その他



2001.04.01 UP

FF (Front engine Front drive)
FFとは FRONT ENGINE・FRONT DRIVE を略した日本語で、英語では FRONT WHEEL DRIVE(FWD)という。自動車の前にエンジンがあり、前輪を駆動する方式で、同じサイズの車ならば室内スペースや荷物スペースを広くとれる利点がある。最近の小型車・中型車の多くがFF方式を採用している。
FR (Front engine Rear drive)
FRONT ENGINE REAR DRIVE を略した日本語。FFをFWDというようにFRをRWDとは呼ばない。車の前部にエンジンを積み後輪で駆動する一般的な駆動方式である。大型乗用車やスポーツカーなどはFRを採用している車が多い。走りを追求するとFFよりFRの方が有利だと言われているが、最近ではその差は小さくなってきているようだ。
RR (Rear engine Rear drive)
REAR ENGINE REAR DRIVE を略したもので、車の後部にエンジンを積んで後輪を駆動させる。ポルシェなどがこの方式を採用しているが、一般的な乗用車にRR車はほとんどない。
ミッドシップ (MIDSHIP)
エンジンの搭載位置が車の前軸と後軸の間にあるものをいう。一般的にはキャビンと後軸の間にエンジンを積んだスポーツカーに多く、通常後輪を駆動する。フェラーリやランボルギーニなどのスポーツカーはほとんどがミッドシップである。マツダのRX7が「フロントミッドシップ」というコピーを使ったことがあったが、これは前軸より後ろにエンジンを搭載しているとの謳い文句で、ロータリーエンジンのコンパクトさのなせる技であった。
4WD (4輪駆動) (Four Wheel Drive)
4 WHEEL DRIVE の略で、4輪全部を駆動する車のこと。以前はクロカンタイプの車が4WDの中心であったが、最近では乗用車にも多く採用されるようになった。雪道などの低μ路で特にその力を発揮するほか、直進安定性も優れている。
クロカン (CROss-COUNtry)
クロスカントリー車の略で、ジープタイプのスパルタンな4WD車を指しているが、最近では居住性や乗り心地を重視した車も多くなっている。因みにジープ(jeep)はAMC(アメリカンモータース)の商品名である。
RV (Recreational Vehicle)
RECREATIONAL VEHICLE の略称で、スポーツやキャンプなど野外レクリエーションのために主として使われる車を指す。日本では特にワンボックスタイプの車を指すことが多く、エスティマやオデッセイの登場でRV人気が広がった。
SUV (Sports Utility Vehicle)
SPORTS UTILITY VEHICLE の略で、その名の通りスポーティーで居住性にも優れた車を指す。日本ではRVやクロカンの範疇に入れる場合もあるが、その中間に位置するオンロード主体の車。
GT (Grand Touring car)
GRAND TOURING を略してGTと称した。もとはヨーロッパ大陸などで、国境を越えて遠距離の旅行をするのに必要な居住性と耐候性、トランクなどの荷物スペース、高速での長時間ドライブが可能な性能などをスポーツカーに追加した車のことを指す。この意味では、ベンツやBMWなどはまさにGTといえる。現在ではもっとスポーツ指向の強い車にGTの名称を使う場合が多い。スカイラインも元は4ドアのセダンにGTの名がつけられ、後にレース用エンジンを搭載した「GT-R」が発表された。今でもGTの名を冠した車は多い。
加速抵抗 (ACCELERATION RESISTANCE)
車を加速する時にかかる抵抗で、空気抵抗、転がり抵抗と共に車にかかる抵抗の大きなもの。数式としては重量と加速度の積、『(車輌重量+乗員・荷物重量+回転部分相当質量)x加速度』で表されるように、加速抵抗を減らすためには車体の軽量化が重要になる。逆にいうと、車の軽量化を行う目的は加速抵抗と転がり抵抗を減少させることで燃費や運動性能の向上を図るためである。
空気抵抗 (AIR RESISTANCE)
車が走行する時に空気(流体)によって受ける抵抗のこと。最近は車の開発に当たって空気抵抗が大きく取り上げられるようになっており、空気抵抗を小さくするためにCd値(空気抵抗係数)を下げるデザインや機構が取り入れられている。実際の空気抵抗は『Cd値x速度の二乗x前面投影面積x空気密度÷2』で求められるが、時速100km/h時の車にかかる抵抗のうち、空気抵抗は65%を占めるといわれている。
Cd値 (Constant drag)
空気抵抗係数を表す単位。車の空気抵抗は走行性や燃費に大きな影響を与えるため、最近ではこのCd値を下げる努力がなされている。空気抵抗は車の前面投影面積の大きさや車の形状、突起の多少、などによって変わってくる。普通乗用車のCd値は0.35〜0.40程度であるが、スポーツカーなどでは0.3を切っている車もある。空気抵抗とはCd値に前面投影面積を掛けたもので、Cd値が低くても大型の車は前面投影面積が大きいため空気抵抗も大きいということになる。
Cl値 (Constant lift)
空気揚力係数のこと。一般的に車を走行させると、その空気抵抗によって車体を持ち上げようとする力(揚力)が働くが、これをCl(CL)値で表す。このCl値が小さいほど車は高速での安定走行が可能になるため、特にリアにスポイラーを装着してCl値を下げるスポーツカーも多い。超高速で走行するレーシングカーでは揚力は非常に危険であるため、空気抵抗を多くしてでもCl値を下げてマイナスの数値を得ている。これがダウンホースと呼ばれる力で、Cl値がプラスは揚力、マイナスはダウンホースを得るということになる。尚、CLfとかCLrの表示はCLfがフロントの揚力係数、CLrがリアの係数ということ。
前面投影面積
車を正面から見た時の面積。正確には車の前方無限大の距離から光を当てた時に、車の後ろに立てた壁に出来る影の面積のこと。大型車ほど大きくなるが、この面積の大きさが車にかかる空気抵抗の大きさに影響を与える。空気抵抗を小さくするためには、この前面投影面積とCd値(空気抵抗係数)を小さくすることがポイントになる。例えば、同じCd値の車なら前面投影面積が小さいほど空気抵抗は小さく、同じ投影面積の車ならCd値が小さいほど抵抗も小さくなる。
ダウンホース (DOWN FORCE)
走行時に空気抵抗を利用して車を路面に押しつける力のこと。ダウンホースが大きいとコーナーでのグリップが向上して、コーナリングスピードが速くなるが、逆に直進時には抵抗となって加速が鈍くなる。ダウンホースを得るためにレーシングカーやスポーツカーなどは車の後部に大きなウイング(スポイラー)を装着している。GT-Rの場合リアウイングの角度調整が可能で、ダウンホースの大きさを変えることが出来る。
エアロダイナミクス (AERO DYNAMICS)
空気力学の事。車の場合、ボディ全体や各部のデザイン処理又はエアロパーツの取付け等により空気抵抗を減らす対策のことを指す。空気抵抗の減少は走行時の風切り音の減少や燃費の向上などその効果は大きく、最近の車のデザインに大きな影響を与えている。
アイドリング (IDLING)
アイドルとは「なまける」とか「何もしない」の意味で、エンジンをかけてアクセルを踏まない状態で回転させること。この時の回転数をアイドル回転数という。通常エンジンが冷えている状態(冷機時)には、エアレギュレーターが作動してアイドル回転数を自動的に高くし、早くエンジンを暖めるようになっている。
アイドルアップ (IDLE UP)
エアコンをかけた状態でアイドリングする場合やパワーステアリングを使用した時などに、通常の回転数より100〜200rpm前後エンジンの回転数を自動的に上げてエンストを防止する機能。AACバルブと呼ばれる補助空気制御バルブの作動によってコントロールしている。
アフターアイドリング (AFTER AIDLING)
車の運転を終了してエンジンを停止する前に行うアイドリング。ターボ車などはタービンが高熱を発生するため、運転終了直後にエンジン切ると、その温度差によってタービンの軸受け部分が焼き付くことがある。そこで、アフターアイドリングによって、タービンの熱を少しずつ下げてからエンジンを停止するのがよいといわれている。
ターボタイマー (TURBO TIMER)
アフターアイドリングを自動的に行う電子部品。エンジン停止の動作(キーOFF)をすると、直ぐにはエンジンが停止しないで、セットした時間の数分間アフターアイドリングを行い、それが終わると自動的にエンジンは停止する。
スワップ (SWAP)
取り替える、交換するという意味の語。自動車用語の場合、エンジンやミッションなどを積み替えるときに使われるが、特に他車種の高性能エンジンなどに積み替えする場合にスワップという言い方をすることが多い。
ボルトオン (BOLT ON)
部品の交換や取りつけの際、切ったり溶接したり穴を開けたりする加工を必要とせずに、ねじ類だけで交換や取り付けが可能であること。ポン付けなどとも表現する。
アッシー (ASSemblY)
アッシーはアッセンブリーの略。 アッセンブリーとは単一部品ではなく、部品の組み合わせによる複合部品のことをいう。例えばトランスミッションの2速のギヤが壊れた場合、その2速ギヤのみを交換するのではなくミッションそのものをそっくり交換する場合に、アッシー交換と表現する。
なお、アッシー(ASHY)は当HP作者のHNである・・・(爆)
オービス (ORBIS)
自動速度取締り機を総称してオービスと呼んでいるが、本来は東京航空計器がアメリカから導入した「ORBIS掘廚箸いβ度取締り機の商品名である。旧型のものは路肩や中央分離帯に設置され、内蔵された赤外線カメラとフィルムによって撮影するもので、速度計測方法にはレーダー式とループコイル式がある。近年増えているのが高速走行抑止システム、いわゆる「Hシステム」と呼ばれるタイプで、道路頭上のゲートに車線ごとに設置されるようになった。赤外線撮影を行うのは旧型と同様であるが、記録媒体にフィルムを使わないCCDカメラが使われるようになり、フィルム切れがなくなっている。Hシステムはレーダー式で、レーダー探知器での確認が可能であったが、最近増えている「LHシステム」では速度計測をループコイルで行うため、レーダー探知器にも反応しない。
オクタン価 (OCTANE NUMBER)
ガソリンのアンチノック性を表す指標。低速時のアンチノック性を表すリサーチ法オクタン価と、高速時のモーター法オクタン価とがあるが、通常使っているのは低速時のリサーチ法オクタン価である。数値的には100に近いほど高品質となるが、日本の場合ハイオクガソリンで100、レギュラーガソリンで90〜91くらいといわれている。
最近の車には「ハイオク仕様」エンジンを搭載するものもある。ハイオク仕様車にレギュラーガソリンを使うと、ノックセンサーの働きでノッキングを起こすことはほとんど無いが、走行性能は落ちるといわれている。
ハイオク (HIGH-OCtane)
ガソリンのオクタン価(アンチノック性の指標)の高いものをハイオクガソリンと呼ぶ。通常のガソリンはレギュラーガソリン。ハイオクと呼ばれるガソリンのオクタン価は98〜100で、レギュラーは90前後。国産のハイオクのほとんどはオクタン価100である。昔はオクタン価を上げるためにガソリンに鉛を混入していたが、環境面から80年代に入って鉛の添加は禁止された。現在でも「無鉛ハイオク」などと呼ばれているのは、この鉛を添加していないという意味である。
GT-Rなどのスポーツ車には「ハイオクガソリン仕様」のエンジンを搭載したものがある。ハイオク仕様の車にレギュラーガソリンを使用しても、ノックセンサーが働いてノッキングを起こすことはないが、エンジンの性能は低下するといわれている。逆に一般のエンジンにハイオクガソリンを使用すると、多少ではあるがパワーと燃費が向上する。
セタン価 (CETANE NUMBER)
ガソリンのオクタン価に相当するディーゼル燃料(軽油)の性能表示指数で、軽油の着火のし易さ(自己着火性)を表し、数値の高い方が良い燃料といえる。セタン価が高いと、〇脇粟がよい・排気ガスがきれい・G藁呂アップする・で拡颪向上する・ゥ┘鵐献鵑スムーズで音も静か・・・などの効果が現れる。軽油は5種類に分類されているが、平均的なグレードのセタン価は約53〜55程度。また、添加剤を混合してよりセタン価を向上させた軽油をプレミアム軽油として販売している石油メーカーもある。
オイル (OIL)
油脂類のこと。車に使われるオイルには、エンジンオイルやミッション・デフオイルなど潤滑系のものや、ブレーキ・クラッチオイル(フルードと呼ぶ)など油圧系のものなどがある。粘度や耐熱性などで様々な規格があり、車によって使用するオイルも異なってくるのが一般的。
寒冷地仕様
北海道など寒冷地向けに、一般の仕様を一部変更して作られた車のこと。主な変更点は、防錆アンダーコート・強化スターター・大型バッテリー・強力ファンヒーター・寒冷地仕様クーラント・サーモスタット設定温度変更・ヒーター付ドアミラーなど。
アンダーコート (UNDER COATING)
ボディーのフロア下側(外側)等に、防錆・防音・防振などの目的で塗布されているコーティングのこと。特に寒冷地仕様車では、融雪剤による錆を防止するためにアンダーコートを実施することが多い。
三角表示板 (TRIANGLE PLATE)
高速道路の路肩などに緊急停車(駐車)する場合に、後続車にその位置を知らせ注意を促すために設置する三角形の反射板。発煙筒と共に車への搭載が義務付けられている。
燃料電池 (FUEL CELL)
水を電気分解すると酸素と水素が発生する。これとは逆に酸素と水素を結合させると、水と電気と熱が発生する。この電気を取り出すと同時に熱も利用しようというのが「燃料電池」。「燃料」となる水素の供給方法や反応に使う触媒の種類などによって様々なタイプが開発されており、クリーンで高効率、しかも応用範囲が広いことから、エネルギー革命の本命として世界中で開発競争が展開され、一部は実用化の域に達している。
燃料電池の特徴としては、ヾ超への悪影響が少ない、超小型から家庭用、さらに産業用、自動車用など用途が極めて広い、使うところで発電できる分散型システムである。ぞ淵┘優襯ー型技術である、などがあげられる。
センサー (SENSOR)
センサーは検知機器の総称。車にはいくつものセンサーが取り付けられており、センサーの感知したデータをECUで解析してエンジンや駆動系などをコントロールしている。
車に搭載されている主なセンサーは、バキュームセンサー・ブーストセンサー・大気圧センサー・水温センサー・油温センサー・吸気温センサー・排気温センサー・O2センサー・エアフロセンサー・スロットルセンサー・クランク角センサー・カム角センサー・ノックセンサー・車速センサー・車輪速センサー・前後Gセンサー・横Gセンサー・ヨーレートセンサー・操舵角センサー・・・などなど。
車速センサー (SPEED SENSOR)
車の走行スピードを検知するセンサーで、スピードメーターのデータとなるほか、スピードリミッターやアイドル制御などに利用されている。通常トランスミッションの出力側シャフトから検出している。
4WD制御や4WS制御に使われる車輪速センサーとは別のもの。
カロッツェリア (CARROZZERIA)
カロッツェリアはイタリア語で、車のボディを中心に実験的な車両を少量製作する工房のこと。フェラーリのデザインを手がける「ビニンファリーナ」や、かのジウジアーロ率いる「イタルデザイン」のほか、「ザガート」・「ベルトーネ」などが有名。
キーシリンダー (KEY CYLINDER)
鍵を挿し込む部分のこと。円筒の形状をしているのでシリンダーと呼ばれる。車のキーシリンダーは通常イグニッション用のほか、左右前席のドア用とトランクリッド用、グローブボックス用がある。
グロメット (GROMMET)
ボディの鉄板を貫通して設置されるゴムホース、ワイヤーケーブル、電気配線等を保護するために鉄板の穴などに取り付けるゴム管のこと。
クランキング (CRANKING)
主にエンジンを始動させる目的でクランクシャフトを回転させること。通常イグニッションをONにしてエンジンが始動するまでの状態をいう。エンストした場合や始動性の悪いエンジンの場合、キーを回してからエンジンが掛かるまでのセルモーターが回っている「シュルシュルシュル・・・」という状態がクランキング状態である。
凍結防止剤 (DEICING SALT)
寒冷地の凍結しやすい路面に散布される薬剤のことで、塩の特性を利用して水の凝固点を下げる働きをする。主成分は岩塩のため、凍結防止剤のまかれた道路を長期間走行しているとアンダーボディーが錆びやすくなる。そのために寒冷地仕様の車にはアンダーコートが施してある。
オーバーホール (OVERHAUL)
分解修理のこと。車関係では古くなったエンジンやクラッチ、サスペンションなどの分解修理に対して使用することが多い。エンジンのオーバーホールの場合だと、本体を車から降ろして分解し、古くなった部品を交換するだけでなくシリンダーのボーリングやポート・燃焼室の研磨などを行い、新品に近い状態に仕上げていくことをオーバーホールという。
NISMOなどではエンジンだけでなく車自体のオーバーホールメニューがあって、古くなったGT-Rなどの再生を専門スタッフが行っている。
日本自動車連盟 (Japan Automobile Federation)
日本最大の自動車クラブ組織で、通常は「Japan Automobile Federation」の頭文字をとってJAF(ジャフ)と呼んでいる。1962年に設立され、翌1963年にそれまであったJAA(Japan Automobile Association)と合併して社団法人化された。会員数は1千6百万人を上回り、AAA(全米自動車協会)に次いで世界第2位の巨大組織となっている。
主な活動は、年間300万件を超すロードサービスのほか、交通安全・交通環境に関する運動、各種会員サービス、FIA(国際自動車連盟)関連の国際業務、モータースポーツ関係など多岐にわたっている。

用語解説TOP HOME BBS MAIL


このページは GeoCitiesです 無料ホームページをどうぞ