CRM50-4号改造記


馬力計測トップへ

タンクの錆び取り
 



4号のタンクも多少のサビがありましたが、1号のタンクのサビはさらにひどいものでした。
外して軽く逆さまにしただけで、これだけの錆がでてきました。いかがなものでしょう?
とりあえず、サビ取りにチャレンジです。


サンポールで大失敗


 最初に試したのが、貧者の味方、サンポール。
これは凄く効きます。恐ろしいほどサビが取れます。
しかしながら、水洗後、乾かすまでもなく途端にサビが出ました。
ガソリンを入れるどころではない状態です。
みなさん、サンポールはできれば避けましょう。


花咲かG購入断念


ネット上の情報では、「花咲かG」という錆取りが非常に有効とのことです。
ですが、価格は5000円!しかもサビの程度によっては2〜3本必要だそうで、
その場合もうちょっとお金を出せば新品タンクが買えてしまいます。
しかしながらこの商品は優れもので、サビをとった後の金属表面を
コーティングしてくれるらしいです。
このコーティングがサビ取りの肝のようです。


コーティングとは、そして…


 いろいろと調べてわかったのですが、
サビ取りのコーティングは、リン酸塩皮膜処理と呼ばれているものが主なようです。
リン酸第二水素亜鉛とリン酸の混合物で処理をすると、
鉄の表面にリン酸亜鉛の被膜ができ、これが非常に高いサビ防止効果を生むそうです。

しかしながら、リン酸第二水素亜鉛は某社の試薬リストにも無く、入手が難しそうです。
一方、リン酸単独で処理しただけでは、サンポール同様水洗時に即サビました。

とりあえず、リン酸基と水素イオンの他に亜鉛イオンが必要という訳ですから、
モノは試しなので、リン酸(500ml/1000円位)を水で薄めて(3〜5%程度)とりあえずタンクにぶち込み、
亜鉛(電池の外側の金属、ゴミなのでタダ!)を一緒に入れました。

待つことおよそ1時間、すると、サビが取れるだけでなく、
金属の表面にうっすらと黒っぽい皮膜が形成されました。



何だかダマスク模様みたいです。
(ちなみにこの模様、サンポールによりサビた部分が
コーティングで置換されたため生じたようです。)
しかし、今度は水洗してもサビません。かなりいい状態です!

とりあえず、現在はこの状態で使ってます。
今後のサビの再発はどうなるのかまだわかりませんが、
とりあえず人柱としてテストしてます。

ちなみに、タンクの金属の厚みは約2〜3mm、
サビというものは金属の内部に根っこを伸ばすように進んでいきます。
最初の時点でサビの深さは推定1mm。いつまで持つのやら…。
真似する際はくれぐれも自己責任で。

'04.5.30追記
5%リン酸では、サビ取り効果は小さいです。
サビがひどい場合、事前にサンポールや塩酸を使用して、
目立ったサビを落としてから処理すると有効です。
あと、処理台数が多い場合は塩酸の方が割安です。

'04.12.05追記
リン酸単独で処理した場合、サンポールと同様一発で錆びました
亜鉛の添加は必須のようです。
なお、処理後一年経った現在も問題は発生しておりません。

なおこの処理を行うと、メーカー出荷時のコーティングは全部置換されます。
キレート剤を使用した際は純正コーティングを痛めませんでしたので、
サビのみを取りたい方はキレート剤を使用するのがいいかも知れません。
(4号のタンクのサビ取りにはEDTA2Naを使いました。)

リン酸は猛毒です(致死量8ml)
くれぐれも気をつけて取り扱ってください。
できれば真似しないでね。

サンポールも猛毒です(致死量40ml)
くれぐれも気をつけて取り扱ってください。
できれば真似しないでね。

塩酸も猛毒です(致死量10ml)
くれぐれも…



前(リミッターカット)へ       改造記 目次へ       次(タコメーター)へ
 

目次

馬力計測トップへ

管理人へのメール

micrmjp@yahoo.co.jp



このページは GeoCitiesです 無料ホームページをどうぞ