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今日も早起きしてタクシーを呼ぶ。家の近くの総合病院にするか、次に近い某付属病院にするか、家からは遠いが会社に近い良い先生がいるという大きな総合病院にするか、まだ決め兼ねている。病院に選択肢があるというのも困ったものだ。救急車で運ばれるなら何も考えることはないのだが、選び先次第では、大きく結果が変わるかもしれないから。結局タクシーの運ちゃんとの協議の結果、聖隷浜松病院を選んだ。
ここもすごい人。整形外科だけでも何人も先生がいて、初診の先生と外来の先生が別れている。外来の先生の中には、話を聞いていた膝とスポーツの専門の先生もいる。
人の多さの割にはあまり待たされることもなく初診の先生へ。持ってきたレントゲンを見ながら軽く足を触って、「これは専門の先生に診てもらいましょう。」ということで、膝とスポーツの専門の先生に診てもらうため、改めてレントゲンを取りに行く。
大きな病院だけあって、自力でレントゲン担当の場所まで行って、まずは救急車で運ばれたときと同じようにいろんなポーズを取ってレントゲン撮影。さらに万力のようなものに足を挟まれて何枚か撮影。出来上がったフィルムを持って再び整形外科のさっきの隣の窓口に戻る。
しばし待って診察。ベッドで横になりちょっと足を触ってもらって、「こりゃだめだね。じん帯が切れている。すぐにでも入院してもらうけどいいですか。」とあっさり告知。あまりに急に言われたので、「入院ですか...」としか言えなかった。さらに詳しく調べるためと手術に必要な検査を受けるように言われる。「足は着いてもいいから。」と足首まで固定されていたものに変わって、膝だけ曲がらないような装具を付けられる。
検査に回るための紙には、OPの所に印を付けたあと消してあり、緊急OPの所に印がついてある。再びレントゲンに戻って、さらにさっきの万力のようなのもに足を挟んで、さっきよりもいろいろなレントゲンを撮られる。次に検尿、血液検査、血の凝固の検査、心電図と自分の足で進んで、再び整形外科に戻る。
「うーん、思ったよりひどいね。骨がずれているのがわかるだろう。」万力の様なもので足を挟まれたのは、ストレス撮影といって、力を掛けて骨がどれぐらい動くかを調べていたのだ。じん帯がしっかりしていれば、力を掛けても骨はずれないわけ。膝には4本のじん帯があるのだが、そのうち2本がだめだろうと思ったのに、3本もだめになっているらしいとのこと。内側のじん帯は縫えば直る、前十字と後十字は、どちらかだけならそのままにしておいても生活には問題無いのだが、両方だと片側を直さなければならないし、同時には直すことは出来ないとのこと。手術で内側と前十字のじん帯を直すと説明を受けた。前十字じん帯は、別の筋を持ってきて、これと人工のじん帯を使って、骨に穴を開け、ボルトで止めるという手術になるそうだ。全身麻酔で4時間の手術になるとのこと。「いいですね。」と聞かれて、「はい。」と答えるしかなかった。今まで手術はおろか縫うような怪我もしたことなかったし、ただの捻挫ぐらいに思っていたら、本当に大変なことになったものだ。
1週間以内に手術をしなければならないが、入院の準備も必要だろうということで、明後日の12日に入院、その日の午後か翌日に手術を行うことになった。
これで全てはっきりしたということで、病院の食堂で食事をし、会社へ。事故の報告をし、残っている仕事を出来る範囲で片づける。とはいえ、全てを終えられるわけでもなく、10時までかかって会社の人に送ってもらって帰宅。今晩もレトルトのカレーを食べる。
さすがに黙っているわけにもいかないだろうと、実家にも電話。予想通り、そんな知らせより良い知らせを持ってこいと言われてしまった。
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