lancia tema 8.32 ランチア テーマ F105L
テーマ8.32は、大分県に3台生息しているといわれていたが、その内の1台を平成6年に中古で購入。もう少しで安い308が買えそうな値段だったが、FCの下取りが良かったのと割と手が入っていて乗れそうな気配がしたので購入してしまった。
 右の写真は、購入時のものです。隣のジェミニに似てますねー。FF初代のジェミニはジウジアーロでしたかねー?私的には、パルサーのセダンの方が似てるような気がするんですが。
購入前は、いろいろイタ車等外車の中古を見に行きました。特に買えそうなというところでマセラッティービトゥルボを見に行きましたが、写真で見ると高級感がありますが、現物の外装はチャチですね。内装は軽快感があって割といいですけど。その点テーマは内外装ともしっかりしていて、写真より現物の方がいいですね。
内装について
ポルトローナフラウ社製の革張りがほぼ全面に施してある。残念なのはルーフまでもアルカンタラ(バックスキン?)が施してあるのにピラーの部分がプラ。かなり質感が違い残念です。インパネ及びドア等にアフリカンローズウッドが張ってあり仕上げが木の雰囲気が残っていて(テカテカではない)非常によい。
エンジンについて
この車の最大の売りはなんといってもエンジンでしょう。私もEGにつられて買いました。フェラーリ308用F105Aユニットを90度クランクにしたEGはアイドリング付近から低速域ではどろどろっとしたV8独特の音で、回していくと音がそろい始め、ちょっと湿った甘いフェラーリサウンドを奏でるようになる。この車に乗っていればオーディオはいりません。そのくらいいい音ですね。NAのロータリーサウンドか、トヨタの4気筒系(2TG・4AG・18RG・3S)も好きですけどそれ以上です。パワーは車重もあるので極端にある訳ではないが、低速から超トルクフルで(今までロータリーのせいか)乗りやすく高速でも踏めば踏んだなりに加速します。また、エアフロ方式ではないKEジェトロのおかげか非常にレスポンスが良かったです。
トラブルについて
 中古のイタ車ということもあり、相当びびってましたが、とりあえず大きなトラブルはありませんでした。トラブルは次の通りです。
クラッチの油圧マスターのオイル漏れ  クラッチが切れず路上停車
  同じことが2回ありました。2回ともマスター交換でパーツ代3万弱かかりました。2回目はクラッチの踏みごたえが変わったので対策品ではないかと思います。
バッテリー上がり  (トラブルの内に入らないけど)
  テーマはキーをONに回すとカコンとリレーの入る音がして、スターターが回る。おかげでバッテリー上がりと気付きにくい。キーを捻ってもウンともスンともいわない。しばらくして、カコンとリレーが入ればスターターは割と勢いよく回るので、てっきりリレーあたりのトラブルかなと思いました。
ちなみに外車用(下に取り付けよう台座があるもの)は高いですね。FIAT純正で45,000円ぐらい。格安品で27,000円ぐらいでした。
キーシリンダー部分のメインコネクターの焼け
  電気をいっぱい使っていると(シートヒーターやフォグランプ)ちょっと焦げ臭いなとは思っていたが(そのため極力電気は使わないようにしていた)ある日オートポリスに行きその帰り道油断して使いすぎていたため焼けてしまって止まってしまった。幸いしばらくすると復活してとりあえず家に帰り着くことができた。修理代は安かったと思います。
オーバーヒート  実際にオーバーヒートはしてないが
  キーシリンダーコネクターの修理のついでに、オーバーヒート自体はさせたことがないが、水温計がかなり上がるため精神衛生上よくないし、実際暑い日の60Kmi以下の走行ではエアコンが使えない。最悪ヒーターONという事態を避けるため大型電動ファンに換えた。結果は良好で低速時は確実に水温が下がった。しかし、ある程度のスピードがでているときはかえって上がったような気がしたが、全体としては安心して乗れるようになった。工賃込み8万ぐらいだった。
スピードセンサー故障
  買ったときからだと思うが、スピードセンサーが故障していたみたい。たまにしか症状が現れないため(スピードセンサーの信号が低速と高速で時々切り替わる)気がつきにくいが、パワステの重さが急に変わる。速度感応型だろう。真っ直ぐに走っているときはどうでもいいがコーナー中に起きると軽くなったときは内にガバッと切れ込むし重くなった時は外にふくらむので割と怖い。これに関連してホーンも高速用と低速用に分かれていて(高速用はプワーーンとけたたましく・低速はピッピーとかわいい音でなる)スピードによりなり分けているようで、パワステが重いときはプワーーンとなっていた。ちなみにセンサーは10万ぐらいする。
マイナートラブル
  リアシートのヘッドレストが勝手に上がり下がりする。リアシートにセンサーがあり人が乗るとヘッドレストが起きあがるのだが、走行中人が乗ってなくてもジジジッと上下するので、下げた状態でリレーを抜いて殺した。
  内装の縮  ルーフ周囲にビニールが張ってあるが一部縮んではげてしまった。残念。
  ワーニング類の誤作動  だと思うが、割と頻繁にワーニングがつく。点検しても異常がないので誤作動だろう。おかげでワーニングは信用しなくなった。
 
オイル漏れ  高速上でオイルクーラーのホースから漏れた。
  高速を走行中オイルプレッシャーがわずかにしか上がってないのを発見。直前のパーキングでボンネットの中をチェックしたばかりなので、てっきりメータートラブルだと思ったが、念のためちょっと走ったとこのパーキングに止めてドアを開けた瞬間目の前が真っ暗になった。オイルがドアからしたたり落ちていた。後の修理でEG内部はどうもなってなかったのでほっとした。かなりオイルをばらまいて走っただろうにまだ大分オイルパンに残っていたみたいだ。
参考写真  私のはタンでした。
F105Lユニット
パワステのオイル漏れ
  パワステのラック側からオイル漏れがありました。漏れ止め材で直りましたが、修理すると30万以上かかるそうです。ちなみにタイミングベルトの交換も30万コースです。