JOGの話

マイ・バイク ジョグ
お約束のように、原付から入っていったバイク生活。
17歳の春、みんなに遅れて原付の免許を取ってからは、狂ったように乗り回していました。(*1)
ちなみに当時の愛車はYAMAHAのJOG(ジョグ)というスクーター。
前カゴ付き、荷台付きの典型的な通勤仕様(笑)から不要なものをとっぱらい、
ステッカーをはがし・・・etc
何の知識もないところから雑誌を読みあさり、壊れることを恐れながら、毎週のように
原付をバラしていました。

(*1)実は管理人は原付の試験に一度落ちてます。
引っ掛け問題のあまりのイヤラシサにまんまと引っかかりました(涙)

キャブ セッティング
最初に手を加えたものは”キャブ”。
これは、ガソリンと空気の混合機をエンジンの燃焼室に送込むための装置で、
調整次第で、エンジンの調子ががらっと変わるもの。(*2)
天候でもセッティングが変わるため、最初のノウハウのないころは
非常に苦労したが、うまくセッティングが出た時の嬉しさといったら無かった。
まともな知識もないのに、雑誌の他車種の写真を見ながら、見よう見まねでばらしていくと、
見た事もないパーツがたくさん出てきて、
元に戻せるのか??
という不安を抱きながら掃除して元どうりに組み直した。

(*2)余談として・・・昔の車にも”キャブ”は付いていました
わかりやすい車でいうと、『INITIAL D』のハチロクや『湾岸ミッドナイト』の30Zなど

プーリー
次にさわったのは”プーリー
スクーターの変速方式は、”無段変速”といわれ、
”プーリー”といわれるものでスピードの調整をしていた。
アフターメーカーの”プーリーキット”がほしくて、バイトに明け暮れ
やっと買った部品を組み付けて、何キロ出てるのかもわからなかったが、
(すでに純正のメーターは振り切っていた(笑))
今まで以上にスピードが出るようになったので、とてもうれしかった。

流用チューン
その次に手を加えたのが、各パーツの流用チューン
”ありきたりのパーツでは面白くない”&”買うお金が無い”(*3)
ということで、他車種&現行車種の純正パーツの流用をすることにした
当時の現行機種はスーパージョグZ、スーパージョグZRと言われるモデルで
自分の乗っていた、通称メットインジョグは3代前のモデルだった。
現行の、7ps、7.2psに対して、6.8psは結構つらかった。
そこで、現行機種や上位機種のパーツを用いてチューンできないか??
と言う発想にいたったわけである。
ちなみに、ジョグの上位機種には90ccのジョグ
アクシスと言われるものがありました。
幸いなことに、雑誌でも当時は流用チューンが流行っていたため、
情報は比較的入手しやすかった。
現行機種のプーリーのほうがワイド化されていたり、ベルトが長かったり、
クラッチもサイズが大きかった。
キャブについても、現行等のほうが大きく、流用することで、
通称ビッキャブ使用(ビッグキャブ使用)にできた。(*4)

(*3)当然、買うお金が無いのがメイン(笑)

(*4)キャブが大きいと混合気がエンジンに入りやすく、
エンジンの爆発力が上がるから早くなる。

パーツ加工
いろいろ試行錯誤して流量チューンも施したが、どうも煮詰まってしまい
とうとう、純正パーツ加工にたどり着いた。
雑誌の情報や、今までの情報を元にスピードの出る原理から考え、
プーリーの加工をはじめた。
プーリーをより広がるようにして、ベルトを外へと押し出してやれば、
ギアはより大きくなって、スピードが出るのです。
と言うことで、プーリーの中のローラーの動く部分を
ノーマル以上に広げてやることにしました。
最初のうちは加工がうまくいかず、スピードの出方にムラがあったり、
思うようにスピードが出なかったりと、いくつものプーリーを壊しました。
加工の手段・工具についても、サンダーでもあればいいのですが、
貧乏学生がそんなものを持っているわけも無く、
すべて金属加工用の板やすりで手作業で磨き上げました。
いくつかの試行錯誤の末、ついに出来上がったパーツは・・・
アフターメーカーのパーツなんて目じゃないね!!
っていうぐらいすばらしい出来で、周りの連中にも絶賛されていました。

エンジン
その後も流用や加工で少しずつ触って言ったのですが、
走行距離が増えるにつれて、エンジンの元気が無くなってきたように感じ
ついには、エンジンにも手を入れました。
これもまたいつものように、壊れるかもしれないのにスペアのエンジンも用意せずに、
いきなりバラして、雑誌片手に悪戦苦闘した。
ヘッドカバー”を外して、”シリンダー”も取っ払い
ピストン”を外して、コンパウンドで各部を磨きました。
雑誌で仕入れた情報によると、
インマニ、エキマニは内部がつるつるのほうがいいが,
メーカー純正はざらざなので磨けばいい

と言うことがかかれていました。(砂取りというらしい)
エキマニの部分を紙やすりやコンパウンドを使って、砂取りを施し、
元どうりに組み付けて、”ガスケット”を圧縮タイプに変更して・・・
エンジンは、見事に元気になり今までのような上り坂のストレスもなくなりました。
ちなみに、上の数行でもわかるように自分の性格はかなりいいかげんで、
”ばらしたパーツは逆の順序で組み付ければOK”
という程度にしか考えていませんでした(笑)
まあ、結果的にうまくいったからいいじゃないですか。

その後
それ以降はおとなしいもので、メンテナンスメインで触るかたわら、
連れの原付も触っていました。
ちなみに当時の愛車は今も健在で、自宅から駅までの通勤快速使用として、
毎日がんばってくれています。