バルブすり合わせ


この作業で圧縮を確保・・・なのだが・・・


バルブの研磨も終わったんで次は「すり合わせ」に入りましょうか?
この作業でバルブとシートを密着させて圧縮圧力の漏れを塞ぎます。
距離走ったヘッドをバラすと判るんですが、カーボンとか噛み混んだりしてシートが結構荒れたりしてるんですよね。
圧縮漏れの原因は大半がバルブ周りとも言いますので、この作業は結構大事かと・・・・
用意する物は、バルブコンパウンド・タコ棒・光明丹の3つです。



必要な物はバルブコンパウンド
タコ棒・光明丹の3つ
どれも1回買うと一生分ありますんで
持ってる人がいたら借りましょう。

では、バルブの元あった位置毎に作業をしていきます
自分はINの1番から始めました。
別に順番は問題ではないですが、INの方がシートの荒れが少ないんで・・・・
バルブにタコ棒を吸着させてフェース面に薄くコンパウンドを塗ります。
本当に薄くで良いですよ!あまり塗ると大変な事になりますんで。



タコ棒にバルブを吸着させて
コンパウンドをフェース面に薄く塗ります。
そしたらバルブをヘッドのガイドに差し込みます
バルブのステムに薄くOILを塗っておくと良いでしょう。
で、すり合わせは基本的には両手でタコ棒を挟むようにして
回転させながらシートに叩きつけるのですが・・・・
自分は片手の親指と中指でタコ棒を回して人差し指で叩きました
別にこれでも良いと何処かのHPに書いてあったし、実際この方が楽だったんで。
ちなみに強者はバルブコンパウンドを塗ってヘッドに組んで、ガイドにゴムチューブを差し込んで反対側からドリルでチュンチュンとすり合わせした、とかありますが・・・
まぁ、私は地道に手作業でやります。



写真取る関係で左手で持ってますが
こんな感じで片手で回しながら叩きつけます。
で、カンカンと何度も叩いてるうちにコンパウンドが馴染んできて
シートがバルブに合わせて摺れていきます。
自分はシートカットしてないのでフェース面の荒れ(凹凸)が殆ど無くなるまで何度も拭き取ってすり合わせの繰り返ししましたが結構時間掛りますよ。
気長に音楽でも聴きながらリズムに合わせてカンカンやりましょう・・・
フェース面の荒れが無くなったらアタリを見るのに光明丹を使います
バルブコンパウンドもそうですが1個買うと、ほぼ一生分あるので誰か持ってる人がいたら借りましょう。
自分は光明丹は誰も持ってなかったので買ってきました。
ちなみに開けてビックリ!ペースト状のものが入ってるのかと思ったら
自分でOILで溶いて使うんですね?知らんかった・・・(アホ)


  
光明丹を開けてビックリ!ペースト状かと思ったら粉末だった・・・
空き缶の底でOILで溶いてアタリを見るのに使いました。
光明丹をOILで溶いたら準備完了
バルブとヘッドのシートはバルブコンパウンドが残らないように
パーツクリーナ等でよく洗浄しておきましょう。
そしたらバルブのフェース面に薄く光明丹を塗って
ヘッドに差し込んで回さないように1回だけ押しつけます。
これでヘッドに付いた光明丹でアタリを見るのですが・・・・
文字にすると簡単なんですがね?実際やった事無いと難しいのよ。
光明丹が薄すぎると線が途切れてしまうし
厚く塗るとべったり写って意味がね〜し。(悩)


   
光明丹をフェース面に薄く塗って回さないように
1回だけヘッドに押しつけます。
ヘッドに写った光明丹でアタリを見るのだが・・・・

同じ部分でも何度かやり直したりして、綺麗に写ったら良しとしたいのですが・・・・
それじゃ、本当にアタリ付いてるのか判らないっすよね?
仕方ないんで考えた結果、わざと厚く光明丹を塗ってヘッドに押しつけておいて
バルブ側を綺麗に拭き取って、再度バルブを押しつけて転写させてみました。
む〜、これなら割と失敗無くアタリが見れるかも?



ピンぼけですがバルブに綺麗に
光明丹が付きました。
この方法でアタリを見ながら光明丹の線が均一になるようにすり合わせします。
本当はここで光明丹の付いた幅で当たり幅を計測するのですけど
自分の場合はシートの荒れが目立たなくなるまで何回か摺ったので
ヘッドのシート部分で当たり幅を計りました。
そんなには違わないと思うのですが・・・・・



シートのすり合わせた部分で
当たり幅を測定・・・・
4AGの整備書によると基準値は1mm〜1.4mmなんだけど
どうにもINで1.6mm、EXだと大きい所で1.8mm近くもあるなぁ?
シートカットしないですり合わせたから仕方ないけど
このまま組んで良いものだろうか?
やっぱシートカット出さないとダメかな???
悩み所だ・・・・



戻る