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ダムの水が青いわけ
・寸又側(大間ダム湖)の水
大間ダム湖の水は、浮遊物が極微量で溶解イオンも少ない水質であり底まで透明なきれいな水です。純粋な水は、元来無色透明ですが、微粒子を含まない水はほとんどありません。微粒子が存在すると、チンダル現象によって水は青みがかって見えます。(水を入れ替えたプールの水が青く見えることや、空や海が青く見えることのように)
・水は光を吸収する
水中では波長の長い赤色は吸収され、波長の短い青色や紺色は吸収されにくく深くまで届くため青く着色したように見えます。具体的には、青い光は水深100mで50%しか低減しません。赤い光は水深1mで50%も低減します。
・チンダル現象とは
普通、水の色は、水に溶け込んでいる浮遊物や懸濁物の色によって決まります。褐色の浮遊物が懸濁していると、川の水は褐色を呈します。しかし、浮遊物が何も無いと、光は水の中を直進して行きます。そして、それが蒸留水のような真水だと、川底がそのまま見えるだけです。でも、わずかな微粒子が溶け込んでいる水の場合には、波長の長い赤色光は吸収されますが、波長の短い光だけが散乱光となって水の中から青色光を反射します。これが、チンダル現象です。