
現在、韓国国内市場でも数多くのミニバンが発売されていますが、
未だに人気の高いキャブオーバー1BOXワゴン/バン。このページ「1BOX展示場」では
そんな「キャブオーバー1BOX」の現行車種を中心に紹介したいと思います。

三菱・デリカスターワゴン(ロングボディ)をベースにした現代(ヒョンデ)の1BOXカーです。
輸出名は”H100ミニバス/バン”。
韓国市場では1987年デビューで、今年で14年目のロングセラーです。
上写真は’98年モデルの「グレース・グランドサルーン(12人乗り)」(2.5Lディーゼル)。
下の赤いモデルが初期型になります。(’89年モデル”スーパー”)
途中、93年と97年に2回に渡ってマイナーチェンジが行われ、ターボ車やスーパーロング
(約60cmストレッチ・15人のりマイクロバス)が追加されました。
その後、「スタレックス(三菱・スペースギアベースのミニバン)」の登場に伴い
グレード数こそ縮小されましたが、現在も2001年モデルが生産されています。

起亜の1BOX車「ベスタ(マツダ・ボンゴがベース)」の後継として開発されました。
開発コードネームは「KNB9(キア・ニュー・ボックス・9人乗りの略!?)」。
1995年のソウルモーターショーで発表され、その年の冬に新ネーミング「プレジオ」の名で
デビューを果たしました。
搭載エンジンは初期型のみ2.7リッターディーゼルエンジンでしたが、一部改良で
3.0リッターディーゼル(共にNA(自然吸気))に変更されました。
一件ハイエース位の大きさにも見えますが、実は全長4810mm×全幅1810mmという
ビッグサイズです。マイクロバスの「プレジオ・グランド」にもなると更に
60cmストレッチされます(全長5470mm!!)
2000年10月のマイナーチェンジで「PREGIO NEO(プレジオ ネオ)」に名称変更され、
起亜のCI(コーポレート・アイデンティティー)マークが変更されています。


メルセデスベンツ・MB100Dミニバスをベースに双竜自動車が開発したミニバスです。
’94年5月韓国国内デビュー。
”イスタナ”とはマレー語で「宮殿」を意味する言葉との事。
MB100に比べてはるかに乗用車ライクな作りになってはいますが、さすがはベンツ。
頑丈な作りのフレームと粘り強いディーゼルエンジンがウリです。(しかも前輪駆動!!)
ベンツ設計の”OM662(95馬力)/661(80馬力・バンのみ)を搭載しています。
ショートボディ(それでも全長4.890mm)とロングボディの”オムニ”(5340mm!!)
の2種類からなり、ショートにはセミハイルーフも用意されております。
上写真は2枚とも貴重な大宇ブランド仕様の”オムニ(OMNI)”です。
一時は大宇ブランドになっていましたが、昨年再び双竜ブランドに復帰した模様です。
輸出名は「メルセデスベンツ・MB100/140(ロング)」を継続。
国内仕様では5MTの設定しか無いのが寂しい限りではあります。
(輸出仕様(東南アジア/香港等の地域)では4速ATの設定あり)
韓国国内では大宇・双竜の両販売店で販売しています。

大宇国民車(大宇重工業の国民車部門。現在は大宇自動車に統合)が、
1991年より生産している軽ミニバスです。ベースはスズキ・エブリィ。
韓国国内仕様には800ccエンジンを搭載し、多人数乗車(最大7人乗り)に対応。
最高出力は36ps(LPG仕様。ガソリンは38ps)と非力ながら活発な走りをしてくれます。
今年で10年目になる息の長いモデルです。

起亜自動車の系列企業である「アシア自動車」が生産している1ボックス車です。
(トラックも生産)
こちらも国民車登録で800ccの排気量になっています。1991年に生産開始。
ダイハツの軽自動車・ハイゼット/アトレーがベースになっています。
現在はLPG仕様(38PS/5200rpm)のみのラインナップとなっています。
最大7人乗りのコーチの他、5人乗りのマルチ(セカンドシートロングスライド仕様)等
多彩な仕様を誇っています。
こちらも生産開始から10年が経過しますが、一向にモデルチェンジの気配はありません。
上写真は「Asia(アシア)」ブランド時代(’96年まで)の7人乗り”コーチ”。