アンプのゲイン調整

ここではちょっとタメになる話と言う事で、「アンプのゲイン調整」の
話を書きたいと思います。と言っても、これは私がCANのBBSで
アンプのゲイン調整の方法について質問した時、あきをさんが返答
してくれた文をそのまま引用しただけのものですが、非常に分かり
やすく細かく書かれてあるので、きっと役に立つと思います。

 

(注)車へのスピーカーユニットの取り付け方法、ヘッドの 種類等、またヘッド、
アンプへの電源供給がちゃんと足り てるかなどの情報が分かりません。
私の場合は、ヘッド、アンプとも安定化電源を使って14V固 定。スピーカー
はアウターバッフル組み込みでパッシブを使っ ていました。 以上の状況を軽く
踏まえてお読み下さいませ。 RFのアンプは、ゲインを一杯に回しこんでいくと
「オーバー ラップゾーン」 というのがあります。 これは、アンプを強制的にオーバー
ドライブさせて小出力 のアンプでも、いわゆる「なりにくい」スピーカーを鳴らして
しまおう というモードです。 音を聞きながらゲインつまみを回していくと、今までの
カ ーブとは違うカーブで急激にヴォリュームが上がりますから、すぐ わかると思
います。まずは、それが「歪んだ音」です。 歪みに関しては、高域側を注意して
聞いてみてください。 ライドなどのシンバルとか、ハイハットとかの金物系の音 が
分かりやすいと思います。音が「ぎざぎざ」になります。 。。。。 ここいらは、
シェフィールドの「My Disk」なぞを購入して 聞いて頂ければ、ノンクリップの
録音から「歪み」を段階的に増やして行くトラックがありますので分かりやすいと
思います。 でも、RFの場合「オーバーラップゾーン」にいれた音って めちゃくちゃ
楽しいのが大変なんですよね。(^^;ゞ
ただ、奥行き感は絶対出ませんしアコースティック系の楽 器は 音が太くなりすぎます。
あと、「歪んだ音」はスピーカーを痛めやすいです。。。

私の場合、ゲイン出しには5枚のCDを使っていました。「音色」で2枚、「レンジ」、「ス
テージ」が各一枚、「定位」が 2枚です。 右に音が寄りやすいCDと、左に音が寄りやす
いCDというのが「定位」の2枚です。 まず「音色」ですが、「ヘッド」の音を聞きたいのか、
「アン プ」の 音を聞きたいのかをまず決めましょう。
「アンプ」の音を優先したいのであれば「ゲイン」は高めに設定した方が良いです。 当然
「ヘッド」優先ならその逆ですね。
で、私の場合「アンプ」優先でしたからその方法を書きます。「ヘッド」優先ならこっから先は
もういいですね。(^_^;)
「オーバーラップ ゾーン」にアンプのゲインを持ち上げます。そこから、「オーバーラップゾ
ーン」を抜けるとこまでゲイ ンを下げていきます。 こいつの判断には「音色」のCDを使って、
金物はざらついてないか、音が妙に太くなってないかなどでチェックします。 また、「レンジ」
のCDで音のレンジ感がどう変わるかチェックしてみます。ゲインが高すぎると、相対的に「レ
ンジ」は狭くなります。 結果、ヴォリューム感も下がって聞こえる時があります。左右独立ゲ
インで調整する場合、右の方が音がでかいとい って 右を絞るより、左を絞った方が良い結果
を得られることがありますが これは、こういう事ですので記憶の一片にとどめて置いて ください。
ちなみに、アンプのゲインはドライバー突っ込んで指先に力を入れただけでもう変わっています。
ここからのゲイン 調整は 0.0*mmくらいの感覚で調 整してると思ってください。歪み感が無く
なったら、「音色」のチェックです。 こいつに関しては、それぞれの好みですから今のゲインよ り
下での設定であれば、幾らでも試してみてください。 アンプにはいくつかの「ゲイン・ポイント」が
あります。 電気的にはおそらく1ヶ所しかないとは思いますが、オー ディオ的には 何ヶ所も
あります。(RFの場合です) その中から自分の好きな「音色」のするポイントを選ぶわけ です。

気に入った「音色」が見つかった場合、「レンジ」のチェック です。「ゲイン・ポイント」には巾があり
ますが、その巾の中 で 良いポイントは1箇所です。(経験上、おそらく・・・) CDを聞きながら、
高域の伸び、低域の伸びをチェックして ください。 良質な録音のピアノのCDなぞがわかり
やすいと思います。

あとは、左右独立ゲインの場合「ステージ」、「定位」の CDを使って左右の調整ですね。 恐ろ
しいのは、右と左のチャンネルで同じあたりにゲインを まわしてみても、ステレオで聞くとさっぱり
だったりする ことが ある事ですね。(
T^T)
左右でそれぞれが全く別のゲイン・ポイントを取った方が 良い結果を得られることもあります。

言葉で書くとこんな感じでしょうか。 (
"")ウーン、これじゃ上手く伝わらないかなぁ。
とりあえず、アンプの出力とスピーカーの耐入力を調べて スピーカーが大丈夫そうなら、がんがん
ゲインを触って遊 びましょう。 RFはゲイン出しで、本当にいろんな表情を見せてくれるア ンプです
からとりあえず、触っとかないと損した気分になります。 ゲイン出しが上手くいったときは「空気が
止まります」 こいつは、経験しないと絶対分からない事ではあります が。。。
前回出したゲインの方が、今回より良かったと思っても、 前回のゲインはまず戻ってきません。(^^;ゞ
「一期一会」という言葉がまさにぴったり。。。 最後に、ゲイン出しは1回30分とかに限定した方が
良いです。 耳が馬鹿になって、音がよく分からなくなるというのが一 つですがもっと切実なのは、
バッテリーが弱ってきてヘッドのクリ ップポイントが 下がってしまいます。こうなるともう、ゲイン出し
どころ では ありません。

Special Thanks あきをさん