22 Apr 01 第1回名古屋オフ

2001年4月22日(日)晴れ。BBSで知り合った方と実際にお会いするというのをwellが初めて経験したのは今から6年前(当時再燃していた自転車のロードレーサー関連のニフィティのフォーラムのオフだった。インターネットのBBSのオフ会じゃなくパソコン通信だ(笑))。初対面なのにそうじゃない感じ。言い換えると、『何年も前から知っているんだけど、最近御無沙汰だった友人にあった時のような感覚』『知っているけど深く知らない』そんな感じだ。だからオフ会でハンドルネームと顔とクルマが一致してしまうと、もう賑やかにお話出来て楽しい。同じクルマが好きという価値観は生活の環境や世代を超えるのである。

wellの地元は名古屋。GT6を手に入れて何度かGT6で東京から帰省しているのだけど、名古屋のトラ乗りと一緒に過ごした事は今までなかった。BBSでお知り合いになった方々と一緒に過ごす事が出来たら、既に東京に出てきて9年目を迎えて遊び場を失ったwellも新しい出合いで実家に帰る事が楽しみだった。

BBS上で決まっていた事と言えば、4月22日決行、大阪方面在住のトラ乗りの方々との合同オフということのみ。果たして、ホントにオフができるのか?トラ乗り特有の行き当たりバッタリな雰囲気の中、作戦会議を4月17日に開きました。いやぁ、もうこれも行き当たりバッタリ(笑)。Hishiさんに連絡をとって、『今からお会いしましょう』って。TKさんにも『これからHishiさんとお会いするんですけど、いかがですか?』なんて感じ。初めて見せて頂いたHishiさんのスピットMk3と僕のGT6Mk3を並べて、『あぁ、名古屋で会うスピット君は、また一段と素敵だわ』なんて感傷に浸っていた。すると、名古屋のトラキチさんからお電話『丁度、今、HishiさんやTKさんとお会いしているんですよ』。トラキチさんは、別口の会に出られていらしたのに、合間を縫ってwellが我がままブッこいて集まってもらった作戦会議に合流して下さいました。(well感激、しかも大変御馳走になってしまった...ありがとうございました、この場を借りて御礼申し上げます。m(__)m)名古屋で長年トライアンフに乗ってこられたトラキチさんのお話は今後も楽しみにしております。

素敵な時間を過ごしたにも関わらず、やっぱり何も決まらなかった作戦会議(爆)。トラ乗りの集まりは大抵いつもこう...。放っておくと、会は夜通し続き、明るくなったから帰ろうとか、そんな感じだ。wellは自慢じゃないけど、OHVのM氏と18時間ぶっ通しでトライアンフの事だけ話していた事がある。今ではよくもそこまで話す事があったなぁ...と思わずにはおれないのだが、こういう時は全然眠くならないので不思議だ。

当日は天気予報を裏切る快晴。名古屋組は9時に養老SAに集合。wellが着いた時には既に『トラマチ』さん『TK』さん、『Hishi』さんがいらっしゃっていて、wellと一緒に参加したwellパパと二人、全部で5人が名古屋組。よせば良いのにSAでボンネットをHishiさんと二人開けてしまったら、その場に居合わせたオジイサン連中に囲まれる(笑)。其所へ大阪組のGT6Mk1の『Hiro』さんから電話。何とボンネットのバルジから煙がモクモクと高速走行中に出て路肩に止まっているというではないか...。ヒートしたというので、一瞬焦ったけど、GT6のヘッドがヒートしてガスケットが抜けたっていう話は今まで聞いた事がなく、同じ大阪組の『maru』さん御夫妻のスピット君がすぐ先に止まって待っていて下さっているというので、それなら安心とwellはまた名古屋組との会話に戻ってしまった(ゴメンね、Hiroさん)。

大阪組との待ち合わせは北陸自動車道木之本IC。道中、wellパパは名神高速で前を走るHishiさんのスピットMk3の後ろ姿とその小ささに顔を綻ばせていた。やっぱこのヒト、クルマ好きなんだねぇ、とwellは自分の親父の事を思っていた。そしてwellとwellのGT6は今までで最も西に来てる。東京を出てから約300マイルの先の場所だ。お写真で見せて頂いた事のあるmaruさん御夫妻のスピット1500(D車だ)、HiroさんのGT6Mk1はスゲーシブイ。やっぱりwellはGT6Mk1が相当好き。

木之本ICを降りた所の駐車場で、またボンネットを開けてしまうのだが(クセだなもう...)折角だから奥琵琶湖パークウェイを走ろう。総勢8人4台のトライアンフと『トラマチ』さんの'73BMWを含めた5台のコンボイはそれを目指す。バックミラーに映るGT6Mk1、スピットMk3と1500。新緑の山道は前を走るパジェロがクソ遅いのに腹立たしさを感じるのだが、ミラーを見ると、此所まで来て良かったなぁって、思ったのである。wellの親父はクルマ好きでもトラ気狂いじゃないので、この辺りから呆れ顔になっていた(笑)。

峠の駐車場にはエリーゼはいるわ、スポールスピダーはいるわで、思いがけず面白そうなクルマが大挙している。が、4台並んだトライアンフにもアチコチから視線を感じる。峠から眼下を見渡すととても素敵な眺めが広がっていた。琵琶湖って綺麗だねぇ。wellは名古屋に育ったのに意外に琵琶湖は知らない。こんなに綺麗な所がこの辺りにあるって知っていたら、もっと早くに遊びに来れたのに...なんて思っていた。今日はどうも昨日まで天気が悪かったせいもあって風が強い、外でお話していると疲れるし、wellパパは今朝何も食べてこなかったので、『ハラ減った』を連発し始める。お話が尽きないのだけど、山を降り例のプリンスを目指すのだが、此所で実は問題が...。

wellはマキノプリンスホテルっていうのは、地図で見ると湖畔近辺にありそう、奥琵琶湖パークウェイからも近そう、っていう中途半端な感じでしか認識してなかったの。湖畔を行けばあると思う、そんな感じ。湖畔の道は快適で、幾らかコーナーもあって、空いていた。湖を眺めながら走るには、最高。きっと一緒に走っているみんなもそう思っているに違いないと、思っているんだけど、wellは先頭を走りながら、この道でホントにあっているのかわかんないから実は内心相当ビビっていた(笑)。湖の先にそれらしき建物が見えて来るまで既に20キロ位走ったかな。相当マズイとその時には思っていたのだが、その建物はビーチの管理事務所だった。ひえぇ...。そこでコワゴワ『マキノプリンスは?』って聞くと『300m先だよ』って返事。wellは救われたと思ったね(笑)。

初めて訪れたマキノプリンスのレストランからの眺めは凄いよ。琵琶湖がド〜ン!って感じ。食事の内容云々より其処にいる事が楽しめる。カナディアンカヌーを漕ぐヒトがいる。外は相当風が吹いていた。小さなカナディアンは風に煽られ、左手の方から右手の方にみるみる流され岸から遠のいていく(笑)。いや、笑っちゃいけないのだ。カナディアンを操るヒトは必死こいて漕いでいらっしゃる。岸に辿り着いた後、元の場所まで疲弊した体を揺らしながら歩いていらしたその方の姿は、wellにカナディアンはキツイという記憶を蘇らせた。wellは以前wellパパとカナダでカナディアンに乗って汗だくになった経験があるのだ。あのシャモジみたいな片側にしか付いてない小さなパドルはwellのようなヘタが使うとテコの支点が定まらないのか、力づくで水を掻き回さねばならず凄く大変なんだなぁ。閑話休題。

ハラも一杯になったしホテルの駐車場で最後にみなさんとお話。

HiroさんのGT6Mk1のラジエターのキャップが吹っ飛んだのは、ラジエター本体のキャップを留める爪が欠けてしまっていたのが原因。今後のメニューをwellがアドバイスするとすれば、油圧系のマスター関係がバタバタと逝きそうな雰囲気がありまくりなのと、大気開放されエンジンルームに吹き出しているタンクの生ガスの処理と同じくブリーザーから吹き出しているオイルの処理。取り払われてしまっているシェラウドとO/Hを受けていないラジエターのマッチングでは電動ファンなしでは夏を過ごせないと思われ、ダイナモの割に容量の小さいバッテリーとバッテリーを留めるステーを入手する事、あとキャブのダンパーが減ってる。良いクルマだけに、少しずつ手を掛けて行ってあげて下さいまし。やる事が沢山見つけられてしまうのは同じGT6乗りだからです。wellも此所までのコンディションにクルマを持って来るのに3年半の時間が掛りました。少しずつ作業をされると愛着はより深くなって行くと思います。大切にして下さい。O/D直せば、100マイル行くぜ!あぁ、Mk1は良い...。溜め息。

maruさんのスピット君に着いていたショックは文字通りショッキングでした。wellも欲しいっす。コニのスペシャルDが憧れだったwellにはあんな凄いガスショックは目に毒でございました。今も時々思い出して眠れなくなります。クルマの仕様は『みかん』さん御夫妻のクルマと良く似ている構成でした。同じキャブが着いていたし、行く行くはSUツイン化されるともっと下が出てパンチが着くのでお勧めでございます。しかし、124乗りの旦那様がいらっしゃるので、コンディションの維持は容易いでしょう。175/70R13のタイアは太いねぇ。wellも一時期履こう思ってたんだ、太いのは良い(笑)。

Hishiさんのスピット君はエンジンが凄く軽い。1500のエンジンに慣れているとガスが薄いんじゃねーか?って思うくらい軽く回る。wellは1300のエンジンの経験が少ないから何とも言えないんだけど、この軽さが1300の特徴だとしたら、1300のエンジンは1500とは別の意味で凄いエンジンだと思うよ。レーシングさせて貰っただけで嬉しくなるピックアップでした。1500とは異なるそれまでのスピット特有のお金の掛った造りはwellも憧れるっす。オリジナルのステアリングとワイアスポークのホイール。そしてセンターメーター。1500が失ってしまったモノを持っているっすよね。良いなぁ。

wellとwellのGT6は名古屋に帰ったこの8日間の間に東京からの行き来を含めて約750マイル走りました。その価値がある出会いと、素敵な時間を得られた事をwellはきっと忘れないでしょう。お世話になりました。Hishiさん『お写真有り難うございました。また是非お会いしましょう』。TKさん『次お会いする時はスピット君を是非見せて下さい』。maruさん『またお会い出来るのを楽しみにしております。お会い出来て嬉しかったです』。トラマチさん『素敵なBMWでした。次お会いする時は極上のスピット君と一緒だと良いですね』。Hiroさん『GT6Mk1。最高にシブイっす。wellは超お気に入りです。大切にして下さいませ。また会いましょう』。参加して下さった皆さん、どうも有難うございました。また会う日まで。