車載ビデオを作ろう




注意
このページはAV関係に関しては素人同然のむらたが
あちこちのページを参照して得た知識の元に車載映像を
制作する手段を書き連ねています、間違っている事も
あろうかと思いますので、お気づきの点があればメールください。

なぜ、車載ビデオが必要なのか?

あるとなしでは上達の度合いがまるで違います。
特に数ヶ月に一度しか走らない場合は雰囲気を忘れてしまいがちで
思い出すために1枠、30分を丸々使ってしまう事もしばしばです。
これでは効率が良くありません。
前に走った映像を事前に見る事で、すんなりと走る事ができます。
また、欠点が浮き彫りにされるので、課題が確実に見えます。
私自身、もっと早くに導入すべきだったと思っています。

導入した2003年の上達具合は凄まじき物があります。
ハード(車)への投資も大事ですが、ソフト(人間)への投資こそが
最優先されるべきです。
また、WEBにUPする事によってサーキット走行がどんな物か
分かって頂ける事で、サーキット走行に出掛ける人達が増える事を
期待します。ナローバンド(回線が細い)な人で、ダウンロードが
出来ないとお嘆きの方にはCD−Rに焼いた物を
メディア代だけでお配りしますので、ご連絡ください。
一緒にTIサーキットを走りましょう。


カメラ選び

ハンディ型のビデオカメラが主流ですので、それで話を進めます。
現在、Hi8とDVがありますが、時代は完全にDVです。
Hi8はアナログでの記録、DVはデジタルでの記録でカセットも
コンパクトです。値段的にはHi8が安いですがDVをお勧めします。
PCへの取り込みを行う時点でアナログの場合、ライン端子が必要ですが
DVカメラの場合、大概はアナログ端子の他ににIEEE1394端子
もしくはUSB端子が付いています。
取り込みの鮮明度等の点からも直接デジタル信号を取り出せるDVがお勧めです。

そして、新品の物を買いましょう。車載に使う場合、一般で使うよりも
かなり振動を受けます、要するに壊れやすいのです。中古で直ぐに壊れてしまっては
面白くありませんので、メーカー保証をたっぷり付けて新品を買うのが得策です。
新品の場合でも、店頭現品処分品やインターネット等で安売りがありますが
店頭の場合は付属キットを特典に引っ張りやすいでしょうし、お店独自の保証制度が
数千円で5年ぐらい付きますので、いわゆる安心を買えます。
ネットの場合は値段を重視しがちですが保証も付く場合があるのでじっくり
選んでください。

ちなみに、私の場合、2003年1月頃に通販のソニーショップで
TRV18Kを買いました。
既に生産は終了しており、価格はお買い得感のある7万円台でした、
通販なのでアクセサリーキットは何にもありませんでしたが、
しかし、7万円台というのは当時では、なかなか無かったので満足でした。

SONYの商品解説HP
http://www.ecat.sony.co.jp/camera/handycam/products/index.cfm?PD=2156&KM=DCR-TRV18K


車載としての取り付け方法

ロールケージに取り付けるのが一番確実です、吸盤タイプは落ちてしまいます。
その他、Cピラーバー等にも取り付けが出来るようです。
私の場合は下の様な取り付け方法を採っています。
camera1

camera2
振動対策にナイロンシートを巻き、その上から台形型のステーを
ホースバンドで取り付けます。
さらに、フォグランプステーを使って角度を水平にします。
通常ではここでカメラに取り付ける場合が多い様ですが、私の場合は更に
カメラ用の台座を取り付けています。
これはネットオークションに捨て値で出ていた三脚を落札し、
バラして台座だけ移植しました。
ちなみに落札価格はなんと500円(笑)
これが付いたお陰で微調整もかなりやりやすいです。

写真では台座の分上に行ってしまうカメラのレンズ位置を下げる為に
ステー部分を前に振ってあります。これでドライバーの視線と同じ高さになり、
自然な映像が撮れる様になりました。助手席が写り込むので撮像時は助手席は
後ろに倒しています。

勿論、きちんとしたパイプ取り付け可能なカメラステーを
使うのも良いと思います。はっきり言って、私のは不細工ですからね。
タイムが出てくると人に見られるって事を意識しなければなりません。
貧乏ったらしいのは、やっぱりイケてませんからね。。。。

きちんとしたカメラステーは知り合いのお店で扱ってますので
情報が欲しい方はご連絡ください。

注意
カメラへの取り付けネジはインチネジなので注意が必要です。



カメラの視野

カメラアングルは最大に引いた状態、Aピラーが視野の丁度端に
写るようになっています。水平状態の確認はルーフの見え具合で調整します。
室内のバックミラーを大型に変えている場合は右側のコーナー先が見えなく
なってしまいますので思い切って外してしまいましょう。
あるか無いかで見え方がかなり変わってきます。
frame
この様な感じで写っていれば問題無いと思います。


別途レンズ取り付けによる視野の拡大

上の画像でも車載ビデオとしては問題無いのですが、更に上を目指すために
シフト操作やサイドの視野がもっと広がれば多角的に研究できます。
ということで、新たにDVビデオ用にレンズを買いました。

normal
通常状態
hd-3030pro
セミフィッシュアイコンバージョンレンズ装着

raynox製
HD−3030PRO 0.3Xセミフィッシュアイ(魚眼)コンバージョンレンズ
http://raynox.co.jp/japanese/video/hd3030pro/index.htm
0.3倍になるので最大画角が全然変わってきます、当然レンズ歪みも発生するのですが
何よりも、この画が得られるというのが最大のポイントです。
結構でかいレンズなので、振動による影響が心配されますので緩み止めが必要になるでしょう
とりあえずは、マスキングテープみたいな物で固定しようかなと思います。
ちなみに、購入価格は安い所の通販を利用して代引きで9750円でした。



撮像にあたっての注意事項

実際にカメラで撮像するにあたって、録画時間の事をしっかり考えましょう。
TIサーキットの場合、30分枠がほとんどなので1枠走るのなら30分、
2枠走るのなら1時間、これでホントに大丈夫でしょうか?
実際には録画スタートしてからピットに並びコースイン、そして走行時間が終わって
ピットに戻ってきて、車を停車してからテープを止めます。その都度巻き戻せば
60分テープでも大丈夫かも知れませんが、巻き戻しをすると電池をかなり消耗します。
カメラに付属のバッテリーでは途中で切れてしまう事もあり得ます。
(新品でも実際途中で切れた)
ということで、巻き戻さずに使えるとなると、長めのテープが必要です。
LPモードなら、大丈夫じゃないの?って話しもあるでしょうけど、
どうせなら、くっきり残しておきたいところなので、LPはやめときましょう。
30分なら60分テープ、30分が2枠なら80分のテープ、これなら大丈夫です。



PCへの取り込み

PCへの取り込みは色々なパターンが考えられます。

1、カメラから無圧縮AVIファイルとしてキャプチャして、mpeg変換する
2、キャプチャボードでハードエンコードさせながらmpegとして取り込む
3、HD内蔵のDVDレコーダーへ繋いでDVDディスクにする

他にも色々な方法があるかも知れませんが、この3点について解説します。



1、USBやIEEE1394でカメラから直接PCへ繋ぎmpeg変換
メリット: IEEE1394端子があればケーブルだけ用意すれば可能、
WindowsXPではケーブルで繋ぐだけで自動的に認識できます。
USBの場合はメーカーのドライバが必要になります。
また、取り込みソフトもメーカーの物を使用する事になります。
デメリット: 一旦、無圧縮AVIファイルとして取り込み、MPEGに変換するのが手間。
無圧縮というのが曲者でとにかくHDの容量を食う。
3分程度の映像でも1G〜2Gは必要になってくるがWEBにアップロード
するのが目的なら、これで何の問題も無いでしょう。
(FAT32システムでは最大で扱えるファイルのサイズが4Gまでの制約が有ります)


2、キャプチャボード(ハードエンコード)で取り込みを行う
メリット: ハード的にエンコードを行うので巨大な無圧縮AVIファイルが不必要
キャプチャをする機会が多いのなら便利に使える
デメリット: ボード自身の値段が4万円くらいは掛かってしまう
キャプチャボードには、本来のテレビキャプチャの機能が
色々とありますので、必要な物を選んで下さい。
安いキャプチャボードはソフトウェアでエンコードする場合が多いです。
ハードエンコードさせるには、それなりに価格UPします。


3、録画機能付きDVDレコーダーでDVDディスクにする
メリット: 録画機能付きDVDレコーダーを持っているのなら、楽勝。
デメリット: まだ普及率が低く、値段も高価なのでお買い得機の見極めが必要。
わざわざ車載映像の為に買う物ではありませんが
趣味でDVD鑑賞やテレビ等を録画する機会が多い場合は
導入しても良いかも知れません



オーサリングにおける注意点

フィールドオーダーについては、他に詳しく書いているページがあるので
割愛しますが、

フィールドオーダーの違い

DV方式(IEEE1394等の読み込み)
ボトムファースト

DVD方式
トップファースト

となっています。
DV方式のボトムファーストのまま、MPEG2等の映像ファイルを作ると
ボトムファーストなDV方式の映像ができあがってしまいます。DVDプレーヤーの中では
フィールドオーダー判定を行わずに決め打ちでトップファーストな映像として再生する物もあり、
ボトムファーストな映像を再生するとチラ付く等の原因となりますので
フィールドオーダーを正しく理解し映像をオーサリングする必要があります。

ビデオのタイムコードなんかを埋め込む場合、トップファースト変換後に埋め込んでおくか、
合成された映像のレンダリング時にトップファーストでの出力をしないと、フィールドオーダーの
変換を行った際に、タイムコードが正しく表示されない事があります。



むらたのシステム構成その1

自作機デスクトップ型PC/AT互換機
CPU セレロン700MHz
OS Windows98SE → Windows2000Pro
HD 40GB → 200GB
CD−R
USB1.1
IEEE1394a Interfaceカード

PCへのキャプチャでキャプチャボードを買うかIEEE1394ボードを
買うかで悩みましたが、IEEE1394ボードの方が圧倒的に安いので
IEEE1394にしました。USBでも取り込めるのですが接続キットが
税込み1万円を越えていた割に、IEEE1394の方が転送スピードが
圧倒的に高いのも要因です。しかし、私のPCがUSB2.0に対応して
いたら、SONYの接続キットを買っていたかも知れません。
こちらは、映像の加工編集ソフトが付いていますからね。

規格の理論上の転送レート
USB1.1 12Mbps(USB2.0 480Mbps)
IEEE1394 400Mbps

ただし、IEEE1394は98SE以降対応です。95と無印98では使えません
98SEはギリギリセーフってことで、なんか時代に取り残されつつある感じを
受けますね(笑)、早くPen4マシンを購入しろって感じです。

私の使っている各種ソフト
キャプチャ用のソフト、Area61 DVビデオキャプチャ
mpeg変換用のソフト、TMPGEnc

変換フォーマット
MPEG-1ビデオ
CBR300Kbps
240*160

MPEG-1オーディオ
48KHz
ステレオ
128Kbps

このフォーマットで6分間で20MB〜30MBになります。
AVIからMPEGへのエンコード時間はセレロン700MHzでは20分くらい掛かります。
容量の圧縮を図る為に画面サイズは240*160とかなり小さめです。
画面サイズを800*600ぐらいまで小さくすれば気にせず見られると思います。
むらたの通常の画面サイズは1280*1024なので切り替えがめんどいです。
あと音質を削って64Kbpsくらいにすれば容量はもっと小さくできると
思いますが、せっかくなので(笑)敢えて削っていません。


むらたのシステム構成その2

DELL Dimension8300 PC/AT互換機
CPU Pentium4 2.8GHz
OS WindowsXP HOME Edition
HD1 120GB
HD2 250GB
DVD−ROM
DVD+/−RW
IEEE1394a Interfaceカード
USB2.0

買ったさ、Pen4マシン、やっぱり全然早いです。
DVDもコンボドライブでバックアップも楽々です。
これからはDVDを最大限に活用していこうと思います。

しかし、実際にDVDを作ろうと思って、DVからIEEE1394で無圧縮でキャプチャし
タイムコードを埋め込む作業を行うと、一気に50Gくらになってしまいました。
使ったソフトはAdobeのAfterEfectsなのですが、何か設定がまずいんでしょうか?
そこから、TMPGEncでMPEG2に変換してからULEDのVIDEOSTUDIOでテキストの編集を行って
DVDに焼いています。私のシステムのHDは120Gなので途中で一杯になって
しまうことがあると予想され、HDの増設が必要と感じ2台目に250Gを増設しました。
これで当分はOKでしょう。


で、出来上がったDVDがこれ

「サーキットを走ろうDVD Vol.1 TIサーキット英田」
CD

販売価格、メディア代の200円でリリースします。

詳細はこちら

サーキットというものが、どういうものか身近に感じで頂ければ
走行するのはそんなに大変な事では無いと分かっていただけると思っています。

第二弾はセントラルサーキット編ができれば良いなと思っています。
が、撮像に失敗してしまいました。セントラル編ができあがるのはいつになる事やら。。。