【足立被告、控訴審も敗訴】<02.01.31.up>
1月29日午後2時から、広島高等裁判所(写真/左下)で「足立事件」控訴審の判決公判が開かれた。

「足立事件」とは、広島弁護士会所属の現役弁護士・足立修一氏(写真/左上)が、自らが検挙されたネズミ捕りによるスピード違反事件について「規制速度は実勢速度と懸け離れており、速度超過に違法性がない」と反則金納付を拒否。正式な刑事裁判へと発展した事件。
公判請求された96年当時「弁護士がスピード違反の被告人に!?」と、週刊誌やTVのワイドショーなどで取り上げられ話題になった。

広島高裁・重吉孝一郎裁判長は「道路交通法の速度超過違反は危険な運転に限定しているわけではない」と、被告の主張を全面的に退けた。つまり「交通の危険性にカンケーなく、1km/hでもオーバーしたら、違反は違反だもんね〜!」と裁判所が認定したわけ。(←さすが、警察捜査の追認機関)
イジワルに言い換えれば、現状のスピード取り締まりは危険性や迷惑性、ましてや実勢速度なんて無関係だということを認めていると言っていることもになるだろうか。ま、取り締まる側=警察のスタンスはそれ以外の何者でもないわけだけどね。
で、判決を受けた足立被告は「到底、納得できるものではない」と最高裁へ上告の意向という。(K)

<写真は足立被告がネズミ捕りで検挙された国道2号線/山口県大竹市小方付近>


【月刊交通違反on the Web/取材メモの余白から】01.11.29.up
ご覧のとおりレッカー移動車の巣窟である。ここは警視庁万世橋署管轄(レッカー件数日本一だとか)を中心に活動する某レッカー業者の本社敷地なり。
この業者かなり問題があるようで、例えばこんな事件をおこしている。---とある雑誌編集者が、秋葉原中央駐車場付近を走行中のレッカー車両を発見。資料として写真撮影していると、レッカー車を運転していた若い男性作業員がクルマを停めてかけよってくる。
するといきなり「何を勝手に撮ってんじゃあゴルァ」と殴る蹴るの暴行をはたらき全治2週間の怪我を負わしたというのだ。のみならず編集者が首からさげていた一眼レフカメラNIKON F5を強奪し地面に投げ付け破壊させている。
レッカー業者にとって“写真を撮られる”ことは、かくも過剰反応しなければならないほどの重大事なのか---と、事件に興味を持ち、レッカー移動車両のナンバーからたとどりついたのがここの会社だ。
「ウチは警察がバックについているから、警察にうったえても無駄だからなゴルァ」と捨て台詞を吐いて立ち去っていった暴行作業員は、後日の調査でレッカー移動会社を経営する男性の長男(会社の役員名簿にも名を連ねている)と判明している。(K)