00.07.01新規

(5)「呼べど戻らぬ夏休み」症候群

 そういえば夏休みというものから遠ざかってだいぶ経過している。ここでいう夏休みとは大混雑の中民族移動するために会社からいただく1週間というのではなく、またどなたかの歌の文句ではないが「お金貯めて三日泊まるのが夏休み」でもない。寒冷地では少し短いかもしれないがおおむね40日程度あるものをさしている。
 「今月の一枚(00年7月)」でTUBEのCDを取りあげたときに「もう夏休みというものが来ないワタシクたちには夏という季節の儚さ、切なさを感じてしまいます。」なんて記しているが、まず今後こういう「夏休み」がくることはあるまい。失業などで毎日が日曜日になったとしたらこれはもう「休み」ではない。オンあってのオフである。仮にこの時期に1ヶ月の休暇があったとしてもそれはただの勤務解放の連続でしかなさそうだし、あの「夏休み感」がよみがえることはあるまい。まさに呼べど戻らぬ夏休みである。
 今より季節感に敏感な頃から、あと1度雨が降れば梅雨が明けるだろうという「梅雨明け1回前の晴れ間」を見極めて、気象庁より一足早く「夏が来た宣言」を個人的にしているが、本州ではここから8月の末まで1ヶ月ちょっとである。
 立秋が過ぎ、おなじみ某局の24時間テレビが終われば「あーもう夏も終わりか」状態になってしまう。8月20日過ぎになるとだいぶ風も変わってくるので実質の「盛夏」は本当に短いものといえる事がおわかりいただけよう。
 いくつもの夏休みをやりすごした身で夏を迎えると、始まりと終わりが一緒に見えるというか、始まると同時に終わりが見えてしまうような感覚に見まわれる。
 なので夏を迎えて期待に胸を膨らませるようなイメージの曲なりCMなりを見ると切なくなる。重症になって最近では「ちびまる子音頭」にも画面のはなやかな(?)光景とはうらはらに「夏は短くはかないものよ」という気分になってしまう。(まだ夏になっていないっちゅうに!!)
 呼べど戻らぬ夏休み〜それでも待ってる夏休み!!

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