で、ちょっと聞いておくれよ。
「私にとって最後のエアチェック番組」となるであろう『MADLAX』を去年秋に観終えて以降TVを観なくなって久しく、あと「マンガもゲームもDVDもAmazonで入手できるねー、田舎暮らしで、もーいーやー」なんて生活に満足していたのですよ。
そんなある日ですね、『ページをめくれば、気分はヤンマーニ!』が前日になって突然に刊行が発表されてですね、わたしゃ超久しぶりに「クエーッツ!欲しー!! 今すぐ欲しー! 発売日に欲しー!!」となったのですよ。
だがしかし、こんなオタクアイテムをこんな田舎の書店で入手できる筈もありません。
そこで地方オタクの強い味方、Amazonシステムの出番ですよ! IT万歳。
なのにっ、その頼みの綱であったAmazonで検索してみたところ、なんと登録すらされていないのですよ。 書名、ISBNコード、出版社…、繰り返し検索をかけてしまう。ダメ。あぁっ。
この状況に至った経緯はよくわからんが、画集・ムック類の刊行スケジュールは3ヶ月前位から分かっているのが普通なので、今回みたいな“緊急刊行”にAmazonは対応してくれないということなのだろうか。連中も「業務効率重視」なのだろうし、その事情を理解できないことはない。
だが、地方オタクの味方システムに、こんな落とし穴があったとは!
「うう、ここが横浜だったら!」orz
確実に入手するなら秋葉まで足を運べば良かろうし、そこまで気張らずとも近所の方々にオタクショップがあるし、そもそも普通の本屋でもオタク書籍のラインナップが異様に良いことがままあるので、大抵は難なく速攻で入手できるのだが…。orz
これは、消費者及び販売側のオタク人口の絶対数がケタ違いに多い都会が生み出した状況であり、それを地方に求めるのは酷であろう。
しかるに今回の出来事は、このいった地方での危機管理の脆さ(突発のオタク事象に対応できない)が露呈した事例だと言えよう。
うーむ。
…だがそこで、ハタと気付く。
よーく考えてみたら、ここ浜松にもアニメショップがあったような気がする。
google先生に聞いてみたら、やっぱりあるようだ。
うむ、これが最後の砦かもしれん、アラモ、アラモー!と、てくてく45分歩いて行って来た。
その道中、途中にあった全ての本屋に念のため立ち寄っては確認を繰り返したが、案の定全滅だった。まぁ、そうだろう。
しかし、そのアニメショップで無事入手できた。 いい本だった。
とりあえず、“SSS”のキャラ設定が平然とあったことが、一番のぶったまげ。
まぁ、それはいい。
だがしかし、ビルの4階にあるその店舗へ行くエレベータと店舗内で、「アニメ大好き!」な中高生の群れの中を泳ぐ羽目となって、明らかに“浮いている”私はむちゃくちゃ居心地が悪かったー。orz
「こ、この隔絶感はどうしたことだ?! 思うに、同じ志向を持つことから同じオタクで括られるとはいえ、実は連中と我々(団塊Jr.を中核とした1.5〜2世代目オタク)とには歴然とした差があるのではないか?! それとも、オタクとして振舞うことが空気のように自然であった秋葉の生ぬるい空気に慣れた弊害が、こんな所で出ているのか?! いや、単に年齢差か?! ええい、オタクから脱落気味とはいっても、こっちとら貴様らが生まれる前からオタクをやっていて、しかもオタクエリートの知り合いの友人が居て、しかも大人買いができるんだぞ!? 880億円市場の消費リーダーだよ? 崇め奉れぃっ!」
…などと脳内で叫んでおりました。(基地外)
そんなこんなで地方だと、隠れ大きなお友達オタクも大変です。
閑話休題。
そう、ここまでは閑話だったのだ。
まぁ、ここからも閑話なのだが。
さて、ちょっと前なのだが『SWING GIRLS』のDVDを買ってきた。
「面白い!」
いや、むしろ「楽しい!」
「楽しいということは大切だ」と、どこかのボスが言っていましたが、確かに大切です。
それぞれのメンバーにそれぞれの存在感あって、マンガ的デフォルメと映画的描写が上手くハマった映像になっていたように思う。
何より、主役5人衆を、ラストの演奏会のそれぞれのソロパートで魅せまくるという演出には鳥肌でしたよ!
そして、視覚と音楽と人と人とが融合したエンターテイメントな描写は、映像ならではの盛り上がりで、久々に楽しい映画を観た気になったです。 文字通り「映像にもてなされた」娯楽映像だった。
やっぱり「楽しい!」が素晴らしい。
・萌えまくる関口だが、メガネが伊達(頬の輪郭がズレない!)なのが気になって仕方ない!(笑)
・がっかりとうなだれながら横断歩道を渡るシーンがあったけど、あれはビートルズの『Abbey Road』へのオマージュかな? 考えてみれば、彼らのスイング開眼はあそこから始まったんだよな。 んで、踊る関口!に萌えた。
・関口がペットボトルをバキュームで潰すシーンを観て、手元にペットボトルがあったので自分でもやってみたら、難なくベッコリ。 …特訓には水泳が効くんじゃないかな?
・連中を戦隊モノに例えると、赤=樹里、青=中島、黄=カツオ、緑=関口、ピンク=野郎だよね。
・副音声2,3に入っている解説が存外に楽しかった。三倍お得だよ!どうやら流行みたいだが、こういうメタデータ的な付加価値って、うれしいね
ちなみに、私は店頭で目に付いた『SWING GIRLS』を買ったのだが、それがたまたま特典DISK2を含んだパッケージであったので、おまけ映像をいろいろと観ることができたのもよかった。本編では語られなかったメンバーの設定が楽しかった。できれば、DISK3付のパッケージであったらなぁ、とちょっと思う。
・それらを発展させたと思しきおまけ映像:『SIDE STORY』なるものが収録されてたけど、これは本編とは似ても似つかぬクズ映像ばかりで、とんでもなくがっかりした。視野が狭いド素人が書いたエロゲのSSすら下回るよーなクズっぷり。 それなりに観れたのは、カツオと、ギリギリ真島君だけだった。 本編と乖離しまくっていて、誇張なしの大マジにクズ映像です。スタッフは地の底で反省しる!
なんていうか、こういった多くの人の心を動かす、しっかりとした映像を作るには、みっちり3年かかって、皆の努力を結集しなくてはならないということをわかりやすく示してくれる映像でもあったと思う。
小手先じゃダメなんですね。
楽しいし、感心させられたし、納得させられました。
entertainment:n.もてなし;宴会;娯楽,余興