全くのキャラクターものは初めてでしょう。しかもバトロイド形態をあまり意識していない形状。本放送はもう20年近くも前のものだが、続編的なものはOAVで発表はされていた。TV版、映画版を含めてA型、J型、S型が発売されている。4月にはスーパーバルキリーも予定されている。 内容的にはほとんど問題なくバルキリーが組める。デカールはスカル中隊の各機を再現できる。バルキリー自体は可変翼機でしかも登場するのはF-14のVF-84のマーキングをモデルとしたもので、「HASEGAWA 1/72 K12, TOMCAT Low Vis」のドクロと基本的には同じ形、大きさで色を白に変えたような感じ。この時期は白色のマーキングはなかったので、F-14には使えない。

 発売開始は2000年12月。

 References:



 TWOBOBS Aviation Graphics 1/72 No.72-012
 F/A-18C VFA-87's ULTIMATE WARRIOR
 AJ400/164687, AJ404/164671, AJ411/164669

 番外編F/A-18用。ツーボブズの 1/72用。このツーボブズというメーカーは筆者は初めて。ショップでも知らないと言うところが結構あった。現在のVF-103とは関係ないものの、かつてVF-84と同じCVW-8の所属のVFA-87のCAG機を含めて3機分。CAG機AJ400/164687はカラーマーキングでデカールは2枚重ねになっている。AJ404/164671, AJ411/164669の2機分はマーキングは1機分となっている。

 References:
 



 以上で現在までに販売された VF-84/103 JOLLY ROGERS 関係のデカールの紹介は終わります。資料が多すぎてまだそれほどリサーチが進んでいないので、また新しい事が判明したら追加していきます。海軍機は基本的に航海する度に塗装を塗り替えるのでほぼ毎年変化していると言っても過言ではありません。また部隊の約 10機の機体がマークの位置や色が異なっていたり、マーク自体が 1機ずつ全く異なっている場合もあり、プラモデルを作成するときは良く調査をしましょう。時期が異なると同じモデックス No. でも別の機体である可能性が十分あります。海軍では良く機体の入れ替えを行っています。そのため航海途中の写真や撮影日不明の写真は非常に困ります。それに機体の左右の写真がないと反対側がどのようになっているのか不明です。これが空軍機と異なる海軍機の魅力でもあります。マーキング自体はステンシルを使って塗装しているため後期ではそれほど変化していないのですが、中には全く異なるマーキングが幾つか存在しています。特に TARPS 装備機を区別するために変えているように思える機体もあります。そのあたりはまた別の機会にマーキングの変遷を紹介したいと思います。

 これ以外でデカールがあることをご存じの方がありましたら是非お知らせ下さい。


 


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