・3個目のエンジン

 このエンジンは、Formula-TOYOTAというカテゴリーで競われる、レース用
エンジンで、エンジン本体は92後期型をベースにし(現在はAE111ベース)
ドライサンプにしたエンジンです。一般には入手不可能のようですが、
偶然にもある所から譲って頂きました。ラッキー!!
ドライサンプキットは新品ですと部品代だけで、60万以上するようです。

ちなみにドライサンプの利点ですが、
これは、サーキット走行する方は分かると思いますが、
激しく走行すると横Gにより、オイルストレーナーからエアを吸ってしまい
クランクメタルを駄目にしてしまったり、エンジンを焼き付かせてしまったり
してしまいます。
私は、日光サーキットをたまに走行しますが、やはり油圧計から目を離せませんし
実際、エンジンをやってしまったSeven乗りを延べ4人(2回という強者もいます。笑)
も見てきました。
ミニサーキット等のコーナーだらけのコースでSevenみたいに、軽量でなおかつ、
素早いコーナーリングが出来る車だとドライサンプは必需品なのかもしれません。

またドライサンプによる副効果として、(というよりこちらの比率の方が高いかも)
オイルタンクは別に設けることになるので、オイルパンがかなり薄くなり、
車高を下げられたり、また、一般道で、オイルパンを打つこともなくなり、
蛇行運転しなくて済みます。(笑)
もし道端で、突然蛇行運転を繰り返すSuper Sevenを見かけたら、
「あぁ、ドライサンプが買えなくて可愛そう」と哀れみを持って接してやってください。
 

ただし、エンジン本体はガスケット以外はノーマルです。
入手したときエンジン自体は、ピストン・コンロッド・など消耗品は
すべて交換してありました。分解したので確かです。
内部も綺麗でよく組まれたエンジンだと思います。

が、、、、、、

所詮ノーマルなので一寸いじった4A−Gの足下にもおよびません。
譲ってくださった方からベンチテストで147psと言われましたし、
私が乗った感じでも140psやっとこ、の印象でした。

おまけに元々レース用なので、オルタネータも水温のサーモスタットもなく
流用して(むりやり)つけましたが、やはり、オルタ周りのベルトの強度がなく
100kmも走ると切れてしまい、常に替えのベルトを持つハメになり、
疲れ果てました。

Super Sevenに乗っている人で何人かこのエンジンを搭載された方が
いらっしゃいますが、やはり同じような悩みをもたれていたようですし、
「メンテナンスがシビアになって、少しも楽しめない」
と判断し、キャブも捨て、普通に走れる車作りをする事にしたのです。

しかし・・・・風情はなくなりましたネ。
 

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