
2001.01.01 走り初め@Tokio City
新世紀の幕開けに相応しくスッキリとした晴天である。
風もなく、日向にいるとポカポカとまったりしてしまう。
お屠蘇が済み家族へのお経のような「明けましておめでとうございます」の挨拶も済むと、
あとは前世紀から持ち越しの『部屋の大掃除』をするしかなくなってしまった。
がしかし、正月早々埃にまみれるのは男子のコケンに関わる。しかも極上の天気ときている。
となればここは断固として走るしかないではないか(なんと見事な三段論法なんだ)。
ということで走り初めである。元旦の恒例行事というわけじゃないけれど2、3年に1度東京や横浜の街を走ることにしている。
普段は必ず渋滞している都会の道を100km/hを越える速度で走るのは気分がよく、
案外病みつきになる。とはいえ主要幹線道路の渋滞はいたしかたがなく、
多摩川の手前あたりからR246はいつもの混雑ぶりを見せ始めたし、
用賀から見上げた首都高速は正月だというのに駐車場と化していた。
それをみて都心環状外回りタイムトライアルは諦めた。
渋谷の喧騒を嫌ってR246・大橋を右折。意味もなく山手通りを品川埠頭を目指した。山手通りは拍子抜けするほど閑散としていた。それだけで非日常性を感じてしまう。
青クサイと笑われるかもしれないが、どこへ行くか決めずただ走りたいから走ることがある。
クタクタになるほど走り回っていた頃の記憶を時々掘り起こさないと、ホントの爺さんになっちまう。
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一服しようと入りこんだ品川埠頭の船溜まりで、4人の若者がひとつの鉄杭にもたれて
同じポーズで写真を撮りあっていた。雰囲気からしてただのスナップ写真ではなさそうだ。
なにをしているのか訊ねると、藤井フミヤ「Moonlight magic」のジャケ写を見せ
「ココで撮影されたんですよ」と兵庫からきたというヒゲの青年が説明してくれた。
ボクは別にフミヤのファンでもなんでもないけれどこういう遊びは好きである。
青年に頼んでボクも撮ってもらった。
彼らはフミヤのカウントダウン・コンサートの帰りにハイな気分もそのままにココに寄ったのだろう。
そんなコトを想像していたら「キミもフミヤのファン?」と
ボクの年齢の半分にも満たない女のコが逆に訊ねてきた。
悪びれず年上の男性に『キミ』と呼べる感覚に思わず失笑してしまったけれど、
年齢/性差を意識することなく対等で話しかけるそれはネットコミュニケーションのそれと
同じである。なんだか彼女の感覚に戸惑いを覚えつつ好感も感じていた。
別れ際「3枚もっているんで差し上げます」と、くだんのCD"Moonlight magic"を
青年からプレゼントされた。もう逢うことはないであろう名前も知らない若者から
思わぬお年玉をもらったオヤジは、なんだかとってもウレシカッタのである。
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ジャケ写のフミヤと同じポーズで写真を撮りっこして遊んだ。結構恥ずかしいぜ (^_^;A
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甲州街道@新宿南口付近と新宿公園前。正月の東京はモナコ・グランプリの気分が味わえる。
来年は『元旦都内ツーリング・オフ』を企画してみるか……。今からそんなコトを
言っていたら鬼が笑い死にするよな。でも、オモシロイかもしれない。