メンテナンス日記 9(2008/1〜2009/12)       
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2008年(平成20年)5月で
19になります。エンジンは快調です。とりあえず?けむりは吐きません。オイル交換さえ怠らなければ問題は起きていません。そしてここ数年、めっきり修理事項がありません。もちろんそれはそれでありがたいのですが、以前のようないたちごっこが起こっていないのが気になります。
最近の走行距離の延び方にも関係があるのかも知れません。まぁ五感を働かせていく事にかわりはありません!







記述内容は記述当時の状態で書いています。その後状況が変わったり勘違いだったりする場合があります。それもまた私のカーライフです!

2008

2008年/平成20年 1/3      OD 105.099 km

今年5月で20年目に入ります。よく「随分長く乗っているんですね〜」と感心されるんですが、本人にとっては何も不思議は感じません。
ただそれ以上のクルマに出会えなかった、それだけの事なんです。しかし気に入ったものを維持していくということの「面白さ」はスパイダーのおかげで気が付きました。クルマに限らず身の回りにあるものすべてに共通する気持ちです。基本は「人の手で組み上げられたものは自分の手での修繕が利く可能性がある」ということ。たとえばソニーの携帯ラジオ。収納式イヤホン本体が壊れました。ソニーのサービスセンターに交換修理を持っていったら「年式が古くて部品がありません。修理できません」と。平成5年に買って、10年以上使わずに眠っていた物です。メーカーに断られたのが悔しかった。交換じゃなくて修理して欲しかった。あんたの会社の物だぞ!

悔しくて(イヤホン以外は健康そのもの!)そのままとある大型電器店へ。そこに並んでいた現行型の似たラジオを見て驚いた!同じデザインのイヤホンが使われているではないですか!店員を呼び、このイヤホン部品は買えますか?と聞くと「OK」注文しましたよ。こうなりゃ意地だ!600円くらいでしたね。安い。
弦巻式バネの入ったイヤホンユニットを旧い方に入れ替えました。形状は変わっていたけれど手間を掛けて直せました。見事に復活!僕は手先が器用というほどではありません。全ては「やる気」だけ。些細な事かもしれませんが、スパイダーとつき合っていて学んだことなのです。突然動かなくなった乾燥機も「やる気」になって隠しネジに悩まされながら切れたベルトを交換したりもしました。どれもイイ経験です。そして愛着が湧くのですよ。



2008年/平成20年 2/25      OD 106.255 km

ここ半年について、燃料計の指針がおかしい。1/2を過ぎると下がりが鈍くなり、突然エンプティランプが点灯し始める。で、給油すると点灯通りしっかり減っている(ここは正常だ) 想像するに燃料ゲージのフロートが適正に作動していないのではないかと。いい機会だから開けてみようかと考えています。

エアコンの触媒も足さないといけませんな。夏が来る前に一度電気屋さんに持ち込んでおこうと思っています。


2008年/平成20年 6/29      OD 106.629 km

ここのところ取り立ててメンテナンスに関してのニュースはありません。ということはスパイダーは健康的(断定ではないのですが)であるわけです。これには走行距離、出動回数と関連があるかと思います。
この半年に区切って言えば、ガソリン代の高沸もあり、気楽に「流す」にもモチベーションが上がりません。何か目的がないとやる気がでないのも事実なのですね。そんな時は日頃御無沙汰している点検に汗を流すのも有意義なスパイダーズデイになるんです。

燃料計の指針についてはガソリンタンク内のゲージを開けてみようと思いましたが、取り付けボルトが少々奥まっている事もあり、中断しています。エアコンも手付かず。

アイドル調整バルブの不調

かつてアイドリング数をコントロールするバイパスバルブ?がエアチャンバーとエアフローメーターの間にある事を指摘しましたが、そこを調節しても回転数が変化しないという事態が発生しました。アイドル数はアクセルリンケージのストッパー部のネジの調整でもできるのですが、調整幅が少ないのです。まぁどちらでもいけるんですがストッパー部のネジの調整はデフォルト設定なのだと解釈しています。

なぜバイパスバルブ(エアがスロットルリンケージをバイパスする)が回転数を調節できなくなったのか判らず、放っておいたのですが再度本体(パイプですね)を確認していたら、なんとゴムパイプに下側に大きな亀裂を発見!これだったんですね。外部から余計な空気を吸い込んでいれば調整なんて効く訳がない。原因は劣化です。こんなとこ替えた事ありませんもの。
アイドル不調は、エアフロー部のラバーダクトが劣化して亀裂が入り、エア吸い込みの時と全く同じです。パイプ一つで不調になるんですから繊細なシステムですね〜

という訳で、切れかかったパイプを切断し傷口を洗浄してボンドで接着をしました。洗浄したのは汚れが付着していては接着力が弱まると想像したからです。かくして一晩寝かせ、アーマオールを塗布した後に再装着しました。再びアイドル調整をしたところ、元に戻り、スペック通り950rpmあたりに戻ってくれました。それまでは1000をちょい越えたあたり(ちょっと高めの回転数)で固定され調整できなかったんです。

         
その後(7/6).....安心したのもつかの間、暑かったこの日東京を往復したあとにエンジンルームを確認したのですが、ボンドで接着したパイプはエンジンルーム内の高熱で溶けてしまって再び分断してしまっていました。「」は計算していなかった!仕切り直しです。というか交換でしょうね。


結局、交換部品は無いと言う事が判り切れた部分に自転車ハンドル用の「綿のバーテープ」を巻き付け、バンドで締め上げて様子を見る事にした。圧力が掛かる場所では無いので破たんはしないと想像しています。


2008年/平成20年 8/11      OD 106.750 km

9年振り(前回1999.5月71.196Km時)
オルタネーターベルト、エアコン・コンプレッサーベルトLLC交換エンジンオイル/フィルター交換を行いました。例によってM’sガレージです。

ベルトを交換する際にはラジエーターを外さなければなりません。クーリングファンを外す為です。よってLLCを交換することなどを兼ねるなら脱着工賃を節約出来る訳です。エアコンのラジエーターとサンドイッチされているラジエーターは普段見る事ができませんが今回汚れ具合を確認できました。いやぁ〜汚れてます!


同時にエアコンの機能復活を施しました。2年前に突然、冷風が出なくなった為に快適性を享受できなくなっていたのを復活させる事にしました。エアコンのトラブルといえば大金が吹っ飛ぶのが通例ですが、パイプの劣化による亀裂という単純な理由でした。よって交換と触媒(R34a)の充填によって再生しました。幸運だったのは冷気が出なくなった時点でコンプレッサーを作動させたかった事。焼き付く恐れがある(そうなりゃコンプレッサーも修理!)そうで、九死に一生を得ました。

上記内容にて、工賃/部品/消費税込みにて ¥67,253円でした。御参考まで。


2008年/平成20年 8/21      OD 107.641 km

四泊五日の東北旅行をしてきました。自宅に戻ってきた時点で 885kmOD 106.756〜107.641) を走り抜いて来ました。
最終目的地点は、岩手県九戸郡九戸村で日程のほとんどは雨に降られるという悪天候でした。東北道、一般道を巡り、肌寒い東北の風景を堪能してきました。

途中、問題が一つ発生しました。燃料ポンプ(リアアクスルの傍)に続くSの字パイプに亀裂が入り、燃料が吹き出すというトラブルです。最終日の事でした。原因は経年劣化そのものです。奇しくもパイプネタが続いてしまいました。
上りの東北道(宮城県あたり)でガソリンの臭いが感じられ始め、サービスエリアに入ると後ろにガソリンの帯ができているという状態。危険な状況でした。上河内S.A(栃木県)でスタンドに駆け込み、応急処置をお願いしたら「出来ません」(との返事。10キロ先の宇都宮I.C.で降りるとヤナセがあるのでそこで相談してはどうかとのアドバイス。この時点でガソリンはもう勢い良く流れ出ている状態。燃料ゲージはみるみる減っていくのが判ります。漏れの程度は徐々に悪化してきていますが「漏れ」はエンジンを切るとピタリと止まります。燃料タンク内ポンプからの燃圧が止まるからです。

宇都宮I.C.で降りた後、一般道の信号停止時にはエンジンを切るという荒技を使いました。燃料節約、そして立ち往生を避ける為です。指示通りにヤナセを見つけサービスにお願いすると「出来ません」()メルセデスしか対応出来ないとの事。近くに旧いクルマを扱っている工場があるからそこへ行ってみたらどうかと。ヤナセもだめか...(午後4時頃)でもこのままでは帰れないので祈る気持ちで紹介された「工場」へ行ってみました。

そこの看板には「ブガッティ」のロゴが工場の名は「ブレシア」中には戦前のMG数台、旧いジャガー、フェラーリが整備されているところでした。すぐに作業になり、1時間ほどでパイプ交換など調整を含めて完治となりました。緊急とはいえ、仕事を中断させてしまった上、丁寧に対応してもらい感謝しています。九死に一生を得た、とはこの事です。ここでは「鹿沼ステージ」「マロニエラン」等に出場するクルマ達を整備しているそうで、「修理」は専門分野なんですね。
平日だった事、仕事時間内だった事、工場が存在した宇都宮だった事などいいタイミングが重なり助かりました。

原因は経年劣化、20年交換してこなかったツケがここで出たわけです。キャブ車に比べてインジェクション車の燃圧は高く設定されているそうで(知りませんでした)チェックは欠かせない箇所だそうです。
間に合わせとはいえ、ステンメッシュパイプをあてがってもらい、ポンプの位置を調整してもらっています。フューエルラインはすべてチェックが必要だとの事。当然でしょう。外したパイプを見ると、取り付けバンドそばに半周ほど亀裂が入っており、放っておけば間もなく分断し、すぐ立ち往生していたでしょう(恐)
「フェラーリだったら燃えていたね」漏れた位置が後方で、エンジンと離れていた事により命拾いをしました。


2009

2009年/平成21年 1/7      OD 108.238 km

さぁ!!またまた一年が過ぎ、新たな年が明けました。今年5月で満20年を迎えます。スパイダーというクルマは、というよりクルマという工業製品はメンテナンスさえ施していけば使い続けられるという事を改めて実感しています。加えて環境が大事という事も明記しておかねばなりません。
去年の半ばにはパイプに起因するトラブルが連続に発生しました。以前にはフューズなど電気関係の接触不良に悩まされた事もありました。こうした傾向はスパイダーに限らず起こりうる事と思われます。気をつけていかねば!と思っています。



2009年/平成21年 3/17      OD 108.867 km

大きな故障、という訳ではありませんが、バックミラー(室内)がグラグラになり固定できなくなりました。車体取り付き部分ではなく、角度調整/フリーストップできる鏡面の内側です。
説明しにくいのですが、偏光ミラーの為の上下角度固定の部分です。長年の作動により固定している部分のプラスチックが千切れてしまいました。結果グラグラに。
ぐらつきを止める為に厚みのある両面テープで応急処置をしました。取りあえずぐらつかなくなりましたが、ちゃんと直さねば!また「プラリペア」の出動になりそうです。
プラリペア」はこれまでも我が愛車のプラスチック修理に何度も登場しています。
例えば、リアのナンバープレートを照らす3連のスモールライトの台座。ネジ部から割れて来て台座が崩壊寸前に。修理後は問題ありません。 またセンターのストップライトのアクセス窓?の「蓋」リアスポイラーの下側にある、アレです。パチンとはまる爪が欠けてしまいましたが、爪を修理/復活して完了。これも上手くいきました。
「プラリペア」の良いところは「強度」が復活またはそれ以上になるという点です。これは役に立ちます。昔はだけでしたが、今では透明もあるんですね。



2009年/平成21年 6/20      OD 109.254 km

懸案だった「電動ファン」の修理を行いました。
去年の秋頃からファンが作動して無いな〜と思いつつ、気温が低めに移行していた時期もあり深くは考えず放っておいたものです。しかし気温が上がって来たここ数日、そしてこれからを考えるともう放ってはおけません。
このファン、役目はエンジンルームが高温になった場合とエアコンが作動した場合に作動します。CPUや水温には関係してません。電気はバッテリーターミナルから直接もらっています。作動スイッチは気温センサーとエアコンスイッチの並列なんです。気温センサーについては水温センサーに切り替えたいと思っています。

電動ファン自体が、本当に壊れてしまったのか?新品に交換するにしても現状を確認しなければ先に進めません。というわけでまずファン自体を取り出し、可能な限り分解して確認をすることにしました。
前方からみて良く見える部品ですが、フロントバンパーを外さなければなりません。久々におおごとになりました。
フロントバンパーを、12個のナットを外しランプ類のコネクターを外して取り外します。結構重い。で、手を入れ易くなったフロントからファンの固定用ボルト/ナット類を外したのですが、外れない! 直前にある車体メンバーに阻まれて手前に引き出せないのです。
ファン自体はエアコンのコンデンサーに取り付いていて、その後ろにラジエーターがあります。コンデンサーを傾けて隙間を作るのですがメンバーに引っ掛かるのです。どうしたものかと考えた末、ラジエーターの固定を外し、後ろ方向にセットバックさせることで隙間が出来、やっとのことでファンを引き出すことが出来ました。まるで(というか今回も)パズルです。  組み付けはこの逆にすればいい訳です。



電動ファンは扇風機と同じシンプルな構造です。ただし、ファンの取り付けナットは緩み防止のためか「逆ネジ」になっていました!通常の方向では外れっこありません。
モーターも結構分解出来、ローターやブラシ、ベアリングまで確認出来ました、が、断線や固着など見当たりません。清掃し、ベアリングにオイルを差して元に戻します。
ここでバッテリー12Vを当てて動くかどうか確認です。
結果、気持ちよく作動しました!異音もありません。 さて原因はなんだったのか、はっきりとは判りませんでしたが一安心です。ブラシ部にゴミでも入って通電不良でも起こしたのでしょうか? 同等のファンを購入すれば¥16.000くらいはするので助かりました。

最後に再びバンパー類まで組立て直して完了。この時、防水キャップなどゴム類にアーマオールをかけておきました。脱着にはノウハウがあるとはいえ9時間の大仕事になりました。また一つ、経験値が増えました。




2009年/平成21年 9/5      OD 110.465 km

早朝に走行中、赤信号で止まったところ、隣に止まったスクーターのライダー氏に一言話し掛けられました。
「あの〜、ストップランプが右側切れてますよ〜」
と言うわけで、道路外に緊急停車!その場で電球交換となりました。 リアのカーペットをはぐってソケットを取り出し、電球を交換しました。12V21Wシングル球。フィラメントが切れていました。
ここを確認したのは何年ぶりか、案外電球って長持ちします。今回、スペア電球を持っていたのですぐ作業出来ました。ランプがつかなくなった場合、通常接触不良を疑います。が、純粋な「寿命」だったようです。

バックミラーのぐらつき
について、修理しました。「千切れてしまった」部分を、配線を束ねる「配線バンド」を用いて固定しました。結果ぐらつきが無くなり視界が良好に復活しました。まだミラーは新品が出ますが、直せるものならそれに越した事はありません。




メンテナンス10
へ続きます