
ホイールの塗装について
ホイールを塗装したときの作業について紹介します。
まずホイールを塗るための塗料についてですが、これは自動車補修用品を作っているメーカーから、
いくつか売られているので好みのを見つけて使えば良いと思います。
私が使用した物は下の写真にありますが・・・・はぅ!、ちょうどメーカー名が見えない!
これはSOFT99のホイール用カラーペイントです。

で、早速、塗装の手順なんですが、SOFT99のホイールカラーペイントに付いていた説明書では、
ホイールは車に装着したままの塗装手順について書いてありましたが、さすがにこの方法は非現実的だと思ったので却下。
下地処理としてきれいにするだけでも疲れるし、マスキングはやりづらいし、凹凸のあるデザインのホイールは吹き付け方向も一定でないし、
周りに塗料が飛んでしまう恐れがあるし、だいいち何度も重ね塗りするのに1日で終わらないと車走らせられないし。
と、理由はいっぱいあるんですが、なにより取り外して塗装した方が作業しやすいと思ったからです。
私の場合、塗装しようとするホイールは社外品で、ノーマルホイールは保管してあったので履き替えておいて
ゆっくり塗装を行う計画でスタートしました。
塗装するホイールを外すと、まず強烈なブレーキダストと鉄粉との格闘となりました。
ホイールの内側は装着時見えなくなるので塗装は行わない。傷なども気にならないのでタワシでゴシゴシ擦って
適当に汚れを落としました。しかし表はタワシで洗うには気が引けたので、スポンジと洗剤で出来るだけ油汚れを
落とします。台所用洗剤などは油汚れ(同じ成分じゃないかも)に強いので使えるかも。
しかし油汚れ以上に、鉄粉とも思えるザラザラした物があり、このため表面をつるつるに仕上げるには、
かなり根気がいる作業になりそうでした。そこで、つるつるまで行かないまでもある程度取れればいいや。
と、いきなり投げやりモード突入。(^^; 荒目のコンパウンドでゴシゴシ磨き始めました。
すると、疲れることは疲れるんですが、そこそこザラツキが取れるので、この方法でなるべく綺麗にすることに決定。
タイヤを部屋に持ち込んで、テレビ見ながらコンパウンドと雑巾持ってひたすらゴシゴシしてました。
だいたい1本1時間位かけてたと思います。テレビ見てたから手が止まることもしばしば。
コンパウンドである程度綺麗にしたら、SOFT99のシリコンオフを使って油分を拭き取ります。
自分の手の油もいっぱい付いてますからね。
このシリコンオフは灯油に近い成分(だったかな?)だそうです。ホイールカラーペイントの説明書では灯油で
油分を拭き取るように書いてありましたので同じような物でしょう。
1本磨いたら、マスキングに使う物を作成開始。
マスキングは普通、タイヤ、エアバルブ、だけで良いと思いますが、私のホイールはセンター部がふたになっていて
ナット部が隠れる構造になっているため、この部分は塗装不要なのでここもマスキングします。
更に、塗っても見えないホイール内側もマスキングを行う事にしました。
タイヤのマスキングには画用紙を使います。この方法はカー用品店の補修用品売場にSOFT99の塗装の仕方みたいな
小冊子があり、その中で紹介されていた方法です。
まずでっかい画用紙を買ってきて下図のようにドーナツ状に切ります。グレーの部分を使います。
外側の直径はタイヤとほぼ同サイズ、内側はそれより10cm程内側にします。大きいので正確な円は難しいですが、
私は半径程の長さの余っていた電気配線の両側に、これまた余っていた真ん中に穴の空いている平型の端子を圧着して、
これを半径として円を描きました。身の回りにでかい円を描けるような物があれば何でもいいと思いますが。
で、画用紙の真ん中辺りに裏から画鋲をさして、出てきた画鋲に平型端子の片方を刺し、さらに要らない消しゴムを
画鋲の針に被せます。これで消しゴムを押さえておけば中心点は固定できます。
そしてもう片方にボールペンの先を差して、配線を張りながらゆっくり線を引いていけば円が描けました。
あとはハサミでゆっくり綺麗に切り取るべし。でもでっかいから結構大変。
ドーナツの1カ所は切ってしまうので、内側を切るときは最初に切り込みを入れてしまって構いません。

で、出来たドーナツでカットした部分を重ねていくと高さの低い円すいの底辺の一部のように斜めな輪が出来るのでこれを
タイヤとホイールの間に少しずつ差し込んで行くと、下の写真のようにタイヤを隠すことが出来ます、
差し込む前にタイヤの空気を全て抜いておくと、多少差し込みやすくなると思います。
ちなみにこの写真は塗装途中の物です。塗装前に写真取るの忘れてました。

また上の写真でも見えるとおり、センター部はその大きさと同様のサイズに丸く画用紙を切り取り、置いておくだけで
マスキングが出来ます。この円は工作用のサークルカッターを持っていたので簡単に切れました。
これはコンパスのエンピツ部がカッターの刃になっているような物で、円を書くように簡単に切れます。(とは言っても切れ味が悪くハサミも併用したのは内緒(^^;)
次にエアバルブですが、これはホイールによっては多少付き方が違うかも知れませんが、マスキングテープを小さく切って
塗りたくない部分を隠すだけです。

ホイールの内側は画用紙を使って適当に隠してやります。
この写真ではバランスウエイトが写ってますが、これはマスキングしてしまうとウエイトだけシルバーになり
かえって目立つと思ったのでマスキングは行わずに白で塗ってしまいました。

ここまでマスキングを行ったら、あとは焦らず少しずつホイールカラーペイントを重ね塗りします。
下に置いてスプレーを吹き付けるときは下に新聞紙などを敷いておかないと、あとで下に色が付いてしまいます。
私は家のベランダで作業をしていたのですが、つい忘れてしまい2カ所ほど白い円が描かれてしまいました。(^^;
それから、このホイールはセンターのふたも塗らなければならないので、個別にマスキングを行い塗装を行いました。
ホイールの塗装とは関係無いけど、下の写真の新聞紙の青い色はタミヤ模型から出ているインプレッサWRカーの
ラジコンのボディを塗ったときの物です。

缶スプレーの使用上の注意点ですが、満タンの時と量が少なくなってきたときが、一番失敗しやすいと思いますので気を付けてください。
具体的には、満タンの時は圧力が高い為か密度が濃く吹き出すので、特に遠めから吹いた方がいいでしょう。
かなり塗料の無駄になりますがホイールの外から吹き初めて、素早く通過させるようにすると比較的安全です。
逆に少なくなってきたときは、空気が混じってブシュブシュって感じで粒子が粗くなって出てくるようになってしまうので、
こうなりかけたら、まず缶を斜めにしないこと、こまめに缶を振ってやること、これで少しは安定した粒子が吹けると思います。
缶を垂直にしていても、粒子が荒くなるようなら、失敗しないためにもその缶スプレーの使用は中止しましょう。
そして、新しい物を使い始めるのが得策です。
重ね塗りは4、5回行いました。
最初の1、2回目は、むらになっても全然構わないので少しずつ吹き付け、回数を重ねる度に均等になるように塗って行きます。
重ね塗りする時の間隔、乾かす時間ですが、乾き方にもよるんでしょうが30分位あければ良いと思います。乾かしている間は
別なホイールの磨き作業でもしていましょう。
仕上げる頃に、先ほど書いたようにスプレーの粒子が荒くなって来たら、塗料のツブツブが付いてしまいますので、思い切って
新しいスプレーに換えた方が安心です。
何度か重ね塗りをしても、缶スプレーで塗装をした場合なかなか艶なんて出せません。
そこで1日以上乾かしてから、補修の仕上げ用コンパウンドで磨いてあげます。ただし、磨きすぎには注意しましょう。
仕上げ用とはいえ所詮はコンパウンド、あまり熱心に磨いているとホイールの地色が見えて来ちゃいます。(わし、やってもーた)
特に雑巾持って手で磨き作業をすると圧力が指先に集中してしまい、、意外と多く研磨されてしまうこともあります。
まぁ、プロのお仕事とは出来映えが違って当たり前なので、2m離れて綺麗に見えればそれでOK。上出来です。(と私は思う)
と、こんな感じで塗装を行いましたが、4本とも綺麗に出来はしませんでした。
ある1本なんかは、夜、会社から帰ってきて暗いベランダに出て、部屋から漏れる明かりの下で塗装しちゃったら、
翌朝見たらトロ〜って見事に垂れてました。
こうなってしまったら、サンドペーパー持って垂れた部分(=もりあがっている)を一生懸命削り取ってから、再度塗装を
行わないと垂れは隠せません。
このように無駄な作業をしないためにも、素人は焦らずゆっくりが良いみたい。(^^;
あと基本ですが、風のあるときはやめましょう。砂やらゴミが塗装面に付着してしまいます。このようなゴミが付いたときも
研磨してゴミを落とさないといけなくなるので注意しましょう。
私の家は幸いベランダが広かったので(車庫の上なんです)ゴミや砂の巻き上げも少なく、多少の風でも塗装してましたが
吹いた後は風の当たらない場所に移動させないと、やはりゴミが・・・・。特にわんちゃんを飼っていると毛が飛んできますよ〜。




以上です。