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オーロラを見よう!


2001.10.21 ストックホルム郊外にて

北斗七星を覆うようにオーロラが出ています

2002.10.5. ストックホルムの自宅にて

写真中央縦方向にうっすらと緑の帯が写っています

(クリックすると拡大されます)

普通、オーロラを見ようと思うとスウェーデン北部の北極圏(キルナとかアビスコ)まで行かないとならないのですが(2000年12月に行ったときの記録はこちら)、まれにストックホルムでも見えることがあります。最近では、2000年4月7日(Shuさんがデジカメによる撮影に成功していて、また地元紙のDagens Nyheterも見事な写真を掲載していました)、2001年10月3日、2001年10月21日、2001年11月6日未明(ストックホルム在住の牧野さん見事な写真を撮影しています)に見えています。これはこの数年、太陽の活動が活発なためです。上の写真は2001年10月21日にストックホルムの郊外で撮影したもので、北斗七星の周りに緑色のオーロラが出ているのが見えます。オレンジ色っぽく見えるのは、地上の光を反射している雲です。

オーロラの予想は、SpaceWeather.comというサイトを見ると、いろいろなことが書いてあります。また、どこの上空でオーロラがでているかどうかを調べるには、NASAの衛星の紫外線画像か、NOAAのリアルタイムの衛星の写真がいちばんわかりやすいです。

より専門的な観測データの中では、Kp値というのが上がるとオーロラが出る確率が高いらしいが、このへんの詳しい理屈は私にはよく分かりません。スカンジナビア航空の特集や、キルナに滞在していた海老原さんのホームページも参考になります。また、英語だとSECのサイトに詳しい情報が出ています。

2001年10月21日のオーロラは、数日前にSpaceWeather.comでオーロラ予報が出されていたため、幸運にも見ることが出来ました。実は前日にパリで赤いオーロラが観測されたのですが、あいにくストックホルムは天気が悪く、おそらく上空ではオーロラが出ていたのでしょうが地上から見ることができなかったのです。

さて、オーロラが見えるときのパターンを紹介するために、北限の掲示板に書き込んだ10月21日の経過をまとめてみました。

18:00 オーロラ見えるかな?

さて、ただいま午後6時で、夕焼けが宵闇に変わりつつあるところです。空は西の方に雲が出ていますが、北の方はよく晴れています。衛星のデータを見た感じだと、オーロラが出やすい条件になっているようです。うーん、楽しみ。でも期待しすぎるとがっかりするか ら、のんびりと家の中でくつろぎながら北の空を眺めることにしようと思います。

18:47 リアルタイムの衛星の写真を見ると

強いオーロラが出ているようです。ストックホルムの空は、晴れたり雲が出たり、いまひとつ不安定、、、、

http://sec.noaa.gov/SWN/index.html

19:50 人工衛星

ただいま19:50。空は満天の星で、人工衛星が天頂近くを東から西へゆっくりと飛んでいくのが見えた。気温は+1度で、霜が降り始めているのか、空はかすかに霞んでいる。

20:30 ついにオーロラが!

20:30 北の空にオーロラが出ました!

23:00 オーロラを屋外で見てきました

外に出てオーロラを見てきました。晴れたり、雲が出たり、ちょっと空模様が不安定でしたが、22:30ころまで北の空を中心に、 天頂のアークや、北斗七星のあたりのカーテンや、北東から北西にいたる長いカーテンなどが見えました。さすがにストックホルムは街の明かりが邪魔ですし、北極圏で見るほど強いオーロラではなかったのですが、白から緑色の典型的なオーロラでした。ただ、初めてオーロラを見る人には、雲なのか、オーロラなのか、ちょっと分かりにくいタイプだったと思います。雲と違うのは、明るさが明滅したり、縦にカーテン状の筋が入ったり、空をまたぐアークになったり、動いたり、というところです。また、オリオン座流星群も、ぱらぱらと飛んでいました。ストックホルムの郊外は氷点下にまで下がっていて、体が冷え切ったので、これから風呂に入って暖まろうと思います。

ざっとこんな感じです。この日は本当に大規模なオーロラが世界中で見れたようで、フランスのニース、スペインのLerida、日本の北海道、南半球のオーストラリアから観測報告が届いています。

 


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