SCENE 37 イギリスドライブ「頭文字K」(笑)

〜ドライブ後記+資料編〜



その1 : その2 : その3 : ドライブ後記+資料編

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●前準備したこと。
 ◆国際免許◆レンタカー◆道路地図◆旅行ガイド◆飛行機◆実際の宿

●空港でのレンタカー手続き。
●道路地図とコンパス
●高速道路について
●空港から郊外へ、ファーストドライブ
●走行データと費用(車代とガソリン代)
●スピードについてかなり速い!
●ラウンドアバウト(英国式交差点)

●自転車と駐車場
●Foot Mouse Disease(口蹄疫)について
●英国気まぐれドライブ的宿泊施設
 ◆B&B◆INN◆田舎にあるHOTEL◆キャンプ場◆宿の総評

●ライダー的感想 ◆ライダー的余談:立ちゴケのお姉ちゃん固まる。
●スーパーマーケットに入るサンドイッチはなぜか美味い。
●おまけ。英国おもしろ&お役立ちリンク。


前準備したこと。

国際免許
英国を車で走るってのは国際免許が必要ですので久しぶりに門真の試験場に平日早朝に行って作って来た。これは2650円で所要時間25〜30分です。朝は8時55分くらいから作業開始しますので、出来上がりは9時25分程度。写真とパスポートが必要。ハンコは不要。申請だけですので、あとはぼけーっと待っていればよろしい(ちなみに写真はデジカメ+カラリオで作成したけどそれでOK。サイズはパスポートや普通の運転免許用とはだいぶ違うのでご注意あれ。僕はモノクロ写真で作成)。有効期間が1年なのでぎりぎりに作る方がお得。2日前に作った。

↓詳しくは下記HPに解説されてました。
http://www.cam.hi-ho.ne.jp/qnakamura/contents/tips/driverpermit.htm

レンタカー
は直前に日本で予約しました。AVIS(エイビス)レンタカーね。東京の代理店で世界中予約出来ますし、かなり親切です(HPは英語バージョンしかないと思うので電話でも。 エイビスレンタカー03-5397-8915)。ちなみに以前アメリカでもエイビスで借りてます。当然予約は日本語、でないと無理ですよ私は。電話で車種(クラス)と日にちを言えばそれでOK。しばらくしてからOKの電話が掛かってきた。予約確認のFAXを送ってもらって、それを持って英国に行くことになります。予約金などは不要です。忘れないように。値段はもちろんポンドでしか言ってくれませんので、だいたいの値段は自分で計算しましょう。ハーツレンタカーだとWEBで予約できると思います。が、よけいに面倒なので好きではない。こういう事は電話の方が速い。電話代はかかるけど。

大手の場合は必ずクレジットカードが必要です。

道路地図
面倒だったので事前用意はせずに、現地調達。大阪だと梅田の紀伊国屋か朝日屋書店に行けば、ちゃんとした地図が手に入ると思う。が、高いでしょうから現地で買ってもよいと思う。しかし行く前に予習が出来ないという欠点がある(笑)。ま、ガイドやHPなどで予習すると良いのでしょう。(地図については下の方に詳しく書いたので)

旅行ガイド
「地球の歩き方-ヨーロッパドライブ」を買って一応参考にしました。が、イギリスのページはわずかしかない、、、が無いよりはいいし、とりあえず日本と大きく違う交通ルール(特にラウンドアバウト)だけは覚えなければいけない。が、後は現場で考えるしかないと思います。インターネットでもそれなりに調べられると思いますけど、直前に忙しくてなにも調べずに行ってしまったのです。本も飛行機の中で読んだくらい。

その他とりあえず買ったのは「るるぶイギリス」(笑)。これは、、関空の書店にこれくらいしか無かったと言うだけです。特に参考になりません。気休めにもならない。あとは、、「セイン・カミュのトラベル英会話」。これは「いんぐりっしゅぷりーず」でおなじみのカミュの書いているモノで、面白いので買った。けれど実用性は、、、? 。アメリカ英語なので違う部分もある。

◆飛行機
関空から英国への直行便も沢山ありますけど、GWだと当然それらのエアチケットはむちゃくちゃ高いので、キャセイパシフィック航空の香港経由です。基本的には超格安パックツアーだったので、ロンドン市内のホテルも付いている。しかしパックとは言え全くの個人旅行扱いの切符(笑)、当然すべて自分でやらないといけないし、現地係員もなにもない。そのかわり全く自由に行動できる。それと、パックについている宿は使わずに、エアチケットだけを使った。13万8千円+入国税?やら空港税やら、、、全部で14万ちょっとでしたのでGWとすれば宿を捨てても安い。旅行会社は大阪梅田のSPCっていう所。ヨーロッパの格安を沢山扱っているようです。が、すべて手配旅行だと思います。ちなみに、ぎりぎり(1月前)までキャンセル待ちでした。が、偶然取れたので英国となった、、、、。

↓その旅行会社「SPC」のHPはここ
http://www.sogotour.co.jp/spc/

実際の宿
宿の予約は気まぐれドライブなので不可能です。それと「予約した宿に行かないと」というのは重荷になるし、どれくらいのペースで走れるのかも分からない。だいたい宿を決めると天気や気分で走れなくなるので嫌いです。その日の体調にもよるし。

これくらいです。



空港でのレンタカー手続き。

日本で予約しているので、カウンターで予約確認のFAXを見せれば済む。ただし任意保険に関する事を聞いて来るのでそこもサイン。今回は全部入ったので5ヵ所ほどサインした。面倒なシステムだ、、、。まとめてサインって無いんかいな。あ、もちろんクレジットカード必要です。お金は不要。英語もほとんど不要(笑)。ただし「返す時には燃料は入れなくてよい」と言うことでした。英語がかなりわからない僕には身振り手振りで説明してくれた(笑)。

受け付けのあと、AVISのバスに乗って空港から少し離れた営業所まで行き、自分の車の番号の所まで行って、勝手に乗り込む。さっそく車に乗り込んでスタート、、、、と行きたいけれど、とりあえず慣れない車の装備を確認する。ヨーロッパ車はインパネやウインドウ開閉、シートの構造も違うものです。右ハンドルだけどウインカーとワイパーは逆ですし。車はフィアットのPUNTO(プント)の3ドア。英国では比較的メジャーな車種。よく走りよく曲がって軽快です。走り的には旧スターレットな感じだけど、車内は広くて快適。排気量は1240cc

ちなみに英国では基本がマニュアル車ですので、このプントも5速マニュアル仕様。走行距離は3000マイル。程度は極上。とりあえず装備をチェックしてから出口のゲートまで進む。ボディーチェックが必要ならば、このゲートで係の人と一緒に行い、確かめた後にサインをして出発する。

↓フィアットプントはこちら
http://www.fiat-auto.co.jp/m51x00c.html

AT車は少ないと思うので、必ず予約時申し込む事です。プントなどコンパクトカーにATがあるかどうかは分からないですが、、、、。もう1ランクくらい上げればあると思うけど。


道路地図とコンパス

基本的にはすべて番号表記があるので、それに対応した地図が必要です。というか、地名が分からないので、これがないとまともにドライブ出来ない。観光地しか載っていないガイド本では役に立たない。僕は日本では買わずに、初日にモーターウェイのservice(日本のサービスエリアに相当)の売店で£3.95(約700円)という安物を買った。英国全土を裏表でカバーするという一枚モノの62万5千分の1縮尺のマップ。これ以上細かくなると逆に感覚がつかみにくい。

けれど市街地はもっと細かなのが欲しい所です。ま、替りに車用の吸盤付きコンパスをミラーに貼り付けていました。どちらを向いても同じような牧場が広がり、日本の様に基準に出来るような山がないからコンパスは必需品かもしれない。特に曇ると方向が分かりにくい。正確な方向が必要でもないので安物でもよい。

ちなみにコークは£1.09ポンド、ミネラルは£1.25ポンド。レシートの明細では、付加価値税(V.A.T)は17.5%となっている。(税込み価格ね)

 

ちなみにこの「service」は数も少ないし、あまりデカクもない。(たまにはデカイのもあるけど、、、)。トイレの数もあまり多くない国なので、serviceを見かければ、からなず用事を済ませる事をおすすめします。でもミルクティーを沢山飲む(飲まされる?)ので、トイレが近い。結局2回ほどフィールドで済ませましたが(笑)。


余談ですけれど、、、serviceには複数の会社が場所ごとにしきってます。その中でなぜかしらよく入ったのが「GRANADA」ってservice。ガンダムファンの私はちょっとうれしい(笑)ハンバーガー屋とかコンビニ、レストラン、ゲームセンターなどがあった。日本のサービスエリアよりは便利。そもそも一般道路との区別が無いので当然か。

幹線道路は N、S、E、W、とかの方向表記が入るので以外と分かりよいけど、Aの3桁くらいになると地名を合わせて表記してあるくらいで、ちゃんと読まないと方向を間違える。当然地図で地名を確認しないと分からないと言うことになる。日本の道で考えても同じ事でしょうけれど。有る程度慣れてきて地名の感覚が分かれば表示方法は日本よりも分かりよいと思う(日本の標識がおかしいのでしょうけど)。


高速道路について

英国での道路はすべて無料です。高速道路も完全に無料。有料なのは新しく出来た橋くらいでしょう。一度75ペンス払った。(橋も実費回収程度で安い、、、くそ高い道路っていうのは世界的には日本くらいなのかもしれない)。


↑買った地図のオックスフォード周辺。水色が高速道路。黄色線が入っているのが、国道の幹線。赤が普通の国道。オレンジが2級国道。実際にはもっと細かな国道番号が存在していますが、この地図では端折ってある。が、こんな感じでメッシュ状に国道があるのですぐにどこかの国道に出る。そもそも、平野部では道の無い場所がない。

道路の表記区分で言うと「M40」などの表記が高速道路。Mはモーターウェイの事。それの次に「A40」などが1級国道。次が「A415」や「A4260」など3桁や4桁のもの。そして「B480」などBで始まるのが2級国道です。

モーターウェイは片側3車線くらいの道で、日本で言えば高速道路の幹線相当。しかしA表記の1級国道でも、幹線道路はモーターウェイとほとんど変わらないのも多い。これには法則はないようです。(地図上では幹線道路の場合は明らかに他の国道とは違うように載っているので問題はない)

数字の法則としては、M40の続きはA40などとなって数字にはすべて関連性がある、たとえばA421などとなれば、40につながる道であることになります。これは4桁でも同じで、とにかく数字が近いと言うことは、それに近いということです。これは日本よりもよほど分かりよい。


空港から郊外へ、ファーストドライブ

M4からM25(ロンドン環状高速道路)に入り、M40で西の郊外に出て行く場合、空港からだと常に「M40」の案内が出ているので、その通りに進めば問題はない。車線は片側3〜5車線くらいと結構多いのですが、常に左側を走り続ければ簡単です。幹線高速道路は日本同様のジャンクション形式が基本ですので、左側から乗り換えるのもだいたい同じ。幹線道路での表示は道路番号+行き先地名表記が基本ですので、必ずそれを覚えておくことです。空港の場所そのものが郊外なので基本的には渋滞もないでしょう。


↑ロンドン環状高速M25。見ての通り環状とはいうもののかなり郊外ですので車もそんなに多いわけでもない。ラッシュアワーには結構混むようですが。環状といっても直径50キロほどあるので一周するのに1時間以上かかると思う。

ちなみに返却するときは、空港という案内にしたがってターミナルを目指して走って来て、最後の最後は「CAR RENTAL RETURN」の方向に進んでいけばレンタカー営業所に行けるようになっているので間違える事もない。営業所に入れてチェックを受けて、燃料代をプラスしたものの領収みたいなのをその場でくれて、それで終わり。どろどろになって汚いけど別に問題はない。最後に空港までバスで送ってもらっておわり。ヒースローはターミナルが1〜4まであるのでくれぐれも間違えないように。各ターミナル間はかなり遠いです。


走行データと費用(車代とガソリン代)

返却時の車代はトータル£189。燃料代が£25くらい入っているので、実際には£164くらい。
つまり約28,700円(£1=175円で計算)です。

総走行距離は1245マイル(約1992km)。プントの燃費はだいたい10マイル(16km/l)なのでガソリンは約125リットル使用。1リッター=82ペンスとすれば、約£102(約17850円)。

車代が164ポンド+ガソリンが102ポンド。

つまり合計266ポンド(約46550円)です。

ガソリン(英国ではぺトロール=PETROL)は、アンレティッド(普通のガソリンね)1リッターが、75〜86ペンス、相対的には田舎の方がやや高いようではあるけど、それよりも系列によってかなりの差があるようです。(ちなみに高速道路のサービスは79ペンス/l固定です)

このガソリン代を日本円にすると税込みで131円〜150円となるので日本よりもかなり高い事になる。アメリカ的なデカイ車が少ないのと、MT車が多いのは燃料代が高いのも若干は関係しているかもしれない。アメリカが安すぎるって感じもするけど(1ガロン=約4リットルが$1.10〜30くらいだっけ)。


スピードについて

片側2車線以上の道は70マイル(112km/h)高速道路も同じ。
片側1車線の道は60マイル(96km/h)。
市街地30〜40マイル(そのつど指定してある)

これが制限速度。実際には、モーターウェイでは70〜100マイルくらい、その他は60〜80マイルくらいです。が、峠のような所でも平気で60マイル以上で走るのですごい。しかも山あいの田舎では、道端には古い石垣とかがあって路肩が全く無いところの方が多くて余裕はほとんどない。スピード的に考えると対向車線にはみ出すのは自殺行為なので絶対にはみ出せない。このようなタイトな道の場合は、コンパクトなプントですら車幅+余裕が1メートル程度しかないのに、それでも60マイル以上、つまり時速100キロ程度でがんがん走るのが普通のようです(笑)。

ここ10年程はツーリングライダーなので、日本では車と言えば最近は仕事程度でしか使わない、当然ワインディングを走る事もあまりない。久しぶりに峠を攻めると緊張しました。バイクだと道幅も十分なので楽しいのでしょうけど。(昔はシビックとかシャレードとかに乗っていたので、プントもだいたい同じ感覚です)

←集落などにはカメラがあるのでこんな標識がある。スピードダウンして走りましょう。本当にあるよ。

向こうに見えるのはラウンドアバウトね。


 

本当は景色が見たいので、別に速く走りたい訳ではないのですけど、100キロ以上で走らないと、すぐに後続の車が列を作るのです(笑)。地元の人にとっては単なる移動手段なのでしょうから速いに越したことは無いのでしょう。そこそこ車の多い場所の峠越えには、、、気合いを入れて入りましょう。よそ見などは危険ですし、煙草ものんびり吸えない。抜いて欲しいけれど、タイトなワインディングではそういう場所も少ないし、対向車のスピードを考えると難しいようです(そりゃそうだろう)。


↑牧場の端っこの菜の花畑に入っていったら、、、どんどん行くと道に川が流れていて笑った。こういうのに出くわすとちょっとうれしい。しかしますます車がどろどろになって行く。コンパクトカーなのでこういうところもスイスイどろどろと。他にもいくつかはダートを走っている。

それと、、、2ボックスクラスのコンパクトカーのマニュアル車が基本というのもわかるような気がした。このような3桁国道だと、AT車ではブレーキを多用しないといけないくらいにアップダウンが多いし、タイトなコーナーの連続が多いのでデカイ車はスピードを落とさないと無理でしょう。たとえば、16%の急な下りの後にタイトなS字カーブ、、、なんて時には、なんちゃってレーサーですよほんと。そんな道でも100キロくらいで走るのが英国風のようです。峠道を1時間も走っているとますます「頭文字-K」というか、、、そういうモードにならないとこのスピードでは安全に走れない。女性の方とて全く普通に飛ばしてます。

写真撮る時は必ずパーキングスペースを探すのも基本。路肩が無いので車道に停めるなんてのは高速道路の本線上に停めてる様なものですので、危険度100%。逆に言えばタイトなブラインドコーナーでも100キロ以上で走れるくらい本線上は信頼性があります。ハイスピードで走るエリアには道路上に車など停まっていない。これぞ英国的合理主義というか英国的ルールなのかもしれない。集落地区以外での本線上は極めてクリア。このあたりは日本に取り入れて欲しいものです。

ちなみに書くとトラックでもバスでもすごいスピードですので、狭い山道だとかなり怖いです。いやいやさすがにF1の国、少しでもはみ出すと、相対速度200キロ以上でぶつかる事になりますので、スピード出すのはあくまでも自分のリスクで、、、(笑)。たぶん英国人の基本的考え方に基づいていると思います。

ウェールズの港町のスーパーで買ったサンドイッチを、走りながら食べようと思ったけれど、、、相変わらずのスピードであり、アップダウンとタイトコーナーが多いのでかなり難しい(笑)。結局途中で車停めて食いました。マックは結構有るけどドライブスルーが無いのが何となく理解出来る。そんな半端な気持ちでは運転出来ないのがウェールズドライブ事情なのです。

なんか、こんなこと書いているとすごいですけど、スピード狂的な英国人も、集落内は40〜30マイル程度に落としてゆっくり走るのも基本の様です。とにかくメリハリが重要なのでしょうか?日本人的に考えるとメリハリが有りすぎる様な気もするけど。ま、ラウンドアバウト(巨大なロータリー)があるので、街中はさすがに猛スピードでは曲がれないし、集落内などは道端に車が多く停まっているので徐行に近い時もある。


ラウンドアバウト(英国式ぐるぐる交差点)

交差点は全てラウンドアバウトなので、基本的には信号がない。仕組みは、右回りでぐるぐると回って、自分の進むべき所で出て行く。こう書くと日本のロータリーと同じですけど、その規模があまりにも違いすぎる。

(北海道旭川市内に有るロータリーがわりと大きめで近いかもしれないけど、、、、後は思い出せない)。
基本ルールは「ロータリー内にいる車が最優先」これは当たり前です。でないとすぐに渋滞する(笑)
その次は自分より右側の道の車が優先。

信号は無いので、ラウンドアバウト内にいる車か、右側から来る車が信号の代わり。それを「自分で判断して自分で進む」というのが基本。つまり右方向を見て優先車がいなければ減速する必要も無いし、好きなように入って、好きな方向に出て行く。左は見なくてもよい。とまあ理屈だけ書くと簡単そうになるが、最初はなかなかタイミングがつかめない。

実際には3車線でぐるぐる回るラウンドアバウトもあるし、2〜3個連続したのもあるし、直径200メートルくらいの巨大なものもある(こうなるとどこまでがラウンドアバウトかもわからないけど)。交わる道も7〜8本とかに増えると、自分の行くべき方向も良くわからなくなって、なんだかなぞなぞである。さらに都市部では、ラウンド内に信号機付きのもある。

信号機付きのは青になれば必ず入れるので難しい訳ではないけど、交通量が多くて、しかも信号機無しで3車線くらいのがかなり難解である。入るタイミングが難しいのもそうだけど、車線変更して出て行くタイミングも重要になるのである。

十字に交わる交差点を右に曲がるのであれば、入るときは右のウインカー。ラウンドに入って廻って、自分の出る場所が近づくと左のウインカーを出す。左に曲がる車は最初から左のウインカー。直進車は普通ウインカーを出さない(出るときに左を出す車もある)。ので、直進車が出て行くあたりで左にウインカーを出して車線変更しながら出て行く。2車線くらいならばこれも応用できるけど、3車線だといったいどこで車線変更するのか分からなくなる(笑)。曲がれなくてもう一周してから出る事数回。当然ですが一周すれば元に戻るのでUターンは簡単です、、、。とにかく同じ状態のものはないので、手前にある標識で大体の形状と出る方向と国道番号を確認してから入るようにする。けれどもやっぱり最初は慣れない。

基本ルールは「優先車を絶対に邪魔しない」と言うことです。これは徹底して守られる。だから意外と安全です。逆にそのルールを破って(あるいは間違えて)ラウンド内に入ろうものならば、クラクションの嵐ですし、事実かなり危ない。相手は自分の進路を邪魔される事を予想していないので本当に危ない。全ての車を信頼しているからこそ可能な交差点の仕組みです(日本の場合は全ての車が信用ならないので無理なのでしょう)。あとはメリハリ良く運転するのもポイントかもしれない。が、MT車に久しぶりに乗ると、発進時のクラッチワークも当然ヘタクソです。

ある程度車が多い所は、信号機で「青です!」とか「赤です!」と言われた方が日本人的には走り良いけれど「車がいない時は止まらなくてよい」っていうのは田舎などではとても合理的であると思う。日本も北海道あたりだと実現出来そうな気もするけど、「割り込みが車の基本」と思っているドライバーが多い大阪あたりでは絶対に不可能でしょう(笑)

日本の場合は赤信号で止められるから逆に血走ってしまうのかもしれない。ラウンドアバウトのようにキチンとルールを守らないと危険な状況を始めから作り上げていると意外といいのかもしれない、、、、とも思ったけど、やっぱり車の量が多すぎるのが最大の問題か、、、?

ラウンドアバウトをコンパクトカーでくるっと廻って軽快に走り抜けて行けるようになれば、完璧な英国ドライブと言えるのかもしれない(笑)


●GIVE WAY ♪おー!ぎぶうぇい

←これも良く有る標識。日本的には「優先道路」です。向こうが優先です。一時停止ではないので車がいなければそのまま進める。

一時停止は必ずSTOPと書いてある。踏み切りも停まらないでよい。

しかし優先道路は絶対優先なので邪魔になるような事をすると危険です。とにかくスピードがすごいのでルールは守りましょう。



↑信号機は青から赤に変わる時も、赤から青に変わる時にも黄色が入る。最初は変だけど、なれれば便利だ。なんかレースみたいなノリである。やはりF1の国?黄色で回転数を上げて、青で一斉にスタートです(笑)。やはりマニュアル車が必要である。郊外ではブレーキをかけなくて済む場合もあるので便利だと思った。横の信号を見えないようにしてしまう日本と考え方が逆だ。

←白黒のポールに黄色い頭の標識は、常に歩行者優先の横断歩道です。つまり人間が居れば必ず停まる事になる。(頭の黄色いのは点滅している)

学校の近くや住宅地の中にある。また街中のラウンドアバウトの手前にあったりもする。郊外にはないので市街地走行時には注意が必要となる。



自転車と駐車場

英国では車と同じように自転車が道路を走るので、市街地では自転車も車と同じルールで走っています。(郊外ではあまり見ない)ヘルメット着用はもちろん、曲がる時にはウインカー代わりの手を出すし、信号も守るのが当たり前ですが、慣れないのでちょっと怖い。オックスフォードなど歴史有る街はかなり道がややこしいし、狭い。それでさらに自転車が多いので怖いというか慣れない。出来れば街中はあまり走りたくはないものです。

違法駐車の取り締まりはかなり厳しいそうですので、市街地ではちゃんとパーキングに停めましょう。公共の駐車場は、ちょっとした空きスペースに数台とか、大きな場所に100台とか、道端に区切ってあったりしますけど、下の写真のようなモノにコインを入れて、シールをフロントガラスに張るのが一般的。日本で言えばパーキングチケットに相当ね。場所で値段が違う。ここはかなり田舎の街なので1時間50ペンス。ペナルティーは30ポンドとなっている。


 ↓田舎の村くらいになると、道端にかってに停めてもよい。(時間制限はある)


Foot Mouse Disease(口蹄疫)について

家畜の病気として英国で猛威を奮っているし、ニュースでもよく取り上げられているので、口蹄疫(こうていえき)そのものは日本人も知っているでしょうけれど、これの英語表現がFoot Mouse Diseaseです。

農場のB&Bに泊まっている時に、早朝6時に散歩に行こうとしたら、そこのおばさんにかなり注意された。注意の内容は「Foot Mouse(フートマウス)の危険があるから、絶対に道路から外れないように」という感じだったと思う。(もちろん英語なのでよくはわからないけれど、表情はかなり真剣だった)。そのあと、そのFoot Mouseについて書かれた書類も見せてくれたけれど、そもそもその時点で口蹄疫の事を英語でFoot Mouse(あるいはFoot and Mouse)という事も知らない僕は「いったい何だろう?」って感じでしたが。ま、とにかく「keep road」ということらしい、、、って感じ。ついでに書くと、「フィールドに入る時は自分のリスクで」と書いてあった。英国ではフィールドに限らず、全ての危険な場所にはこの手の事が書いてあるそうですけど。

口(mouth)と足(FOOT)に湿疹の出来る病気なのでFoot and Mouseなのでしょうけれど、日本人にはとても想像が出来ない単語ですのでご注意ください。人間には感染しないとされてきたけれど、実際にはまだよく分からないのでしょうか、、、とにかく地元の人はかなり注意しているような感じです。土のエリアには入らない方がよいらしい。入った場合、土は必ずきれいに落とす事だそうですが、ちょこっと入ったけど、、、(笑) 実際にはどうなのかわからないけれど、とりあえずそういう表記があるので知っておく事をすすめます。羊の牧場のゲートなどにも「Foot Mouse!なんとかかんとかでkeep out」って張り紙がよくあります。ま、ただしい知識を自分で身に付ける事が重要でしょう(人間には関係ないような気がするのだが、、、)

●正式には、Foot Mouse Disease(FMD)です。口蹄疫の関連情報は下記URLでどうぞ。

http://www.bekkoame.ne.jp/~ktosh/special/articles/fmd.html

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/column/car/2001/0330.htm

基本的に感染しているのは、いわゆる「偶蹄目」の家畜などですね。つまり足の爪が偶数の牛とか豚とかね。羊はどっちだっけ?うーむわからん。

口蹄疫かどうかは知らないけど、ウェールズの田舎を走っている時に、ブルドーザーを使って、牛をトラックに積み込む場面に遭遇した。どう見ても死んでいるっぽい牛を「ゴロン」って感じでトラックに落とすのは、、、、、あまり気持ちの良いものではないので見ないふりをしていた。ドナドナどころではない。


英国気まぐれドライブ的宿泊施設

◆B&B(BED and BREAKFAST)日本的にいうならば、朝食付き民宿って感じでしょうか。英国ではかなりメジャーな施設のようです。

市街地のフラット(アパートメント)の並びにあったり、パブなどの並びにあったり、、ロードサイドにある場合もあるし、ちょっと入り込んだ住宅街にあったり、丘の上にあったり、、牧場の中にあったり、、、条件はさまざまですが、とにかくどこでもみかけます。

田舎の場合は道端に小さく「B&B」って看板が出ているのがほとんどで、その看板の方に入って行くと民家がB&Bをやっているって感じ。僕が使ったのは、幹線道路から100メートルくらいそれた郊外の小さな住宅街のB&Bと、道路から2キロ入って、ダートを走った牧場の中の丘に立つ一軒家のB&B。

料金はもちろんさまざまですが、安いのは£16くらいからかな、上は£40くらいまで。ゴールデンウイークは日本の習慣なので英国では平日、当然どこも空いているので予約は不要。農場のB&Bなどはホリデーシーズンになると長期滞在したりするらしいけど、5月はまだがらがらでしょう。

シャワーブースの構造
民宿とは言っても、建物的には日本のペンションのような感じですが、あまり商売っけがないのでやはり民宿という方が適切なような気がします。宿泊帳を見たかぎりでは、4月あたりは5〜10人程度しか泊まっていない。部屋は綺麗だし、トイレとシャワールームが付いているのが基本でしょう。(バスタブは無いのが普通なのか2件ともシャワーブースだけだった。このあたりは値段相応に変化すると思います。安いのは共同のシャワールームっていうのも有るそうな、、、)

個人的な趣味でいうと、ロードサイドよりもファームのB&Bが好みです。理由とすれば、牧場の中なのでむちゃくちゃ静かですし、眺めもよくて気分がよい。欠点は当然ですけど、ちょっと農場くさい(笑)事と、晩飯を食いに行くのに村まで車で走らないといけない事か、、、。まあ10分以内にはパブ&レストランにたどり着くとは思いますけど、、、、。英国ではビール程度の酒気帯び運転は法的にOKです。(当然ですけど酔っ払い運転はだめだけど)

 ↓なんか乙女チックな趣味のB&Bである。すぐ前が森になっていて感じは良かった。

ロードサイドにある宿は、高速道路沿いに立っているのに等しいので、車の音がかなりうるさいです、、、。排気音が気になるというよりも、スピードがすごいので、タイヤの音がすごい。

B&Bでは、チェックアウトの時に挨拶しながら最後に握手でもしておく事をすすめます。変な東洋人と言うことで(東洋人が変というわけではないと思うけど)いろいろ思われているのかもしれないけど、笑顔で握手でもしておけばたぶんチャラにしてくれるでしょう。次に訪れるかもしれない日本人のためにね(快適でないB&Bだったら不要ですけど)。

ちなみにB&Bは基本的にNo smokingですので吸えません。が、1泊目の時はご主人が「窓開けてればいいよ、でも内緒でね」と指を立ててこっそり言ってくれた。このあたりに英国的家庭内事情を見るようで面白くもある。家庭では女性の権限が最優先って感じかな。離婚率すごいらしいし、、、慰謝料も半端でないと聞く。ついでに書くと朝食はここのが薄味で美味しかった。とにかく保存食であるベーコンやソーセージなどはかなりしょっぱいのが普通なので、薄味というだけで美味いと思ってしまう。英国的にはなんとかソースとかケチャップをドバってかけて食うみたいだけど、日本人的にはコショー少々くらいで十分です。舌の構造が違うのか、、、と真剣に考える一時です。


←B&Bのお茶セット。ポットは200ボルトなのですぐに沸く。ちょっとしたものならこれで作れそうだけど。


英国と言えば紅茶の国である。が、同時に世界的に有名な味覚オンチな国でもあるそうです。で、そんな国の一般的家庭でのミルクティーは、、、マズイです(笑)。日本の自動販売機の缶ミルクティーの方が美味しいと思います、、、、。コーヒーもインスタントなのでマズイ。ココアが一番美味しいというか、これだけは日本とほぼ同じ味です。当然か。

街にあるツーリストインフォメーションで予約する方法もあるけど、自分の目で見て確かめた方がいいように思う。外観から判断して、たんなる安宿ってのもあるようですのでそんなのはいくつかパスした。ま、インフォメーションでひどいのは紹介しないとは思うけど。

◆B&Bその2

ウェールズ地方には「WALES CYMRU」っていう団体(?)があって、農場系B&Bのガイド冊子「WALES FARM HOLIDAYS」というのを出している。牧場で泊まったのは、それの4つ星(Excellent quality)のB&Bだった(最高は5つ星です)。ちなみにガイドには114軒が星マーク付きで詳しく紹介されています。もちろん行くまではそんなことも知らない、なんとなく景色が良くて入っていっただけで、そこのB&Bにおいてあったガイドを見て初めて知ったのです。まあ評価基準の参考にもなるのかもしれないけど、ツーリング的気まぐれドライブだと、、、、あまり意味がないか。

ま、興味あるならHPでも検索してみましょう。B&BがHP作ってるのも沢山ある。ただし英語でしょうけど。ここのページの一番下にどこかの団体のリンク有り。

 

◆INN

インっていいますけど、これはパブレストランの上にある簡易ホテルって感じです。値段は朝食付きで£20〜40くらいかな。日本的に言えば、、、昔の旅籠(はたご)?か。アメリカ的に言えば、レストランの横にあるMOTELの朝食付きって感じです。旧道のロードサイドや田舎町の中心部によくある。馬車の時代からやっている歴史のあるINNもたくさんあるそうです。実際にドライブしていると、すごい田舎の村にもかっこいいパブレストランが有って、併設でINNもやっているって感じ。

B&Bに比べると、商売的(あたりまえですけど)なので、気兼ねしないでいい。飯食うのも当然便利ですし、英国田舎的パブの雰囲気は結構いい感じです。2階が部屋なので、パブで酔っぱらっても大丈夫(笑)。食事は夜の9時半〜10時くらいでオーダーストップするようなので、あまり遅いと食えません。飲むのはOK。カウンターでくだらない話をしながらぐだぐだとビールを飲み続けるのが英国風なのでしょう。が、英語がわからないのであまり意味もないです(笑)。

歴史のある分、外観やパブレストランはだいたいかっこいい、けれど部屋は前時代的と考えましょう。一般家庭ベースなB&Bの方が綺麗かもしれない。それと、、、ロードサイドが多いので車の音がうるさい事もある。

INNの場合はパブカウンターの端っこが部屋の受付だったりしますので、おもむろに入って行って部屋が有るか無いかを聞くことになる。が、それもなかなか楽しい。B&Bとの最大の違いはレストランが有ることと、アルコールの提供が可能という事です。朝食はどちらもイングリッシュブレックファストなので同じです。

外国人チェックをしたいのであれば、人が沢山居るINNの方が適しているし、フレンドリーにおばちゃんと話したいのであれば、B&Bがいいでしょうね。

←部屋のキーはどこも昔タイプだった。つまり部屋の外からカギ穴を通して見えるのです(笑)。しかも中から鍵かけるのも同じ方法なので面倒なんだけど、、、。英国風というのでしょうかねぇ。確かに鍵はかっこいいけどジーンズのポケットに入れると痛い。

部屋と玄関の2つ付いているのはB&BもINNも同じ。


←INNの中。かなり広い。けど基本が古い。

◆田舎にあるHOTEL

日本的に考えれば「なんでこんな所にホテルがあるんだ?」ってな場所にも歴史のありそうな立派なホテルが立っていたりする。だいたいの場合は国道にベッドマークの標識が出ていて、そちらの方向に向かうとHOTELがある。ドライブ中にすごい景色のよさそうな所にあるホテルがあったので、直接行って交渉してみたけれど、さすがに予約でいっぱいだった。(別のHOTELを教えてくれたけれど、、、)

入った感じはINNと同じような感じで、1階がパブレストラン。そのバーカウンターの端っこが受付って感じは同じ。2階以上が部屋です。INNとの違いは、、、不明。値段は£30〜100と幅がありますのでなんとも言えませんが、たぶん部屋は値段相応に立派になると思います。ま、INNの立派なやつと思えばよろしいのでしょうか。しかし、違いは見た感じはわからない。区分もないのかもしれないけど(都会のホテルは別ですよ)

◆その他

B&BともINNとも書かずに「FREE HOUSE」とか「○○HOUSE」っていう表現も時々あります。まあINNとかB&Bと同じようなものでしょか、パブ併設の所もあるし、ホテルのような建物の場合もある。

◆キャンプ場

僕は使っていないけれど、道端によくあったのでついでに書いておきます。
国道を走っていると、テント+キャンピングカーマークの標識が必ずある。小さく「キャンピングパーク」あるいは「キャラバンパーク」と書かれているので、そちらに進めばオートキャンプ場がある。英国の人々にとっては車の後ろにキャンピングトレーラーを引っ張って行って、そこで滞在してホリデーを過ごすって感じで使う。施設的には綺麗と言えば綺麗です。野宿ライダー的に考えれば管理されすぎって感じですが。

しかしその数は半端ではない。ナショナルパークエリアに行くと、5〜10キロおきくらいであったりする。テント持ち込みも出来るし、バンガロー代わりにキャンピングトレーラーを借りる事もできるのが普通でしょう。5月は全くのオフシーズンなので好きなところを選ぶことが可能。が、まだ寒いので、シーズン営業の所などはオープンしていない事もあるようです。

レンタカーでドライブの場合は日本からはテントだけ持って行けばキャンプ出来ると思う。飯を作るのは、、、?ちょっと疑問。 スーパーはめったにないので難しいような気もする。ほとんどの場合は、スーパーに行くよりパブレストランの方が近いでしょう(笑)。ま、10日以上など長期滞在されるのであればメリットもあると思いますけど、、、。車なのでどこかで買って持っていけばいいのでしょうし。

キャンプ道具は都市部郊外のパワーセンター(巨大なショッピングエリアね)などにあるカーショップなどに行けば、ストーブやバーベキュー台とかの最低限なものは手に入ると思う。が、休憩がてら入った所で見ると結構高くて日本の3〜4割増って感じ。ちなみにテントはほとんど売ってなかった。さすがにまだ寒いからかもしれないけど(山間部の夜は一桁の気温です。昼間でも12〜15度程度。大阪辺りで言えば3月くらいです)。まあ大都市のパワーセンターに行けばもっといろいろあるのかもしれないけどね。


◆宿の総評

ツーリング的ドライブを基本に考えると、自分が好きなだけ走って、気に入った場所で適当にB&BかINNを探す。っていう気まぐれドライブが可能です。どこにでもあるので日本よりもずいぶんと便利です。かなり田舎でも20分以内には見つかると思いますので、あまり心配することもないでしょう。で、そこが満員でもまたすぐある。これは車の強みですのでどんどん適当に走ればいいと思う。ヨーロッパでは7月くらいになるとホリデーシーズンに入るのでちょっと難しくなると思うけれど、5月ならば全く問題はない。

ただ、朝食の時間は8時以降が普通のようで、早朝から走りたい場合は朝食抜きでスタートしなければいけない。僕は6時頃に起きて、近くの村や町を散策したりしてから宿に戻って朝食。そのあとすぐにスタートというようにしてみた。朝の活動は意外と遅いので、早朝に行けば街中も自由に走れるし、どこでも車を停めて写真とか撮れる。とにかくちょっとした街だと昼間はなかなか車を停められないのでぶらぶらするにはよい。

そもそもGWだと、そもそも夏時間になって間も無いので、ちょっと前までは5時と言うことになるので誰も起きないのかもしれない。農場のB&Bで6時頃に起きていたら、時計を指さして「アーリーモーニング!」って言われたくらいです。野宿ライダーの朝は早いのですよ(笑)。

値段的には、B&BもINNもHOTELも近いものでしょうから自分で気に入ったモノを探せばいいと思います。各村や町にある「i」と書かれたツーリストインフォメーションに行けば予約も出来るそうですし、値段もいろいろ選べるそうです(予約金を払う必要はある)。価格交渉もしてくれるそうですけど、僕は使ってない。理由とすれば毎日7時半くらいまでは走っていたので、そういうところはもう閉まっている。GWだと晴れていれば午後9時頃まで明るい。だから夜の7時半といってもまだまだ明るい。だけれどもさすがに疲れると困るのでこれくらいを目処に宿を探し始める。まあ30分以内には決まると思うけれど。

◆英語出来ない的B&B利用術(後ろ向き的ですけど。笑)

B&Bならば、、玄関のノックを2回程コンコンってやって、大きな声で「ハロウ」って言って笑顔で入る。ややこしい英語は喋れない(喋る努力もしてない)ので「ベッドアンドブレックファスト オケイ」とかなんとか適当。B&Bはフレンドリーなので、それだけで大丈夫です。部屋を見せてくれて、値段を言ってくれる。それでよければ「オケイ」となって契約成立。適当に「ベリーグッド」とか言っておけば相手も喜ぶでしょう。B&Bの場合はあくまでも一般家庭で有ることをわすれないように。つまり「ここはとっても美しい所ですね」などとお世辞の一つも言っておくと好印象に思われると言うことです。大阪に比べれば美しいだろうから嘘を言っているわけではない、、、。

INNならば、パブカウンターの端っこあたりにいる偉そうな人に「ノーリザベイション オケイ?」とかって言えばよろしいと思います。別に発音が正しくあろうが無かろうがそれで通じます。なにせ相手はそれが仕事ですので、それで事足ります。全くだめなら「ナッシング」とかって言われるし、いけそうならば宿泊帳を繰って調べてくれるでしょう。人数と日数を適当に伝えればよい。そのあと部屋を一緒に見に行って、値段を言ってくれる、そこでよければ「オケイ」となって鍵をくれる。いやなら「ノー」です。別に失礼でもないのでちゃんと意志を伝える事です。INNやB&Bは沢山あるので、なにもいやいや泊まる必要もないでしょう。

泊まるとなれば、朝食が必要かどうかと、必要ならばその時間を聞いてくるので、怪しい英語で適当に答えます。ちなみに、、僕の場合は英語を聞くのはなんとなく出来ますがほとんど(全く?)喋れないです。数字の場合は発音の問題もあるので、通じない場合は最終手段としては紙にボールペンで書くこともある。のでボールペンは必需品です(笑)。中国じゃないって、、、。値引き交渉もそれなりに出来るとは思いますけど、、、語学力不足で出来ないしやる気もない(笑)。英語も普通に喋れることにこしたことはないと思うけど、これくらいのドライブでは、わざわざ勉強するほどでも無いと思う。それよりも、習慣とかシステムとか考え方を勉強した方が役に立つ。理屈がわかれば適当な英語でも大丈夫でしょ。英語が出来たとしても理屈がわからなかったら理解出来ないし。

宿の払いは翌朝のチェックアウトの時ね。INNだと飲み代や食事代も一緒でOKです。別にぼられる事もない。日本で言うところの消費税みたいなモノ(付加価値税)もあるけど、基本的には全て税込み価格表示です。これはハンバーガー屋でもレストランでもガソリンスタンドでも同じ。表示されている以上に払う事はない。

チップは、、、アメリカ程でないにしろ本当は必要なようです。たとえばバーでビールを一杯頼むと、おつりの中から5〜10ペンス(100ペンス=1ポンド)とかね。でも僕は一度も払わなかった。都市部では普通のようですけど田舎の場合はどうでもいいみたいですけれど、、、、。レンタカーで走って、B&Bなどに泊まっていると、チップを払うシチュエーションが無いのである。


ライダー的感想

 ↓チェスターで見かけたバイク屋さん。

ウェールズの牧場での朝の気温は5度くらいまで下がっていた。が、湿度が高いせいか気温ほどには寒さを感じない。昼間は晴れればバイクも気持ちいいけれどウエアなどの装備は重要でしょう。実際にバイクもそこそこ走っていますが、装備はだれもしっかりしている。車種はもちろんヨーロピアンタイプがほとんど、時々アメリカンとかXRとかを見る程度でした。が、僕がバイクで走るとすれば、やっぱりカウル付きのヨーロピアンタイプを選ぶと思う。排気量は400cc以上は必要か、、、。なにせ基本スピードがすごいからアメリカンだとかなりしんどいような、、、、。ま、時間があるなら、オフ車やアメリカンでキャンプでもしながらのんびりと行くのもいいのでしょうけど。

それとかなり多くのライダーが革ツナギ+ジャケットという感じなのも日本とちょっと違う感じ。まあスピードを考えれば当然なのかもしれない。それと夫婦などでのタンデムツーリングが多いのも特徴でしょうか。BMWのタンデムとかは結構見ました。もちろん高速道路もタンデムOKですので、日本では不可能な遠くのエリアまでタンデムで行けると言うことでしょうか、、、日本を基準にすると不思議ですが、高速で2人乗りの出来ない国は日本くらいでしょう。あと、荷物を大量に積んだバイクもよく見かけます。

それと、、けっこうな人たちが、蛍光色の目立つジャケット(高速道路の作業員みたいというかサッカーの背番号のようと言うか、、、)や反射するタスキの様なものをつけているのも特徴的。自分の事は自分で守る。良いことね。霧が多い国だから?

快晴のぽかぽか陽気であっても、風は意外に冷たい。それと北緯が結構あるので昼を過ぎるとすぐに太陽が傾いて涼しくなっていた。ただしなかなか日は暮れない、、、。4時以降に西方向に走るのは非常にまぶしかった。ウェールズを走るには南側から北東に向かって行く方が正解のように思う。

しかし、、、わざわざバイクで走らなくてもいいような国なのかもしれない。山もほとんどないしね。林道ツーリングライダー的には日本の方が面白いと思う。ま、小さな集落でも気軽に停められるのと、気軽に裏通りに入って行けるのはバイクの魅力だとは思うけど。

実際のバイク(ライダー)の扱いとしては、全く車と同じ感じなので、走りよいでしょうね。バイクに対するマナーも良いし。しかし考えれば普通である。日本でツーリングしていると「バイクも車と同じ」という感覚を持ってくれる人があまりにも少なく、怖い思いも多いので(笑)


◆ライダー的余談:立ちゴケのお姉ちゃん固まる。

田舎の普通のT字路で曲がろうとしたときに、横からの道でバイクが立ちゴケした。気にはなったけど曲がりながら見ると、そこそこ身長もあるし普通に起こしかけていたのでそのまま通り過ぎる。そのあとロードサイドのトイレに行こうと思って車を下りた時に先程の交差点を見るとまだ起こせてない、、、あわてて戻って起こすのを手伝った。背丈は十分あったけどヘルメットの中の顔をみると若い女性。わりと大きく見えたのはウエアの装備(かなり厚めのパットが入った革ジャケットとパンツ)がすごかったからで実際はきゃしゃっぽい。バイクは「TYPHOON」って書いてあったけどかなり大きめ(800ccくらい?)。道路の下側に向かってコケていたので起こせないでいたらしい。

右側のバンクセンサーが折れているのと、もちろん傷もそこそこ。ラジエター液が大量にこぼれているけど、リザーブだろうから問題はなさそうだった。が、新車だったのか精神的ダメージが大きかったようで「サンクス」とは言ったが顔は固まっている。しょうがないので確認後は簡単に挨拶してそのまま車に戻った(英国女性的に考えると、立ちゴケ程度で助けられたのが嫌だったのかもしれないけど、、、)。復活して走り出すのを遠くでみていると初心者だろうとは思う。しかしもうちょっと小さいバイクに乗ったほうがよろしいのではと思うのだか、、、英国でも「デカイバイク信仰」は同じなのでしょうか。車は小さいのに。

田舎道はいいけど、交通量の多いラウンドアバウトで立ちゴケしたらシャレにならないような気がするのだが。


スーパーマーケット

キャンプするわけではないので、本来は関係ないのですけど、ツーリングライダー的趣味と休憩を兼ねて、4件のスーパーに入った。他にはコンビニ数件。まあ、缶詰めやシリアルなどが多い以外は日本とそんなに変わるものでも無いですが、、、、。しかし田舎にはスーパー極少ね。コンビニもめったにないし。

ちなみにスーパーなどに売ってあるパックされたサンドイッチはかなりおいしいです。昼飯にはおすすめ。値段は£1.7〜2.3くらい、レストランでまずいモノ食うよりよほどいいと思ってしまうのはなぜ??

まサンドイッチは本場なのでしょうけど。左はスパーのサンドイッチコーナーです。なんか異様に品ぞろえがよい。


あ、チーズ売り場は充実しています。肉と同じくらいのスペースが有って、量り売りもやってます。これは素晴らしい!チーズは美味いのになぜに味覚オンチなのかはよくわかりませんけど、、。日本的に言えば、オカズはマズイけど漬物だけは美味しいってところ?

マクドナルドはちょっとした街や、大きめのインターなどにあるし、意外に田舎にもある。マックもちょっとソースが濃い感じだけど。今のポンドのレートを単純に計算すると、物価は付加価値税が高いので、日本より高い感じ。もちろん所得を知らないのでなんとも言えないけどね。パブのビールは1パイント(568ml)が2〜2.4ポンド程度(約400円前後)なので、日本より安いけど。ついでに書くと、パブで飲むギネスビールはものすごいクリーミーというか、最後はクリーム状の泡がドロンって感じでウマイ。

スターバックスコーヒーも街に行けばあるけど、紅茶もあるそうです(笑)。ならばなんで日本のスタバに「梅こぶ茶」がないのか、、、せめて番茶でもいいけど。


おまけ。英国おもしろ&お役立ちリンク。


↓「Cheeky's Garden★英国党宣言」面白いし役に立つ。
http://britannia.cool.ne.jp/

↓「豆の木便り」雑学勉強に良いと思います
http://www.tongarashi.com/beanstalk.html

↓「英国サバイバル・ガイド」ここが一番おすすめ(笑)
 (ですが今移動中らしいので掲示板にリンクしときます)
http://bbs.fresheye.com/free/3196/massakakudu/

↓stay on a firm(英語だけどB&Bなどが写真付きで載っている)
http://www.farmstayuk.co.uk/


長時間のおつきあいお疲れさまでした。


81時間で2000km走る、イギリスドライブ「頭文字K」
その1 : その2 : その3 : ドライブ後記+資料編

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