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いつも通りに起床。「昨日は疲れてたか」と同室の人に言われた。どうもいびきをかいていたらしい。お恥ずかしい。
雨のせいか、いつもより空いている外来を通って、リハビリから帰ってくると、看護婦さんに「今日は7病棟から呼ばれますよね」と言われた。「もう呼ばれました?」と聞くとまだとのこと、呼ばれるまではわからんよなぁ、と同室の人と一緒に笑っていた。
昼前に保険屋の物損担当から連絡が入る。実は先週の木曜から2度もこちらから連絡していたのに、担当が捉まらなかったのだ。「バイク屋さんからお見積もりをお聞きしましたが、直せないようですね。」などと言ってきたので、電話じゃ良くわからんから、まずは説明に来て下さいとお願いした。今日は来れないという。いよいよ来週から勝負である。
昼食後の検温で、まだ第7病棟からお声がかからないということなので、シャワーを浴び、ぼーっとしたいのに、隣の人の話に付き合わされていると、ギプスを切りに来て下さいとお声がかかった。
早速、足に当てる装具(7万円のほうでなく、手術前にしていたのと同じようなもの)を持って車椅子で出発。車椅子用のエレベータを待っていると、声を掛けてくれた看護婦さんがやって来て、そのエレベータでは行けないので、こちらで行きなさいという。4基あるうち、第7病棟に行けるのは、M2に止まる1基だけなのだ。
引越しのときに通ってきた道を進む。上って来た坂を下る。なぜか懐かしい。:-) これまた懐かしい第7病棟に到着し、ナースステーションに向かうと、名乗る前に「木崎さんが来たのでよろしく。」と声がする。顔を覚えているもんですかねぇ。それとも私しかいないからか。
足首のギプスを切ったのと同じギプス室に行く。前とは別のもっと若い看護婦さんだ。スキーで私と同じ目に遭ったK氏によると、足首のギプスを外すときは熱かったが、全体を外すときはベテランの看護婦さんがやってきて、全く熱くなく見事に外してもらったと言っていたので、ちょっと不安がよぎる。
「第2病棟で不自由していることはありませんか?」と聞かれたので、
「特にないですけど、先生も来ないので忘れられているかと思いましたよ」と答えた。すると
「リハビリ室でのぞくだけのこともありますからね。」と笑っていた。リハビリ室でも整形外科の先生を見たことないぞ。
ギプスにマジックで線を引き、この前と同じ道具で作業を始めたが、線の所にスプレーをかけるのと、ギプスが浮くように支えてくれる所が違う。スプレーは、急冷剤のようなものらしい。これなら安心。歯が包帯に当たる感覚があっても、熱くない。おかげで全く声を出すことなく(^^;、作業終了。
久しぶりにご対面した右足は、太股は自分の足とは思えないぐらい痩せ細っているが、しっかり元どおりに毛が生えつつある。すねは、まだきれいなもんだ。膝は包帯の中で、痛々しく血がにじんでいる。抜糸は別の機会にということで、忘れられなければ良いが...
外の包帯だけを交換し、持って来た装具を付ける。ベッドの上で起きているときのように、足を捻らないときは装具を外しても良いが、それ以外の時は、眠っているときも含めて、じん帯を傷めるので、装具は付けておいた方が良いとのこと。これでは手術直前と同じ状態だ。抜糸をしてから、7万円の装具に換えて、本格的なリハビリになるらしい。
「ギプス持ってかえります?大抵の人は退院するまでは持っていても捨てていくみたいですけど。切ってもいいですよ。」と言われ、みなさんがアートしてくれた部分のみにカットしてもらった。さすが慣れていらっしゃる。:-)
久しぶりに第7病棟に来たので、前にいた病室を覗いてみる。すっかり人は入れ替わっているようだ。それでも、前に正面にいた、手に怪我をしている人を見つけてご挨拶。私が行き先もわからないまま見送ってくれた人だ。ちゃんと第2病棟にいることを告げて来た。
また坂を上って、エレベータに乗り、第2病棟に帰って来ると、ナースステーションの所で婦長さんに声をかけられた。「ギプス取ってもらえましたね。病棟が変わるとかいう話を聞きました?」 知りませんよ、と答える。16病棟にも整形外科の患者が集まっていて、先ほど第2病棟から一人移っていったらしい。私の運命はいかに...
ベッドに戻って来ると、お見舞いとメモが置いてあった。隣の人によると「ちょうど出ていって5分ぐらいだったよ」とのこと。どうも雨の中わざわざ来ていただいたのにすみません。
車椅子から降りて、ちょっと歩いてみるが、ギプスの時とあまり変わらないものの、ちょっと恐い。ギプスだと四方を固く囲まれているので、前に、すなわち"すね"のあたりに力をかけると右足が安定したのだが、今は後ろ側だけ固く、前はマジックテープで止めてあるだけなので、いい加減な力の掛け方が出来ない。これからのリハビリはいかに。
もう一つギプスがなくなって不便なのは、ベッドの上で上体を起こしてLibrettoに向かうときは、ギプスの上に置くと、ちょうどLibrettoの熱を感じなくて良かったのだが、太股の上だと熱い。まぁ、これは大したことではないが...
と、これを書いている間は、隣の人の所に家族の人が来ていたのだが、その人たちが帰った後、私の所に何冊か本を持って来た。その人の名前が載っているのである。別に疑っていたわけじゃないけど、何冊も見せなくても。:-)
というわけで、どんどん私の暇な時間はなくなっていくのであった。
夕食前になって、担当の先生が登場。明日外来の診察だが、その時に余裕があれば抜糸。午後3時にはCPMという機械を使って、足を曲げる練習を始めるという。ギプスが外れた途端、忙しくなってきた。
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