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「見通しの良い交差点も一時停止」

畑や田園など大自然の中で、見通しがよく直線が続く道では
「止まれ」の標識を無視してしまいがちですが、それはとても危険なことです。
ある条件が重なると、見ているつもりでも見えていないことがあります。
そんな場合、交差する道路を走る車の存在を見逃してしまい「車が来ていない」と思い込んでしまいます。
交差点付近や踏切では、たとえ車や電車が来ていなさそうでも
意識的に首を左右に向けて交差する道路を確認しましょう。

この現象は田園型事故と呼ばれ、人間の目の錯覚によって引き起こされています。
私達の視界は「良く見える部分」と「なんとなく見える部分」の2種類があります。
1つは中心視野と呼ばれ、左右両方の目で同時に見ている部分です。
この部分は2つの目で同時に見ているので、とても敏感に反応することができます。
もう1つは周辺視野と呼ばれ、中心視野(正面の30度くらい)から外れた視界です。
この部分は右か左の片方の目でしか見ることができないため、
中心視野に比べてはるかに注意力が落ちてしまいます。
(脳の中のMST野と呼ばれる組織が関係あるみたいですよ。)
※田園型事故・・・他にもコリジョンコース、衝突コース、十勝型事故などなどの呼び方があるようです。

図のように、交差する道路を走る車が一定の速度で走っている場合、
お互いに相手の車が同じ角度に見えつづけます。
もし中心視野で見ていれば車の存在に気づくことができますが、
運転している時にずっと正面ばかり向いていると周辺視野でしか「交差する道路を走る車」を見ることができません。
しかも周辺視野で見ていると、いつも同じ位置に見える(止まっている)ものは背景として扱ってしまい、
頭の中では車の存在自体まるで気がつかないこともあります。

そして「車が来ていないから止まらなくてもいい」と思っていると、
交差点に差し掛かった瞬間、突然目の前に車が現れることになります。
そうです、安全運転は普段からの心がけですね。

踏み切りもたまに故障することがあるので、一時停止して確認すると安心できますよね。


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2000-2008 文:りあ