1月15日



秋葉原と言えば皆さんはどんなイメージが沸くでしょう。

家電・電子製品の街、もしくはオタ○の街といったところでしょう。

確かに今ではそういった関係のお店が立ち並ぶ街になっています。

しかし、それ以前はそんな事にはまったく関係ない人達が住んでいた街であり、今でもそこに息づく人達がいます。

僕のお気に入りの秋葉原は、あなたの見ていた秋葉原をほんのちょっとだけ変えてしまうかも知れません。



今回は療養中の三重県に住んでいる友人の北川さんの見舞いの品を探すために、都内に住む共通の友人であるキョロちゃんと一緒に秋葉原を物色、 その際にの取材してきました。 (この辺説明的な書き方だなあ)


まあ、パソコン関係のパーツなんかを物色するのも好きなんですが、歩き疲れたら立ち寄りたいのが喫茶店。



「喫茶 伊万里」秋葉原ならこの店が一押しです。
何があっても違和感なく溶け込んでしまうのが今の秋葉原。冷静に考えれば浮いている感があるのだがよく見ていないと見落としてしまいそう




店内は古めかしい作りで時代を感じさせてくれます。


また、伊万里の名前通り、古伊万里などの陶器の展示もしてあってちょっとした下町の資料館といった風情も持ち合わせています。


伊万里だけででなく久谷・有田・瀬戸 中国のものもあった


ここのお勧めはうやっぱり甘味でしょう。

みつ豆、あんみつ、白玉小豆等、和の甘味がそろっています。

使っている黒蜜の甘みがくど過ぎず丁度いい感じ。

砂糖にある独特のエグ味もないし。

また、日本茶や昆布茶・ところてん等もあるのが普通の喫茶店とチョイと違いを感じるところですね。

ここのメニューは扇子になっている。遊び心も満載だ

コーヒーの味はよく分からないが、コーヒー通のキョロちゃんをして
「ああ、この味好みの味だよ!」

と言っていたので、マクド○ルドやドケンタッ○ーのコーヒーの数十倍は良いのではないかと思います。





次に中華料理屋の萬楽。
電気街のはずれの方、駅の方から郵便局の方に向かった交差点の角にあります


中華とは言ってもカウンター席とテーブル2脚の小さなお店なのですが、ここに来ると僕は決まって中華粥を注文します。

あまり他で食った事がないと言うのもありますが、ここよりおいしい中華粥を僕ままだ知りません。 写っているのはピータン粥。独特のコクがなんとも

中に入る具によって海鮮・鶏・ピータン・焼豚・牡蠣と種類があるので飽きないですし。

他のメニューは殆ど頼んだ事がないのでコメントのしようがありませんが、お粥だけは間違いなく美味いです。
ただし出てきたおかゆは最初塩味が付いていません。

最後の味付けをする調味料「腐乳」に抵抗のある人は駄目かも?

これと、豆板醤(あるいはチリソースか?)がテーブルにおいてあるので、自分の好みの味に調整して食べます。


ベースのお粥には鶏・干し海老・ホタテの貝柱等で取った出汁の味が十分に出ていて、

腐乳の塩味と適度な酸味・チーズのようなコク、豆板醤の辛味と風味(恐らくニンニク・玉葱当のエキス)とあいまって一層豊かな味になっています。

別な小皿に盛られた、焼き豚・細切りねぎ・ザーサイ・クコの実・揚げせんべいは、僕はせんべいを除いて全部中に入れちゃいます。

するとまた味に広がりが出ます。

ねぎのシャリシャリした食感と高い香り、ザーサイの独特のクセのある味と歯触り、クコの実のほの甘み、焼き豚の脂から溶け落ちる肉そのものの旨味。

そのまま→調味料→具全部のせの順で食べると味の変化も楽しめるかと思います。





さてここまで来て、何で今回のタイトルも「飲んだくれ」シリーズなの?と思われた方もいると思います。

お待たせいたしました、ここからがまた酒ネタです。


ビルとビルの間に埋もれるように建つこじんまりとした一軒の酒屋。


麻野商店


本当にこじんまりとした入り口。ジュースやビニール傘の安売りしている店としか認識していない人も多いだろう



電気街のモロ表通りに在りながら、明治からの創業の老舗だと言う事は知らない人も多いでしょう。

実際僕自身、知ったのはごく最近ですし。



以前この店の前に「生ビールあります」の看板があり、”レーベンブロイ”と書いてあったのを見て


「ほう!こりゃ珍しい」と思って入った時からここの店の本当の姿を知る事となりました。(現在はアサヒ樽生に変わっています。また冬季は甘酒も増えました。)


店内に置いてある酒は、注意してみていないとどこにでもあるような酒に見えてしまいますがとんでもない。

普通じゃちょっと手に入らないような酒が、ぞんざいに陳列されています。

恐らく店主は「これで当たり前」と思っているのでしょう。


入手困難な酒を何の飾り気も無く、3代続く江戸っ子の”粋”を感じます。
ご主人、またいい酒が手に入ったらよろしくお願いいたします

今回取材した日は、品薄状態が続く焼酎”一刻者”と平野屋と言う日本酒を購入しました。
こいつはちゃんと芋の「皮」の味がするんだ これまたフルーティなお酒。詳しくは次回






前回来店した時には、白銀坂というえらく貴重な芋焼酎が入荷していました。


この焼酎、仕入れできるのが本当に年1回だけらしく、ここのお店で仕入れられる量も限りがあります。


何でも酒造元からの出荷が自体が年一回ごく限られた数のみで、後は問屋が割り振る分だけしか入らないのだと言う。


今年(今期)のなんかはあっという間に品切れし、今は居酒屋課なんかの業者向けに予約分しか残っていないので、見せるだけならと見せてもらう事にしました。


白い化粧箱に入った4合瓶を取り出すと、ご主人ちょっと考えながら


「う〜ん、業者の方へは1升瓶だけでいいかあ・・・」と言い出し、なんとその貴重なお酒を売ってくれました。



い、いいのぉ?まだ数回しか顔出ししてないのに。


常連客でもないのに他に卸す筈の酒を回してもらい申し訳ないやら嬉しいやら。


ご主人にただただ感謝。



このお酒、物凄くドッシリとしていて清んだ味、甘みの後に舌先に残るピリッとしたアルコールの刺激、甘い果物のようなそれでいて確かに鼻腔に抜ける芋の香り。


   
出荷前に1年くらい寝かせた熟成の味、出荷量が限られるのもうなずけます。




今回の取材の時はご主人のお勧めで平野屋と言う日本酒、また、ご主人自らワイナリーへ行って買い付けてきたと言うサントリーの有機栽培ワイン・ナイアガラ(白)と言うワインを。


さらにキョロちゃんが李白という名の酒を買い、我が家に来る事に


てな訳で、次回はこの酒を含めた味のインプレッションと行きますが、今回はこの辺で





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